知る人ｿﾞ知る『che carino! che carina!』コガキョ＆千裕に会ってきた！
どっちが何年ぶり？！
コガキョとは６年くらいサシで話したことなかったのでお茶することにしたw
『che carino! che carina!』は今年10周年らしい。
座"K2T3「アーリー・my ラブ」に客演していた！ 見逃した〜 人生最大の不覚！！
そんなわけで千裕も東京からこの公演のためだけに来日していたw
話の流れで３人で会うことになる。 何事もタイミング勝負だ。
たぶん「骨まで〜」以来だから、３人で会うのは６年ぶり…って うわ〜
３人はそれぞれがそれぞれの成長を遂げていた。
コガキョはその筋では有名人だし全国版Tvにも出演するくらい重鎮に。
千裕はDanceに目覚めて良平さんの作品にガンガン出演している。
う〜ん、人に歴史あり。 舞台人としての同士感に嬉しくなった。
ついこないだ「骨まで〜」ビデオを見直したばかりなのも影響して、極めて感慨深いw
おなかもすいたので、昼食へまっしぐら。 もはやお茶ではない。
洗面所で身だしなみを整えていると、入ってきた人が急に立ち止まること３人以上！
ついにきたか―
髪が伸びすぎた証だ…。 洗面台で顔を洗っているﾜﾀｼを見て確実に疑ったのだ。。
だいたい伸びすぎ警告シグナル（赤）はこうしておとずれる。 オートマティックだよ…
コガキョは「極上さしみ定食（ごくさし）」千裕は「煮魚定食」ﾜﾀｼは「うに・いくら海鮮丼」。
コガキョテリトリーにある鮮魚屋さんの昼食は量が半端じゃない！
その上、これだけのウニ量で値段もリーズナブル☆ すばし、よくやった。 完食。
コガキョはファシリテーターもやっている関係で面白い話が聞けた。
ディスカッションで「どこからが“踊り”なのか」を議題としたらしい。
まずは踊りだろうと思われるものを書き出す。
「回る」「跳ぶ」等。 それを実践して確認する。
今度は逆に、踊りじゃないだろうと思われるもの。
ここからが面白い。
「蛇口をまわす」「爪が伸びる」等。
うわはははははは… そうきたかーーーっ
そして実践。 どんな実践なんだ？「爪が伸びる」を身体表現で実践ってw
その結果、とてもおかしなことが起こったそうだ。
「どんなことをやってもダンスに見える」 定義が決められないのだ！
一つの真理は「それを見る人がダンスだと決める」ということ。
見ている人が“ダンスじゃない”と思えばそれはダンスじゃない―
これは大いに納得できる面白い定義です。
ダンサーがダンスだと決められないんです。
いくら命がけで踊っても“提案”にすぎないなんて、なんと酷い話でしょうw
ﾜﾀｼは『ダンス＝生きること』だと考えています。
ただ、何をもって“生きる”とするかはとても問題です。
さて、ここからもうすこし話は発展します。
６年後の集会を解散したあと、ダンスが生活の一部だった人にこのことを話しました。
何をもって“ダンス”とするのか
ダンサー側の問題として、これを真剣に考えてみました。
踊りを踊っていなくても美しい動き、それをダンスと呼べるのか？！
議論はなかなか深いところへ進んだ。
その人が言うには「それはダンスじゃない」という結論。
「それはあくまでも“自然の”美しさですよね？」 着眼点はかなりシビアだ。
やっぱりダンスとは“踊る意思”もしくは“その衝動”がないと呼べない。
これはかなり追求した一つの結論かもしれない。
納得できてこれぞ正しいと思える最高の答えです。
でも単純に「これ以外にない」とは言えない気がします… なにかがひっかかる
その衝動が「心」に起因するのか、それとも「身体」に起因するのか。
もしかしたらこの問題は永遠に探し続けなければならないものかもしれません。
早急に謎を解こうとせずに、敢えてゆっくり探求していきたいですね。
『宇宙へ。』 幾多の尊い命が、その栄光を支えた。
『ディープ・ブルー』では“深海”の神秘を、『アース』では“地球”の奇跡を描いたドキュメンタリー最高峰BBCワールドワイドが選んだ次のテーマは“宇宙”。
イギリスBBCが、NASAで厳重に保管されていた"オリジナル・ネガフィルム"に史上初めてアクセス。 臨場感あふれるハイクオリティ映像に残されていたのは、圧倒的な宇宙の美しさと共に、今まであまり公にされなかったNASAの壮絶なる５０年間の記録―
ロケット打上げ失敗、船内火事、飛行士の死、予期せぬ悲惨な事故に呆然とする地上職員の絶望的な表情などは、まさに“本物”の迫力で、度重なる挫折を乗り越える人間の勇気と情熱、そして人類の宇宙への夢を描きだす。
「未来は臆病者のものではない。勇者のものだ」 …感動だよ。。
年は違うが、ﾜﾀｼの誕生日は奇しくもﾁｬﾚﾝｼﾞｬｰ爆発事故がおこった日と同じ1/28。
悲しい出来事ではあるけど、それだけ宇宙へ行くにはまだまだリスクが伴う。
しかし、乗船した７人の宇宙飛行士は死ぬためにチャレンジしたわけじゃない。
