■『タレント』■
　　2002年03月31日(日)

松浦のファーストソロライブ（020330at赤坂Blitz）を見ました。

完全に取り違えていました。

ロボットやサイボーグの比喩をもって松浦を語ることは、実は松浦を見ていないこ
とのような気がしてなりません。

何故なら松浦亜弥は松浦亜弥だったのだから。

90年代的なアイドル「補完」の視線で見ると、完成度、ロボットのメタファーが出
てくる。しかし松浦亜弥はおそらく視線の関与を必要とする類の文化圏には住んで
いないような気がしてなりません。

00年代、このディケイドを代表するタレントになる――そんな予感さえします。

■『爆音終了。』■
　　2002年03月30日(土)

あー疲れた。そして、面白かったぁー！！

主催者的には今回も山あり谷ありの無添加濃縮ドラマでした。

しょーもないオープニングムービーでウケをとり、イットのスラッシュＤＪで会場
がいい感じにあったまったなぁーと思った瞬間、モニタ以外の会場の全てのスピー
カーが飛んじゃう大アクシデントが発生。
スタッフ総出で音響関係のチェックをするも原因不明。コードが抜けているわけで
もないし、電源も生きてる。会場側の設備担当の人間に聞いてもサッパリ要領を得
ない。その間ＤＪ用のモニタスピーカーだけで場を繋ぐけど、内心超あせりまくり。
原因がわからないので対策が立てられない。スタッフもみんな顔面蒼白でオロ
オロするばかり…
と、そこに颯爽と現れたのがメロンヲタでるぴ！

「ビバさん、これは多分サーキットなんとかの●●●が▲▲▲してるんじゃないで
しょうか？」とかなんとか俺が聞いたこともないカタカナ用語を口走る。
「そうなると■■■を◇◇◇しなければ…確認したいので機材を開けていいです
か？」と問い掛けてくる彼の表情にはビタ一文のハッタリもなし。
カプセル怪獣を送り出す諸星ダンよろしく「よし、行け！」とオーケーを出すや否
や、みかけののんびりしたルックス（そう言えばでるぴってちょいミクラス似、い
や失礼）からは全く想像できない八面六臂の活躍で、問題を一挙に解消！！
「結局問題は％％％が＃＃＃してたんですって、だから＊＊＊を▲▲▲すれば
大丈夫なんですよ」と宇宙後を話すでるぴに後光が差して見えました。

そんなわけで個人的には裏方スタッフMVPはでるぴに決定！でるぴ君、ほんと
助かったよ。どうもありがとうございました。今日から俺もでるぴ派だぁ〜（笑）。

もちろんその間もモニタで踊ってくれたお客さんには大感謝。ほんと嬉しかったで
す。

その後も色々あったけど、全体的にはつつがなく進行。

打ち上げも同じパセラで成功だったかな？お客さんの移動もスムースに行ったみた
いだし。ビデオで裏清里かけたらみんなまたコンサ会場化してんの（笑）。モーヲ
タパワーって底なしやね。
ご来場いただいたお客さんにもう一度。

どうもありがとぉーございましたぁーー！

P.S.
掟さんPLAYSのリンダリンダには笑い、スターリンのロマンチストには燃えた！
俺、ハードコア以前のハードパンク直撃世代なんですよ。スターリンの「トラッシ
ュ」と「STOP JAP」って今でも持ってる青春のバイブルだし。去年遠藤ミチロウさ
んと仕事して、今年も一緒に仕事をさせていただく予定という因果もあったりする
んで、つい本性が…（笑）。

あと宇多丸さんも来てくれましたよ。忙しい中サンクスです。楽しんでもらえたか
なー？しっかし藤本がかかったら「FUCK!」を連発してたのには笑った。負けるな、
ミキティー！

■『ヲタだ！We are ALIVE!』■
　　2002年03月29日(金)

