出向コージ苑

2005年02月15日(火) タイミング

帰った早々、迫り来る学会に出席するため、
ローマへの航空券を買わなくてはならないコージ苑である。

「私達とっても安いの見つけちゃったの」

と、文末にハートマーク付きの声でCSB先生が言った。
それでは私もと、教えてもらった旅行会社に出向くと、

「それはバレンタイン割引の航空券なので昨日でおしまい」

な、な、な、なにおぅ!?

「ということで、今日からはローマ行きはこんなもんで」

と示されたお値段は、
問題のチケットよりも日本円にして2万円ほどお高かった。
一瞬、学会キャンセルが頭をよぎる(だって発表しないし)。
しかし今回の発表内容は何とも魅力的だった。
「か、買います…」
顔に縦線つきで、コージ苑は財布から金を出した。

そして帰り道。
イージー○ェットに呪いの言葉を吐き続ける女がいた。
あそこで一日遅れたばっかりに…(涙)



2005年02月14日(月) 仕切りなおし

改めて今朝、飛行機に乗ったコージ苑。
今度は無事にスロに到着した。

これだけのことが私の感動を呼び起こす。



2005年02月13日(日) 最悪

明日から大学の授業なので、
早朝の飛行機でスロに帰る予定だったのが、

飛行機欠航になりやがんの。
(すみません下品な言葉遣いで)

この間からこっち、遅延とか欠航とか多すぎ。
占いで「飛行機運最悪」になっているに違いない。

「イージー○ェット最低最低」と文句たれていたコージ苑。
悔し紛れにデータを見ると、
昨年度の同社の欠航率は2%未満。

…ほっほ〜う…
つまりコージ苑はその2%に当たったと…

余計に悔しい。見るんじゃなかった。



2005年02月12日(土) ドリフ

DVD見放題二日目は「ドリフ」。
もう何も言うことはありません。

長さーん…



2005年02月11日(金) トリック

日本では「建国記念の日」である。
夫の職場がこれにあわせて休みになったので、
二人でDVD三昧の連休を過ごそうという話になった。

夫の同僚が送ってくれたのは、
「トリック」と「8時だよ全員集合セレクション」。

…ええと、大変ありがたいんですが、
どこをどうひねれば、このラインナップなのでしょう。

あ、そうか、
私達の趣味を的確に捉えているだけか。ははは(←乾いた笑い)
何ていうか、一度会っただけで看破されるコージ苑て、
底が浅いというか単に夫とツボが同じだけっていうか、
ええい、どっちにしても何か悔しい。

で、今日は「トリック」を完全制覇したわけだが、
そして激しく今更な感想なのだが、
アベちゃん(ユニコーンじゃないですよ)は、
あんなにいい男なのに、どうしてギャグが似合うんだろう。



2005年02月10日(木) お留守番中に読んだ本

夫、仕事なので暇なのです。

重松清『舞姫通信』 新潮文庫

うん、アンニュイだ!(笑)
ってすいません、笑い飛ばせるようなテーマではないんだけど、
これは高校〜大学前半のあたりで読むべきだった。

池澤夏樹『むくどり通信』 朝日文芸文庫

ああ、池澤氏はこんなことに興味を持っているのだわと、
ちょっとやばいファン心理を満足させてくれる一冊。
この人はとにかく色々なものにアンテナを向けており、
随所に「ここのこれがあの作品に」と気づく場面も。
こんな旺盛な(しかし穏やかな)好奇心を持てば、
特筆すべき事がない日常などない、のかもしれないが、
それを実行するのは何とも難しいのだ。
特に、一日寝てても平気な、コージ苑みたいな人間には。

宮部みゆき『R.P.G』 集英社文庫

『クロスファイア』の登場人物が、
とある殺人事件の解決に乗り出す。
正直、最後が読めてしまう展開だったけれど、
それを含めて作者の話の持って行き方のうまさには、
予定調和の安心感(時代劇を見ている様な)を覚えてしまう。