多かれ少なかれ、常に人は何かを求めて生きていると思う。
その想いが強いか弱いか。 どちらが良いとか悪いとかじゃないけれど、未知の世界を切り開いてきたのはとても強い意志力のはずだ。
そして、その強さには人を惹きつける圧倒的な力がある。
良くも悪くも人類の歴史がそれを裏付けているし、その一つの結果が宇宙開拓の歴史だと言えるんじゃないかと思う。
どんな宇宙の輝きよりもやっぱり地球が一番美しいと感じた。
映画を見ているうちに一つの考えが浮かんだ。
結局は自分たちの星を知るために宇宙へ挑んでいる気がする。
自分の人生が自分自身を知るためのものだとしたら素直に頷けるかもしれない。
ダンスも想いだけでは全く足りません。
身体表現である以上、即ち自分の身体と向き合うことから避けられない。
また、「なぜ踊るのか」自分自身にいつも問わざるを得ません。
その想いが身体をつくり、そしてその想いが・あるいは衝動がカラダをダンスに導いてくれるものだと思います。
この映画が科学技術を語るべきものではなく、夢を実現する勇気をもつ人間のドラマであることは明らかです！！
空想や演出が全く入り込む余地がない“真実の物語”へあなたも旅立ってください☆
| 2009年08月27日(木) |
「雲のむこう、約束の場所」 |
今月は new海誠・主要作品をdvd制覇！
あの遠い日に 僕たちは、かなえられない約束をした。
『雲のむこう、約束の場所』（2004）
今度は希望ある終わりかたでよかった！ ヴェラシーラの飛行シーンはいいね〜
こないだの秒速５�造郎埜紊�暗かったので、清清しくあります！
しかし、南北統一とか異相空間とか宇宙の夢とかごにょごにょした部門が多すぎますw
…が、伝えたい思いはストレート☆ 秀作。 星雲賞アート部門受賞。
まず映像に重苦しさがさほどありません。 すーっと見れます。
緻密というよりはアート。 人間の息遣いとか系じゃない感じ。
割と気質は「主張しすぎない」感じでしょうか。 個人的にはかなり好印象でした！
“夢と同じ空気”って感じたことありますか？
割と夢を見る体質のﾜﾀｼは何度もあります。
中盤、世界が変わるところなんか特に良かった。
あんなダンスが今なら踊れる気がします。
人は心の成長と共に、本当に大切なことが見えるようになっていくものだと思います。
それから、ヒロキのヴァイオリン演奏シーン。
あの、過去が呼び起こされる感じと親友同士でしか得られない感覚。
作品が「わかる」とかそういうのじゃなくて何が感じられるか。
ダンスでも、同じように大事なことだと改めて思います。
恋って大変。
運命の人だと思った相手が、同じように自分を好きになってくれるとは限らない。
実っても長続きしない、生死を左右することさえある。
なぜこんな面倒な気持ちに振り回されるのか。
人はなぜ恋に落ちるのか―
大変面白い記事を発見w 恋愛を科学する婚活の女神が現代に登場。
人類学者 ヘレン・フィッシャー氏（64）
人類学の見地から30年余にわたって研究してきた『恋愛科学』の第一人者らしい。
脳内をスキャンして特定の化学物質と恋愛感情に、かかわりがあることを発見。
さらにこの脳内物質に注目して人間の行動を分析、性格を４つに分類！（ｽｹﾞｰ
その結果、日本人に多いタイプは脳内セロトニンが多い「伝統的で堅実な建設型」らしい！
恋愛のメカニズムを解明しようという研究 fMRI（機能的磁気共鳴断層撮影装置）でカップルの脳内を調べると興味深い現象が見られるという。
熱烈に愛し合っているどのカップルも、脳の共通する場所が激しく活動しているとのこと！
しかもそれは感情に関係する比較的新しい部分ではなく、もっと奥深く、すべての脊椎動物に共通する原始的な脳の分野だった―
つまりこういうことらしい。
『恋とは 感じたり考えたりするものではなく、抑えきれない衝動』
おぉおおおーーーー なんだか核心に迫ってるぞ、この記事！！！ 劇的に面白☆
そんなわけで、この『衝動』をダンスに思いっきり置き換えます。
『ダンスとは 感じたり考えたりするものではなく、抑えきれない衝動』
おぉおおおーーーー なんだかいい！ ものすごくいい！！ 劇的に納得☆
※記事の最後にはこう書かれています。
この「衝動」とどう付き合うのか。 恋は喜び、共感、無私といったプラスの感情も生むが、嫉妬、執着、憎しみも生む。
己を知り、相手を理解して違いを認めることでいたずらに感情の海におぼれることを避けられるのならそれに越したことはない。
なんだよ… やっぱり理性が伴わなきゃ人はダメなんじゃないか― （あたりまえ
現代社会で「衝動」を野放しにしてはいけません。。
人間を原始に逆行させたら何のために文明社会を築いてきたのかわかりません。
恋愛を科学したところで面倒なことに変わりありませんでしたw
やっぱり「衝動」はダンスで昇華させるしかないッッッ☆
カッターで仕事してました。
スパッッ
ピュー
ドクドク…
あれっ？！
左手首が切れてました。 （￣□￣;;）!!
