forget-me-not

2005年05月31日(火) ホールド&リリース

仕事。

仕事仕事仕事。

そんな感じの毎日。

つまんないのかなー、私の人生。

一生懸命がんばってはいるんだけど。

今日は、ほんっとうにひさしぶりに21時前にオフィスを出た。

なんか、ここのところ本当当たり前のように遅くまでいる日々が続いている。

今の仕事についてもうじき丸2年だけど、仕事帰りに遊びに行ったことなんて
軽く両手の指で数えられる程度だろう。

こんなものなのかな。

こんなものなのかもしれないな。

しっかし、無駄にストレスの溜まる仕事だ。

外国人とやり取りしている人、国際結婚している人って、
本当タフじゃないとやってられないだろうな。

最近、疲労もピークな為か、ふとした理不尽なことで
頭にかーーっと血がのぼって気が付いたら言葉が
先に出てることが何回か続いた。


それからは、一瞬、ホールド。

ぶちまける前に、

一回、ホールドしてから、

リリース。

ホールド&リリース。

これで、どれだけ多くのトラブルが避けられてることか。

すー、はー。

がんばるのよ。

ブちぎれたって仕方がない。

一瞬、間を置くだけで、最悪の事態は避けられるのだ。

がんばるのよ、私。

東郷君とは、今週末も物件めぐりをする予定。

小心者で、ヘタレだけど、
やさしくて
やさしくて
・・やさしい東郷君。


私の心が


ひたひたの泉で潤っている。






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2005年05月22日(日) Life goes on...

おひさしぶり。

仕事が忙しくてばたばたしていた。

いつものことだけど、またごそっと人が辞めてごそっと
新しい人達が入ってきた。

ほとんど総入れ替え状態。

もうじき入って3年目に入る私が、気がついたら職場で
3番目の古株になってしまった。

とかくいう私も、毎日毎日、もう無理、もうだめ、もう耐えられないと
思いながら頑張っている。

どんな仕事だってそれなりに大変だけど、今も本当しんどい。
仕事の量、連日のタクシーでの深夜帰宅、理不尽なことの多さ。。
ときどき、なんかのおしおきかと思うような毎日。
精神的限界への挑戦。。

でも、がんばらなくては。

ここで負けてたまるものか。

絶対に負けるのだけは厭。

辞める時は、納得して辞めないと一生後悔するから。。


ここ最近のハイライト。


・・最近、ノイローゼになって帰国の決まったとある生徒と話をしていた。
すると、びんびん伝わってきた。負のオーラ。混乱した、ケオティックな
彼の思考、おどおどとした言動、はぁとため息をついては頭を抱える彼。

目に見えてわかる、肌で感じられる負のオーラ。

disoriented
confused
chaotic
panicky。。

なんか、私まで目が回ってきて気分が悪くなって
いてもたってもいられなくなった。

彼の過去の話をきけばきくほど、本当にたくさんのことが見えてきた。
かわいそうな青年だった。みんなそれなりに苦労をして成長するものだけど、
彼の抱えてきた問題はこれまで見たことも聞いたこともない類のものだった。

なんかそのオーラに、圧倒された。

・・ゆっくり休息をしておくれ。

そして落ち着いたら、
遊びに来ておくれ。

みんなあなたが、大好きだから。


先週の月曜は、ひさびさに大学時代の同級生とぷち同窓会。
もともと女の少ないクラスだったこともあって、女子は私一人。

元彼Nくんも来てた。

なにも変わってなかった彼。

髪も笑顔も仕草もなんにもかわってなかった彼。

でも私は

変わったのよ。

もう昔の私ではないの。

何せ今の私は、

何を隠そう

幸せなんだから。

将来を考えている相手がいるといったら、元彼以外の彼らは“おーっ”と
騒ぎながら“よかったなー、本当に。菜穂香は一番結婚に縁のなさそうな
タイプだから安心したよ。相手がいなかったらどうしようかとびくびく
してたんだぜ”と好き放題いっていた。

