forget-me-not

2005年06月19日(日) 思えば遠くにきたものだ。

暑いですな。

今日は仕事がらみでBBQパーティがあって行ってきた。

雨が降らなかったのは何よりだけど、
どんよりとした湿気の多いムシムシしたお天気だった。

もう6月も下旬になろうとしている。

とりあえず、来週末で東郷君が一足先に新居に
お引越しをすることになっている。

条件がいいだけあってそこそこ値が張った物件なので、
私も資金援助をしており、住む権利には私にもあるが、
まだ籍を入れていないので同棲はしない。

ポリープも取らなきゃならないし
バタバタと忙しくなりそうだ。

まだお互いの両親が一同に揃うことは物理的に不可能だけど、
着々と籍を入れる方向で話が進んでいる。

うちの父と東郷君もちょくちょくメール交換をはじめた。

もうなるようになるだろう。

そして仕事。

ありえないぐらいに人がごそっと辞めているけど、
精神的には5月までよりはぐっと安定している。

本当、4月までなんて本気で心療内科に通おうかと思ってたくらい
仕事がきつくてたまらなかったけど、今はだいぶ楽になっている。

まあ気になることといえば、最近また入った私のアシスタント。
私よりも三つ年下の、学歴が高い西村知美系の主婦。

いかにも男の人が守ってあげたくなるようなタイプ。
女しかいない職場でも、小首をかしげたり、上目づかいをしたり、
すみませぇん、でもぉ・・と言い訳したり、たぶん計算ではなくて
もともとの性格なのだろう。

でも、最近見えてきてしまった。

しばらく家庭に入っていたからだろうか。
もともと勝気な性格だからなのか。

かわいくしなをつくる割には、結構あつかましい。

明らかにミスだってこっちがわかって指摘をしても、証拠を
鼻先につきつけるまで認めようとしない。

お使いで会社の銀行のカードをもっていってもらったら、
あっさり「利用ができなくなったので、カードの再発行しなきゃなら
なくなりましたぁ」としょんぼり帰ってくる。

・・かわいいふりをしてしょげているけど、間違った暗証番号を、
ATMに向かって何度も散々打ち込んだのだろう。

確認しようともせずに・・。

頭は物凄くいいはずなのに、びっくりするようなポカミスが何度もある。

何回か同じ注意をしても

思い込みかなんなのか直らない。

そのくせ、自分で判断の出来る聞く必要のないことを何度も聞いてくる・・。

私の尊敬する次長に相談したら、

彼女みたいなタイプは3年たっても30年たっても
確認してくるわよ、と。

でも、依頼心が強く、リーダーシップが取れなくても、あのタイプは
きちんとやることを正確にやってくれればいいのよ、と次長。

まあそりゃそうだけど。

なんか、先が不安だわ。

彼女と接していると、私がおじさんだったらどんなに
良かったことか、と何度も思わずにはいられない。。

あの笑顔を、小首をかしげたかわいらしい仕草を、守ってあげたい、と
思ってあげられれば、もっと思いやりを持って接することができるのに・・。

・・あんた、私には通用しないから。
しなつくる暇あったら、今後どうしたら同じミスをしないか考えてよ
って喉元まで出かかって呑み込んでる私。

こりゃすっかりお局だわね。。

まぁいいけど。


・・振り返れば、なんだかんだわが道を邁進してきてしまった私の人生。

昔は、人見知りの激しい、内気で小心者で大人しい女の子だったのに、
いつのまにか、強く前を見据えて自分の足で闊歩する30代女性に
成長してしまった。

失敗もいろいろあった。

でもくじけず、邁進してきた。

いつか自分の子供ができたら、
伝えてあげたい。

人は変われる。

今は弱くても、

強いふりをしていれば

強くなれる。

強くなれる日がくるんだよって

伝えてあげたい。






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2005年06月08日(水) じまんの父

私は父が自慢である。

母には苦労しているけど、父はいま、私の味方となり、
母の盾となり、私の幸せを心から願ってくれている。

この父がいたからこそ、あの母にも耐えてこられた。

父のメールには、

>頑張って下さい。これが菜穂香さんの最後のチャンスだと思います。
>男でも女でも老後も一人というのは余りにも寂しい人生です。
>何でも応援しますので何かあれば私専用のメールアドレスに連絡して下さい。 