血は赤く鮮やかです。
＞安心したのは他の色じゃなかったことですね。
出血の勢いもすごかった。
＞自分が“生きてる”って、ものすごく実感わきましたね。
歩いて保健室いってきました。 これじゃしばらく献血にいけないじゃん。。
ﾜﾀｼの血液にゆとりなんかありません。 献血＝貧血です。
ともあれ、死にたいなんて全然思ってないのに死ぬとこだった―
危ない危ないw
…って、笑えない！
なに間違えて手首切ってんだよ！？
しかも箇所が箇所。 ピンポイントだよ。。 うっかりが器用すぎやしないか？！
自殺未遂と勘違いされるに違いないxxx
傷が残ったらどうしよう…
そんなことになったらもうお婿のもらい手が。。
「タイスケさん…その左手首どうされたんですか？？？」
「いや、ちょっと階段でころんでさ〜♪」
無理。
ぐあぁぁ 甚だ どうしよう…
なにか妥協策があるはず！！ あ！これならどうだーーーっ
「タイスケさん…その左手首どうされたんですか？？？」
「いや、ちょっとリストカット〜♪」
いける☆
時代って怖いね。。 リストカットも大問題には違いないけれど。
自殺未遂＝命にかかわる リストカット＝命に別状なし
うんうん、この違いは大きい！！
※手首に傷が残ることが問題なのでなんの解決にもなってません。
こんなことになるんだったら、もっと命がけで踊っとけばよかった（まだ間に合います
カッターの刃を交換したあとの切れ味をあなどっちゃいけません尋常じゃありません。
意識をはっきりもって挑みましょう刻みましょう。
命を大切に。
| 2009年08月22日(土) |
「14歳の金メダル」 |
『大逆転スペシャル 14歳の金メダル』〜平泳ぎ 岩崎恭子〜
圧倒的に不利と見られた状況から逆転勝利を挙げたアスリートたち。しかしそれは「奇跡」ではあっても決して「まぐれ」ではなかった…。会心の勝利に向けた周到な準備や壮絶な精進の日々を描くのがN○K【スポーツ大陸・大逆転スペシャル】！！
バルセロナ五輪で史上最年少の金メダリストとなった岩崎恭子。
岩崎恭子はこの大会、女子200m平泳ぎで金メダルを獲得。世界記録保持者で絶対の金メダル候補といわれたアニタ・ノール（アメリカ）を破った岩崎のタイムは、1年前の記録を実に10秒も縮める奇跡的なものだった。そこには彼女が編み出した、推進効率のよい泳ぎ、そして岩崎の潜在能力を引き出す「幸運」があった。
そしてもう一つの奇跡。それは「今まで生きてきた中で一番幸せです」と自ら語ったように、余りにも早い夢の実現ゆえに引き起こされた苦しみから始まった。五輪後、やっかみやいたずら電話などに苦しむ日々。体の成長と共に自分の泳ぎも見失い、かつての自己記録にさえ遠く及ばない状況に陥る。「もはや岩崎は終わった」との声もある中、しかし岩崎はある合宿できっかけをつかむ。そして「どん底からアトランタ五輪への出場」という2度目の奇跡をつかみ取る。
若くして夢を果たした少女の栄光と挫折、復活の知られざる事実が描かれた―
金メダルを勝ち取ったあとの物語。 みんな知らない物語。
『水泳をやめなかったこと』が岩崎恭子の強さだと思った。
岩崎恭子の言葉「水泳が好きだった」そこに全てがある気がした。
ﾜﾀｼは勝負の世界に身を置いていないし、ダンスに勝敗なんてあるはずがないと思っている。
だから、勝負事にあまり関心がないような節がある。
一般的に“勝った” “負けた”でその人を安易に判断しかねない現実が嫌なのだ。。
でも、真剣勝負の世界でしか得られないものって絶対ある…
なによりも自分が舞台で真剣勝負している以上、大きく共感できるはずなのだ。
この番組で感じたのは自分と向き合った先に本当の勝負があるということ。
金メダルを取るために、じゃなく突き詰めた先は自分自身との戦いだった。
水泳との距離が定まっていなかった頃の過去の栄光は、一般人には想像できないほど重いものだったはず。。 それを超えて改めて水泳と向き合った岩崎恭子。
自分が水泳とどう向き合うのか、自分が今何をすべきなのか。
涙目で自身を語る岩崎恭子を見ていると切実ななにかが込み上げてきて涙が止まらない。
金メダルの光よりももっと大事なこと。
子どもたちに水泳を教えるその姿はとても凛々しく、そして強い。
ﾜﾀｼは今現在の岩崎恭子に金メダルをあげたいと思います！ 最高にかっこいいよ―
『イケメン･ヨガ』出張レッスンに参加させてもらいました！！
■講師はコンドルズ随一のイケメンダンサー青田潤一☆
注意書きにはこんな一文が書かれてました！
＊講師の私がイケメンですので、皆さんがイケメンである必要はありません。
やはりコンドルズに死角はありません、さすがですw
そして今日もなかなか会えない人と続出で会いました！
コンドルズマニアさとちゃん（ここは必然かw）など数名。
とにかくＫ子さんにイケメン･ヨガ情報を聞いてなかったらスルーしてたところだ。