ようやっと、映像関係の用意が終了。
30分しか寝れなかった、しかも風呂の中…。

ボケた頭で思い浮かぶ爆音お楽しみチェックポイント。

　●入場券の発券は開演一時間前の21：00からです。早めにチケットだけ買ってお
けばその後は安心。
　●娘。ライブにつきもののサイリウム（光る棒）は、舞伎町入り口のドンキホー
テで売ってます。ルミカライトと指定すれば売り場を案内してくれるよ。持ってな
いと寂しいんだよね、これ。
　●会場にクロークは設けていません。着衣、携帯品等は自己管理でお願いしま
す。ですので貴重品等は新宿駅のコインロッカーの利用をオススメします。また傘
も同じく自己管理となっています。まぁ間違えてもいいようなビニール傘で来てチ
ョーダイ。
　●踊りまくる人は着替えとタオルは忘れずにー。ドンキで娘。関係Ｔシャツでも
売ってればいいんだけど（未確認）。

今回も素敵なパーティーになるといいな。

がんばって、いきまーーっっっしょい！！

■『4th爆音聴き所暴れ所』■
　　2002年03月28日(木)

昨日は爆音の最終確認で会場の新宿パセラへ。
会場改修してました。大幅に音響関係の質が向上する模様。
いままでモニターないまま、DJやってたからね（汗）…

以下は爆音メルマガ用の原稿から転載。
俺なりの各ＤＪの聞きどころ解説です。
踊ったり、暴れたりする時の参考にしていただければ。

-------------------------------------------------------------------
●4th爆音聴き所・暴れ所　by ビバ彦♂●

やっほーい！（CALL&RESPONSE！）今回も爆音いくよー！後ろもいくよー！（なっ
ち風）
爆音娘。の現場監督、ビバ彦♂です。開催を直前に控え、各ＤＪのセットリストも
そろってきたようですね。僭越ながらここで筆者が各ＤＪの聴き所、暴れ所を勝手
に解説させていただきましょう。

■
1 イット……スラッシュな切り替えと隠れたハロプロ名曲にスポットを当てるプレ
イスタイルで俄然注目の新鋭、ＤＪイット。今回も平家、メロン、ココナッツとい
った非娘。系ナンバーを大量投入する模様なので、ハロプロヲタは聞き逃すな！

2 Ｇ２……前回「女優300人斬り」MIXでフロアを大いに沸かせたＤＪＧ２。今回は
横ノリなセレクトで勝負するっぽいですね。でも「のんすとっぷのの」だけは譲ら
んと。バレバレだろうけど、正体はカリスマ辻ヲタ「辻狂い」でーす。

3 コイタ……いつもはグルーヴィーな娘。ダンスクラシックスでトリを飾っていた
ＤＪコイタ、今回は中盤の肝で登場です。余計なアレンジや繋ぎを排して、原曲の
持つ魅力を重視するスタイルだけに娘。ライブのノリで発狂できるぞ！

4 DJニイニイ……このお方だけは独自の路線を歩いていらっしゃいます。今回も凄
まじいアレンジ攻勢です。ある意味プログレです。しかもウケてしまいます。笑え
て、踊れます。邪悪なまでに可憐なＤＪニイニイのプレイに酩酊しろ！

5 ごっしー……モーヲタ番長ごっしー二回目の参戦です。もともとクラブで回して
いただけにＤＪとしての風格が違います。なっちヲタとして知られる彼氏だけど、
何と今回は「亜依ぼんに捧ぐ」コンセプト！まさかの転向?!なっちヲタは会場で小
一時間（以下略）

6 くぼうち……ある時はオープニング、ある時は代打、ある時は二回回しと、爆音
のユーティリティープレイヤーとして変幻自在に会場を沸かせてきたＤＪくぼう
ち。今回は自身の音楽性を反映したモーヲタ音楽ユニット「コスモタイガー」の一
員として登場。

7 掟……もはや説明不要、ミスター爆音掟兄貴です。ライブ、書籍、ＣＤと大活躍
中の掟兄貴のプレイは、同じく赤丸急上昇中のメロン記念日を大プッシュしたセレ
クションに。兄貴の「THIS IS 運命」でハジけなきゃ、爆音に来たとは言えない？

8 ナリ沢……前回の「3rd 爆音パラダイス」で最注目プレイを披露したＤＪナリ
沢。その斬新なスタイルに衝撃を受けた人も多かったよね（筆者含む）。今回もデ
ロデロバッキバキなトランスで会場にハッピー！（byチャーミー）な幻覚をもたら
してくれるハズ。