今、父は母にはわからない特別なメールアカウントをつくり、
連日のように私の相談に乗ってくれたり、
激励のメールを送ってくれている。

父は真面目で、やさしくて、
今の私の最大のサポーターである。

いざ母のことでもめても、自分が間に入って相手と相手の親に
説明するから、と言ってくれている。

我ながら、すばらしい父である。

こんな父が間に入って、それでもこじれたり、反対されるようであれば
そんな縁談はこっちから願い下げたいくらいである。

この父のためにも、幸せになりたいと思っている。

私が幸せを掴むことを、
もう何年も心待ちにしている父。

この父のためにも

私は幸せになりたい。






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2005年06月05日(日) いまの心情

やっと縁談が形をなしてきたと思っていた矢先。

やっぱり、暗雲がたちこめてきた。

予想通り、障害となって立ちはだかろうとする母。

電話で、縁談について親に報告をした翌日。
(あえて父だけに)

結婚となったら、自分の病気のこと、父の家の問題のこと(中国系だって
こと?←何の根拠もないし、母の妄想)を話さないわけにはいかない、と
相変わらず訳のわからないメールが母から今朝、入っていた。

心の病んだ可哀相な母。

ああだから厭だったんだ。

その一方で、母が「何で、縁談のこと私にはひと言も相談が
ないのかしら・・」と肩を落としてしょんぼりしていたと父から聞いた。


・・それはね。

一番理解して欲しいあなたが、過去30年間
一度だって私の決断に理解を示してくれたことがないから。

一番理解を求めている時に、踏みにじって、歪ませて、振り回して、
散々私や周りの人たちをコントロールしようとしてきたから。


東郷君に話すと、自分は私の母からそのようなおかしな話をされても大丈夫だが、
自分の親に話されると厄介だな・・、根回ししないとな、と心配していた。

まあそりゃそうだよな。

・・私の中の東郷君。

やさしいけど、あんまりというか、
私ほど精神的にタフじゃない。強くない。

万が一、母の病のことで彼の両親がこの縁談に反対してきたら、
とてもじゃないけど精神的にその両親に太刀打ちできるタイプではない。

私やうちの家族が味わってきた苦しみを分かち合えるほど強くない。

温室で大切に育てられてきた彼。
頭はいいけど、そんなタフさがないのだ。

ぶっちゃけ、私はいざとなったらいつでも結婚を取りやめるか、
離婚するつもりでいる。

今後、彼や彼の両親を苦しませるくらいなら、さっさと別れる心積もりは
いつでもある。

特に、親の問題ばかりはどうにもできない。

自分の力だけでは何も変えられないものな。

それに、こういう時、妙に冷静に考えている自分と向き合うと、
自分があまり東郷君に、というか、男性そのものに期待もしてなければ
あてにもしていないことに気づかされる。

