forget-me-not

2003年11月12日(水) 誉めない女

ああつかれた。

今日も夜10時過ぎまで残業。

明日、上司が出張先でつかう資料づくりを手伝っていたら、
あっという間にそんな時間になっていた。

でも、前の職場が前の職場だったこともあって、
残業は厭だけど、今の職場では大して苦にはならない。

仕事は楽しいし、
人間関係も良好だし、
中国整体や入浴剤入りお風呂に入っているから、
疲れてるんだけど、以前のようなダルさはまったくない。

グチをこぼしたくても、ああつかれた、って控えめに言うくらい。


私って幸せ者だわね。

それにこの上司(女)。

私好みというか、全然人を誉めない人なの。

全然というか、滅多に、かな。

自分は仕事がばりばりできるものだから、周りもできて当たり前、というのが
彼女のスタンスなんだろう。たぶん、彼女も誉められ育ってきたタイプじゃ
なさそうだし。

同僚のなかには、あまりに彼女が誉めないから、悔し涙流していた
人もいたくらい。

たまに私も九層ぅと思うことはあるけど、でも丁度いいかな。

私基本的に誉められるの大の苦手だし、母親からもほとんど
誉められることなく育ってきたから、ちょうどいい。(Mなんです。)

逆にたまーに誉められたとき、何倍も嬉しいしね。

・・でもさすがに今日は、二人で遅くまで作業していたから、
“ありがとう”と“本当にありがとう”と連発していた。

あら。言おうと思えば言えるじゃない。

まあいいや。

そういえば、おとといの夜中、また青木さんから電話があった。

奥さんとは相変わらずの状態らしいが、
でもやばいこれは。

私の存在に依存しかかってる。

そろそろ適当に線を引かないとね。

ごめんね、青木さん。

私、彼氏じゃない男の人には本当に容赦ないの。

先週末は、衆議院総選挙やら磯野貴理子の結婚やら
世間ではいろんなドラマがあったわね。

というか、今日のこの覇気のない日記からしてわかるように、
何か最近、また退屈病が出てきてるかも。

仕事はそれなりに毎日刺激があって楽しいんだけど、仕事だけの
人生はつまらないよね。

何かいいことないかな。

どきどき、はらはらするようなこと。

この前、ラジオである作家も言っていたけど、人間にとって一番つらいことは
“退屈”だって。

本当だよね。
退屈な人生ほどつらいものはない。

かといって必要のない苦労を背負うこともないんだけど。

はっ。そういえば私、再来週出張だった。

なんかいいことないかな。

隣の同僚(女)が、“向こう行って恋に落ちるなよ”ってうるさいのよね。

落ちるかっ。

んな簡単に落ちれたら苦労しないわよ。

確かに青空占いでも、11月に出会いがあるっていわれたけど、
でも仕事よ仕事。しかもびっちりのスケジュール。

まずはそれを目標に自分を奮起させないとね。

さて、明日もがんばるか。

私の日記、つまらなくない?

書いてる今の私がつまらないからかしら。

まあこんな日もあるわね。

以上、深夜の一人語り終わり。

いい夢が見られますように。






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2003年11月08日(土) ふつうの幸せ

・・今週も忙しかった。

金曜なんて、朝から休憩もろくに取らずに必死に仕事して
やっとオフィスを出たのが夜11時過ぎ。

こんなはずじゃないのに、と同僚と首をひねりながら。

こんなことなら木曜から調整できればよかったんだけど、
いつも直前になって上司からドカンと仕事をふられるから仕方がない。

・・といいつつ木曜は、ひっさしぶりに会社の同僚と六本木でご飯。

場所は、本場のニューオリンズの風情をたたえたレストラン。
もちろん経営者は、ニューオリンズ出身。

別の同僚に勧められて行ってみたんだけど、本当雰囲気から、流れてる
音楽から、料理の味から、涙が出てくるほどニューオリンズだった。

お客さんもほとんど外国人ばっかりだったし。

しかもそのお店、絶対に取材は受けないんだって。
口コミオンリー。

大きなお店ではないから、すぐ一杯になってしまうらしく、私達が行った
ときもしばらくバーで待っていたんだけど、事前に電話で交渉していたことも
あって、なんとか席を確保できた。(予約なしの客はみんな断っていた。)

もうそれは幸せなひとときだった。

ああいうお店大好き!

