何のバナーかって言われても困る新しいフォントを入れてうれしかったのでのうないに架空のルドルフ・立海サイトをたちあげてみたよ。

セピア色。

おしゃれフォントが全く使いこなせません。ふつうの明朝体大好き‥‥
こことか地獄坂のバナーはわりかし気に入っているので私のセンスはそんな感じです。
ちなみに画像編集ソフトもかなりしょぼめの最低限の機能しかないので私のナウさが際立ちます。
あーサイトをつくりたい‥‥サイトを作る行為は一から十まで好きなのです。
サイト名とHNを考えて、コンテンツを考えてファイル構成を考えて、サーバ上のディレクトリの名前を考えるのすら楽しい。
おっとこれ以上考えると本当に作ってしまうので気をつけなければいけませんね!


新しいフォントの自慢


本当は今日はおやすみだったのでサイトの連作のあれを書いて更新と同時にサイトを改装する予定でした。
いや書いたよ‥‥書き終わらなかっただけ‥‥70%くらいできた‥‥
私は桂を書くのが本当に好きだなあ。

2005年03月30日(水)

■How could I■ 観月だけが知らなかったという設定で書いてみる


「それから裕太」

 観月の口調が一際厳しくなる。レギュラー全員の頬をぴりりと電気のような緊張が走った。

 青学戦S3で不二は観月の指示を聞かずに試合を落とした。観月の表情はご機嫌斜めなんて冗談で済まされるようなものではない。コンソレーションでは使わないと言い出すことだって充分に有りうる。

 不二を庇えば火に油だと心得ている周囲は、貝のように口を閉ざして観月の言葉を待った。はい、と大きく返事した不二の声も心なし強ばっている。

 そして観月が、恐らくあの試合以降はじめて、不二の顔をはっきりと見た。

「どれくらい自主連してる」

 予想しなかった質問に、不二はぽかんと観月を見返した。すぐに答えが返らないと観月はますます眉間の皺を深くする。不二は慌てて考えを巡らせた。

「ええと、基礎トレを除いては週に二時間くらい‥‥」
「やっぱりか」

 目を伏せて観月が溜め息をついた。大袈裟に両腕を広げるポーズで首を振る。

「フォームが崩れてる‥‥特にツイストスピンショット。前は跳ね上がりをもう少しコントロール出来ていたね。熱心なのは結構ですが、打ち込みはなるべく僕の見ているところでやれと言いませんでしたか?」
「すいません‥‥」
「あの精度じゃ、顔を狙えと言っても狙えたかどうか」

 それはない、不二が反論しかけると観月はくるりと後ろを向いた。言い訳など聞く耳持たないといういつもの態度だが今日の不二にはそれが無性に悔しい。狙えなかったわけじゃない。そんなごまかしのために観月の指示に反したと思われるのは、嫌だ。

 観月はもう言うこともないという素振りで帰り支度を始めている。言われるほど精度が下がっていないことは見てもらえばわかる。食い下がろうとした不二に背を向けたまま、観月は冷淡に言い放った。

「しばらくツイストスピンは打たないように。もちろん試合でもだ。変な癖をつけられたら直すこっちが迷惑です」

 静かに、だがはっきりと拒絶するように、部室のドアは閉じられた。『お疲れ様です』と大分遅れて野村の声だけがそれを見送った。

 不二はロッカーの扉に拳を振り上げた。殴ることはできなかった。この上、手まで痛めたらきっと口も聞いて貰えない。怪我をしないのがいいプレイヤーだと観月に常々厳しく言われている。

 そうだ。観月は今までだって知っていた。オーバーロードを気にして、プラス二時間までは許容範囲だとメディカルコーチと相談もして決めた。メニューを組んだのは観月だ。ましてフォームの崩れなんて、何のためにあれだけ毎日綿密にビデオをチェックされていると言うんだ。

