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2001年10月29日(月) クィディッチ今昔 QUIDDITCH THROUGH THE AGES


クィディッチが今後ますますの発展を続けんことを!
未来の魔女、魔法使いたちが、末永く、この最も栄えあるスポーツを楽しまれんことを!


ケニルワージー・ウィスプ:クィディッチ今昔 QUIDDITCH THROUGH THE AGES,p.91,静山社.



2001年10月28日(日) 君の体温、僕の心音 右手にメス、左手に花束2


「じゃあさ。とりあえず一つ言っとく」
「うん」
「この先ずっと、腕枕はお前の仕事な?」


椹野道流:君の体温、僕の心音 右手にメス、左手に花束2,p.164,二見書房.



2001年10月08日(月) 今夜は眠れない


ひと呼吸おいて、彼は言った。
「子どもはみんな、時代の子だよ」
―――これは今でも、僕の座右の銘です。


宮部みゆき:今夜は眠れない,p.181,中央公論社.



2001年10月07日(日) 過敏症 魚住君シリーズ4


少なくとも、時間は後ろへは進まない。それはすでに言葉として間違っている。
後ろへは「進む」ではなくて「退く」を使う。
時はただ進むだけだ。(略)
忘れるのは無理だが、後ろばかりを見ている必要もない。


榎田尤利:過敏症 魚住君シリーズ4,p.295,光風社.



2001年10月06日(土) メッセージ 魚住君シリーズ3


そうだ
あの時の空と海は
言葉になんかならない青だった


榎田尤利:メッセージ 魚住君シリーズ3,p.214,光風社.



2001年10月05日(金) プラスチックとふたつのキス 魚住君シリーズ2


なんにしろ、春である。
桜は今年も咲くだろう。そして散るだろう。
たったひとつの迷いもなく。


榎田尤利:プラスチックとふたつのキス 魚住君シリーズ2,p.118,光風社.



2001年10月04日(木) 夏の塩 魚住君シリーズ1


わからない。
どう表現したらいいのだこの気持ちを。
心筋梗塞かと思うような胸の痛みを。
言葉が見つからない。(略)
なんて役に立たないものだろう、言葉とは。


榎田尤利:夏の塩 魚住君シリーズ1,p.227-228,光風社.






ゆそか