| 2006年03月23日(木) |
「COMPAGNIE MARIE CHOUINARD」 |
カンパニー マリー・シュイナール 公演に行ってきた。＞カナダなカンパニー来日。
「牧神の午後への前奏曲」10分
作品、めちゃくちゃ勉強になった！！素晴らしいよ！！
ってかさ、女性が踊ってたんだってば。パンフ見るまで全っ然わかんなかったし。。
まじめに男のダンサーだと思ってたよ。。
緩急同じような流れのダンスなのにまるきし飽きなかった、凄かった。
ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ見たらﾍﾞｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽ賞とか受賞ってましたし。って当然か。
「春の祭典」50分
男性３、女性５名のダンサーがトップレスで登場。みんなパンツだけ装着模様。
ダンスやってたら避けて通れない肉体表現を全開でやってた。。
全然いやらしくないし。これがまた凄いカラダだし。美しいょな。。
ただダンスとしてはコンテンポラリーだから奇妙な感じ。気分悪くなった人もいるカモね。
とはいっても全ﾀﾞﾝｻｰの圧倒的なダンス、拝見させていただけました。
打ち上げに呼んでもらってたので、もちろん参加ｗ
ってわけで＞牧神ﾀﾞﾝｻｰ Carol Prieurさんのチェキ化も難なく成功！！
さすがに自分の英会話力堕ちてた。。ﾀﾞﾒじゃん♪ ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ微妙！！
かなりな度合いの戒め写真の完成！！ダンスと英語。（爆） 俺もやんなきゃ、だな。。
翌日、テルアビヴに向けて日本を発たれました。忙しいっすね。
PTの先生が言ってた。「この方はヒップホップﾀﾞﾝｻｰだったんですよ。」
男性で、タイスケ氏よりも若い。もちろん車椅子。リハビリ中だ。
聞き耳をたててたんだけど(爆) なんでも、なにか全国モノのコンテストで優勝したらしい。
体格はいいし、身長もタイスケ氏よりも高いだろうと思われる。
ダイナミックなダンスが簡単に想像できた。
いつも音楽を聴いているらしくPTの先生は音楽の趣味が会いそうな男性に声をかけたのだ。
その方もリハビリ中。しばらく二人で会話してた。
話してみたいと思って機会をうかがってはいたのだが。タイスケ氏は仕事中ゆえ。。
ってか。 “何を話すんだ？！” ･･･ダンスの話をするのか？？？
根本的にそれがいいことなのかわるいことなのかわからないし。
もしかしたら話したいかもしれないし。･･いや、話したくないかもしれない。
ましてこちらは現在も踊れてるんだ。。 悩んでしまった。
興味本位な自分が嫌になった。浅すぎた。
見ている限りでは健康に見える。でもさ、違うんだよね。。同じなのに。
結局、チャンスはあったけど話せなかった･･
ひとことで言えない、なにか。
今、自分は何をしなきゃいけないのか、何ができるのか。 そんなことを考えた日だった。
かのぅしま･･違ッ
パパ・タラフマラ「三人姉妹」公演みてきました。チェーホフっす。
夢と希望と現実の狭間で、もがきながらもたくましく生きようと決意する？！三人姉妹の悲喜劇模様。“エロくてスゴイ！”って呼び込み文句でしたが特にエロくはなかった気がしますね。
ってわけで感想。
なめてました。はっきりゆって。
しばらく女性だけのダンスモノ（ダンス研究所等）見なくていいという結論。
最後の一言は要らないと思うけどな。踊り見てたら言わなくてもなんとなくわかるし。
ともあれ凄かった･･･マジでおもしろかったよ！！！
その上アフタートークで福岡、演出：小池氏にケンカ売られたし。。
小池氏「東京では北九州の話は出ても福岡の話は出ませんからね」
司会進攻：ｽｴ印さんと突如バトル様相。。楽しかった〜♪（ｦｲ
つーかやる気でたね、福岡のﾀﾞﾝｻｰとして。このままゆわれただけではおさまらん。
良い意味で団結したね、福岡は。 (￣ー￣)ｏ゛やらいでかっっっ！！！
ここのところ、仕事の関係で「せき損センター」へ足を運ぶことが多くなった。
※せき損センター：脊髄損傷により歩行等困難な方がリハビリをされていマス。
全国から患者さんが集まってくる唯一の施設。
まず四肢が動く、ということ自体に対してとても言葉にできない。
行きたい場所に行ける。物を手に取れる。やりたいことを自分の身体で表現できる。