9 うたか……異形のモーヲタ集団、ヌッキモニのリーダーとして日々ﾓｰﾑｽに励みま
くるDJうたか。そんな彼氏も実は相当のPOPSマニアなんですね。豊富な音楽的経験
を生かしたプレイでフロアを沸かせ続けたモーヲタヘッドが初のトリを務める！

■
そんでもって今回はオープニングでちょっとくだらない事やります。空前絶後のし
ょーもなさなので、都合のつく方は開始時刻10：00にいらっしゃることをオススメ
します。って大したことではないんですが…（謎）

□
チケット発券は九時からパセラ一階のロビーにて始めます。入場をスムーズにする
ためですのでご協力ください。また、発券は一人で複数枚購入も可能ですので、お
友達に買っておいて貰うのも手かも知れません。

□
ヲタ交流の場、打ち上げ会場もサクサク決定です。
パセラの３Ｆ大ホール、5：20〜。飲み放題、食い物３品で3000円。
会場にはでっかいモニターがあるので、中澤卒業の裏春コンとか去年夏の裏清里と
か流そうかな。こちらも整理の都合上、チケット制とします。発券は爆音開催中の
深夜3：00〜。発券する際は会場でその旨キチンとアナウンスします。もちろん俺含
めたスタッフも参加しますので、がんがん話し掛けてください。ヲタもだち何人で
きるかな？

■
それでは恒例の掛け声。コール＆レスポンス4649。

ダンシン！シンギン！エキサイティン！　がんばって、いきまぁーっしょい！！！

■『モーヲタヘッドたち』■
　　2002年03月27日(水)

■
超ヒサブリに宇多丸さんと飲んだ。

最後が年末だったから３ヶ月ぶりくらいですか。相変わらず熱かったですね〜。
「最近、論壇（笑）から離れてるんで〜」とか謙遜しながら全然止まらないマシン
ガントークをぶっ放しまくるんだから、WA!かっちょEなッ！
他の面子は、ワルさん、サミュＬというBUBKA男気モーヲタチーム。
主に藤本問題とウイアラ評価を巡ってじっくり討議。
全体的には、藤本1stシングルは失敗、ウイアラはいまいちという評価に落ち着く。
個人的な意見としてはウイアラは最高傑作に近いんだけどさ…。

■
「好き！嫌い！」って信仰の告白だけではなく、根拠を出しながらじっくり語り合
うこういう大人のヲタトークの場は本当に居心地がいい。
俺にとって「モーニング娘。」とは、娘。が提供するパフォーマンス（歌、ダン
ス、トークetc..）を享受する事だけをさすのではなく、ヲタが娘。を巡って語る事
でもあるので。
最近ヲタ飲み会がどうのこうの言われていることもあるけど、きちんと飲んできち
んと語れば、色々な意味で物事は見えてくるし仕事にもつながる。実際、昨日も色
んなアイデアを出して、現実化できそうなプランも結構あった。
まぁ、確かに財布の中身は軽くなるけどね。

■
その後BUBKA編集長のＴさんも合流。３ヶ月ぶりどころか１年以上ぶりでしょうか、
Ｔ編集長と飲むのは。超ヒサブリ。
相変わらず激動のBUBKA誌（わかるよね？）だけど、忙しいつうか大変な状況の中、
顔を出していただいたことに感謝。ヲタなりの礼節として、ド熱いモーヲタトーク
の特濃シャワーを浴びていただくことに（笑）。
おふざけ企画やらマジ企画やら色々話させてもらいました。

■
Ｔさん帰社後、タクシーで新宿に場所を移す。

■
ヲタトーク第二ラウンドへ、と思いきやいきなり掟ポルシェさんが合流！
ライブ、出版、CDと大活躍の掟さん、なんか運気みたいなものを感じたなぁ〜。
色々なネタで白熱したけど、いつも通り掟さんとワルさんの議論になると互いに容
赦ナシの潰しあいになるのは笑った。おれもちょっと引っ張られてワルさんと潰し
合いに入っちゃったかな？