「言うことを聞いてやるだーね」

 どさり、とテニスバッグを下ろして柳沢がベンチに腰掛けた。

「試合には出してもらえるらしいだーね。感謝するだーね」
「それにしても『フォームが崩れてる』なんて、こじつけにしたってちょっと苦しいや。観月も相当テンパってるんだ‥‥」

 一度仕舞ったスポーツドリンクをまたバッグから出して木更津も腰を下ろす。初めて「肩」のことを指摘されたのは柳沢にだった。『観月には俺から言ってやめさせる』と言った木更津に頭を下げて口止めした。自分が勝ちたかった。早く強くなりたかった。だから観月の前では知らないふりをした。

 今更それを取り上げようとするなんて、もう勝たなくていいってあんたは言うのか。

「オラおめーら、くつろいでないで早く帰れ。揃って遅くなるとあいつ、いじけるぜ」

 赤澤が丸めた雑誌でポコポコと二人の頭を叩いた。脳細胞が死ぬだーね!騒ぐ柳沢を後目に、その雑誌を不二に差し出す。

「観月の忘れもん」
「赤澤、なら僕が‥‥」
「いいって野村。これシャラポアの記事切り抜いちゃったから持ってった奴が怒られるんだ」

 野村はぱっと顔を挙げて、あっという表情をした。そうして部誌を閉じて棚に戻すと、大荷物を担いでドアに向かった。

「じゃあ、頼んだ弟くん。先に帰ってご機嫌伺っとくよ」
「つーわけでよろしく。先輩命令だから」

 赤澤も首に巻いたタオルを外してデイパックを背負った。

「部長! 俺やれます、観月さんにそう言ってください」
「やだよ怖えーもん」
「そんな‥‥」
「怖いよ。お前が怪我したら裕太、誰が責任取るんだ?」

 ごく単純な、馬鹿馬鹿しいほど基本的な質問を、赤澤は単純な声と顔とで投げた。不二はそのとぼけた顔を睨み返した。

「責任なんか。俺が俺の意志で決めたことです」
「そうだ。でも観月はどう思うだろうな」

 あいつに一生もんの荷物を押し付けるのかと、そう言われたのだ。考えてもみなかった。観月が自分の肩に、これから何年先までのそのことに、責任を感じている。気付かなかった。知らなかった。観月さんも怖いんだ。

 そしてその恐れを、誰かにぶつけることなんかあの人にできっこない。

 いつの間にか、開け放ったドアの両側で、ルドルフの無敗ダブルスが部室を空にするのを待ち構えている。四角く切り取られた空では辛うじてまだ残照が、低い月を焼いていた。木更津が鍵を鳴らす。

「行こうよ。どうせ観月が意見変えるはずないんだ」
「言い出したら聞かないんだーね。裕太は諦めて普通にやるだーね」

 そして勝つだーね。柳沢が言う。赤澤に後ろから頭を掴まれて、早く出ろとバッグを取り上げられた。ねえコンビニ寄って行こうよ、おなかへった、チキンバー食べたい。裕太!観月に電話しておつかいないか聞くだーね!

 携帯の短縮コードで観月の番号を呼び出す。繋がるまでの十三.五回の長いコール音の向こうに、点滅するディスプレイをじっと見つめる観月の目があった。いつ、どんな風に、何を言えばあなたの不安を取り除けるんだろう。受話ボタンを押す指のためらいを、どうやったら消せる。



(終)




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あーだから結果的に観月ちゃんはやっぱりかわいそうなんだーね‥‥
コンソレ前にこういうやりとりがあって氷帝戦で本気のツイストスピンを封じられた裕太は慈朗にボロ負けして、その後更に一悶着あるわけです。観月と裕太と‥‥観月と木更津と‥‥かな。
「知ってたならどうして言わないんだ!」「そっちこそ黙って背負い込んでんなよ!」あー裕観‥‥

あと三年生が知っちゃって赤澤が観月をぶっ叩いて、それを見た何も知らない裕太が逆上して殴り合いになるんだけど赤澤は理由を喋らないというのが赤観バージョンです。武闘派二名のガチンコは誰にも止められず最終的に観月がほうきで二人をぶん殴って仲裁するよお前のせいだお前の

