forget-me-not

2004年08月31日(火) お金で解決すること。しないこと。

今日は、ひさしぶりのお休み。

あさってからまた合宿研修だ。がんばろう。

怒涛の一週間だった先週。

学ぶことは本当にはかりしれなかった。

ピンチもあったけど、周囲の協力もあってどうにか乗り越えた。

そして、気づいてしまった。

世の中、たくさんのトラブルがあるし、お金で解決しないことってたくさん
あるけど、でも大概のことはお金で解決できるんだってこと。

お金で解決できる範囲で済めば、

御の字なんじゃないかと思う。

極端な例を言えば、交通事故を起こして車の一部を破損するのと、
人に大怪我させて後遺症を残してしまうくらいの差。

お金で解決する範囲内であれば、不幸中の幸いというものだ。

ぴりぴり眉間に寄せる必要はない。

こんなんじゃビジネスにならないのもわかってるけど、
でも人の安心、安全、信用を失うことを考えれば、お金でなんとか解決
できれば安い物だ。

・・私はそう思う。

ひさびさにトーマスからメールが来た。

今、誰か特別な人はいるのか、というので、東郷君の話を余すところなく書いた。

トーマスの日本人の彼女、Jちゃんとはあまり忙しくて連絡とっていない。
菜穂香のことをよく考えているよ、と書いてあったけど、本当この人も
変わらないわね。

つい今年の初め来日して、Jちゃんと東南アジア旅行してきたばっかりでしょうに。

でね、書いたんだ。

過去の恋愛と違って、今の人とは一緒にいてもI feel good about myself.
I like the way I amって。東郷君のよさは、このひと言に尽きる。

ひやひやもどきどきもはらはらもないけど、
穏やかでピースフルで落ち着く。

着飾らなくても素のままで受けれてくれる。

はじめての体験だ。

・・29にして、初体験!

ほかの人たちはみんなこういう思いを味わってきたのだろうか。

私は、大事にしようと思う。

こういう人。

将来、結婚までできなくてもいいんだ。

友達として、人として

こういう人は大切にしなくちゃ。


愛することとは与えること。


・・私もつくづく


大人(おばはん)になったものである。






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2004年08月30日(月) かなしいとき。

キャンプと研修、無事に終わりました〜!

初めての割にはがんばったほうだと思う。

85%の出来だと思っていたのに、

最後でやってしまった。

最後の最後で、大寝坊・・。

もう言葉もなく、大ショック。

お怒りもごもっとも。

最悪の事態は免れたけど、

やっぱり8日連続勤務、連日の寝不足は29歳には応えたみたい。

あああくやすいいいいいいいいいい!!!!

これまでのがんばりだって水の泡かも・・。

できて当たり前だし、

がんばって当たり前だし、

ミスったらぎゃんぎゃん言われるし、

誉められたいな〜と思うと自分で誉めるしかないし、



負け犬だって

負け犬だって



・・負け犬だって


つらいのよおおおお。







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2004年08月22日(日) 「杉田かおる」という生き方