ワルさんは本人も認めている通り極論の人で常勝（上昇）モーニング以外は認めた
くないってスタンス。
対して俺は今後のモーニングは日常化、ジャンル化すべきって考えてる。
そこでぶつかることが多いんだよね。ただそうした異なる基本姿勢でぶつかる議論
の中で出てくる細かいひだひだを丁寧にとき解いていくと、驚くほど色々な事が見
えてくることが多い、お互いの立場を超えてね。
だから今後も貪欲に潰し合いしたいね、敬意をもって。
もちろんテーマになった「上昇と安定」「対世間、対業界」「常勝か日常か」とい
う問題系は１人でもきちんと考えて行くしね。

■
そんでもってモーターヘッドならぬモーヲタヘッドとなったうたかやそのヘアスタ
イルを演出したワタナベくん、原色メロン小僧イット（03月17日の日記に書いたコ
スは日常着だそうで…）なんかもいつの間にか合流して、よく分からない混沌のウ
チにお開きになりましたとさ…

■『本気でＸＸなテーマソング……』■
　　2002年03月26日(火)

うたか、君はどこへ行くのか……

■『本気で熱いテーマソング』■
　　2002年03月20日(水)

つくづく思う。

モーニング娘。って俺にとっては「運動体」だということを。
それはつまり、ブラウン管、紙媒体を通して起伏の激しいエンターテインメント
大河ドラマを提供してくれる存在という意味だけではない。
それ以上に、娘。という媒体を通して現実社会で様々な人間と出会って、
蒙を啓かれ、共に物事を作っていく過程そのものの謂いなのである。

娘。にハマってすでにまる３年。
知り合った人間は余裕で３桁を超える。
そして、そんな人的財産とともに娘。関係のクリエイト（公式・非公式両方）も、
非娘。関係のクリエイトもしてきた。

そんな中で痛感すること。
俺はモー娘。クリエイターゼロ世代なんだろうなぁ、ということ。
ノウハウは知らない。だけど、旺盛な意欲と素晴らしい感性の煌きを見せる若僧ど
もが娘。周辺に蠢いているのだ。
娘。というムーブメントが感性の基礎になって、物事を作っていくクリエイターが
これからどんどん世に出て行くはず。俺はそんなやつらを出来る限りバックアップ
したいし、その捨石でいい。

お前ら、クリエイターの卵どもよ、この熱くて変てこなムーブメントにもっとハマれ！
俺の世代にはここまで開放的でポジティブなムーブメントなんてなかったぞ、しゃ
ぶり尽くすつもりで、ハマり倒せ！

もちろんこのムーブメントはいつかは終わる。
その時にお前の中に娘。を通して何が残るか？本当の問題はそれだけだ！
そのためにも、いまは死ぬまで踊り続けろ！！

◇　◇　◇
00年代の前半に「モー娘。」って熱いムーブメントがあってさ、いや単なるアイド
ル集団なんだけど、今では考えられないエネルギーを発する集団でさ、それにあて
られるように色んなクリエーターの卵がその周辺に集まったのよ。そうそう、あの
○○○も、君の好きなＸＸＸもみんな。えっとなんだっけな、あの呼び方……
モー娘。ヲタク、モーヲタク……あ、そうだ、みんなモーヲタだったんだよ！

■『UP SIDE DOWN』■
　　2002年03月19日(火)

■
昼。サミュＬに怒られてしょんぼり。

夕方。某社で企画打ち合わしてにっこり。

夜。ハロプロDVD買って超にっこり。

深夜。また怒られて超しょんぼり。

■
ハロプロDVD買った後にVF4を買うかどうかで大いに悩む。
ゲーセンでは一回もやったことないが、かなり面白そう。
元々は鉄拳派なんだけど鉄拳４つまらなかったし、ここは一気に鞍替えか？
と思った瞬間、あややの追加と市井の最終日の振込み用青封筒が来てた事を
思い出し、断念。
しっかし、前は青封筒って凄ぇ楽しみだったのに、最近は届くとちょっと鬱入る。
財布がみるみる軽くなる恐怖の青紙だもんな。

■
で、家に帰ってPS2Ｓでヒサブリに鉄拳TTの練習。
最初、ステステからの最風安定しなかったけど、１時間ぐらいで安定。
仲間内では超余裕なので、買ったり負けたり星を調節しながらやってたけど、
真剣勝負の町では全然勝てねぇ〜。新宿では10連敗くらいしてるしなぁ〜。