そんな自分の前に広がっている、いつもと違う景色。
「立つ」こと、「歩く」ことがどんなに大変なことか。
みんな必死でリハビリしている。それを見て、自分のカラダのことを考えない人がいるか？！
奇しくも自分はダンスする人間だ。案浦さんの闘病も知っている。
思い出したらふとした気の緩みで泣きそうになる。
そんな場所でなにも考えていなければ、足でリズムを刻んだりしてしまうだろう。
とてもダンスを気軽に言葉にできない、そんな場所だ。
ともすれば、自分がダンスしていることすら不安になってくる、そんな場所だ。
これからもダンスしていくために、とても深く考えさせられる。
“あたりまえ”と思っていることがどれだけ大切なことかを。
| 2006年03月05日(日) |
「山崎広太 Site Spicific Dance」 |
国内外で活躍中の振付家・ﾀﾞﾝｻｰ山崎広太氏を講師に迎え、様々な場所へ出向きダンスしてきた！！！かなり実験的な公演デスって･･･
ﾀｲｽｹ氏の登場はｱﾄﾘｳﾑｶﾞｰﾃﾞﾝ→アジア美術館→水鏡天満宮→市役所前広場。
前日リハ時には「果たして、ダンスが成立するのか」ってことばかり考えていた。
民族音楽が入る予定だったが当日までどんな音なのかもわからなかった。
実際、リハだけを見ればとても成立するとは思えなかった･･･
せっかく自分も踊るのに「楽しいから見に来てよ」とは口が裂けても言えなかった。
芝居をやってる人やダンスなんてやったことないよ、って人も参加している。
でもでも、さすが。今回、動きが止まる人はいなかった！！
おかしい動きはどんどん出てくる。踊りをしていないひとのほうが断然面白い。
しかし、そこで問題なのは『面白い動き≠踊り』ってことだ。
“動き”を“踊り”にすることが重要だ、と自分は考えている。
どうも「動作」と「ダンス」は違うように思う。もちろんはじめは動作から入るんだけど。
動作を踊りに昇華してこそﾀﾞﾝｻｰなんじゃないか、と。
とはいっても最近の踊りはどうも見る側の感情が動かないものが多い気がする。
動かなくてもいいんだろけどね。。
･･･話を戻しﾏｽ
ってわけで、きっと知り合いは見に来てないだろう、と勝手に思ってた。
もうそろそろ出撃だ、とストレッチしてたら『濃いピンク』が目に入った。
んあ？！ヲリエさんが来ているではないかっっっ？！ (°∇°;) 間違いないし！！
※注釈 ヲリエさん：ﾀｲｽｹ氏が師事するBALLET講師のひとり。
ﾀｲｽｹ氏がたとえ本気で女装しても（しないけど）絶対に勝てない相手。(殴)
唐突に危機感がよぎった。。･･･ヤバい。ヤラれる。。
極度の緊張によりｱﾄﾘｳﾑｶﾞｰﾃﾞﾝでの戦いでは撃沈した。最初死角でよかった(爆)
そうそうヤラれてばかりもいられない。始まってしまえば後はハイ↑になればいいだけだ！
自分の中ではアジア美術館での即興ダンス（個人戦）に賭けてた。
前日リハでイメージをつくってた。クジラのオブジェを泳がせようと。
見てた人にはどう見えたかはわからないけれど、ある程度の達成感はあった。もうちょっと時間があればなにか伝えることができたカモしれない、って残念感は否めないけど。
水鏡天満宮は菅原道真が左遷された折、水鏡したところらしい。
そこでの踊りは猫背になってなにかに取り憑かれたサラリーマンのようにただただ足踏みをする、という踊りだったｗ 前日リハを見てたヒラヒラ所長は大爆笑。なぜ笑うのか、と問うと「シチュエーション、かな？」と返答。なんか嫌だったな。
ってわけで。ついに一番意識が分散されるだだっぴろい市役所前広場へ到着。
リハでは出演者全員があまりに大きく位置を取りすぎてたため当日は狭めた。それが功を奏したと思われる。意外にも中盤まで冷めてたﾀｲｽｹ氏もついに暴走した。
我を忘れ踊りまくった。楽しかった。まわりにどうみえたかはわからないけどｗ
どんな舞台でも、見てくれる人がいるってことで踊りも変わると思う。特に即興は。
ほんとうに感謝しています。
しばらく即興から遠く離れたところにいたので、即興で踊れる機会を広太さんに与えられたことだけでも幸せだな、と思っていたし他のみんなに比べて随分好きにやらせてもらえたと思う。出演できて本当によかった。
たぶん「ダンス」にその人のもつ感性とか出ると思うし、それが見えなきゃウソだな、とも思う。
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