ふん。何とでも言えばいいわ。

その昔、私に告白してきたスズキという男も、今ではそれは
美しい自慢の彼女ができてラブラブみたいだった。

頼んでもいないのにラブラブ写真を見せてきた彼が、
執拗に私の彼の写真も見せろ、というのでプリクラを見せたら、
うーんとうなって

か、かっこいいな・・、だって。

・・そりゃあんたよりはね。
明らかに自分より冴えない男を想像していたに決まっている。

まあどうでもいいけど。
N君が、ずーっと東郷くんの写真を眺めていたのが気になった。

もうね。

逃した魚は大きいのよ。

でもNくんには感謝しなきゃ。
あんな青春時代もあったからこそ、今の私がいるのだから。


そして今日は、東郷君と三社祭へ。

ここのところ、私の仕事でデートがドタキャンになったり、
約束の時間に仕事で大幅に遅れて、彼がすねて帰っちゃったり、と
すれ違いが続いていた私たち。

今日も、駅の出口を間違えて、お互いにへんてこなところに行ってしまい、
どこかで落ち合おうとしても私のところに来ようとしないどころか、自分が
どこにいるのか探ろうともしない受身の彼にブちぎれて携帯に向かって
“もういいっ。私があんたのとこいくからじっとしてな!”と啖呵を切って、
ずんずんと彼の待つ場所に向かった私。

なんて頼りにならない人・・、と目を釣り上げて、それは般若のような
顔をしていたであろう私。やっとこさ彼の姿を見つけて、ずんずん歩いて
いく私をみて、バツのわるそうな顔をしたと思ったら


“はい、一周年記念”