■
今回の爆音、オープニングでちょこっと面白いことやるかも。乞ご期待！

■『お昼だからって容赦しないわよ〜』■
　　2002年03月17日(日)

■仕事をしなければいけない。

原稿書き。

しかし、メンドくさい。

なので、超面白いハロモニを繰り返し見たり、クソ面白くもないモー。たい見直し
たり、昼間っから日本酒飲んだり、風呂に入ったりしている。

でも、原稿は進まない。

■昨日はサンパール荒川の昼公演へ参戦。

色々な意味で面白かった。

メロンはMCダメだけど時の勢いがあるなとか、カントリーは構成なんとかしろよと
か、平家は喋りもライブも安定してるな、アレ見たら中澤は嫉妬するのでは？とか
ですかね。
ま、誰しも思うことです。

でも、最も痛感させられたのはモーニング娘。ってやっぱり例外なんだなぁってこと。
昨日のライブ非常に楽しめたけど、娘。のパフォーマンスって世間との回路を開こ
うとする闇雲なパワーが存在してるんだよね。それがサンパールには存在しなかっ
たような気が。
閉じられた空間の中で交わされる濃いコミュニケーション。
それはそれで重要だし、俺も大好きなんだけど、娘。の持つ根こそぎグルーブは感
じ取れなかったですね。

ただ非常に楽しめたので、北とぴあにも行きます！

■極私的サンパールMVPは、メロン色のＴシャツにサンバイザー、下は季節外れのバ
ミューダといういでたちのくりくり坊主、イット。
メロン＆大谷リスペクトの意を表しているつもりなのか？　なまじ男っぷりがいい
ヤツだけに、初期メロンの持つ異形性（だけ）を拡大解釈したようなコスプレの破
壊力にKNOCK OUT!!
恐ろしくて目を合わせられなかった……

■その後は娘。のニューアルバムのサンプル盤を取りにいく。

個人的には「いきまっしょい！」「本気で熱いテーマソング」が気に入る。
特に後者は予想通りアドバンステープから大幅に手を入れたアレンジで、本アルバ
ムのキラーチューンになるのでは？　3rdの「DANCEするのだ！」「、、、好きだ
よ」に匹敵するダンス☆マン仕事だと思う。
他にも色々修正箇所はあったけど、なかでも「ミスムンlong version」のつんく部
分の訂正に納得。つんくってホントに手を抜かず仕事する人だね。

俺も一眠りして、ASAYANとMUSIX!とM黙見てから仕事しようっと。

■『藤本雑感』■
　　2002年03月15日(金)

■藤本美貴のデビュー曲「会えない長い日曜日」、EE JUMP、松浦の1stシングル
と非常に似た作り方の曲と感じた。
声はちょっと作りすぎかな。全編イキ声というのは聞いててちょっと疲れるかも。
つんく独特の歌唱指導とかあったんだろうなぁ。

つんくのレコーディング現場に行った人に話を聞いたことがあるんだけど、
とにかく歌唱指導が絶妙だってね、つんく。あの年代の女の子に分かりやすい
（であろう）比喩がぽんぽん出てきて、その発想、語彙にビックリさせられる
とか。

今回はどんな言葉でせめたのかな？

■元々はA面としてドロップ予定だったc/w「Let's Do 大発見！」（鈴木俊介によ
る「インスピレーション」風の佳曲）を差し替えて、「会えない長い日曜日」を持
ってきたということは、つんく（という名で表されるサウンドプロダクトチーム）
の考えるポップスの現在形ってのは「会えない〜」に内包されているんでしょう
ね。


■あとは、ヲタの間でのミキティーを語りたがる風潮が興味深い。
やっぱみんな、ドラマに飢えてるんだろうな。
その意味では、藤本初出演のうたばん（020314）の編集は流石だった。
あの短い時間で今までの整理と今後の種まきを成し遂げたんだから。
石橋というサイコーのアジテーターがいてこそのことだろうけど。