今度は誰と行こうかな。


・・そして土曜日。

最近、土曜日が大好きだ。

別に何をするというわけでもないんだけど、ひとりであちこち出かけて
気分転換図るのが、妙に楽しい。

前は、にぎわう週末にひとりでいることにヘンなコンプレックスを
抱いていたけど、今ではほとんど消えてしまった。

今日は、たっぷり昼まで寝て、夕方くらいから自転車をこぎこぎ中国整体に
行って、まつげパーマに行って、日用品の買い物して、たまたま通りかかった
神社で開催していた酉の市を見てお参りもして、吉牛の牛鮭定食を食べて、
レンタル屋さんで話題の映画を借りて帰ってきた。

今は50円で買ったマッキーのCD聴きながら、お風呂ができるのを
待っているこの幸せ。

ああ私って小市民♪

でも私がこう幸せな気分にひたっていると決まって舞い込む
親からのメール。

最近の父のメールにはいつも、

“もう勉強はそれくらいにして、
普通の女の子の幸せ探しをなんとかしてください”

とある。





・・だから私幸せだっての。


そりゃあ彼氏はできないけど、いないものを無理してつくったって
仕方ないじゃない。

父はいつも“普通の女の子”を引き合いに出すけど、
私さっぱーりわからない。(しかも“子”じゃないし。)

私、普通じゃん。
縁遠いだけで、普通過ぎるくらい普通じゃん。
しかも案外毎日幸せだし。

勉強だって好きな訳じゃないけど、チャレンジが好きなだけ。

なんとかしてくれ、といわれても、
これ以上どうしたらいいのかわからないわ。

そして母のメール。

NZ出張の話をしたら、案の定“お母さんは反対”だって。

理由は、私が“頼りなくて心配”だからだそう。
“菜穂香にそんな話がいくこと自体、おかしい”だって。


・・一番わかって欲しい人にわかってもらえないこの寂しさ。

大体、私が頼りなかったから、ほかの人々はどうなるわけ?
私はいつだって自分を頼りに生きてきたというのに。

っていうか、相変わらずこの歳になってもコントロールしてくるんだから。

心配してくれるのはありがたいけど、なんでこう
なんでもかんでもいちいち反対してくるのかしら。

来週ある、いとこの京子ちゃんの結婚式に振袖を着ていく、といっても、
“お母さんは反対。”理由は、私が“花嫁より目立つのはよくない”から。


???


ああもう息が詰まって死にそう。

っていうか、あなたがひとつでも私のすることに
同意してくれたことがこれまであった?

服でも彼氏でも部屋の模様替えでも大学院行きでも就職でも
なんだってなーんだって反対してきたじゃない。

・・もう耐えられない。

早くお金を貯めて親が戻ってくる前に家を出よう。

それだけの話。


皮肉なものだ。


母親の過保護と過干渉のもとで育った結果が、

今の私なのだから。

自由とインディペンスと吉牛が大好きで、

人からの束縛と命令とコントロールが我慢ならない、

・・今の私。


はぁ。


もっと大人にならなくっちゃ。


そうそう。おととい、アメリカにいたときに知り合った
車椅子バスケの選手のYさんからひさしぶりに電話があった。

来週の土曜日、再放送でまた彼がテレビに出るそう。
私は結婚式があるから、ビデオにでも撮っておくかな。

来月、試合があるそうなので見に行こうと思う。

以前、取材したいと言っていた元彼Nくんと一緒に。


そう。その前になんとかNZ出張を乗り越えないとね。

がんばらなくっちゃ。

まずは準備が大変だけど。

おまけに、私の勤務先の関係で、出張中の滞在形態はなーんと
ホームステイ。

この歳で、人生初のホームステイ。(きゃー。)

弟には、“普通なら、仕事やめて金払ってするよなぁ”

と呆れられてしまった。

でも楽しみー。

どきどきわくわくだわ。


やっぱり、これだから人生やめられない。



人の幸せなんて、つくづく人それぞれだと思う。



私の場合、男運がないだけに、


その他のところで少しばかり運がいいだけのこと。


もっといろんな人に会いたい。


もっといろんな世界を見て勉強したい。


きっとその先にこそ、


こんな私の


ふつうの幸せが待っていると思うから。






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2003年11月05日(水) There is a way

