forget-me-not

2003年07月28日(月) 東京パズル

明日から出勤なので、今日は行きつけの美容院へ。

ずっとワンレンだった前髪をひさしぶりにばっさり切ってもらったところ、
なんだか7、8歳は若返った感じ。

私は、ちょっとキツい顔をしているので、ちょっと和らいだ感じがして
なかなかいいかも。

行きつけの美容院は、かれこれ5年くらい通っているので
担当の美容師さん(店長さん)とももうすっかりおなじみだ。

だいたいの希望を伝えれば、あとは彼が適当にアレンジしてくれる。

彼は店長だけあって、腕もセンスもずば抜けている。

とはいえ、まあそのときの流行もあるんだろうけど、
たぶんに彼個人の好みも表れるんだろう。

いつも私はシャープできりっとした髪型を想像しているのだけど、
いつも仕上がりの鏡に映るのは、ふんわり、ほんわりした女らしい別人の私。

ああ、この人、きっとこういうタイプが好きなんだろうな、なんて
ちょっと思ったり。

そうよ。この和み系をキープしたら、少しはもてるかも、
なんて、本当この際どうでもいいわね。

・・今日、その美容院の帰り、いつも帰宅時間は人でごった返す駅の
切符売り場のあたりで、中年のおじさん、おばさん、金髪のお兄さんが
5、6人くらい一斉にしゃがんで、地面に手を這わせている。

“すいません”と金髪のお兄さんが頭を下げているところをみると、
彼の落としたコンタクトを、会社帰りのサラリーマンが屈んで探す手伝いを
している模様。

そういえば、私も昔駅の近くで同じことやったなぁ。
(結局、自分で見つけたけど。)

こういうのも、ニュースになればいいのにな。
東京だって、まだまだ捨てたものじゃない。

・・そういえば、小さな幸せ。

近所のレンタル屋さんで、ずっと欲しかったR.Kellyのアルバム
“chocolate factory"(2枚組)を300円で借りられたこと。

ああうれしい。最近、ささやかなラックが続いている。

セックススキャンダルには事欠かないけど、R.Kellyは
アーティストとしては天才だと思う。

働きだして、少し余裕が出てきたら、R&B系の曲が流れるクラブに行きたいな。

周りでR&B好きの友達がいないから、どうにかして
新しく開拓できればいいのだけど。

そしたら、クラブはもちろん、コンサート等にも行けるのに。
誰か歳の近い女性で、興味のある人いないかな。

となると、やっぱりネットかな。
なんか怖い気もするけど。


・・とりあえず、当分恋愛は見込めそうにないから、
仕事と自分磨きと趣味に走ろうと思う。

習い事もしてみたい。武道やヨガやダンスにも興味がある。料理も習いたい。
資格を取りたい。オシャレがしたい。
新しい人たちと知り合って新しい空気が吸いたい。


失うものがないということは、


ある意味弱みであり、


ある意味で、強味でもあるのかもしれない。



2003年07月27日(日) 涼夏の週末

昨日は、Nくんと花火大会に行ってきた。

かわいそうに。フットサルで靭帯を痛めたNくんは、
あの身動きもとれない大混雑の中、ずっとびっこを引いていた。

別に花火大会なんてこれからいくらでもあるから、
今日じゃなくていいよと何度も電話で言ったのに、“行こう”の一点張り。

でも、行ったら行ったで、花火はきれいだったし、賑やかな人の喧騒、
冷えて乾燥した焼きソバ、生ぬるいビールも夏の風物詩でなかなかよかった。

夜が更けるにつれて、きっとまたうちに来いだのそっちに行きたいだの
言ってくるかな、とちょっと身構えていたけど(前日仕事帰りにうちに
来たい、と言われたが断った)、足の痛さもあってか、あっさりとサヨナラ。