■ごっしー、がんばれ！
がんがん仕事しようぜ！

■『ヲタキカク』■
　　2002年03月13日(水)

■溜まってたTV番組と雑誌のチェックに終始。

□「ウイアラ」ベストパフォーマンスは0308のＭステかな。
相変わらずブレブレのカメラワークだけどフルサイズだったし、何より娘。たちが
曲をモノにしているのが大きい。初お披露目（厳密にはMUSIX!の公録）の横アリで
はボロボロだったのに、あの適応力は凄いと思います。
ヒサブリのフルサイズで、Ｍステ前のヤンタン（オンエアは0309）でなっちが不安
を吐露していたにもかかわらず、あんだけブッ飛んだパフォーマンス見せるんだから！

□ひたすら黒く、ひたすら甘い、深化したモーニング娘。
あやや辺りが寝首掻こうと跳ねまわっても、どっすーんと構えてりゃいいのよ、
モーニングは。もうそれだけの歴史と財産をもっとる。今後はじっくりと横綱相撲
をとって欲しい。

■Chainx3聖地巡礼企画、思いの外反響あったのでやりまーす！

いつどんな形で行うかは未定。多分さいたまスーパーアリーナに引っ掛けるかな。
地方参戦者も楽しめるモーヲタハトバスツアーみたいなのにしたいな。

興味あるひとは、こちら にメールちょーだい。

■泣き止まない息子。カミさんが姑息にもBGMをエンヤにしてたのを、ヤケクソで
「ウイアラ」ビデオにしたら泣き止んだ……流石だ……（誰が？）

■藤本結構気に入る。感想は明日にでも。
ちなみに、ニックネームの表記は、みきてぃー、美貴てぃー、美貴ティー、ミキテ
ィー、どれなん？

■『少年の木』■
　　2002年03月12日(火)

■特に何も無かった日。

■夕刻、くぼうちくんと事務所で軽く打ち合わせ。非モーニング関係の書籍。
ちなみに俺が編集者で彼がライターの企画。
モーニングを通うじて得た出会いはこんな形で生かしてますです、俺の場合。

■その後新宿タワレコで、藤本1stシングル、ミニモニ。ひなまつりDVD、新春！
LOVEストーリーズDVDを購入。モーニング＆派生ユニットのCD、DVDは無条件に
買うことに決めてるんで金がいくらあっても足りねぇー。嬉しい悲鳴なんだけどさ。

■で、そのタワレコで一枚のCDが目に入る。

コクシネルの「BOYS TREE」！！

おお！俺の青春の一枚！死ぬほどヒサブリィ！

法政学館大ホールで見たライブは生涯のライブベスト10に入る（除娘。関係）
超フェイバリットバンドの代表作です。ボーカルは野方セツだよな、確か。
あんまり上手くないんだけど、透明感溢れる女性ボーカルとギターポップ（どっち
かっていうとLO-FI）的な昂揚感を醸し出すバンドサウンドのブレンドが絶妙な金沢
出身のバンド（とっくの昔に解散）。
このアルバムでは工藤冬里がジャズピアノっぽい演奏を披露してた。

□
裸のラリーズ的な堕ちゆく深淵としての夜ではなく、全ての存在の輪郭が粒立つ
クリアな時間帯としての夜。
しんしんと降り積もる雪の夜に高揚しながら研ぎ澄まされる意識。
そんな高揚と明晰を併せ持った「夜」を描いた名作です。

□
バンドブームで埋め尽くされる前の宝島ロック文化な世界のお話？
いや、どっちかっていうとペヨトル工房な話かな。

ペイルココーンとかアフターディナーとか４Ｄとか大好きだったなぁ。
音的には、所謂ニューウェーブで、みんな地方のバンドなんだけど、なんつうかメ
インストリームとは関係なく、自分のやりたいようにやる！って意思が明確なの。
で、みんな勝手にやって勝手に解散していった……タコのように伝説になること
すらなく……。

□
コクシネルってのはルイ・フェルディナン・セリーヌの「なしくずしの死」の登場
人物の名前（だったよな？「夜の果ての旅」だっけ？どっちも売っぱらっちゃっ
た…仏文専攻モーヲタ教えて！）。