・・運が、向いてきた。

いんやもう、待ってたわよぉぉぉ。

最近、あんまりにも健康運ががたがただからどうしようかと思っちゃった。


というのも実は今月末、出張でNZに行くことになったから。

しかも2週間。

るんるるんるーん。

楽しみー。

スケジュールはハードそうだけど、仕事でもないと絶対に
行かないだろうしなぁ。

特に最近、“一回でいいからオーストラリアかNZに行ってみたいなあ”って
思っていたところだったから、まさに晴天の霹靂。

生きてるとたまにはいいことあるわね。

その前に、体調管理をしっかりしないと。


今日帰ってテレビをつけたら、

“There is a will. There is a way.”

って言葉が流れてきた。

意思があるところに、道は通じるって。

そうだよね。


意思があれば。


意思さえあれば・・。



・・M氏、今に見てて。



私はいつかきっと、



自分の道を通して見せるから。






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2003年11月03日(月) いつか幸せになる日まで。

ここのところ、ひょうそうだの結核検査だの膀胱炎だの中国整体だの
話題にしていたら、そのキーワード検索でこの日記にアクセスされる方が
結構増えてきた。

といいつつ、キーワードばっかりでほとんどお役に立てないんだけど。

みなさん、どうぞお大事に。


・・やっとひょうそうが1ヶ月目にして治りだしてきたと思ったら、
今度はもしかしたら婦人科に行かないといけないかもしれない。

なんだか、時折右胸の脇がしくしくと痛むのよね。

1ヶ月前にもこうなって、まさか乳がん?と思っていろいろパンフとか
見たんだけど、セルフ検査の方法が読んでもさっぱりわからない。

しこり、なんて言われてもどれがしこりなのかもわからない。

でもこの前はちょっとしたら痛みも消えたので、あら騒がせたわね、と
笑い飛ばしていたんだけど、今日も目が覚めたらしくしく痛むじゃない。

今日のは結構痛くて、本当に医者に行こうかと思ったくらい。

場所は同じところなんだけど、筋肉痛が悪化したような痛み。

ああもう面倒くさいのは本当に勘弁だわ。

とりあえず一週間様子を見て、まだ痛かったら婦人科デビューだわね。
まあ痛くなくても、一度検査を受けても損はないかもしれない。


最近、たまに体に不調があるたび、“ああ人生短いんだから、
思うように生きないとな”とつくづく思う。

その辺は、アメリカに住んでいた辺りから自分でもだいぶ変わってきたつもりだ。

元上司に言われたとおり、昔の私なら、“家に着くまで絶対に食べるなと
言われた綿あめを後生大事に抱えて、うちに着いたときには袋はからっぽ”
だったけど、今なら、歩きながらちょこちょこ食べるくらいのしたたかさと
要領のよさは身についてきた。

昔は趣味がやせ我慢かと思うくらい、我慢が大好きだったし、美徳だと
思っていたけど、今はなるべく自分の欲求に赴くままに行動している。
(まあこれも良し悪しだけど。)

前は、自分の欲に忠実でいることに罪悪感すら感じていたんだけど、
今はまったく逆だし。

言わば、生きるのが楽しくて、世界が色づいてきた感じ。

あ、なんだ。

お腹すいたらご飯を食べ、疲れたら休む。

それでいいんだってわかったことで、だいぶ楽になったから。

思えば、極度な“贅沢は敵だ”的発想は、ずっと母親から
刷り込まれてきたことだ。

昔から、遊び=悪、旅行=罰が当たると言われ続けてきた。
(自分はさんざん海外旅行したのに。)

だから、昔は友達の家族がボーリングやらカラオケやらスキーに
行くという話を不思議な思いで聞いていたっけ。

今思えば、うちの家族なんて見る人から見たらなんてつまらなくて
退屈な家族だったことだろう。

もちろん、無駄遣いはよくないし、遊び回るのもよくないけど、
とにかく極端なのよね。

だからといって、それがすべて悪ではない。

要は、バランスが大事なのよね。

そう考えると、母親は何事にもバランスを欠いていたことが
今はとてもよくわかる。


・・私、普段マンガは読まないタチなんだけど、唯一10代の頃から
全部読破している漫画家が、柴門ふみ。

小説も、エッセーも、マンガも、彼女のだけは共感できることが多くて
いつも考えさせられるから、大好き。

で、最近買った連載マンガに“みんな君に恋している”っていうのが
あるんだけど、1巻を買っておきながら、今日、コンビニで最終回を
立ち読みしちゃった。

なんか、この主人公の女の子がまたすごく気になるというか、
共感できるのよね。

母親の異常な支配のもとに育った元優等生で、社会人になってからも
母親の影に怯え、依存症や神経性じんましんに悩みながらも、
がんばって克服しながら生きていくって話。

