いぬの日記

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2009年11月28日(土) いよいよ雪だ

ツイログというサービスでツイッターのログ取ってみました。
すごい簡単。便利。
毎日10件以上投稿してるみたいで、けっこう溜まっててびっくりする。
取り留めなさ過ぎて、読み返すことは早々ないだろうな〜。
漫画の情報だけは、買い忘れてないかたまに振り返るのでタグをつけたいのだけど、それも忘れがち。


韓国旅行がすっごく楽しかったので、日程だけでもメモしておきたい。
あとでーとか思ってたけど、どんどん忘れて面倒になりそうですな。


以前も書いたけど、呟き投稿していると、アウトプット欲が満たされてしまう。反応欲しいところには反応あったりもするし。
自分の文章書きたい、言葉にしたい欲って、こんなもんで満たされる程度なんだな〜と思うと、ちょっと寂しい。
それをしたくて、したくて、たまらない、我慢できない、というのも才能だと思うので。
そう考えると、私が漫画を読まずにいられないのは、漫画を楽しむ才能があるから、とも言えなくもないか・・・。同じ漫画を読んでも、どれだけ楽しめるかは個人差がある。良い悪いとか、優劣じゃなくて、単にその人の性質として。




ツイッターのグリム童話botは、作ってみて満足。楽しい!
ちょいちょいテキスト追加してるけど、ランダム投稿だからって満遍なく全部投稿される訳じゃないらしい。
私が借りた@pagesという無料サーバーはcron機能(特定のプログラムを定期的に自動で実行してくれる機能、らしい)がなかったので、botの作り方サイトで紹介していたドイツのcronサービスに登録。ドイツのサーバーの稼動が不安定なので(もしやtwitterのbot作成用に紹介されたせいだったりするのかな・・・)、普段使っているはてなアンテナにも登録、別メールアドレスでID取ってもう一個はてなアンテナ作って登録、という3台同時稼動みたいな状態で無理やり投稿させています。
まあ、投稿時間を指定する理由もないし、適当に一日数件投稿されてりゃまあいいかな・・・と、納得していますが、たくさんテキスト溜めてるのに投稿が偏ってしまうのだけ不満。逆に、満遍なく全てのテキストを投稿したいのなら、初めからシャッフルしたテキストを用意して、上から順番に投稿する方がいいんだろうなー。


完訳グリム童話が好きだから、一人で読んでるだけでも楽しんでいたのだけど、面白いと思った部分を誰かの目に触れるような形で発信できるともっと楽しい。一文でも、おおこれ面白いな、と思って価値を感じる人がいたら嬉しくなる。
著作権的にはbotてかなりアウトなんじゃないかと思うのですが・・・。
言葉を拾うために読み返すのも楽しいです。前に読んだ時とは違った目線の読み方が出来る。


日本で有名なグリム童話って、グリム童話の中の数編しかないけど、どういう経緯で有名になったのだろう。最初に紹介した人が好みでチョイスしたのだろうか。
グリム童話が面白いのは、そこに何の寓意もないからだと思う。
因果応報っぽいオチの話が多いけど、理不尽・・・というか、辻褄の合わないような話も多い。面白い部分だけを集めてつなげた物語。それ以上の意味は無い。編集したグリム兄弟の意図と(再版のたびにより読者受けするように加筆修正していたそう)、翻訳した人(私が読んでいるのは岩波文庫の金田鬼一訳)の意図は入ってると思うけど、国語の授業で読み解けるような、文章にこめられた作者の意図とかは無いのですよ、多分。
意味がないから色々と深読みもできるし、何も考えずに面白がることもできる。
あと、昔話や伝説に共通してることかもしれないけど、登場人物の心理描写がほとんど無い。痛みや快楽などの感覚もほとんど描写が無く、陰惨なシーンもめでたしめでたしのエンディングも同じ密度で、さらっと軽い。名前がついている人物も、ハンス(日本なら、太郎とか)とかそんなもんで、あとはほとんど「王子」「姫」「王さま」「お后」「百姓」「承認」とか、ジョブだけなので、感情移入するような作りになっていない。
本当にただの「お話」だなーと思います。それがすごく面白く感じるのは、「物語の構造」の原点だからなんじゃないかな、と思うのですが。


なんかこれも多分前に書いたけど、谷山浩子のエッセイかなんかで、RPGが強いのは誰でも入りやすい典型的な「物語の構造」を持っているからで、ベタなパターンはそれだけ長い時間の中で練られてきたものだから、悪いことばかりじゃない。基本のパターンなくして破調はないので、ベタな物語をないがしろにするべきじゃない、みたいなことを確か書いていて、なるほどなーと腑に落ちたものです。
もちろん、パターンをなぞるだけじゃ退屈だけどね。
そして、そういう谷山浩子は変調の物語ばかり書いてた気がするけどね・・・。


うーむ、文脈がつながらない。ひどいな!
最近長い文章を書いてないせいだということにしたいな・・・前の日記読み返してもこんなもんかもしれないな・・・。
グリム童話の研究本ってめちゃめちゃたくさんあるらしいけど、難しそうなイメージ。私が読んで分かるような本あるかな。グリム兄弟の伝記にもまだ手を出していない。


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