でもやっぱり比呂さんの『すみれに言われる瞬間まで知らなかった説』が一番かわいそうで一番その‥‥萌え、る‥‥かな! 後日、観月があくまで「僕の判断です」と言ってやめさせたと裕太に聞いて周助がまじぎれするよ兄貴ほんとうにうざい。

2005年03月28日(月)

塚くんはマッターホルンの山のてっぺんに住む黒ヤギさんです。


‥‥聞け。黙って聞け。びっくりしてウインドウ閉じるなよ。



手塚くんには山のふもとに住む乾くんという白ヤギさんのおともだちがいます。
ある日、乾くんは手塚くんにお手紙を書きました。
けれども手塚くんはヤギさんです。
手塚くんは受け取ったお手紙を読まずにむしゃむしゃ食べてしまいました。

(はて‥‥乾は一体あの手紙になんと書いてきたのだろう‥‥)

仕方がないので手塚くんは乾くんにお手紙を書きました。

『×@^〜¥¥&,%?(訳:さっきの手紙のご用事なあに?)』

乾くんはお手紙を読んで、ははあ、手塚はお手紙を食べてしまったのだなと思いました。
乾くんもヤギさんですが、普段からデータノートに囲まれて暮らしているので、お手紙を見ても食べたりはしないのです。
乾くんはもう一度、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。

けれども手塚くんはヤギさんです。
手塚くんは受け取ったお手紙を読まずにむしゃむしゃ食べてしまいました。

(はて‥‥乾は一体あの手紙になんと書いてきたのだろう‥‥)

仕方がないので手塚くんは乾くんにお手紙を書きました。

『×@^〜¥¥&,%?(訳:さっきの手紙のご用事なあに?)』

乾くんはお手紙を読んで、ははあ、手塚はまたお手紙を食べてしまったのだなと思いました。
乾くんはもう一度、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。

手塚くんは受け取ったお手紙を読まずにむしゃむしゃ食べてしまいました。
乾くんはもう一度、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。
手塚くんは受け取ったお手紙を読まずにむしゃむしゃ食べてしまいました。
乾くんはもう一度、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。
手塚くんは受け取ったお手紙を読まずにむしゃむしゃ食べてしまいました。
乾くんはもう一度、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。

塚くんは受
    け取ったお手紙を読ま
             ず
             にむしゃむしゃ食べてしま
                        いま
                         した。


やがてマッターホルンに風の季節がやってきました。
山のてっぺんにある手塚くんのおうちは何日間も強い風にさらされてギシギシとこわい音を立てています。
手塚くんは強い風の中、毎日郵便受けのお手紙を取りにいきました。
そして風に吹かれながらお手紙をむしゃむしゃ食べました。
おうちに帰るとこう思うのです。

(はて‥‥乾は一体あの手紙になんと書いてきたのだろう‥‥)

乾くんのおうちには手塚くんからのお手紙が山のように積み重なって今にも倒れそうです。
書いてあるのはすべて同じ、
『×@^〜¥¥&,%?(訳:さっきの手紙のご用事なあに?)』
それでも乾くんは毎日、毎日、お手紙を書き続けました。

その日の朝早く、マッターホルンで一番の強い風が手塚くんのおうちを揺らしました。
郵便受けに届いたばかりの乾くんからのお手紙が、お空へ高く高く舞い上がりました。
お日さまが昇り、手塚くんはいつもの時間に目を覚ましました。
郵便受けにはお手紙はありませんでした。

(乾の奴‥‥風邪でもひいたのか‥‥)
(油断するからだ。あいつはいつもツメが甘い)
(それとも‥‥)
(嫌になったのか‥‥? 手紙を書く気がなくなった?)
(俺に書くことがなくなったのか‥‥乾はもう‥‥)

