■『はい、例の件。』■
2006年02月09日(木)
俺は加護亜依という存在を芸能として見てるんで、多少の破格は気にならない。 というか、芸事ってインモラルであること、ちんけな市民の論理と対立することが 本質だと思ってるから、こうしたスキャンダルは実はウエルカムだったりしないでもない。
俺と彼女の関係は、場代、円盤代を払って芸を味わせていただくだけの 関係でしかない。だから極論すれば、芸さえ優れていれば、俺は彼女が モノを盗んでいようが人を殺していようがいっこうにかまわん! なのです。
ただし、彼女は一般的には“アイドル”なわけで、清純さを旨とする擬似恋愛の 対象という“アイドル特有の芸”をどうやらメインの商品として売っているのも事実。 そして今回の件でそうした看板に大きな傷をつけてしまったのもおそらく 間違いのないところのようだ。 その点では、もっぱらアイドル的な楽しみ方をしていた向きにはショックだろうし、 そうした愛情が攻撃性に転じて叩きに走ったり、失望に変わったりして人気に陰り が指す可能性があるかもしれないやね。 彼女に入るおぜぜの大部分はそうした「あいぼんかわいい」な楽しみ方をしてる人 から出てるんだろうしさ。
けどさ、人前に出る存在なんだから“規範”となれ、ってな類の物言いだけは 勘弁して欲しい。あんた何にも見てないよ、と思うのです。 せっかくハロプロ見てるのにさ。破格、異常、キチガイだからこそ 人前で輝けるんですよ。70点の存在に熱入れるか、金払うか、あんた? な〜んてアグレッシブになっちゃいます。
ま、ここらは俺もいろいろ経験したんで(苦笑)、あんまキツいこととか、 お茶らけたことは言いましぇん。今回の記事がホントだったらさ、 型どおり事務所に怒られ、ヲタに叩かれまくり、反省の期間を作り、 涙の復帰会見といった何度も繰り返された禊の儀式をやり直した後に出直せばいいんじゃないの。
ただし、本人の中で欺瞞だった(から背徳の快楽だったのかな?)部分が、 白日の下に晒されちゃったわけで、会社なり、ファンなりからの激しい批判が 本人にかなり鋭い形で突き付けられるだろう。 さすがにそれは二十歳前の女の子には厳しいかも。 加護に才能を見出している俺としてはそれによって 本人が潰れないことを願いたいところです。
加護、負けんなよ! 音楽の勉強、ちゃんと続けろよ!(これから暇になるかもしれないしw) もっと上手くなったドラム聴かせてくれよ!
またステージで笑顔見せてくれよな!!
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