今日からキャンプ&研修で1週間留守にする。

怒涛の一週間。
がんばらなくちゃ。

このために、何ヶ月もがんばってきたんだしね。

いろいろ人とぶつかったり、まだまだ準備不足のところもあるけど
なんとか乗り越えよう。

みんなにいい思いをして帰ってもらおう。

・・昨日から、準備をしながら24時間TVを見ては涙を流している。

っていうか泣けるよ、もう。

涙が出すぎて準備にならないわ。

それにしても、杉田かおるはいい。

いいね。あの人。

本当、強くてたくましくて前向きで笑顔が綺麗で酒癖悪いけど憎めない。

今も走ってるのかな。

がんばれ。

いくつになってもチャレンジ精神が旺盛なところは、ほんとうに
かっこいいと思う。

いい女だと思う。

私は、水野真紀より、杉田かおるだな。

・・私も頑張らないと。


最近、支えてくれる人の存在のありがたさをかみしめている。

私、29年生きてきたけどこんな思いは初めてだ。

愛されるより自分が愛する方が絶対に自分は幸せになれると
思い込んできたけど、単なる思い込みに過ぎなかったようだ。

私はこんな思いをさせてくれる人と、
もう中学生の頃に出会っていたのね。

東郷君はいつも私に感謝をしている、と言ってくる。

感謝をしているのは

私のほうだ。



がんばらなくっちゃ。

もうそれしかない。

酒癖は悪いけどどこか憎めない、

強くたくましく美しい、

杉田かおるのような女に

私はなりたい。






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2004年08月15日(日) ほのかな幸せ。

詫び倒し。

その一言に尽きた金曜日。

後は誠意だな。

上司と共にとにかく頭をさげる、さげる、さげる・・。

ってなんで私が。この私がっっ。私のミスじゃないのにいいい。

・・でも。

自分でもびっくりしたわ。誠意なんて言葉が、軽く口をついてしまうなんて。

言うはやすし、行うは難し。

もういいわ。なんでもこい、よ。

金曜日の変な緊張とプレッシャーと前日の寝不足、そして気温の変化が
たたってか、土日は体調が絶不調だった。

夏風邪、クーラー病、夏ばてがうまくブレンドしたようなダルさ。
けだるさ。動こうとすると体が鉛のように重い。冷や汗が出る・・。

というわけで、ひたすら寝ていた。

今週末は、ちょうどいいことに東郷君もお盆で田舎に帰っていて不在。

エステの予約を入れていたくらいだったので、電話でキャンセルをして
ただひたすら寝た。たまに起きてオリンピックを見てまた寝た。

おかげで、日曜の午後には、だいぶ調子が戻った。

洗濯、掃除を済ませ、ゴミ当番だったから公園近くに散乱していた
花火の燃えカスを片付け、車に乗ってお買い物。

フェイシャルエステにもいけたし、パンツの裾上げもお願いしてきたし、
まゆ墨も買えたし、食料品の買出しにも行けた。

夜は、食欲も戻ってきたから、どうしても食べたかった
アレを一人で食べてしまった。


そう、アレ。。


うな重!


1500円くらいしたかしら。

美味しかったわ〜♪

ああ幸せ。


はっ。

またおやじ入ってるかしら・・。


今晩は、ひさしぶりにおばあちゃんに手紙を書いた。

老人ホームに入ってから、はじめてだ。

お手紙を書くのは。

読んでくれるかな。

喜んでくれるかな。


ひとまず、近況を書き、写真を入れて封をした。

東郷君のこと、書こうと思ったけど、寸でのところでやめた。

もう半年。

いや、せめてあともう3ヶ月待ってからにしよう。

まだ、どうなるかわからないからね。


さて、いよいよ仕事も大詰めだ。

がんばろう。がんばるしかない。


東郷君が、田舎のおみやげをたくさん買ってきてくれたという。

今日は、あんまり嬉しくてもらう前にお礼にハンカチを買った。

ハンカチを・・。


ハンカチ・・。




おばあちゃん、見てて。


私、


今度こそ幸せになってみせるから・・。






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2004年08月12日(木) ため息を数えて。

はあ〜あ。

明日は、上司と一緒に怒られにいってきます。

私のミスじゃないのに、なんでこうなの。

ミスった相方は涼しい顔してオフィスにいられて、
なぜにこうも最後まで要領がいいの。

っていうか、私ってなんでいつもこんな役回りなの。

なんで私ばっかり・・。

ああ九層。

・・東郷君と一緒に暮らしたいなぁ。






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2004年08月08日(日) あの頃

・・暑い。

ああもう汗が吹き出てくる。

最近、また忙しくなってきた。

おまけに先週はひさびさに仕事で2回も人とぶつかってしまった。

今はどうにか収まって、元通りに戻ったけど、人に話せば私は何も悪くない、
といってはくれるけど、一週間の間に二人の人間とぶつかるのには
私のほうにもなにか問題があるんだろう。

やることがいっぱいありすぎて、毎日いろんな突発的アクシデントが
起きて、気持ちが焦る。イライラする。


・・朝はなるべく早く出勤して、帰りも残れるだけ残っているのに
思うように仕事が進まない。

がんばらなくっちゃ。

本気になって、邪念を払って、気を散らさないように集中して
仕事に取り組めばいいのよ。

そして、休みのときくらいひたすら休むことに徹しよう。

基本的に体は丈夫なはずなんだけど、疲労に弱く、すぐ他人の
風邪が移ったりしてしまうから。

焦らず、体調管理をしっかりして、今週はまちがっても
ソファで化粧も落とさないままクーラーをつけっぱなしでうたたねを
しないようにしよう。

それだけだ。

それだけ・・。

昨日は、仕事帰りに東郷くんと、中学時代の同級生シノダくんがマスターを
務める飲み屋さんに行ってきた。

昔は、どちらかというと静かでぽっちゃりしてて人見知りが激しい感じの
おぼっちゃんタイプのシノダくんだったが、ひさしぶりに会った彼は
筋肉質な細い手足と、茶髪の髪と顎鬚の似合う、精悍な顔の若マスターに
なっていた。

