雑記帳

2004年02月21日(土) 『どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三』

NHKはたまたま見ていたのですが、この本はつい最近まで存じませんでした。
時代劇で有名なあの斬られ役、その他大勢の中でもなんか目立つ、気になっちゃうあの方です。
私自身TVシリーズの時代劇はお手軽で何本か見ますが、小説を原作に持っているものの方が好きです。どうもあのお決まりの、番組開始から40分前後でチャンバラになってしまうのはつまらなくて。
でも、演じる(?)福本さん自身が本当にそのことを憂いていたのですね。それが新鮮でもあり、有り難く嬉しかったです。
時代劇が、映画が、何より東映が大好きな福本さん。読んで『あぁ、職人さんなのだなぁ』と思いました。
後半に出てきた『人の痛み』というコトバ、重かったです。
ちょっとだけど家庭を持つことや育児のことなどにも触れて、それがとても骨太で男らしいと思いました。
文章も(?)聞き書きで、語り口や駄洒落が楽しい本です。

「ラストサムライ」はまだ見ていないけど、ケン・ワタナベではなくセイゾウ・フクモトを見に行きたいですね。



2004年02月20日(金) ワタシの時間

大好きな葛山信吾の出演する2時間ドラマがありました。

番組開始が就寝時間にかかっていた娘に
「葛山信吾見てるときは、お母さんはお母さんじゃないから(≧▽≦)ノ」
と言ったところ、彼女はそれはそれは冷たい眼差しを向け、
「手は握っててね」
と言いました。

娘が寝た後、番組が始まってから帰ってきた夫に
「私、今妻じゃないからΨ(`▽´)Ψ」
と宣言しました。すると
「オバサン、ご飯食べさせて」
をいっ o(・_・θ

葛山信吾の出演するドラマを見ている時の私はすっかり娘っ子に戻ります。
大事な大事な、心ときめくワタシの時間です。



2004年02月12日(木) 気をつけたいこと

ここでは好き勝手をエラソーに語る私ですが、現実では与し易い印象があるらしく……いえ、小心者なのは紛れもない事実ですが……嫌な思いも何度もしたことがあります。
最たるは「〜してあげたのに」と言われる時でしょうか。目や雰囲気で伝わることもあります。
友達と思っていた人や、家族にまで言われた事があります。
その言葉はとても傲慢です。私でなくても気持ちの良いものではないと思いますが、どうでしょうか。
私は貴方に施されるような下等な存在? 貴方は何様?
その思いは自分の中を吹き荒れ、カマイタチのように傷つけていきます。悲しいです。辛いです。痛いです。
だから、何かあって自分も「〜してあげたのに」と思ってしまっていることに気がついたら、要注意です。
誰に対しても決して言ってはいけないことです。



もっとも、そうなってしまう原因はなんとなく分かっている。
以前TVでPTAのお母さんたちが、スクールゾーンに侵入してくる車のドライバーに声をかけて進路を変えてもらう運動をしているが、聞いてもらえない。どうしたらいいか、という特集をしていた。
この時の様子のVTRを見ていた心理学の先生が看破した所によると
そのお母さんたちは進入してくる車やバイクのドライバーに対し、まず
「すみませ〜〜ん」
と声をかけていた。
これは自分からへりくだってしまう事で、相手に対し自分から格下になってしまうのだそうだ。だから次に
「ここはスクールゾーンなので、進路を変えてください」
とお願いをしても、
   格下の者からくだらないことを言われている→ムカッ
という心理が働いて、結果バリケードを突破してスクールゾーンに侵入されてしまう、と言うことになるらしい。
実際この後、この心理学の先生のアドバイスを入れたお母さんたちが
「おはようございます」
から始めると、ドライバーさんたちは素直に進路を変えていた。

私は要するに、これにかなり近いことをしてしまったのだと思う。恐らくは就職活動をしていたときも。
そして自分が先にへりくだってしまうのは、自分に自信がないからだと思う。
自信を持って、強くなりたい。子供のために。夫のために。



2004年02月09日(月) 闘病記? 第8回

疥癬をご存知でしょうか。ヒゼンダニというダニの一種が寄生しておこる皮膚病です。
若者より高齢者に発生しやすいそうで、私自身、父から貰ってきてしまったようです(父以前のルートは分かりません)。
今までしっかり書いていませんでしたが、一番これが長引いています。
8月末に痒みでにっちもさっちもいかなくなり、セカンドオピニオンのつもりで開業の皮膚科さんに診てもらった所、虫体が発見されました。
以降はそちらの皮膚科さんにお世話になっています(電話受付で毎回デッドヒートしているところです)。

家族全体で治療と言うことになり、夫と娘はすぐに治ったのですが、私だけ拗らせてしまいました。
虫体はもう居ないのですが、しこりが残ってしまい、これが消えないのです。
通常は2週間くらい硫黄の入った塗り薬を首から下にくまなく塗って虫を駆除し、赤く水ぶくれ状に膨れたしこりが潰れかけたらステロイドでその痕を消すと言う手順で、だいたい4週間くらいで完治するそうです。
ところが私の場合、ステロイドを使うと潰れかけたしこりが復活してしまったのです。
試しに自分で、残った硫黄の塗り薬を塗ってみると治まる。先生とも話し合って、しこり部分にのみ再び硫黄の塗り薬を塗って、これが昨年末くらいまで続いたでしょうか。ようやく痣程度になったので、後は自然に治るのを見守って、痒いときにはオイラックス(処方していただく方)を塗る、と言うことになりました。痒みはこの時点では、1日中のべつ幕なしと言うわけではなく、時折発作のように押し寄せてきました。
ところがしばらくすると、また痣が膨れてしこりに戻ってしまったのです。
現在も硫黄の塗り薬を患部に塗布しています。

その先生も皮膚科医になってから初めての症例らしいです。悩んでいらっしゃいます(滝汗)
学会で発表されてしまうかも(^-^;
でも難しいことはともかく、痒いわ鬱陶しいわ醜いわ、おまけに硫黄のお薬は塗ると乾燥して痒みが倍増してしまうので、さっさと消えて欲しいです。



2004年02月05日(木) 痛い

トラブルがありました。
彼女はこちらが『(真相を突き止めるためにも)話を聞きたい』と言うのに、聞かず自分を正当化しこちらを攻撃し、まくし立て、口を挟む隙も与えません。
都合で実際には電話で、夫と話していたのですが、スピーカで聞いているだけでもすさまじく痛かったです。
夫もあまりのことに10分で口を閉ざし、その後は聞き役に回っていました。
正直この人とは相容れないなぁと言うのが感想です。

でも、その電話の中で分かったこともあります。
彼女は根本的には群れからはぐれて怯えるキツネリス@風の谷のナウシカなのでしょう。
あんなにガチガチに人を否定しまくるのは、旦那は逃げ腰で(彼自身が逃げたのか、私が、と彼女が彼女の夫を退けたのかは分かりませんが)自分で尖がらないとやっていられないんだと思います。
元はと言うと、私の夫が向こうの夫と、男同士で話したかったのです。
何に怯えてあそこまで人を拒否するのでしょうか。可哀想な人です。
噛み付かせて慣らすつもりはサラサラありませんが。

とはいえまだちょっと痛いです。
でも、私は自分が乗り切れることを知っています。だから大丈夫です。


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