今日は、エクセルの講習会に行ってきた。

一回、行ってみたかったんだ。
今までで、とことん自己流で通してきたし。

そしたら、目からうろこが落ちる落ちる。

なんか、今まで馬鹿みたいに時間をかけてきた作業が
3分の1程度の時間でできることがわかった。

もっと早く行っていれば良かったな。

・・最近、時間があふれんばかりにあるものだから、
いろいろと余計なことを考えてしまう。

つくづく思うのは、お金も時間も余計にあったって
ろくなことがないってこと。

・・私は思い込みが強い。

柔軟性もない。

融通も利かない。

曲がったことは嫌い。

物言いがはっきりしている。

異性にもてない。

負けず嫌い。

コンプレックスが強い。

人との距離のとり方がわからない。

素直になれない。

母親が苦手。・・というか、怖い。

実家を避けている。

他人が苦手。

キャパが狭い。

ズボラ。

一方、そんな自分は、人よりちょっとばかり特殊な能力があり、
運が強く、特殊な道を選んで進んできたと思っていたけど、案外
なんら特別ではないことに気づいた最近。

自分なんていなくてもいろんなことがまわるし、
みんな幸せに生きているし、私のがんばりや悩みなんて
広い世の中取るに足らないこと、と思う。

先日、友達に会った後、たまたま見かけた占い師のお店の
のれんをくぐってみた。

その占い師の女性。
60代後半だろうか。

金髪の髪。
書類やお菓子が煩雑に置かれ、べたべたした臭いが漂いそうな
不潔な机。
ヤニで黒くなった出っ歯。
妙に長い小指の爪。
酒やけのようなしわがれ声。

魔女っぽいな、と思った。
お金をこよなく愛する魔女。

そんな魔女に言われた。

去年の私は、全てにおいて「あてが外れた年」だったと。

自分がまさにそう考えていた矢先だったので、
言い当てられたことにびっくりした。

仕事も、妊娠も、体のことも、職場の同僚も、いろんなことも、
こんなはずじゃなかった、と思うことが立て続けに続いた一年。

魔女いわく、私が結婚して今の新居に移った時期が
悪かったそうだ。

だから、いったんは実家に戻って、
また正しい時期が来たら再び新居に戻るように、
でないとあてはこれからも外れ続ける、、と。

その時期を知りたいなら、別途3000円払え、だと。

こんな貧乏くじのような運気、変えられるものなら
ぜひとも変えたい、と一瞬思った。

でも。。

だからといって、この魔女にまたお金をつぎ込んでまで
それを探るのもどうなんだろうと思った。

いつまで、他人に自分の人生をコントロールさせるつもりなんだ、私。

なんかもう、最近、流れに抗わず身を任せるのも
ありなのかな、と思っている。

良いことも、悪いことも、先回りして知ったって何になるんだ。

人の幸せを妬んでも、何の得にもプラスにもならない。

不器用だけど、周りに感謝して笑顔で気持ちよく過ごしていれば、
多少痛い目にあっても、総じてそう悪い人生にはならないんじゃないか。

もういい加減、目に見えない何かを警戒したり、
忌み嫌ったりすることに疲れてしまった。

もっと肩の力を抜いて、

何も考えずに生きるのもありなのかもしれない。

最近、気づいてしまった。

私って、ダメ主婦だ。

っていうか、主婦って呼び名、本当に嫌い。

結婚したら、女性は皆「主婦」なわけ？

いまや、看護婦→看護士、スチュワーデス→フライトアテンダントなのに、
なぜ主婦だけ呼び名は主婦のまま？時代に逆行してるんじゃないの？

海外だと、職業欄にハウスワイフと書く代わりに、
ドメスティックエンジニアとか書いている人もいたなあ。

・・もとい、何がダメって単調な家事が本当に嫌で、
気がついたら仕事を理由に本当に最低限の家事しかやってこなかったことに
昨日、気づいてしまったのだ。

炊事、洗濯、トイレ掃除、洗面台掃除、皿洗い（当番制）、
風呂洗い（当番制）、以上。

床磨きや掃除機やりんこさんが自分の担当と豪語するので
まかせっきり。。

細かいところの埃掃除とか、りんこさんの部屋に積まれた本やCDとか、
触ったこともなかった。。

確かに、汚くはないけどこれが帰りたくなるような
居心地のいい家と呼べるのか。

というか、「家」に心をこめて手をかけていない。

それに尽きる気がする。

なんだかいっぱしのことばかりいって、仕事が忙しいを理由に
まともに家事をしていなかった。。

はあ。

しかし、家事って単調で苦痛だ。

むなしいし、達成感もないし、ばかみたい。

これを年がら年中、文句も言わずやり続けた母は本当に凄い。