危ない危ない…
レッスンの前にイケメン･ヨガblogで予習を図りましたw
青田さんの画像でポーズが掲載されています。
� 悒茱�の眠るポーズ』（ヨガニドラアサナ
やってみました！ できませんでした！
�◆悒�ンキャノンのポーズ』（ティティバアサナ
無理！ こんなの初心者には絶対無理ッッッ！！
習う前に大リスペクト青田潤一☆
青田さんが指導するのは【ASHTANGA YOGA】（ｱｼｭﾀﾝｶﾞ･ﾖｶﾞ）
◆ヨガ＝呼吸◆
Ｑ.人は生まれて初めて呼吸をするとき吸うと思いますか？吐くと思いますか？
A.吸う （肺に人生初の空気が入る）
Ｑ.人が運よく人生を全うして死ねた場合、最後の呼吸は吸う？吐く？
A.吐く （目視確認の経験があります）
こんな質問からレッスンが始まりました。 これって大事なことですよね。
ﾜﾀｼたちダンサーは常に呼吸は感じなきゃいけませんが一般の人は当然ながらそれほど呼吸を感じていません。 だって当たり前だもんね。
ヨガは常に呼吸とともにあります。呼吸に意識を払っていないと苦しくて一歩も動けません。
動くというよりもむしろ呼吸
深く呼吸することでキツいことをしていても全く楽！！
いつも一定の呼吸と一緒に「踊り」があるわけではないので圧倒的に心身ともに楽☆
なんと素晴らしいことでしょう！！ あ〜 イケメン･ヨガ最高だよ〜
特に難しかったのはチャドランガダンダアーサナ！（腕立ての低い状態）
これがなかなかスムーズに移行できない！！（難 ※胸式呼吸リズムkeepがもっと難↓
何事も基本が一番難しいもの。 これはもう慣れないと無理。 何事も一日にしてならず。
スリヤナマスカラＡ
スリヤナマスカラＢ
パダングシュタ・アサナ
パーダハスナ・アスナ
トリコナアサナＡ・Ｂ
青田さん「変わるためには すこしｷﾂｲくらいでやってくださいね〜」
くぁわらなきゃ！！ そのためには１日５回のスリヤナマスカラが推奨された☆
千里の道も一歩から―
09年のお盆は清く正しく終了いたしました。 また来年。
■なんと今日からメインページに『イケメン･ヨガ』bannerが出現■
見事なリンクです。 青田さん本人の了承を得ました♪
このblogでいつでも東京築地スタジオ最新の満員情報を知ることができますw
※東京に間違って行く方はここで確認してからレッスンへGO☆
| 2009年08月15日(土) |
コンドルズ「Nine Lives」 |
◆第四回 捕鯨ツアー09◆
コンドルズ日本縦断大転生ツアー2009
『Nine Lives』
アメリカンショートヘア・スペシャル
コンドルズ初日です。 日本縦断ツアー初日です。
今回はいつもの捕鯨メンバーに加えて、Ｚ君とヲリエちゃんが参戦！！
豪華なイケメンと豪華な美女を隣同士の席にしてほったらかし堂々の鑑賞w
デッドストックの『オクダＴシャツ』ゴーストバスターを発見！
去年買えなくて泣きをみてました。 しかし復活。 笑顔で購入☆
コンドルズ公演において、Ｔシャツ購入は基本行動です。
会場ではユウナとその家族をはじめ、伊達さん澤田ちゃん、なかなか会えない人とも遭遇。
やっぱりコンドルズの引力にひかれてるね〜。 お盆＝コンドルズ。
今回のトラウマはこれでしょう☆ （去年はドネルケバブでしたw
『すやすや眠れるといいな〜♪』
人形劇好きな人、コント好きな人、ダンス好きな人、すべての人が大満足☆
しかし！捕鯨メンバーは毎年コンドルズを見て明日を生きるﾂﾜﾓﾉたちw
終演後の話し合いが熱い！！
「今回はアレがもの足りなかったよね〜でもその分ダンス好きな人は満足だよね〜」
うーん、シビアに解析されてますよ『コンドルズ09』！！
もっともっとダンスが好きになること間違いなし☆
コンドルズのダンスはやっぱり凄い。 理屈じゃない。
あの振り切ってるダンスに涙が出そうになります。
技術とか１ミリとかを鍛えている自分がバカバカしくなってきます。
こんなに楽しいダンスが実践できるカンパニーを他に知りません。
ﾜﾀｼ自身はウソのないダンスを踊っていますが、伝えたいことを純粋にしていく過程でどうしても辛気臭い、暗い作品になってしまいます。。
コンドルズのダンスはそんな空気を吹き飛ばしてくれるチカラに満ち溢れています。
ダンスは決して辛いものばかりじゃない！！
コンドルズはダンスをより身近なものにしてくれています。
彼らに負けないように、これからも踊っていくぞ☆
ぬあー！！ 元気でたーーーーーーーーーッッッ！！！
| 2009年08月13日(木) |
旅の道連れワークショップ |
「コンタクト夏合宿」クリエーションに単発で参加。
■講師：坂本公成 (ダンサー・振付家／monochrome circus)
なかなかこういう機会ってないから感性が刺激されました！
『旅の道連れ』 ※ショーイングは鑑賞無料☆