と少し恥ずかしそうにカバンから真っ赤なバラの花束(5本)を差し出す彼。


聞けば、家を出てほどなく花屋によって買ったのだとか。

照れ屋で面倒くさがりの東郷君が、一番やりそうもない行為。


なんか、のどにつっかえぼうが入ったみたいに
魚のようにぱくぱく口を動かしてしまったわ。

・・この人は、

本当に時々子供みたいに頼りにならないけど

心優しく

しかも

私のことを本当に想ってくれている。

私が何が好きでどこに出入りするとか、一度言ったら克明に覚えてくれている。

私がこれまで一度も経験してこなかった類の愛情ややさしさを
惜しみなく与えてくれる。

この一年、恋愛で泣いたことが一度もない。
彼の感情の起伏に振り回されたことも一度もない。

これまで私が男性の中に求めてきた何かが欠けてるけど、
それ以上のあまりある何かを与えてくれる人。

留学中、親しかったある友人が、

一生のパートナーを選ぶポイントはcompatibilityよ

と言っていた。

要は、いかにつりあっているかどうか。

性格、知識、育った環境、誠実さ、他者への思いやり。。

これまで、自分にないものをもった、完璧な人ばかりを求めてきた私。

それでいて、compatibleとははるかに程遠く、
いつも劣等感に苦しんでいた私。。

今は、そういういみではとても居心地がいい。
完璧とはほど遠いけど、compatibleな彼と私。

やっと見つけたcompatibleなパートナー。



彼が私をいたわってくれるのと同じくらい


私も彼を


いたわってあげたい。






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2005年05月08日(日) 思いをはせる時。

土曜は、東郷君と一緒に親友のR夫妻の家に遊びに行ってきた。

Rの徹底したママっぷりには本当に感心した。

聞けば、最近またおめでたがわかったそう。

・・よく知っている人なのに、もう遠い別の世界の人みたいだった。

Rの旦那も驚くくらい、彼女は主婦業に専念している。

結婚するだいぶ前から仕事を辞め、結婚に備え彼に尽くし、
結婚後すぐに子供ができた為、さらにその出産準備につくし、
いまや子供と夫に尽くす日々・・。

私にも、できるだろうか、と思わず考えてしまう。

彼女と同じことが

果たしてできるのだろうか。

別に同じことをする必要はないのだけれど。

きっと、子供ができたらできたで自分の性格上、意地でも面倒は見る
自信はある。自分は食べなくても子供と夫には必ず食べさせる自信はある。

でも、自分のセルフ・エスティームはどうなるのだろう。。


Rは、昔から勉強もスポーツもよくできた。

その気になれば、ばりばり仕事もできただろうし、
今だって充分働けるだろう。

でもそれを全てせずに、今はずっと子供と一緒に家にいる。
運転もしない。家計も夫まかせ。

絶大なる信頼をおいているからこそ、だけど、私だったら
たぶん、無理かも。。

物理的に旦那に頼らざるを得ないときは仕方ないとしても、
万が一なにかあったら。。という思いが常にあるからこそ、
手放しで全て頼ることはできないだろうな。。

いくら相手が東郷君だとしても。

R夫妻は、「僕達、もう欲しいものがないんだ。だから自分のために
お金を遣うこともないんだ」と言っていた。

欲しいものがない、とは、精神的に満たされてる幸せな人たちなら
ではの言葉だな、とうらやましく思った。

確かに、使えるお金がある程度あるからってこともあるけど、
私なんて最近、買い物依存症かと思うくらい、靴やナチュラルビューティー
の服など、欲しいものが後を尽きず、いつもぐっとこらえては店を後にするか
考えた挙句に買ってしまう。

自分中心の世界が、他の誰かになったとき、
価値観ががらりと変わるものなのかもしれないな。

彼女の家で、かつて中学時代に仲良くしていた別の女友達Oの
写真も目にした。

Oは、中学時代、私の一番の親友だった。
転校してきた時期がたまたま一緒だった、でだけで、いつも一緒に
いたけど、タイプが全然違っていた。

だから、中学を出てからはほとんど連絡らしい連絡も取らず、
ごくたまーに会ったり、年賀状をやりとりする程度だったO。

彼女も最近出産したばかりで、出産前にRの家に遊びに来たそうで、
その時の写真だった。
中学の時のOは、それは美人で頭がよくておしとやかで、
男子生徒のマドンナだった。

それでもって、いつも少女マンガに出てくる女の子のように
夢見がちでぶりっこで純粋ぶってるところが私は本当、肌に
合わなくて苦手だった。
たぶん、自分にないものを持っている彼女に嫉妬していたのだろう。

そんな彼女の写真を見た。
妊娠前からだいぶふくよかになった、とは聞いていたけど、
妊娠でさらに体重が増えたのか、もうだいぶ貫禄がついていて
化粧ッケのない顔にすだれの前髪が中年女性然としていた感じが
否めなかった。昔の輝かしいくらいかわいかった彼女が、
普通のおばさんに見えた。いつも歯に衣着せぬRが、
“Oちゃん、昔の方がかわいかったね”と言っていた。

でも、幸せいっぱい。
・・そんな感じだった。
それに越したことはない。

元気な赤ちゃんも生まれ、今はますます子育てに追われていることだろう。

結婚や出産って本当にタイミングなんだな、と思う。

自分はたまたま遅組だけであって、たまたま今は自分のために
使える時間のお金があるというだけの話。

だからこそ、それを有意義に遣わなくてはと思う。

今日から、先日アメリカにいた時に買ってきたピラティスのビデオで
エクササイズをはじめた。

なんかやっぱり、エクササイズをすると気分もすっきりするし、
前向きな気持ちになれる。

資生堂の美容セミナーも空席待ちをしているし、
気になっているワークショップにも参加しようと思っている。
検定試験もまた受けるつもりだ。

こうして自分のために時間やお金をつかえることがいかに
貴重でありがたいことなのか。

Rと話していてつくづくそれに気づいた。

何かが失われても、それ以上の何かが得られる。
一方、何かが得られても、何かを失わざるをえない。

その最たるものが、結婚・出産、自分で家族を持つということ、
のように見えてならなかった。

・・私も幸せになりたいとおもった。






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2005年05月05日(木) 負け犬クライシス

休息をとってきた。

いい気分転換になったかな。

ひさびさの両親とののんびりしたひと時。

でも、いろんなことに気付き、考えた一週間。

例えば、私もなんだかんだひとりぐらしが長くなってきたものだから、
親とはいえ長時間同じ空間に一緒にいるのがしんどくなっていた。

すっごく気にかけてもらうのはうれしいし、
私のことをまるで自分のことのようにあーでもないこーでもないと
真剣に話してくれるのは嬉しいけど、それをステレオのように聞いてると
なんか息が詰まるというか、いたたまれなくなるというか、気がつくと夕飯が
終わって少しするとすっと自分の部屋にこもってしまう私。。