2005年02月09日(水) 飛行機の中で読んだ本

京極夏彦『巷説百物語』 角川文庫

京極は長いので、
読んでいる途中で設定を忘れてしまうと夫は言う。
ならばと買ってきたのがこの一冊。
CGに気を遣えば、ドラマ化してもよさそうな。

宮部みゆき『天狗風』 文春文庫

宮部の時代もの。
「霊験お初」シリーズの長編第二弾、になるだろうか。
キャラクターも定着してきて、
なかなか愛着がわきそうな感じ。

宮部みゆき『蒲生邸事件』 文春文庫

長くてもあっさり軽く読めてしまうという点で、
宮部作品は旅行にぴったり。



2005年02月08日(火) 垂直落下

夫いわく、

「昨晩のコージ苑は、枕に頭をつけて5秒で眠りに落ちてた」

文句あるか。
疲れてたんだよ、最近無理きかないんだよ。


そろそろそういう年なんだよ(泣)



2005年02月07日(月) 復路だか往路だか

ヨーロッパへ「帰る」のか、
「行く」のか、どっちだろうと思う今日この頃。

成田を出たのが朝8時。

ソウル

プラハ

L国

フライト長かったです。
でもまあ、今回は遅れなかったし…ははは…



2005年02月06日(日) 母娘旅行 3

午前中、学生に頼まれたゲーム機を探しに、
秋葉原へ行ってみた。
実はこちらも初体験なので、結構興奮。

朝食をとろうと思い、
電気街入り口あたりの喫茶店に入ると、
すでに開店待ちらしき客でいっぱい。
私達の後ろの席では、
明らかにパソコン好きって感じの青年二人が、
明らかに本名ではなさそうな名前で呼び合っている。
後で夫に聞いたところ、
それはHNなのであろうということだった。

さ、さっすが秋葉原!←ものすごい偏見

思わず一人ひとりを観察してしまうコージ苑だが、
母と娘という組み合わせは、
ここではかなり異質だということに気づいた。
無理になじまなくてもいいんだけど、
ちょっと肩身狭い気もしたりして。

残念ながら、お目当てのゲーム機はどこも売り切れ。
しょうがない事とはいえ、
楽しみにしていた学生がかわいそうである。
P○P、評価が分かれている(らしい)ので、
個人的には、少なくとも買って行った挙句に初期不良、
なんて事にならなくて返ってよかった、と思ったのだけれど。

※※※※※

母は午後の飛行機で九州に帰るので、
早めに羽田に行き、適当にぶらついて過ごす。
機内持ち込み用のボストンバッグを選んだり、
コーヒーを飲みながら飛行機を眺めたり。
久しぶりの母娘旅行、本当に楽しかった。

母を見送った後、コージ苑は成田空港へ。
ホテルにチェックインした後は、
翌日の下見もかねて(←小心者)、
成田のターミナルへ行き、
必要もないのにネイルサロンなどに入ってみる。
夕食は、当然のごとく食べおさめの寿司とビール。
まるでおっさんである。いいんだ別に。

明日に備えて早めに寝ようと思っていたのに、
ホテルの有料テレビに落とし穴が。
どうせAVだろうとタカをくくっていたのが間違いだった。

「ドリフの大爆笑セレクション」

見ておくべきでしょう。
(5年分ぐらいぶっ続けで見ました。志村後ろ!)



2005年02月05日(土) 母娘旅行 2

今日は合羽橋探検。
初体験の二人、かなりはしゃいでしまった。

コーヒーのフィルターとか、
アジア雑貨屋で小箱とか、
たいしたものは買わなかったけれど、
ウィンドウショッピングの何と楽しいこと。
それがチープなものならなおさら楽しい、

と思うあたり、
九州もやっぱり西側に属するのだろうか。

午後は新宿に移動して、
ハンズを攻める。
トトロの「先生ハンコ」を入手。
(「よくできました」とか「見ました」っていうあれ)
キャラクターものはかわいいし、
学生にも人気だけど少々お高いのが難点なり。
母もつられて、「名前ハンコ」を買っていた。

タイムズスクエア内の紀伊国屋で、
夫に頼まれていた雑誌を探す。
日ごろ馴染のない誌名だけに、
どのコーナーにあるのかさえ分からず、
20分近くうろついてしまう。
(店員に聞けば良かったのだと後で気づいた。まぬけ)
おのれ夫。