8/16（日）19:00〜 パピオビールーム 大練習室
感性を刺激されたい人は是非いってみてください。
ﾜﾀｼも時間があれば必ず行きたいと思います！
コンドルズ公演『Nine Lives』はいよいよ今週末☆
そんなわけで今日はコンドルズに出逢ってきました！
下手すると阿修羅と逢うより難しいカモしれませんw
なんだか毎年一緒に風呂に入るのが習慣になってます。 全裸の仲ですね。
そんな彼らのファッションは要チェックですよ〜
近藤さんは【ためしてガ○テン】Tシャツ！
藤田さんは【コ□コ□コミ○ク】Tシャツ！
さすが日本ダンス界を牽引するコンドルズ☆ 全く隙がありません！
今回はどんなトラウマを与えてくれるのか―？！ 楽しみですw
そして公演の翌日8/17（月）は『イケメン･ヨガ』出張レッスンが開催されます！！
■講師はコンドルズのイケメンダンサー 青田さん！
東京築地スタジオで教えている「アシュタンガ･ヨガ」の出張です。
なんと今回、青田さんに顔パスをいただけましたw
よって、ﾜﾀｼのお盆は『イケメン･ヨガ』で締めくくります！！
イケメンに興味がある人は参加するしかないでしょう☆
| 2009年08月12日(水) |
「秒速５センチメートル」 |
２回見た。 間違いなく秀作。
アニメーションというよりは小説の挿絵って感じが新鮮です。
心の距離って切ない
第一話「桜花賞」（違 「桜花抄」w
いいね〜この一話。 中学製の淡〜い恋の物語。 夢と希望の物語。
「貴樹くんもきっとこの先も大丈夫だと思う、絶対」
身も蓋もない最高の言葉。
こんなLOVE STORYに誰しも憧れをもっているはず！
もちろんﾜﾀｼもその一人w
素晴らしすぎる初恋に憎しみすらわきました
第二話「コスモナウト」
一話・二話、つづけて最強。 これが青春！
物凄い憂いを秘めた貴樹くん。 達観しすぎ。 目が完全にイってます。
「波に乗れた今日言わなければ、この先もきっとずっと言えない」
アグレッシヴな花苗ちゃんの勇気を粉砕。。 その優しさが罪なんだよ…
第三話「秒速５センチメートル」
これってプロモ映像？！ 歌だけで終わったじゃないか… 会話ないし。。
貴樹くん、この先 大丈夫じゃないよ、絶対―
初恋に人生囚われた不幸な男の末路
あんな初恋に囚われたらもう抜け出せないカモ。
人生の明暗ここにあり―
第三話では男と女の違いがはっきり明確に描き出された…
男は幻想に生き、女は現実に生きる結末
やっぱり恋はカタチにしていかないと続かないのか―
主人公最悪のバッドエンド。 同じ男としていたたまれない。
ﾜﾀｼはそんな貴樹くんを物凄く助けたくなった。
他になにももってなかったら自殺しかねない。
気持ちを大切にしすぎた結果がこれではあまりに悲しすぎる。
そう、この映画は大事なことを教えてくれます。
気持ちだけでは永遠にその距離は縮まらないこと。
そして、伝えたい気持ちを素直に伝えることがどんなに難しいことか…
２回も見れば子供時代のころのほうが圧倒的に純粋だと気付かされる。
もしかすると大人になるとその寂しさに耐えられなくなるのかも。。
この世で一番素敵なこと、それは『告白』って誰かが言っていた。
一瞬で世界が変わるってこれ以外に何がある？？？
自分の気持ちを本当に大事にしたいと思う作品です。
大事なことからやらなきゃね。
| 2009年08月09日(日) |
「北九州バレエフェス」 |
季節のご挨拶。
行きのJRで張り紙に目が！！
世界を震撼させて半世紀。
このミュージカルには神が宿っている。
WEST SIDE STORY☆
もっと早めに知っておきたかったね…
このｷｬｯﾁﾌﾚｰｽﾞで由美ちゃんと身内狩ってほしかった！！
身内を震撼させて32年。
このミュージカルには課長が宿っている。
WEST SIDE STORY☆
トニー課長よ永遠なれ！ その姿はもう二度と見ることはないでしょう…
【バレエフェスティバル2009】
１部４番。T中バレエ団『スーパーガラ公演』
拍手しすぎて手が３倍くらいになりました―
会場からは、ため息まじりに声が聞こえます
「レベルが違う」
昔一緒に働いてたＡさんに偶然会いました。
Ａさんの娘さんがフェスに出演されていることがわかり。
なんと１部５番目！ すぐあとに見れました。
振付/構成 凄く良かった！！
間違いなく踊りです！ 先生がとてもいいんだろうと感じます。
ひとりひとりのいいところを丁寧に引き出してます。
これって凄いことです。 なかなかこうはいきません…
自分もかくあらねばとかなり反省しましたw
そんなわけでバレエは本当に大変な仕事です。
生半可な技術では絶対舞台に立てません。 立っちゃいけません。
ってそんなこと言ってたら人生が終わりかねません…
開演前にT中出演、Ｓ氏へメッセージメール送ってました。
確かこんな内容で。
あんなことになるなんてその時は知る由もなかったのです。。