なんだ。私の考えすぎだったみたいね。

拍子抜けしつつ、ちょっとホッとしながら、
軽く足を引きずりながら帰っていくNくんの後姿を見送る。




・・いい人だよな、やっぱり。


おとといは、友達と会った後、生まれて初めてフェイシャルエステへ。

なんと1500円で1時間近くも顔や首、肩のマッサージ、毛穴のお掃除、
パックを丁寧にしてもらったら、お肌が剥きたてのゆで卵のようにつるんつるん。

この安さといい、効果といい、クセになりそう。
今度は、皺の気になりだしたN嬢と一緒に行ってこよう。

私の担当のベテランエステティシャンが言っていた。

美の基本は、お金をかけること。時間をかけること。
気持ちをこめること、だって。

・・これまで何もかけてなかった私としては目からウロコ。

やっぱり、基本は気持ちだよな。
きれいになってやるわ。

さてと。今日はいい天気だから、家事を終えたらひとりで
近所のお祭りに行ってこようかな。
 
日本に戻って約2週間。

なんだかんだ、

日本の良さが身にしみてならない今日この頃。



2003年07月25日(金) 遅咲きの春

日本は相変わらずの梅雨模様。

ここ1ヵ月半、バタバタとしていたけど、
やっと少し腰を据えることができそうだ。

就職も、運良く欠員募集をしていた某NPOに採用が決まり、
英語もこれまで勉強してきたことも活かせそう。

NPOなんて、と親がまた目くじらを立てそうだけど、働くのは私。

とにかくがんばって、認めてもらう他はない。

他にも選考がとんとんと進んでいるところがあって、未練はあるのだけど、
とにかく1日も早く働きたいのでそこに決めることに。
これ以上贅沢言ったらバチが当たりそうだし。

仕事も結婚もご縁につきるのかな、と思う今日この頃。

でもダメだ、結婚は。
まだまだ夢のまた夢もいいところ。

恋愛もしたいし、結婚もしたいのに、
今は誰とも付き合う気がおきない。

心のゆとりがない。
まだ準備ができてない。

彼氏は欲しいけど、今の私に男は必要ない。

・・そんなところかしら。

元彼Nくんは、すぐさま前のように付き合えると思っているけど、
明日、きちんとその辺を話そう。

昔5年も付き合ってなんですが、友達からお願いできませんかねって
頼んだら、わかってくれるかな。

彼はいい人だし、よく私のことも理解してくれているし、
かっこいいけど、もう正直、恋愛感情は、ない。

申し訳ないな、と思いつつ、申し訳ないと思うこと自体申し訳ないな、と思う。


要は何がいいたいかというと、こういうこと。


今は、ひとりでいい。

じゃなくて、ひとりがいい。

もう依存体質の女はやめだ。やめ。

ひとりで時間をうまくつかってもっといい女になりたい。

ひとりで“きれいになり隊”を結成してやるわ。

そして仕事もこなして、見返してやるんだ。

>誰を?

>誰を?

>・・だから、誰を?






・・M氏を。



>あらら。やっぱり出たわね。あんた、かっこいいこといって、
単にM氏のことを今も引きずっているだけじゃない。

そ、そうよ。だから何よ。ずっと強がっていたかったけど、これが
正直なところだから仕方がないわよ。あの人に、認めさせてやるんだから。

>認めさせてどうするのよ。自分で認めてりゃいいじゃないの。今時リベンジ
なんて流行らないわよ。Lameよ。虚しいだけ。次に行かなきゃ、次。
第一私、あんたほど不器用で要領の悪い女を見たことないわ。



あんたほど不器用で


要領の悪い


女・・




はぁ。



というわけで、


私の春は


まだまだ遠いようだ。



2003年07月23日(水)

雨が続いている。

最近思う。

欲求不満な人や、今の生活に満足してない人。
物事がうまくいかなくて余裕のない人ほど、

・・他人に批判的なのはなんでだろうって。


あれかな。

人は、怒ったり、頭にきたり、イライラしてたりすると、無償に
誰か(何かを)をpunishしたくなる。


例えば、

彼氏ができない→欲求不満でイライラする→カップルが目の前を通り過ぎる
→ふん。ダサい彼ね。あんなのいない方がマシだわ→余計イライラする

といった悪循環。“自分よりも幸せな人は許せない”ってやつね。

自分の未処理の怒りを、他人を“punish”することで
一時的に解消しているのよね。

言葉は、それを発した人が所有権を持つ。

つまり、他人の悪口をいえばいうほど、悪口の対象者よりも、
かえってそれを言っている当人のことがよく表れているのだ。

所有者が、自分の所有する言葉と向き合えば、

本当の“問題”は一体どこにあるのかわかるというもの。


ということで、結論。


・・幸せになりたかったら、


まず他人への不必要な批判を止めることだ。



2003年07月22日(火) おかえり。

ひさしぶりの日記です。

私は、元気です。

また少しずつ近況を書いていきたいと思います。

ひとまず、ご挨拶まで。







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