買い物が終わった時点で、
二人ともかなり疲れていたので、
夕食は寿司屋の持ち帰り握りセットで済ませる。
追加で、コンビニでなぜか納豆を買い、
ビールと共にねばねば食べた。



2005年02月04日(金) 母娘旅行 1

母と二人、東京へ行く。

と言っても、今日は母校の筑波メインなので、
羽田に到着してすぐに高速バスで茨城県へ。
三郷インターあたりの混みっぷりは相変わらずだが、
そこを過ぎた後の、常磐道のすきっぷりも相変わらずだ。

バスセンターに到着すると、
建設途中の駅ビルがまず目に入る。
コージ苑が入学した頃からずーっとずーーーっと、

「後3年」

といわれ続けて早10年、
やっとのことで今秋開通するという常磐新線。
どうでもいいことながら、

筑波→秋葉原

というペアに、
どことなく含みを感じるのはコージ苑だけだろうか。

母親は大学を少し見ただけでセンターへ戻り、
コージ苑は恩師の研究室へと向かった。
この教授、「トリビア」にも数回出演している由、
一体フジはどんな伝手をたどったのだろうか。
出演した時には、同期からメール入りまくりで、
あの時ほど外国にいるのが悔しかった事はない、
というのは冗談にしても、一度は見てしがな、である。

大学院に残留している同期と共に昼食をとり、
ちょっとだけ留学生センターに寄り挨拶をし、
大学書籍部で本を買い(割引になる)、
つかの間の学生気分を味わった後、
母親を迎えに行くべく、センターへ戻った。

そこからはまたもバスに乗り、
今度こそ東京へ。
車内では二人とも疲れて熟睡してしまい、
気づいたらそこはもう東京駅。

新しい駅ビル(名前を知らない。相当やばいぞコージ苑)を横目に、
適当な和食屋を探して行き慣れた駅舎の方へ。
金曜日の夜ということもあって、
レストラン街はサラリーマンでいっぱい。
やっとのことで、蕎麦屋に席を見つけ、
鴨そばの定食など頼んだのだが、
この母娘連れは明らかに周囲から浮いている。
いいの!「一杯のかけそば」なの!
(きっちり定食食べて酒まで飲んだけど)

今回の宿泊は、時代劇ファンの母のために、
品川だの新宿だののオサレな町は避け、
神田の駅近くにあるビジネスホテルを選んだ。
何せツインで一部屋一泊5000円である。
安い、と思ったら、
シングルに無理やりベッド二つ入れた部屋だった。
どれぐらい狭いかって、

部屋のどこを歩くにもカニ歩き

ってぐらい狭い。
しかも、設備が古いからか、
静電気が走りまくりで、
コージ苑はすっかり金属恐怖症に陥ってしまった。

こういうのも、後になれば笑い話。
しかしその場では、
いいところ苦笑止まりなんである。



2005年02月03日(木) 小包

午後、ダイ○ーに行って日本食材を買い、
先日購入した書籍等と合わせて、
郵便局からスロへ発送した。

そして窓口で見つけたチラシ。

「御開運 マツケンサンバ切手シート」

将軍様、暴れ放題だよ…



荷物に入れたさ。チラシ。



2005年02月02日(水) 日本に戻ったら引き取るから

実家には屋根裏部屋がある。
居住空間としては使えないので、
物置として利用している。

何が放置されているかというと、
当然実家にいないコージ苑のモノである。
一人暮らし時代の食器やら雑貨もあるが、
もっとも幅をきかせているのは書籍。

んでもってマンガ。
(学術書は別に保管してある)

今日は朝っぱらから屋根裏に上がり、
めぼしい束を選んで階下に戻り、
母親の目の前で一日中マンガを読みふけっていた30歳娘(既婚)。

しかもチョイスが『パトレイバー』だったりする30歳娘(既婚)。



2005年02月01日(火) このままずっと

実家で2月を迎えてしまった。

一度腰を落ち着けてしまうと、
このまま3月も4月もここで迎えたいと思ったりして。

お母さんのご飯、おいしいです。はい。


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