最初、東郷君と私は普通の客のふりをしてカウンターに座った。

いらっしゃいませーというシノダくんの声は、中学自体のままだった。
あ、彼だ彼だ彼だと目配せする私たち。

最初、他のお客さんの接客と、料理と、お酒をつくるのに忙しくて
くるくるこま鼠のように働くシノダくんに、なかなか声がかけられなかったが、
少し落ち着いたときに、東郷君が、“よう、シノダ”とカウンター越しに
声をかけると、一瞬固まった後、“おおおお!!”と声にならない声を
あげるマスターシノダくん。

“なんか似てるなーとは思ってたけど、声かけるわけにもいかなくて
黙ってたけどやっぱりかーーー!”

なんか不思議な感じだった。

実は私はシノダくんと同じ大学だったので、遠目から見たことはあったのだけど、東郷君は何気に中学の時以来だからかれこれ15年ぶりの再会!

“東郷、かわってねーなー”

と大笑いするシノダくん。

ああなんか変な感じ。思えば、私たち三人はみんな14歳の頃
同じクラスだったっけ。

しばらく旧交を温める間も、接客し、皿を片付け、料理を出し、
本当によく働くシノダくん。

聞けば、親戚のお店を譲り受けて若店長をつとめてもう5年になるんだとか。
数年前に結婚もし、薬指に指輪が光っていた。

シノダくんは私のことを、“すごく生き生きしてる”と言っていた。

“今の仕事、好きでしょう?”というので、“うん、とっても”といったら、
“仕事が好きな人って目が生き生きとしてて若く見えるし、仕事が嫌いな人は、
ふけて見えるんだよなぁ”とニコニコ。

本当は内心、心身共に疲れてよれよれだったけど、生き生き
していると言われちゃ満更でもない。

・・かくいうシノダくんも、やたら若く見られて、下手すると大学生の
バイトかと聞かれることのあるという。もう来年みんな30なのにね・・。

お料理もなかなか美味しかった。
料理のからきしダメな東郷君は、“おまえの手料理が食える日がくるとは夢にも
思わなかったよ”と笑っていた。

一見、全然接点のない東郷君と私が一緒に店に入ってきたから
“え、二人はまたなんで・・?”と聞いてきたので、“前の同窓会で会って
たまたま来ようかって話しになった”と言ったらふーん、と納得したような
そうでないような顔をしていた。

そうだよね。中学時代は学校きっての秀才だった東郷君と
コンプレックスの塊だった私なんて何も接点がないもの。

一応、付き合っていることはまだ同級生の間では内緒になっているし。

東郷君は何度もカウンターの下で手をつないできたけど、
いたってふつうにしていた。

・・早いよなぁ。時間がたつのなんて。

お酒の説明を他のお客さんにするシノダくんなんて、なかなか板についていた。

彼の奥さんが到着するのを待っていたけど遅くなりそう
だったので、“また来るよ”といって店を出る。

なんか、時間が止まったかんじがした。

たのしかったな。

私もあんなに暗黒時代だと思っていた海外の中学時代が、走馬灯のように
よみがえってきて、そういえば楽しいこともたくさんあったな、と思える
ようになった。

日曜の今日は、家に帰って昔の文集を引っ張り出す。

あ、いたいた。東郷君もシノダくんも。

そういえばそうだった。東郷くんの家はとても教育熱心で、中2の終わりには
早々と受験準備があるから、とみんなより先に帰国してしまった。

ありとあらゆる習い事を毎日のようにこなし、私の中ではいつも
とっつきにくい優等生、というイメージがあったっけ。

でも、寄せ書きのところには、みんなとは少し離れたところに、
東郷君と私の名前がちょこんと隣同士に書かれていた。

何にも意味はなかったはずなのに、なんとなく15年前に私たちが名前を近くに
書いたことを想像するだけで楽しく思えてしまう。

みんなびっくりするだろうな。

もし来年、東郷君と私が結婚することになったら。

まあまだわからないけど。

まあうまくいけばいったでハッピーだけど、別にダメになったら
ダメになったでまたやり直せばいいだけのこと。


でも、あの頃は想像もつかなかった。


私の暗黒時代のはずだった中学時代の同級生の店で、


大の苦手だった優等生の彼氏とカウンターの下で手をつなぎながら


涙が出るくらい大笑いする日が来るなんて。






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2004年08月01日(日) 盛夏のよろこび

先週の木曜日。

行ってきました、ミュージカル。

日本で観る初のブロードウェイミュージカル。初のS席!

