■『before and after なっち』■
2004年01月26日(月)
□ なっち以降。 気軽に楽しんでいこうと思います。
□ 日。 午前9時起床。溜まったモー関係動画消化。石黒彩登場の「ジャスト」(1.14)と 「チューボーですよ!」(1.24)が何気に最も興味深かったり。一番楽しみにして いた「よろしく!センパイ」に辿り付けず「ハロモニ。」放映開始。なっち卒業特番 でもやるのかと思ったら、いつもの緩〜〜いゲーム。目くじら立てる気にもなれず。 興奮、熱狂、非日常で綴られるモーニングではなく、弛緩、平静、日常で綴られる モーニング。きちんと随伴していれば、その先にも何かある、ハズ。 シャワー浴びて横アリへ出発。悲壮感なし。
□ ライブ終了後、宇多丸、ワル、サミュL各氏たちとともに渋谷で飲み。色々話す。 なっちラストを見ることの出来なかった掟さんに謝るような、嫌味のような電話を 入れる。不自然に嫌味な部分は全てワルさんの台本ですんで、許してつかぁさい。 他には、覚えている限りで、保田刑、アンジョンファン、ヤッスー、オギー、フジヰ、 くろT、イワキリ、グルーナ、ありまの各氏。大阪のヒロシなんかとも合流した かったんだけど、携帯見るの忘れてた。残念。
□ モーニング娘。「愛あらば〜」は予想通りなっち卒業ライブを経て“あり”に。卒業 ライブやお披露目ライブなど、集合的記憶装置ともいうべき儀礼的イベントを経て、 曲の持つ意味合いが変化するところがモーニングのモーニングたるべき点、なんて 思いました。しっかしこの曲、何度聴いてもブラスの音が安く感じる。生なんだよね、これ。 リズム隊が打ち込み丸出しだからそう感じるのかな? でも、ハードル低めの設定 で個人的「娘。名曲」殿堂入りにしときます。ブラスと鐘と受け渡しボーカルが特徴の ゴスペル風曲調、新興宗教的とも言いうる楽天主義な世界観、初見で真似できる 子供っぽい大味な振り付け……世間がイメージするところの「モーニング娘。」まんま。 「I WISH」、「でっかい宇宙〜」「がんばっちゃえ!」の焼き直しと言われても 止む無し、というか、それこそがコンセプト? もちろん世間のイメージだから ヲタにとっては新鮮味がなく物足りない達成度ではあるかもしれないけれど、 大味だからこそ届く飛距離ってのもあると思います。昨日の横浜アリーナのような 大会場では、あのサウンドもダンスも効果的だったように感じました。 ちなみにQUEENぽいc/wも歌詞が荒廃してて珍味の面白さ。好きです。
松浦の「奇跡の香りダンス。」は個人的には可もなく不可もなく。周囲の評判は エラくいい。掟、ごっしーは絶賛モード。ヲタの意見聞いても、初聴でいい感触って 意見多し。個人的には、布袋要素のバンドサウンドの音像とピッチカート要素の 効果音的ウワモノとの分離がいまひとつ。いずれももちっとキレのある音になら なかったかね。明確な音像として再生できないわ。去年の「ね〜え?」はクリアー にポップに響いたけれど、今年の「奇跡の〜」は少々解像度不足でざらついたイメージ。 音の輪郭が粒だってないんですよね。こんなところで引っかかってるの、俺だけかな。 「布袋ロック+ピッチカートポップス」という90'S再利用コンセプトは非常によろしい と思うし、声が変わっちゃった松浦も(「X3」に続き)きちんと新しい声で対応 しているし、ハロプロコンサートで見たコスチューム、振り付けも決まってたし、 本来なら絶賛体制なんだけど、その気にならず。難しいね。
なっちソロ1stアルバムはきちんと通しては二回しか聴いてないけれど、あまり印象 に残らず。派手な曲も地味な曲もボーカルに艶・味を感じとることができなかったですね。 アクがないというのか。折角の門出なのにすいません。でも、正直な感想。 ジャケットワークはシンプルだけれど、最高じゃないすかね。
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