客って楽〜♪
『スーパーガラ公演』 期待してます。
凄いのよろしく。 「お前には無理」って感じでw
終演後、Ｓ氏から返事がきました。
出番ｷﾞﾘｷﾞﾘにメールに気付けたので、みんなの前で読み上げたよっ♪
け゛え゛え゛え゛ーーーーーーーーーー？！？！
みんな笑ってた（≧▽≦） おっしゃ！任せとけ〜！！って感じやったよ
…えっ？ それって一体どういう感じ？？？ （￣□￣;;）!!!ｽﾞｶﾞｰﾝ
メールを読んだﾜﾀｼはこんな感じです。。
瞬時に凍てついた心を爽やかな歌で表現してみました☆
ﾜﾀｼの〜メールをみんなに〜読まないでください〜
そこにﾜﾀｼはいません〜
死んでなんかいません〜
千の風に〜 千のかーぜになぁ〜…っておいッッッッッ！！！
もはや是非もなし。 もう恥ずかしくてレッスン行けないじゃないか―
終わった、人生終わったよ… 命って儚いよね〜（ﾁｰﾝ
【第三回 捕鯨ツアー09】いよいよ捕鯨ツアーも３回を数えます。
今回は『時をかける少女』の細田守監督が放つ、劇場アニメーション最新作！
『サマーウォーズ』
時をかけない少年。 草食男子vs肉食女子！
それは戦争という名の、とても優しい物語。
高校２年の夏休み、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、憧れの先輩、夏希にアルバイトを頼まれる。二人が辿りついた先は、長野にある彼女の田舎。そこにいたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内（じんのうち）家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だった。
栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。
「ちゃんと幸せにする自信はあるかい？」
すごく良く出来てました！この夏、激お薦め！！
※映画館に行く前ににこれだけはやっておこう！
事前に【花札】をマスターしておきましょう。 ３倍楽しめますw
だけど…映画館を出て、覚えていた名前は「キングカズマ」だけだった―
出演キャラクターはたくさんいるけど主人公の名前すら覚えていなかった！
個人的にショックだった。。 面白かったのに。
みんな大満足で帰った…はずだった。。 なにかが足りない。 もやもやがとれない。
もしかすると個人的な事情かもしれない。 分析した、してみた！
なんであんなに面白かったのに突き抜けなかった事情を。
おそらく仮想世界オズがやたらファンタジーでおもちゃすぎたからだ。
どうも深層意識がそれを“ウソ”だと感じたらしい。。
決して悪い意味でいっていないことをここで釈明しておきます。
実際とても良く出来ていたし、それによって年齢層を大きくカバーできる。
ただそれを個人的に間違って“幼稚”だと受け止めてしまったのだ。
いくつもｸﾞｯとくる場面があった。 でも自分になにかが不足していた。
この映画でダダ泣きした友人もいる。 それもわかる。 でも自分には足りていない。
あ゛あ゛あ゛…なんか悔しい！！ この気持ち、誰かわかってくれますか？？？
キングカズマかっこいい！！ 健二君の仮アバター最高〜☆
心から叫んでもむなしい自分がいる。。 ぐあ゛〜
「まだ負けてない！！！」
もう一度見にいって確かめてこよう。 そうすれば突き抜けられる気がする☆
「こいこいよ！！！」
―やっとアシュラに逢える―
興福寺創建1300年記念 『国宝 阿修羅展』 行ってきました！！
本日のメインイベントはこちら―
【国宝阿修羅展公式フィギュア即売会】（ｦｲ
阿修羅フィギュアです
阿修羅フィギュアなんです
阿修羅なんて見に来てません
阿修羅買いにきたんです
間違ってます
完全に間違ってます
完全燃焼です
炎天下、テント下（国立博物館外）で汗だくになりながら二列で進みます。
その人だかりに目がくらみました… ざっと1000人はいます。
これ、なんのアトラクションだよ。。
話題が話題を呼び、ネットオークション等では値段がガンガン上がっているらしい。
死ぬ気で購入！の人は朝5:00から並んでたそうです…（全国からのお勤め
買えたら満足して本物を見なくて帰りそうな勢い。
間違ってます
完全に間違ってます
完全燃焼です
アトラクションは終わりません。 続きがあります。
なんか初恋の人が並んでました 即売会に並んでたんです
いきなり話しかけられて大惨事です
幼稚園のとき大好きでしたw
ゆっくり進んでいくと即売会の脇で引換券とフィギュアを交換しているのが見えてきました
って、交換しているのは昔出演した舞台『ﾄﾘﾌﾟﾙﾜｿ』の裏方・ハヤタさん！？
仕事してました 即売会で仕事してたんです
奇遇すぎて開いた口が塞がりませんw