優等生ってところは全然違うけど、どこか似てるって思った。

生真面目なところとか、目も当てられないくらい不器用で、
people pleaserで、幸せ願望が強いところとか。

こういうタイプ、案外多いのかもしれないな。
普段目立たないだけで。

いつも作品に出てくるタイプが似ているから、きっと柴門さん
ご自身もこういう感じだったのかもしれない。

でも今日、おっさんばりに最終回を立ち読みして、
ちょっと幸せな気分になれた。(←小市民。)

だって、幸せを掴んだんだもの。

この不器用な主人公。

つくりものってわかりながらも、ああよかったーって素直に喜んじゃった。

母親のことも自分の弱さも全て受け入れて、自分の
生きたいように生きることで、幸せを掴めたんだもの。

やっぱ、こういかなくっちゃ。

生きたいように、生きる。

・・これに尽きる。


私も、頑張ろう。

くよくよ悩んだところで、どうしようもない。

この先何か起きても、受け入れて、これからできることを頑張るのみだ。


日々後悔しない生き方をしていれば、


きっといつか


道は拓けるはずだから。






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2003年11月01日(土) エイドリアンの決意

今週は本当に飲み会が多かった。

週に3回はきっついよなー。
ただでさえ往復3時間以上かけて通勤してるのになー。

一回目の飲み会は、K先輩と。

この人との付き合いももう10年になるんだけど、
っとにいい人でさー。今も昔も。

この人だけだよ。私に向かって絶対ネガティブなこと言ってこないの。
冗談でも、ばかとかあほとかやばいよそれ、とか言わないの。

朗らかでお利口さんで思いやりがあって、今も昔もそりゃやさしいの。

このK先輩。職場では女上司とソリが合わず、納得いかないと
理路整然と討論して何度も女上司を泣かせたこともあるらしいけど、普段は
本当穏やかでやさしい。

試しに、“私、ひとりで回転寿司には行くし、屋台には行くし、
吉牛にも行って、最近一向に歯止めがきかないんですぅ”

って言っても、

“へぇ。キャリアウーマンだ。”

とニコニコ。

なんだよなんだよ。
なんでこんなにいつだってやさしいんだよ。

いろいろと突っ込んで欲しくてバカ言ってたら、
だんだん自分の方が疲れて頭痛がしてくる。

先輩、私と話してて疲れませんか?

私、自分で話してて素で疲れるんですけど。

・・なんでこんなにやさしいのかなぁ。

私、やさしい人とはたぶん付き合えないのに。


・・2回目は職場の人たちと飲み会。女性ばかりの計7人。
なんか私、今も昔も、アメリカでも日本でも、どこいっても女の園だわ。

でも、みーんないい人で本当幸せ。

特に今の職場は、似たもの同士ばっかり。
気が強くて、気が強くて、気が強くて、あれあと何だっけ・・。

みんな仕事にプライド持っていて、やりがいを見出している。
海外生活してた人ばかりだから精神的にインディペンデントな人が多い。

歳も近いしね。

適当にさぼったりなんてしないし、まあみんなと合うわけでもないけど、
私としてはとても楽。不思議な信頼関係でつながっている感じ。


・・3回目は、矢部さん(問題発言の彼)がいる隣の会社の飲み会。

ある社員が退職されるので、その送別会だったのだけど、
うちの職場からはなぜか私一人が招待される。(しかも当日、
仕事の途中に矢部さんに呼び出されて。)

確かに同じオフィスだから、挨拶くらいはするし、
時々お昼に行ったりはしたけど、でもなぜに私??