□
当然買おうと思って手に取ったけど、復刻版のジャケがダサいし、娘。関係とあわ
せると１万超えそうだったので一瞬考えてヤメ。ピクチャーレコードのアナログ持
ってるし。ああ、でもコンポ修理に出さなきゃ聞けない。
娘。関係は値段も考えず買うのに……。
結局、俺はモーヲタでしかないのか、と考えると嬉しくなってきた（狂ってる？）

でも、ネオアコ、ギタポ好きの人にはゼッタイのオススメCDだよ。

■夜。高田馬場でBUBKAのサミュＬと打ち合わせ中にごっしーから携帯。
爆音とダメ元企画の話をちょっと。

■『聖地巡礼』■
　　2002年03月10日(日)

□
聖地巡礼より帰還。

昨秋放映されたメチャいけの「修学旅行SP」で後藤と岡村が対決した旅館に
いったんだけど、すげぇ感動した。

メチャいけで映った旅館の看板を見た時点で既に感涙モノ。
通された宿泊部屋に入ると「おお！あそこだ！」って愉悦に満ちた記憶が
立ち上る。
岡村とゴマがサシで対決した食事部屋に入ってまた感動。
思わず「折ったどー」「コマネチ！」と呟く自分がそこにいた（笑）。

以前の職場から歩いて10分なんで別にどうってことないところなんだけどね。
何回も前を通り過ぎたことあるし。
でも、「モーニング娘。」の名前が冠せられると、途端に場所自体が濃密な意味を
持った空間に変化するんだよな。

やっぱり聖地巡礼はいいなぁ〜。
ブブカで巡礼するのは今回で最後だけど、また定期的にやりたいっす。

今、考えているのは「CHAIN！X3」聖地巡礼。
あの写真集の撮影場所はほとんど判明しているので、まる１日かけて巡礼したい。
で、ラストがメチャいけ旅館で夜通しヲタトーク。
ヲタなら死ぬほど楽しいでしょ？

興味ある人はメールちょーだい。
mayuminatsu@infoseek.jp

□
聖地巡礼後は爆音の打ち合わせしたり、渋谷に繰り出してYELLOW POPの横で
「モーニング刑事」のジャケ写パロしたり（これも聖地巡礼か？）、プッチ
ミュージアム行ったりで、ヲタDAYを満喫しました。

□
帰宅してほっと一息してると、某社の方が自宅に取材に訪れる。
ヲタ人生を話したり、部屋を撮影されたり、色々ありました。

可能性は不明だけど、今度こそ直接（？）娘。たちのお役に立てるかも
しれない……。

■『復活』■
　　2002年03月09日(土)

■やっと仕事が終わったぁ！

今回はホントに参った。一番目の子供の面倒見るために、朝食、夕食、
就寝時には家にいなきゃならないのがモー。たいへん（平凡すぎ）。

その合間に事務所行って仕事。

原稿書きやら画像整理やらラフ指定なんてのは家でもできるし、FTP、
メール含めたオンラインストレージ的な事は自宅と事務所、かなり
上手く連動させてるつもりだけど、やっぱ自宅じゃ出来ない仕事って
のもあるんだよな。

終電過ぎタクシーで仕事場行って、朝７時に電車で戻るなんてこと続
けてたら流石に体調不良に…なんて事はなく相変わらず元気だったなー。
疲れてたけど。

申し訳なかったのは、ヲタもだちから電話やらAIMが入っても早めに
切っちゃったことです。

これからはじっくり付き合うんでまた連絡してねー。


□ヲタ活動第１弾□CHAINX3の悪なっち撮影現場に行ってみる。事務所
から歩いて５分。今度あのバーに飲みに行こうっと。

□ヲタ活動第２弾□爆音スタッフとAIMで打ち合わせ。途中で寝ちゃった…。

□ヲタ活動第３弾□今日は聖地巡礼に行ってきま〜す。


■ガキんちょもおかげさまで無事退院。てか先週の今日生まれたんだ。
はえーなー。命名しなきゃ…

■『モーヲタするぞ！』■
　　2002年03月06日(水)

