晴れも褻も 〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。

2010年11月25日(木) みかえる

京都に仕事で来ている。
京都は完全にハイシーズンなのに、
しかもこんなにいいお天気が続いているのに、
昼は客先にずっと引き籠っているのでもったいないと思っていた。
いっそ京都入りした日は午前中遊んでしまおうかとか考えたが、

そうだ、夜の特別拝観にいけばいいんじゃん

ということで、中心地からそう遠くないところを
いくつかピックアップして尋ねてみた。

まずは知恩院。
おぉ、京都やね、もみじやね、という感じで
夜の八坂神社を訪ねたときにも似ているけど
けっこうあっさり帰ってきた。なにしろ寒くてお腹すいてたし。

そして永観堂。
これがすばらしかった。
もみじが近い。しかもなんか多い。境内の木は全部もみじか、ってくらい
もう全部もみじ。圧倒されるほど多かった。
当初間違えて逆ルートをたどってしまったので、
先に池を一周してから、御影堂、そして阿弥陀堂へ。

阿弥陀堂、入ってすぐに目に入る、みかえり阿弥陀さま。

パンフレットや横のご案内にも書いてある通りで、
先に「これが御慈悲の姿です」とか言われちゃうと、
大概ははぁそうですか、ってあっさり受け流してしまうのだけど、
みかえり阿弥陀さまは違った。
あ、待っててくださってる、って素で思った。
ありがたや、って言いそうになった。

人生色々あって、間違ったり間違ったり色々するけど、
ぜんぶ分かった上で、ちゃんと待ってて導いてくださるんだ、と
そう信心深くもないくせに思ってしまったりして
自分の今の幸せはたくさんの有難や、で出来てるんだと思ったりして
思わず手を合わせてしまった。


阿弥陀堂は豪華絢爛で、一通り拝見できるのだけど、
その豪華さにびびって目の前にみかえり阿弥陀様のお顔があるのに
直前まで気付かなくて超びっくりした。

色々と感動でした。あれだけもみじあったら春もいいと思う。
個人的に京都超お勧めスポットです。ぜひいちど。


2010年11月05日(金) 結婚(式)をした

たくさんのわがままを詰め込んだ式だった。

窓がある会場で少人数式、というところからスタートして、
いろんな会場を見学して、結果今回のホテルに決めた。
もともと31階の会場では挙式しかしていないとのことだったけど
少人数ならご飯も出せますとのことでそのまま披露宴もできた。
少し高かったけど、チェアマンズスイート見せたら旦那さんも決めてくれた。

提携の花屋さんに憧れ花屋さんがあったことも決定的だった。
その花屋さんのブーケはどんなだろうと、ずっと楽しみだった。
提案内容は素敵だったし、結局同じところでリングピローも買った。
このリングピローもずっと憧れだったものだった。
秋色アジサイにしようか、プリザーブドにしようか超迷ったw
(ブーケ等は生花で1週間ほどしか楽しめなかったので、
 プリザーブドにして正解だったと思っています)

妹さんがプロだから、彼女と旦那さんとアンサンブルができたらいいなぁと思っていた。
当初憧れていたのはラズモフスキーだったけど、それは超難しいし
ビオラもいないので、エーデルワイス、ロマンス(シューマンOp94-2)、白鳥となった。
妹さん帰国して5時間後に練習に付き合ってくれたし、
実は楽譜探してくれたのも妹さんと旦那さんのお母さんだった。
これはほんとに、超感謝。

そのほかにも、
サンクスカードにポップアップカードを使いたいとか(これは実現した)
進行表にEtudeを使いたいとか(これはあきらめた)
ドレスはプロノビアスにしたとか(実現した。差額高かった。。)
美容師さんはずっとお世話になっている人にお願いしたいとか

なんというか、もう完全に憧れを全て形にさせてもらった。

途中でこれって全部私の気持ち一つだけで暴走しているだけじゃないかとか
色々悩んだけど、
当日来てくれた人もみんな喜んでくれて、
旦那さんもキレイキレイと言ってくれて、

正直こんなに幸せなことはないと思った。
何度思い出しても本当に幸せな式だった。

**
式の後、旦那さんとお部屋でシャンパンを飲みながら、しみじみ「いい式だったねぇ」と話した。
後日両親と姉からそれぞれにメールが届いて、
みんなもいい式だったねぇと言ってくれた。
大事大事にしてこれからのながーい時間を過ごさないとなぁ。


***南の島の写真をアップしました。→こちら***
past will index
MAIL/ HOME/ My追加


エンピツユニオン