話しかけたら「タイスケやん！早く帰れ！！」と怒鳴られました。。
この暑さと人数に怒りがわいてたんでしょうねw
なにかがおかしいです
絶対おかしいです
確実に今日発売分5000体の半数以上がこの一瞬で売れたはずです
おそるべし阿修羅フィギュア
おそるべしMADE IN CHINA
ようやく博物館に入館―
フィギュア効果で超満員です。。 人ごみが疲れを助長します。。
しかし、さすがに本物の阿修羅は凄かった！ 意外に大きい！ なんと美しい懺悔模様！
美術館で見るとありがたみはないだろうと考えていましたが、美術館でしか味わえない楽しさが発見できました！ やはりお薦めです。
ただ、阿修羅のまわりは常にひとだかりです。 その鑑賞は奇妙でした。
それは、係員の人が時間がたつ度に「よいしょ〜」と言って時計回りにお客さんを押すもの。
※場所を動かない人をなくすため
地味すぎて すっごい変でしたw
なんと、国宝 八部衆のうちの一人に踊りの人がいました！
頭に獅子のかぶりものをかぶった人です。 阿修羅同様、奈良時代の人です。
この人だけ他の人と違うと感じました、今にも即興で踊りだしそうです！！
その表情と手の流れるような装いはDancerそのもの！
祈りに力が入ったのは言うまでもありませんw
そんなわけで炎天下の中、できたての梅ヶ枝餅を汗だくで食べました
半端なく美味いです
完全燃焼です
帰り道、天満宮でおみくじをひきました
大吉です
完全勝利です
できることなら “楽しく” “ありのままで” いつも踊っていたい。
ちょっと違う考えが横切った―
「それって楽すぎやしないか？？」
もしそれが叶って、安心して生活していけるならどんなにいいだろう。。
少なくとも今の自分にはありえないことだ。
なんでこんなに苦しいことを毎日続けているのか、なぜDanceなのか。
もし全部叶ったらたぶん要らないことだと思った。 厳しく制する必要がない。
誰が “楽しく” “ありのまま” にばんばんお金を払ってくれるんだろう。。
お金がほしいわけじゃない。 でもお金がないと生きられない。
対価ってなんだ？！ 頑張っていない人に魅力なんてあるのか。
生きる・生活することを抜きにすればこんな素晴らしいことはないのに。
誰だって認められる世界。 根底は間違いなくそこにあるはず。
でも、何をやっても認められるのなら人から干渉されない世界ともいえる。。
じゃあ、どう “楽しく” “ありのまま” でいればいいのか…
わからない
とかくこの世はわからないことだらけ。 人間関係の築き方、人の幸せのあり方…
現実から目を背ければ楽になる。 ありのままでいいから。
でもそんなわけにいかない。 都合のいい“ありのまま”ほど情けないものはない。
あの人だったらどんな答えをくれるだろう。
きっとこうだ。「バカじゃないの？」
厳しさの先にしか “楽しく” “ありのまま” の幸せがない現実。
この世界に身を置いている以上、誰だって苦しい。
生きることは厳しい。 そんな中だから幸せが感じられるのかもしれない。
もっと幸せを感じたい！ みんなそう思って毎日生きているんじゃないのかな。
感受性が強すぎるのもどうかと言われるけど、ﾜﾀｼは確実に強い。
喜怒哀楽が激しい。 恥ずかしいことかもしれないが、人目をはばからず泣くときもある。
なんでもないようなことに心がうごいて思わず幸せを感じることもある。
幸か不幸か、なにも感じない淡白な自分じゃなくてよかったと思う。
でもその分、人一倍怒りも悲しみも深い。 良くないこともある。
ﾜﾀｼは考える。一瞬で終わってしまうようなDanceに向かうための武器はこれしかない。
これなしでは踊れない。 だから、いつだって一番大切なものだ。
いつかそんな感情を超えてDanceをありのままの身体に委ねてみたい。
きっとそんな未来に向かって今を踊っている気がします。
2009ホークス主催レギュラーシーズン。 久々にドーム球場行ってきました。
ソビエト vs ロシア （新旧対決
世界の国々を当てはめるのが一人だけ流行っています。
日本シリーズ、ありえそうな日本vs中国（日ハムと中日ドラゴンズ）とかw
でも巨人はどうしようもないので苦手です。「Ｇ」としか書けないし…
ソフトバンク vs ロッテ
そんなわけで ホークスvsロッテ戦 です。
今日は人生で初めてバックネット裏から感染！！
バックネット裏に大満足☆ 外野まで一望できて割と王様気分！
ホークス ラッキーセブン。ジェット風船大散乱！！
明日のエコでは間に合わない！
ワンナウト三塁、外野フライ。タッチアップ！！
今のは川崎じゃないと間に合わない！
ジョー氏のホークス観戦勝率は100％！！
優勝はジョー氏が全試合観戦しないとありえない！
九回、ロッテ最後の攻撃。ラストバッターに告げられたのは代打橋本！
ついにハッシーが登場！！