手塚くんはギシギシ揺れるおうちの中で一生懸命考えました。
なんだか考えれは考えるほど悲しくなってくるようです。
それにおなかもすいています。
手塚くんは何も書いていない紙を一枚食べました。
それから机に向かってペンを取り、何も書いていない紙をもう一枚広げました。

『×@^〜¥¥&,%?(訳:さっきの手紙のご用事なあに?)』

手塚くんはそのお手紙をいつものようにポストに入れました。
さっきの手紙なんてうそです、けれど手塚くんは他になんと書いたら良いのかわかりません。
乾くんのご用事はもうなくなってしまったのかも知れないのです。

山のふもとの乾くんは、手塚くんからお手紙が届いているのを今日も見つけます。
『×@^〜¥¥&,%?(訳:さっきの手紙のご用事なあに?)』
乾くんは今日も、ははあ、手塚はまたお手紙を食べてしまったのだなと思いました。
乾くんは今日も、同じことをお手紙に書いて手塚くんに出しました。

郵便受けを開けた手塚くんは、乾くんからお手紙が届いているのを見てホッとしました。
そして、風の季節の終わりを知らせるやわらかいそよ風の中で、お手紙をむしゃむしゃ食べました。

乾くんが本当は毎日ちゃんとお手紙を出していたことを、手塚くんは知りません。
乾くんも、手塚くんが届いていないお手紙にうそのお返事を書いてしまったことを知りません。
お手紙が風に飛ばされて届かなかった日があるなんてこと、ちゃんとお返事を受け取った乾くんには、知るすべがないのですから。
そして手塚くんは知りません。
あの日出したうそのお返事には、本当はこんな風に書けば良かったんです。

『今日は手紙が来ないが、どこか具合でも悪いのか?』

お手紙を食べながら手塚くんは時々考えます。
どうしてあの日、乾くんはお手紙をくれなかったのかなあ。


(おしまい)



お布団の中で比呂さんと考えた、二匹のヤギの切なく悲しい恋のおはなしだよ。
むしろ私たちが切ない。
比呂さんは完全に乾塚を食ってる。すばらしい乾塚脳をお持ちだと思う。
あの時は徹夜の午前八時のテンションだったのでうっかり涙ぐんだりしましたが
後で考えるとそんなんでもない‥‥といいのですが、
考えれば考えるほど手塚らしい、乾らしい、悲しいお話だなあと思うので‥‥
何ていうか、一人でテニミュを見ながらこれを書いています。

このお話はこの後また新たな局面を迎えるので楽しみにしていてください。

2005年03月16日(水)

■ハネムーンは終わってしまった■ ブンゆき一年生

 水中花って言葉の意味がわかんなかったので辞書で引いてみた。思っていたような美しい意味じゃなくて失望した。勝手に思い込んで理想と違うから失望するなんて身勝手だと思った。それに俺はどうあってほしかったのか、水中花がどんな意味だったら満足だったのか、もうよくわからない。

「どこからかけてるの」

 今時廊下にあるという我が家の凍えかけの電話機の受話器の送話口に俺は温かい吐息を押し込んだ。受話器は本体から自由になっているので、それを持って部屋へいっても良かったし居間に戻っても良かった。でも俺は電話機と共に廊下で凍えながら話すことを選んだ。なぜならブン太が電話回線の一端で凍えていることが俺にはわかったからだ。

 あーうん、と少し答えるのを厭そうにして、彼は駅の名前を告げた。そこの外のバスターミナルかタクシー乗り場の脇にある電話ボックスにいるのだろう。ブン太の呼吸の中に含まれている水分が冷えきった受話器に結露する。俺はその駅が仁王の家の近くだということを知っていた。

 言いたいことがあって。ブン太はよくこんな歯切れの悪い話し方をした。いや嘘だ。本当はブン太がこういう話し方をするのは珍しいことなのだけど、いつも俺が彼にそうさせた。それは俺がブン太を何かしら損なっているということだ、と俺は考えた。だから人には見られたくなかった。俺がブン太を何かしら損なっているということを人に知られたくなかった。俺は罪を知られることを怖れた。