ミュージカルも素晴らしかったけど、何気にS席も凄かった。

一階席ののど真ん中で役者の表情もよく観えるし、生演奏はクリアだし、
足伸ばせるし、おまけに同じ列に芸能人がうようよいらした。

私の左隣は中井美穂、東郷君の二つ隣はジャニーズのあのお方。
どうやらマネージャーと来ていたみたい。勉強熱心で何よりね。

でもはっきり言って、私は芸能人なんて言われないと全然気づかないんだけど、
東郷君は仕事柄よく出くわすらしく、本当によく気づく。

中井美穂は変装もなにもなくあのまんま。
あんまりそのまんまだから、返って隣に座ってきたときも私は
ちらと見上げたけど、全然気づかなかった。

でも言われてから、ちらちらとチェックしたわよ。
指輪とかブレスレットとかサンダルとか、言われてみればさりげなく
いいものを召してらっしゃる。

そりゃそうよね。彼女は、あのミュージカルのパンフレットにも
感想を寄せてらっしゃるから、VIP中のVIPだろうし。

それより何より、素晴らしかったわ。ミュージカル。
目でも耳でも楽しめて、ぞくぞくっととり肌も立って、五感で
楽しめるのがミュージカルの醍醐味ね。

今回は東郷君の仕事関係でたまたま券がもらえたけど、たまには
自分でも行こうかな。

心が洗われるとでもいうのか。

トラブル続きで気分の晴れない日々の合間に、それはそれは
よい気分転換になった。

金曜は、東郷君にトマトとニンニクのスパゲティをつくってあげた。

この間、平野レミが深夜番組でやっていた簡単ナポリタンを適当に
真似てつくったのだけど、自分で言うのもなんだけど美味しかった〜!

白ワインやブイヨンが決めてだったのかしら。
われながら美味すぎてたまげた!

東郷君はもっとたまげて、それ以降、その番組で最近出した
平野レミの料理本をあちこちで探し回っている。

前は美味しい料理ができても一人で自画自賛して満足していたけど、
一緒に自賛してくれる人がいると2倍にも3倍にもハッピーになれるもの
だったのね。

料理のパワーってすごいな。

土曜日は、午前中に仕事を終えた後、はたまた東郷くんと
ナンジャタウンに行って来た。

私はかれこれ9年ぶりか。この前、ナンジャタウンから割引はがきが
届いたから行ってみたのだけど、夏休みだけあって凄い人!

おまけに今、餃子、シュークリーム、アイスクリームの博覧会を
開催していて、それはそれは大賑わいだった。

餃子、とにかく美味しかった〜。4種類は食べただろうか。
全国各地の名店の餃子が食べられて夢みたい!

帰りに、東郷君が買いたいCDがあるというのでCDショップに寄り、結局
彼は何も買わず、PVをぼーっと眺めていた私がRケリーのシングルと、
アッシャーの新アルバムを購入。

だからなんで私が買ってるんだってば。
しかも2枚も。

ああでもいいわ〜。どっちも。

特にRケリーのシングルは2曲ともかなりの名曲だと思う。
少し前から、自叙伝的な歌が増えている気がする。

銃で撃たれたり、飲酒運転して車が横転したり、癌を宣告され、
人生の危機的局面を経るも、神様に救われ、セカンドチャンスを
与えられ、オー、ジーザスいつも守ってくれてありがとう〜って
感謝をする歌。

言葉では言い表せないくらい凄いよなぁ、この人の歌は。
スキャンダルなんて取るに足らないことのように思えてしまう。

いつかコンサートに行きたいな。


・・さて、明日からも仕事だ。頑張ろう。

東郷君とも付き合って4ヶ月目に入った。

まだ、なのか、もう、なのかよくわからないけど、とてもしっくりいっている。

前にも書いたけど、本当にいいリハビリになっている。

彼のやさしいところ、愛情に溢れているところ、
本当に私に合っている。しっくりくる。


歳を重ねれば重ねるほど、恋愛が楽しいと思えるのは


私も成長している証拠なのか。







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