まあいいか、ということで行ってくる。(暇だしね。)

なんだかんだ仕事が遅くなって、9時ごろに合流したのだけど、
なかなか楽しかったかな。

いろんな人間模様も垣間見られたし。

そうそう。矢部さん、最近は新しく入ってきたきれいな年上の派遣の
おねーさんにご執心で私には見向きもしてこなくなっていたのに、
昨日は最初席が隣だったこともあって、ひさしぶりに少し話をした。

“なんか今の部署に移ってから、やたらAV借りるようになってさー。”
“ああ、忙しいといろいろと溜まりやすくなりますものねー。”

なんか矢部さんのさわやか体育会系モードに乗せられて、
こっちもにこやかに答えたけど、後で酔いが覚めてからはたと気づく。

・・妙齢の女にいうことじゃねぇだろう。

っていうか私、素で同情するなよ。
保健室のおばさんじゃあるまいし。


・・酒の席ではいろんな話に花が咲いた。

私、“ロッキー”に出てくるエイドリアンに似てるって言われたんだけど、
誰ですかそれ。ロッキー自体見たことないし。

まあいいか。


うちの職場については、“絶対顔で選んでるよ。あんなかわいい子ばかり
いるのはおかしい”、と隣の会社の女性陣。

確かに美人が多いけど、みんな仕事も英語もバリバリなんだから、
素直に“才色兼備”って認めりゃいいのに、と内心思う底意地の悪い私。

おまけに私、派遣の女の子に今度カメラマンの男を紹介するからって言われた。

“菜穂香さんのこと話したら、ぜひ会いたいってー。”
“えええ。そんな私なんてー”

といいつつ、先にそんな話がまとまっていることにびっくり。
独身男が少ないからって、買い手市場な訳?

私の好みは・・?

なんか向こうはいろいろと女を選べる気でいるみたいだけど、
私だって男に食わせてもらうつもりさらさらないし、カメラマンだか
なんだか知らないけど選ぶのは私だから。(←やっぱり性悪)

まあどうでもいいわね。

ってあんたこんな高慢ちきだから彼氏ができないよねっておだまり。

それに最近、ますます男性不信に拍車がかかっている気がする。

さっきも書いたけど、矢部さんだって、かわいい子が入ってきた途端に
つーんだし。本当ゲンキンなんだから・・と思っていたんだけど、
飲み会の間、無駄に矢部さんと目が合った。

ふっと視線を感じて見ると目が合うってパターン。

目が合うということは、向こうが一方的に見ているというより
私も見てるんだけど、よくわからない。

矢部さん、元彼がFBIってみんなにバラすし。(言う私が悪いんだけど。)

まあどうでもいいわね。酒の席だし。


・・最後、なぜか私も入って記念撮影。

なんで私がそこにいたのか最後までよくわからなかったけど、
楽しかったからよしとするか。


3連休の今週末。

今日は、足の病院に行ったり(実はまだひょうそうが治っていない)、
お買い物行ったり、中国整体に行ったり、レンタル屋でスティービー
ワンダーのベスト盤や“ホワイトオレンダー”(かなりお薦め!)を借りたり。

実は最近、前にも書いたけど、美容に関する執着が半端じゃない。

暇さえあれば、きれいになることを考えている。

今日も、思い切って欲しかったクリニークのナイトクリームをゲット。

シミ消しの薬も飲んでるし、エステも行ってるし、骨の歪みも治して
もらってるし、クリニークで肌に磨きをかけて、野菜食べて・・。

独身女の意地って我ながらこわい・・。

でも最近、陰の努力が報われてかよく誉められるようになった。
いつだって誉めてくれるのは同性だけど。



・・え?


なんでそんなに意地になってるかって?



それは、私の心のどこかに、今もあの人がいるから。


仕事のできる美しい女性には、いつも敬意を払っていた彼。



ああくやしい。
私だって仕事さえできれば、もっと美しくさえなれれば・・。


そうすれば・・。


仕事のできる、美しい女性。


私の最大のコンプレックスであり、最大の目標だ。

自由な時間と自由につかえる僅かなお金がある今、

整形以外ならなんでもやってやるわ。

我ながら、過去の人にこんなにこだわっていて、未だに
リベンジをしたがっていることに気づくと呆れるしかないんだけど、
それでもいいの。

いいのよ。


私は絶対にきれいになってやる。


いつかまた、


彼と再会できる瞬間が来るまで。







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