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■ 演奏会演奏記
第298回 市響 ファミリー交響楽コンサート
リスト:交響詩「前奏曲」 グリーク:ピアノ協奏曲イ短調 ブラームス:交響曲第4番ホ短調
指揮:松岡 究 ピアノ:鈴木 珠美
やはりブラームスは難しかった。 ゲネプロから最初の出だしの振り方が急に変わって出にくくなった。 おそらく集中力を高めるためにやったかもしれないが、 周りの人には不評であった。
私自身の演奏はまあ合格点はつけられましょう。 少なくとも不満が残る演奏ではありませんでした。 どの曲でも冷静さと燃焼度が程よくブレンドされ、 がっしりとした響きと幅広い音量を出せたのではないかな〜と思います。 多少失敗した点もありますが、(第1楽章コーダとか第2楽章の中間部など)おおむね満足できました。
ただそれでも不満なところはあるもので、PPの中での音の小ささ(第1楽章の展開部)休符の後のFFの演奏など細かい演奏上の不満がありました。 前者はもう少し音を際立たせないと客席まで届かなかったのではないか? 後者は無音でのタメがないのにいきなりFFでの音が出るのは、 音楽の流れ上息苦しさを感じるのではないか?という疑問です。 これは受け売りなのだが、大きく鋭い音を弾くためにはいきなりガッと出るのではなくその前の反動もなければおかしいというものです。 言ってみれば振り子やバッテイングと同じ考えです。
個人的にはオケ全体でもう少し密度の濃く集中力のある演奏になればよかったかなと思いました。 今回のブラームスはオーケストラでのアンサンブルの難しさをこれ見よがしに見せ付けてくれました。 思い入れが強い曲のため今回の練習では色々考えることが多かったです。
次回は2月にヘンデルの『メサイア』 5月にマーラーの交響曲第5番 ヘンデルは非常に楽しみですがマーラーはちょっといやなため息が出ます。 嗚呼最近無性に古典派や初期ロマン派の曲がやりたい。
2002年12月15日(日)
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