こんなにしんどいものだなんて、思いもしなかった。

りんこさんのために、感謝の気持ちをこめて「家」に
心をふきこまないといけないのに、

これだけを毎日死ぬまでやるなんて、私には到底無理だ。

このままだと本当に病んでしまう。


・・ところで今日は、病院に検査結果を聞きにいったら
がんでないことがわかり一安心。

あとは2週間後に検査をすればもう大丈夫みたい。

最悪の事態は免れたし、また子供が授かれる可能性も出てきた。

でもでも。

体は大丈夫でも、問題は私という人間。

まず、子供がかわいいと思えない。
今日も、診察を待っている間、隣に座ってきた頭ぼさぼさの
妊婦さんとベビーカーに乗った女の子。

幼児は、私のことをじっと凝視してくる。
私も微笑み返そうと見返したが、、

・・・かわいくない。

かわいくない。

かわいくなーーーーーーーい！

幼児は、アテンション慣れしているであろうに、何らかの
反応を求めんばかりに私のことをじーっと見続けてくるが、
私が返せないのだ。

だって、かわいくないんだもの。

なんでこんなひねくりかえった人間になってしまったのだろう。

子供がかわいくないわけがないのに。

まだどこかで、引っかかってるのだろうな。

私の子供は昇天したのに、なんでこの子はって。。。

家事は苦痛だし、
子供もかわいいと思えないし、
家でじっとしてられないし、
ガサツだし、
こんな私が人の親になれる日が来るのだろうか。

最近、出てくるのは愚痴と悪態ばかり。

泣きたくても、涙が出てこない。

家にも他人にも自分にも

もっと心をかけようよ。


せっかく、命拾いしたんだから。

休職7日目。

もう死にそうです。。

退屈すぎて。

去年から続いている、「大試練シリーズ」。

頭も体も動かせないなんて、本当につらい。

で、ついつい見たくもないTVを意地になってみたり、
食べたくもないものを食べたり、考えなくてもいいことを考えたり。

人間、無駄な時間やお金があってもろくなことがない。

先週の日曜日、いつも習慣で手術後間もないにもかかわらず
ヨガに出てみたが、その後、出血が多くなり今も止まらない。

・・大人しく家にこもるって、こんなに辛いことだったのか。
そもそも、手術の傷がふさがっていないのだから当面は大人しくしていないといけないよなあ。

はあ。

だらだらしていると、罰が当たりそうな気がしてつらい、、、と
専業主婦の友達にこぼしてみたが、彼女は暇があればぐーたらしたい
から苦にならないと言っていた。

でも、だらだら生活していると顔にも出るし、だんだん
自分がばかになっている気はするけどね、とも言っていた。

お、恐ろしすぎる。。。

確かに、人って年を重ねれば重ねるほど生き方が「顔」に出る。
もうそれは、化粧や髪型では隠しようもないほど、くっきりと。。

よく顔は男性の履歴書というけど、女性だって同じだ。

でも、まず私の場合は早く完治させて、職場復帰すること。

余計な邪念を捨てて、まずはそれだけを念頭において考えなくては。

多少、体重が増えたり、余計な出費が増えたとしても、
また回復してから挽回すれば良いだけのこと。

今ががんばりどき。

ふんばりどき。耐え忍びどき。

・・もっと強くなるのよ、自分。

また振り出しに戻ってしまった。

我ながら、いくつになっても振り出しに戻るのが好きみたい。

いつになったら、人並みのことが人並みにできるようになるのかしら。


とりあえず、手術はおととい無事に済んだ。

今回もお医者様、看護師様には本当にお世話になった。

半身麻酔だったので意識はあったので、手術中
自分のために何人もの名前も知らない「他人」が奉仕してくださっている
ことに感謝しなくては、と思った。

どんな形でもいい。

そのうち、このご恩はまた「他人」に返さなくてはと思った。

手術後は、点滴の管と排尿用の管につながれて身動きがとれず、
健康のありがたみを心底思い知った。

脊椎麻酔が切れるまでは、生暖かい自分の下半身が
なんだか他人下半身のみたいで変な感じがした。

そういえば、手術中も自分の感覚ではまっすぐ前にのびている
はずの足が、高く両サイドに上げられているのを見て、本当に不思議な
感じがしたものだ。

日本の麻酔の技術の高さに感服。

そして、今。

仕事は、まだある。
赤ちゃんは、天国に逝ってしまった。

病気は、来週の木曜日に検査結果を聞いてから詳細がわかる。

なんとか最悪の事態は免れていればいいのだけど。

しばらく、「自宅療養」の名の下にまた自問自答の
日々が続く。

ただ家にいるって本当に苦痛だ。。