forget-me-not

2005年09月25日(日) 秋の夕暮れ

仕事は相変わらずトラブル続きで、先週末の連休もトラブル対応で
某県に飛行機で飛ばなくてはならず、丸々一日が潰れてしまった。

一生懸命がんばっても、叱られ、厭味を言われ、これでお給料を
貰っているとはいえなんともつらい仕事だ。

でも、仕事を辞めるのはいつでもできる。

だから、もう少し頑張る。

意地でも、がんばる。

仕事がしんどい一方、プライベートはとても落ち着いている。

東郷君は相変わらず優しいし、私も過去に得た教訓から
相手に素直になることを覚え、日々、実践している。

非常にうまくいっている。

連休中は、フリーマーケットに行ったり、某TV番組の観覧に行ったりした。

バラエティ番組の特番だったんだけど、結構華やかなTVの世界の
厳しさを垣間観た気分になった。

司会者の台詞って、大方ADが決めて指示出しているんだ、とか。

スケッチブックに指示が書かれるたびに、近眼なのだろう。
ぐーっと目を細めてスケッチブックに書かれた文字を読み取り、
慌てて言葉を挟むタレントのM・R太さん。

楽な仕事って、本当にないよなぁ。

そして尚のことびっくりしたのが、観覧のプロフェッショナルである
おばさん軍団がいること。

見た目は、普通のバーゲン会場にいそうな奥様方なのだけど、
笑い方、声の出し方、リアクション、全てプロ。

実際、スタジオに通される時も、別格扱い。

華やかなスッポットライトの当たるところに優雅に腰をかけ、
タレントの放つ言葉の数々にはじけるように反応し、笑い声をあげる
彼女達・・。

す、すげぇ・・・。

私と東郷君なんて、前の方にいてカメラにも入ってたのに
つい家で観てる時と同じようにぽかんと口を開けて時折あははと
乾いた笑いをするのに精一杯なのに。。

どんな世界にも玄人っているものなのだ。

30を越え、最近自分の今後の生き方について改めて
考えることが増えた。

そして、常々思うのは、なりたい自分を頭の中に描き続けることに大切さ。

今の今まで、なんとなくだけどなりたい自分、ありたい自分を
思い描いていたら、今、なんとなくそれに近い人生を歩み、
それに近い自分に近づいている。

だから、これからも描きつづける。

そして、少しずつでもいいから近づく。

もう他人の批判はしたくない。

彼らは彼らの人生があるのだから。


最近、平日は彼の家、週末は家に帰る、という二重生活が続いているが、
東郷君との生活にもすっかり馴染んできた。

優しく、思いやりのある彼。

苦節30年。

私が求めつづけていたものが、

ようやく手に入りそうな兆し。






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2005年09月11日(日) 適齢期

・・外は凄いカミナリだ。

よかった。先に投票とクリーニングの受け取りに行っておいて。

もう仕事のクレームで、連日ブルーだ。

さすがに打たれ強い私も、気分がふさぎ込むってものだ。

さっきもカンカンになったあるお方から仕事のTEL。

本当、冗談じゃないよといいたくなる。

私は掃き溜めか。

いよいよ、ゲームオーバーかしら、という思いも頭をかすめる。

でも、がんばる。

私の頭のどこかで、

つらいけど、

しんどいけど、

まだまだいけるってもう一人の私が言っている。

クレームを言われたって、

何も死ぬわけではない。

せっかく授かった大切な命を堕ろせって言われているわけでもない。

私の「つらい」なんて、

どうということではない。


どうということはないはずなのに・・。


最近、仕事で辛いことばかりなせいか、精神的に東郷君に依存する
度合いが増してきた気がする。

今まで辛いことがあるときは大体一人だったので、何でも
ひとりで抱え込む習慣がついていた。

でも今は違う。

私の力になってくれる人の存在があり、
私の痛み、苦しみ、悲しみを自分のことのように共有してくれる人がいる。

こういう存在が側にいてくれてはじめて実感する。

やっぱり、人間って一人じゃ生きられないんだな、
一人でなんでも抱え込む必要はなかったんだな、と思う。

彼の存在によって、私の精神的なバランスが保たれている。

これまで、100%仕事、か、100%恋愛のどちらかで両極端だった
私が、なんとか両方のバランスを保とうとしている。

どっちかだけではだめで、どっちかが欠けてもだめ。

そんな今日この頃。

・・ああここら辺が

私の適齢期なのかも。

なんかそんな風に思った。


先週末、中学時代の友人の結婚式2次会に行ったら、
ゲームでディズニーランドの招待券が当たった。

実はもともと東郷君と9月に入ったら休みをとってディズニーランドに行く
約束をしていたんだ。

うそのように、

まるではじめから私のものになるかのように

あっさりと手渡された招待券・・。


神様はたまに


粋なごほうびを下さる。






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