まるで条件反射だった。

自分のなかにガラスのコップがあって、父と母のいろんな小言でその
コップが満たされ、こぼれそうになると耐えられなくて、たまらず一人に
なりたくて部屋に飛び込んでしまう。。

なんか、軽い引きこもりだったわね。私。

あと、親も元気で、自分を思ってくれていて、大好きな猫もいて、
お腹がすいた時に美味しい食事がテーブルにのっていて、子供の頃だったら
全てが幸せで満たされていたはずなのに、なーんか物足りないあのかんじ。

やっぱり、それ相応の年になると両親からの愛情だけでは
満たされないことに気づく。

あったりまえなんだけど、
なんかかなしいというかなんというか。

本当、私もぼやぼやしないできちっと責任持って
地に足つけて生きていかなきゃ、と思った。

ぼけぼけしているとあっというまにおばあさんだ。

自分を磨けるときに磨いて、
仕事も恋愛もきちんとコミットしなくては。

それから、
人の命は本当に儚い。

だから、もし万が一何かあっても後悔しないでいられるよう、
思い残すことがないよう、ベストをつくしていないと。

この年になって自分は自分の思っている以上に親の愛情に
恵まれてきたことに気づき、帰る前日はひとりで
シャワーの室内でずっとおいおい泣いていた。

なんか、本当30代になってから涙腺がゆるくて仕方がない。

幸せにならないとな、自分のためにも、

親のためにも。


帰りの飛行機の中、ある中国人親子に席をゆずり、たまたま後ろに
席を移動したら隣になったアメリカ人男性に声をかけられ、話をしていた。

いい人だったけど、リアリティTVのディレクターという割には、
なんかいまいち一般常識のない人だった。

一応名刺交換はしたけど、ウェブサイトもないなんてあーやしい。

結婚しているのか?と聞いていたので、
年内にする、と嘘ついた。
予定は未定だ。

本当、我ながら自意識過剰だと思うけど、一応予防線は張っておかないと。
(無駄だわね。。)

そして帰ってきてからは、おこたを片付け、空気の入れ替えをし、
掃除機をかけた。

なんか、無償に無駄なものを捨てたい衝動に駆られた。

昔からとっていたCD、本、読まないマンガ、雑誌、見るものいやな服、
くたくたになった下着、色の変わった靴、埃かぶった置物、ガラクタ。。
ああ捨てたい捨てたい捨てたーーーい!

というわけで、少しずついらないものを捨てていくことにした。

夏木マリという女優さんは、いい女とは、不要なものを潔く
捨てられる女だ、というようなことを言っていた。

私の周りには、いらないものが繁殖しているような気がする。

だから、これからいろいろと捨てていこうと思う。


今日は、ひさびさに東郷君とデートした。

が。

彼の片耳が爛れてあまりにいたいたしかったので、会って早々に
タクシーで彼を救急病院に連れて行った。

少ししてから、耳に大きなガーゼを当ててテープでぐるぐる巻かれて
ますます痛ましい姿で出てくる彼。

どうみても、喧嘩して殴られたおさるさんみたいだ。。

当人も、もんちっちみたいと意気消沈していた。

どうせなら、片耳じゃばらんす悪いので両耳にガーゼが欲しい、と
無茶なことも言っていた。

なんであんなにひどくなるまで放っておいたのかなぁ・・。

かわいそうだけど、
もう子供じゃないんだからさ。。。

自己管理は、お互いの大きな課題だわね。

早く治しておくれよ。


目標を

見つけないとな。

20代とは違った目標。

なんか、今はそれがぶれてしまっているから、
心もとない気がするのかもしれない。

それか、もう達した目標に意味もなくしがみついているから
むなしい感じがするのかもしれない。

次のステップを踏む時が来ているのだ。

もっとチャレンジして

もっと上を目指さなくては。

新しい自分。

新しい挑戦。


あしたから


またしごとがはじまる。






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