対するはホークスリリーフ投手 攝津くん。 唸る剛腕―
ハッシー、見送り三振！！！
摂津くんは三者連続三振で試合を決めた。 数字的には快勝です！
今日のﾋｰﾛｰは田上くんと川崎くん。
同点に追いつかれたあとの勝ち越しホームランの田上選手。
「１・２・３・チェストォォォーーー」の川崎選手。 これは大変なﾋｰﾛｰ違いでしたw
ホークスが09年を制するにはまだまだ厳しい戦いがつづきます。
果たして最後に笑うのは どのチームなのか？！
なにがなんでもジョー氏に観戦してもらうしか道はないでしょう☆
1965年に発表された筒井康隆の名作小説『時をかける少女』アニメ作品06年。
過去に遡ってやり直せる“タイムリープ”能力を持ってしまった紺野真琴の心の成長と恋の行方を綴った爽快“青春”ファンタジー！！
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞。 国内外の映画賞23冠に輝いた話題作。
『サマーウォーズ』が公開され、鑑賞スイッチがようやく入った！
レンタル100円期間で今更DVD観戦ですw 遅いです かなり遅いです。。
恋が破れた味を思い出した
この世の終わりみたいにボロ泣きしたあの涙の味…
はぁ↓↓↓ 純粋だね〜 純粋だったね〜 （※恋に見返りは不要です
否。 これは自分だけの問題じゃないし！ 誰にでもあることじゃないか〜？！
人生、うまくいくことなんてほとんどない☆
おかげさまで真琴ちゃんはタイムリープしまくります。 即 人生リセットw
途中までは真琴ちゃんのバカさ加減にほとほと滅入った…（若さか
そんでもって、あのまだるっこしい声質がどうしても馴染めなかった。。（個人的事情
しかしその若バカさ加減は本作では超重要でしたw 若バカでないとダメでした！
とにかく見てる自分の心の揺れ具合が心地よかった。
最後は真琴ちゃんと同じ気持ちにぴったり重なった―
よって、『サマーウォーズ』は捕鯨ツアー宣言です☆
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。
声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。
もういない、わたしの弟。
―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。
残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。
ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。
物語作家・いしいしんじ『ぶらんこ乗り』を一日中読んだ。
気がついたら読み終わってた…
とても言葉にできない感じ方。 言葉にすると嘘になりそうな感じ。
胸がしんとなる感じ。
『ぶらんこ乗り』はﾜﾀｼのillustを書いてくれた人が貸してくれたもの。
広島で自身の作品発表を終え、束の間の休息。 やっと手が伸びたw
もしかしたら今とても大事な時期なのかもしれない。
とにかく心が感じるものを求めて手当たりしだい。
あらためて思う、ひとの創造力を超えるものなんかない。
与えられるものと自らがつくるものとの圧倒的なその違い。
つくりだす味を知ってしまうと与えられることはこれ以上ないくらい楽な気がしてしまう。
ﾜﾀｼはどうしても後者らしい。 どちらが正しいとかの話じゃなく。
これについてはダンスでも同じ考え方。
見ている人の創造力が働く道標のようなもの。 ただそれだけでいいと考えています。
本の内容はうまく伝えられそうにないので話をひとつだけ引用します。
『たいふう』
おーい、たいふうがくるぞー。みなとのひとがいいました。ものすごいたいふうがくるのです。おきに、ちかづいて、いるのです。ぎょそんのみんなはふねをくいにしばり、やねをしゅうぜんし、とぐちやかべにいたをうちつけました。
ところが、ひねくれおとこがひとり、いいました。
「へ、おれはたいふうなんてこわくないねえ」
そしてひとりでふねをだし、おきあいにでていってしまったのです。
そのよる、たいふうはしんろをかえ、ぎょそんをまっしぐらにちょくげきしました。ふねもやねもいえも、ひとびともいぬもぜんぶ、そのよるのうちに、たいふうにふきとばされてしまいました。
つぎのあさ、ひねくれおとこがもどってきました。
そこにはなんにも、ありませんでした。
そのひから、ひねくれおとこは、ねるのも、はみがきも、あさごはんをたべるのも、ぜんぶひとりでやらなくちゃいけませんでした。ひねくれおとこはしょっちゅうそらをみて、こんなふうにおもうのです。
こんどたいふうがきたら、きっとおれも、ふきとばされてやろう。
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