ムカつく！

何がムカつくかって、全然モーヲタ出来ねぇ！

カミさんが入院してるんで、朝晩子供の面倒見るために家にいなきゃならん。
その合間に編集として関わっている入稿→校了間際の雑誌まるごと一冊抱えて、
ライティングしてる定期の連載もありやがる！

横アリTBSイベントも行けなかったし、新宿EE JUMP握手会も、杉作さんのあいぼん祭りも行けねぇ！
保田写真集もチェインＸ３も買ったまんま見てない！！！！
そんな時間ねぇよ！！！

ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
何のために生きているのか、俺は！！！！

いやしかし、あと２〜３日でカミさんも退院するし、雑誌も片がつく。
そうしたら…死ぬほどヲタするぞ！モーヲタするぞ！

イベントに行く！　イベントを仕掛ける！

モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！
モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！モーヲタするぞ！

■『MMM』■
　　2002年03月03日(日)

ハロモニライブスペシャルのキャプを確認してから急いで事務所へ。
かなり良さそうな出来栄えだったけど、待ち構える仕事の山を思い出し、途中で泣く泣く断念。

千駄ヶ谷駅で有馬（a.k.a.東急兄さん、DJニイニイ）、イワキリ両氏と落ち合って事務所で軽くヲタトーク。

有馬クンには黛敏郎、諸井誠なんかの「日本の電子音楽」とルー・リード「メタルマシーンミュージック」の日本盤アナログをもらう。横アリチケとの交換物。

「メタルマシーンミュージック」ってのは、あのベルベッツの退廃担当（笑）ルー・リードですら「やりすぎた！」と思ってしまった程の凶悪な雑音の奔流。確か一時期ルー・リード自身の意思で廃盤にしてたんだよな。全てのノイズミュージックの源流です。

「MMM」の日本盤ライナーを小杉武久さん（Googleしてね）が書いてるんだけど、もう10年くらい前に小杉さんの本（こっちもGoogleね）を作ったことを思い出すなぁ。確かこのライナーの原稿ももらったんだけど、「短い」って理由でボツにした気が。
アナログプレイヤーがぶっ壊れてから聞いてなかった名盤「CATCH WAVE」やタージ・マハル旅行団もCD化されたらしいんで、久々に聞いてみようかな。

こういうノイズ／音響／実験系と娘。をミックスしたDJイベントもやりたい。
爆音は前近代的な村祭り、闇鍋な世界（笑）だからこういう実験的なのは無理だけど、客受けをある程度無視できる「プッチ爆」みたいな実験イベントも定期化したいなぁ。別にノイズ／実験系だけではなく、パンクでもファンクでもジャズでもいい、娘。ミュージックを拡張するような場ですね。そんな場を設けたい。

娘。を媒介としてクリエーター（＆その卵）が繋りを持つって美しいと思いません？

■『初めてのハッピーバースディ！』■
　　2002年03月02日(土)

子供が生まれた。

男。

2900g。

昨日深夜入院したカミさんが朝方にはもう産んでた。

ビックリした。

3.3の横アリTBSラジオイベント行けなくなるのは痛いけど、
母子ともに健康だからオーケーとしよう。

ちなみに二人目です。

健康であればなんでもいいよ。父親が伊達や酔狂だけで生きてる人間なんで、
それを反面教師としてしっかりした人間に育っていくことでしょう、きっと。
そんでもって人生を楽しんで欲しいなぁ。

名前は決めてある……けど、言い出すタイミングがムズい……

■『海月』■
　　2002年03月01日(金)

（昨日の続き）

椅子でウトウトしていると、全力投球くんから電話。
事務所近くの喫茶店でグッズの交換。

彼からの白眉は夏まゆみ先生の公演「海月」パンフ！

10年位前の公演パンフは持ってるし、夏先生ヲタを自称してた俺だけど、流石に今回は見送っちゃった。
だって前衛舞踏っぽかたから、内容が。でもそんな自分の甘さを反省。
全力君はキチンと行ってるんだよな、偉い！

で、そうこうしている内にかわはまくんとくぼうちくんも合流。
中華でも食いながらヲタ企画の打ち合わせをしよう！と腰をあげたところで、カミさんから電話。
なんだか入院しそうとか言うんで、ヲタ話、仕事おっぽり出して急いで帰宅。

（続く）