A Will
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2004年09月21日(火) 地球外逃亡。

気づいたら20歳。
18日には19歳で、19日には20歳だ。

劇的な変化が1つだけ。
いつも一番だった人からなんの音沙汰もない。

寂しくない。怒ってなんかいない。
可笑しいよね。笑うでしょ?わたしなら笑っちゃう。

日本にいないのかもしれない、なんて思う。
もしかしたら、もう世界のどこにもいないんじゃないか、なんて思う。
だってそれがすごく似合う。

それに、それが一番素敵な理由だとも思う。


誕生日だから特別ってわけでもない。
拗ねるほど、重要視していないってことなんだけど。


あぁでも、プレゼントはちょっとほしいかな。



2004年09月09日(木) 理想と現実と夢。

優しいことは知ってた。

親切じゃないことも知ってた。




わたしはきっと似てる。


わたし、あんな風になりたかった


、のかもしれない。







水張ったお風呂に数時間、体ごと冷やそうと思った。
たばこを吸おうと灰皿と一緒に初めて入浴した。




近づけるなら近づきたい


、と思っていたあの頃。





破天荒だと信じていた。
傍若無人と天真爛漫の違いもよくわかってなかった。
触れた手の冷たさで理由があると思ってた。


ひとり?

頷く。



笑われた、と感じた。
それはわたしが泣きたかったからかもしれない。

親切ではなかったけれど、本当に信じられないくらい優しかった。



体は冷えない。
水も温くなって気持ち悪い。


眠りたい、ような気がする。





問いかけることに飽きたのはすぐだった。
あまり理解したいって言う欲がなかったせいかもしれない。



忘れたくない、と誰かが言った。
忘れなきゃいいじゃない、と言ったら睨まれた。


忘れたくない出来事が、本当にあるなら奇跡なんじゃないかと思う。



忘れたくないことは、大抵、忘れない。







あんな風になりたかった、のかもしれなくて
近づきたかった、のかもしれない。


あたっかいばっかりの手。
あんまり飲めない炭酸。

非共通項のほうがよっぽど近い気がする。なんでだろ。


2004年09月03日(金) ワインという名前の賄賂品。

今日から7日までお出かけしてきます。

たぶん、これが夏休みの最後の遠出だろうなーなんて思う。
読みかけの本がある。
携帯にテトリスも落とした。
大丈夫、かんぺき。


わたしね、近くの知らない所をうろうろ何にもしないの
ほんと好き。


でわ。行ってきます。


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