「ブン太。俺もね、次会ったら言おうと思ってたことがあるんだ」

 俺は嘘をついた。彼より先に話しはじめてしまうための嘘はうまく機能した。「いいかな」俺は尋ね彼は消極的に賛成した。「謝りたくて」その一言で俺はブン太の言いたいこととやらの息の根を恐らく完全に止めた。

「知らないなんて言って悪かった。きみが俺のことをああやって、いい風に、いい奴だと思ってくれていたこと本当は嬉しかったんだ。それを『おまえの勝手な思い込みなんて俺は知らない、迷惑だ』なんて言って、すまなかったと思ってる。嬉しかったんだ本当は。ブン太。許してくれるか?」

 一気に捲し立てるとまるで本当に前から用意していた台詞のように聞こえた。俺がその場しのぎに引っ張り出してきた謝る口実はもう季節を二つも代わってしまった古い出来事だった。でもそれでいい。たとえその日のことを忘れてしまっていたとしても、ブン太はどのみち許してやるよと言わなければならない。それを半年間ずっと覚えていたんだというように。俺はブン太が仁王でなくて良かったと思った。忘れていたと言ってしまえる仁王のような男でなくて良かったと思った。

 許してもいい。ブン太は言い、今度ミスドおごってくれたらな。言い足した。踏み切りの警告が遠く聞こえた。青色の闇にぼやりと滲む赤い光を想像して俺は突然、ブン太をかわいそうに思った。本当はそんな寒いところで手を真っ赤にして白い息を吐きながら電話を掛けなきゃならないような、ブン太はそんな奴じゃないんだ。誰だってそう言う。ブン太は夏休みが似合ったしプール開放とかコンビニの駐車場のじりじり熱されたアスファルトとか真っ黒い影とか溶けたソフトクリームとかそういうのが似合う、奴なんだ。

 俺はきみがあの日俺に好きだと言うのかと思った、けどそれは違って、俺はきみ以外の誰かが俺を好きだとかいうのは本当にどうでもいいことだと思ったし誰かがきみにそれを言うのは許せないと思った。俺はきみに失望して、そのくせきみが俺に失望することに腹が立った。失望するような希望を持っていたということがあまりに腹立たしかった。

 でも俺は忘れられないんだ。水の中でゆっくりと広がったブン太の髪はまるで水の中に赤い花が咲いたようだった。俺はそれを水中花だと思った。その言葉の意味を知らないまま俺はきみを水中花のようだと思った。

「ごめんね。プールに突き落としたりして。本当に悪かった」

 もういいよ。ブン太は肺の網目を濡らしている水分をすべて吐く息に織り込んで冷たい受話器に霧雨を降らせた。それは彼がこれから帰りの切符を買うために使う五百円硬貨とか、俺の家のワックスのきいた固い廊下とか、そういうあらゆるものの表面から温度を一度ずつ奪った。俺は寒さに泣きたくなりながらほぼ無意識に必要のない質問をした。

「仁王の家に行ったの?」

 ああ、うん。はじめと同じように答えて、もう電車来るんだ、と急に早口になって言った。俺は黙っていた。

 それからブン太は静かな声で誕生日おめでとうと言って電話を切った。水中花という言葉を八ヶ月ぶりに思い出した俺はそれがブン太の髪のような何かであればいいと考えていたことを、あの時はわからなかったが今、知った。水中花という言葉に何か美しい意味があれば良かった。調べた意味は何だったか考えてみたが忘れてしまった。


(了)

ゆきむらお誕生日おめでとう。
仁王が微妙にフィーチャーされてるけどニオブンとかではないと思う。
多分ブンゆき。ブン→ゆきでブン←ゆき。
ブンゆきもニオブンもあべみはと一緒で始まる前から終わってる匂いがする。

2005年03月05日(土)

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