・・一方で、小学校時代の先生が、結婚相手は薄情者同士の方がうまくいく
って言ってたのも、まんざら嘘でもないと思う。

だって私、今幸せだもの。

過去に、死ぬほど好きだった相手たちとは苦しいことばかりだったのに、
ほどほどに好きな今の彼とは本当幸せなんだもの。

矛盾しているけど、適度に好きで適度に依存しているから
かえって楽なのかもしれない。

30を迎えて、なんとなくあきらめがよくなっている自分。

幸か不幸か、私にはまだ子供もいないし、
いざとなれば、一人で食べていくくらいはなんとかできるだろう。

一人は厭だけど、
どうにかする自信はある。

だから、まずは様子を見るしかない。

うまくいったらうまくいったでハッピーだし、
だめならだめでまた幸せへの道を模索しよう。

これもきっとご縁の問題なのだから。






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2005年06月04日(土) うごきだした船

突然ですが、

なんか、結婚する方向で話が進みそう。

今日、物件を先に決めてしまった。

少々値は張るけど、数日間検討するにはあまりにもいい物件で、
彼が即申し込みをした。

そこそこ高いから、私も仕事をしている間は
それなりに家賃を払うことで合意し、決めた。

順序が逆になってしまったので、駅のホームでとってつけたように
プロポーズをしてもらった。

今月末には彼がまず移動することに。

できちゃった結婚ならぬ、
(物件)きめちゃった結婚だ。

さあ大変だ。

親が日本にいないと、本当こういう時になかなか話が進まない。

ひとまず、お互いに親には電話で報告することに。

彼の親には私はもう挨拶をしているが、うちの親にはまだ会わせたことがない。

結局、父からは早急に東郷君を連れてくるように言われる。

あーあ。この前の休みに、適当に一緒に連れていきゃあよかった、
とつくづく後悔。

またお金がかかってしまう。

私忙しいんで、東郷君だけ行かせてもいいか、とつい言いそうになって
やめる。(当たり前か)ライオンの檻に、野ウサギを放り込むようなことは
さすがにできない。

・・でも、8月は私の仕事のピークだし、9月にでも連れて
行くしかない。

真剣に、親同士が会えるのは、結婚式当日かもしれない。


ああどうしてこう計画性がないのかしら、私ら・・。

本当勢いもいいところだ。

確かにあの物件は、駅から近く、天井も高く、部屋も明るくて綺麗で、
風呂の湯沸かし機もしっかりついていて、たまたま担当してくれた
不動産屋さんの苗字が私の苗字と同じだったとか、そういうことも
後押しして相当な勢いで決めてしまった。



まあいいか。

人生、なんでも勢いっていうものね。


とりあえず、少しずついろんなものを運んでセットして、
秋に入籍したらすぐに住み込めるようにしようかな。


しかし。

こういうときに限って、ポリープはみつかり、

職場ではさらに2人辞めることになり、(ついに私が上司の次に、
古株2番目になってしまった・・。ありえん。)

両親は向こう5年は海外駐在になる見込み・・

という状況。

なんか早くも不安だらけだけど、

まあもう船はうごきだしてしまったのだ。

東郷君と私の乗った船が、地図を用意する間もなく流れに任せて
よたよたとうごきだしてしまった。

まあ途中で沈没したら、自力で泳いでまた沖に戻ってくればいいだけのこと。
遭難したら、自力で方向修正すりゃいい話。

がんばらなきゃ。


この船を、



きちっと大きな海原に先導しなくては。。






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2005年06月02日(木) 女って大変だなとおもうとき

おつかれっす。

今日は、会社の命令で初めて婦人科検診に行ってきた。

初の内診を受けて、つくづく、女のひとって大変だな、と思った。

当たり前だけど、子供なんてぽこぽこ簡単に生まれるてるわけでは
ないことも実感。

みんなみんな、うちの母も私の親友も、大変な思いをして
子供を産んできたんだ。。

大変だなー。

私のお医者さんは男性だったけど、今時の産婦人科の
配慮たるや大したものだ。

カーテンが下りたと思いきや、ぱぱっと内診して、ささっと
いうべきことを言って、カーテンが上がる前にたたっとその場を立ち去る。

もちろん、顔なんてわかるわけもない。

一昔前は、ここまでの配慮なんてなかっただろうし、
機械だって今日ほど高性能なものではなかっただろう。

今日は初の婦人科検診で、事前にベテラン風看護士から
「最初は、ショックで泣いてしまう人もいるんですよ」と聞いていたけど
覚悟してのぞんだら、どうにか大丈夫だった。

割り切ってしまえば、なんてことはない。

でもつくづく、女って大変だなと思った。

でもって、子宮ポリープが見つかった。

とった方がいいって言われていて、
ちょっと憂鬱だ。

ネットで調べても、大した手術ではないみたいだし、とってしまうに
越したことはないようだが、なんか憂鬱。。

でも、はやく見つかって良かったかも。

子宮ポリープって原因ははっきりわからないみたいだけど、
極度のストレスや不規則な生活でホルモンのバランスが崩れることでも
なるらしい。

しかもなる人は何回もなるって。。

いつのまにか、普段の生活状態の歪みが体に出てきてもおかしくない
年齢になったんだなぁと実感。

帰ってからもいろいろ考えて、やっぱり乳がん検診とか一通り
受けてみようかな、と思うことに。

まさか自分が、という過信がよくないのよね。

・・やっぱり、人生長いようで短いよなぁ。。

ガタが来る前に、

結婚して子供を産みたい。

でも、子供を産む前に、もう少し人生勉強したい。

性格矯正したい。。



いろいろ悩みごとがつきない


ある三十路の昼下がり。






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