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2007年12月24日(月) secret




あたしがどんなにこれを求めてたか
あたしがどんな気持ちで生きてたか
あたしがどうやってこれを手にしたか

あたしが一年前どんな気持ちで生きてたか


あたしがどんなに今しあわせなのか
あなたにだけは絶対に教えられないけど

あたしを見てくれてた友達が代わりに見ててくれたよ





あたしが今どんな気持ちで生きてるか



あなたにだけは教えられないけど
あたしはほっとして嬉しくて
夜中に一人で泣いてしまった

やっとここまで来たんだとか
ずっと欲しかった幸せ手に入れたんだとか




あなたにだけは教えられないけど
あたしは幸せで
あなたにだけは内緒で涙が出たりする



普通で当たり前のこと言って
ありがとうとか幸せとか大好きとか
喜ばせたくて言うんじゃなくて
本当に感じたことだけ言って
リップサービスじゃない言葉だけ返ってきて
それで特別じゃなくて普通で当たり前の幸せ感じて


大袈裟なことも特別なことも何も思わなくて
それが価値があるって
忘れてた









だって飾り立てれば粗悪品だって偽物だって
人目引いて惑わせたりできるでしょ



飾らないのに価値があるって
それ自体が本物で価値があるってことでしょ






2007年12月23日(日) 幸せ絶頂の日




色んなこと
忘れちゃうくらい諦めてたことが
叶う人生になって


今年は決断の歳だった
人生で最悪だった(気がする)真只中で
誕生日を迎えて
毎日泣いてドラッグみたいな幻の幸せが
欲しいような気がして
必死に頑張ってて
いつの間にかあたし笑い方忘れてて





新しい歳だからこないだ髪切って
馴染みの美容師さんに今年は
結構バッサリ切りましたよねって言われて
それあたしの決断の日だから切ったんだった


新しいヘアスタイルで
晴れてて春で桜の並木を見た時
心が本当に軽くなったの感じて
自転車と電車で出掛けて初めて降りた駅で
死にそうにドキドキして
面白いおじさんのらーめん屋さんに並んでる時に
弟分の同僚から彼に電話が入ったんだった
彼氏ができた日



2回くらい蹴飛ばして追いかけてくる悪霊を
振り切って
でっかいダイヤモンドぶっ千切って


あたしは笑い方思い出してた



職場の先輩から彼氏になるのは
ずっとそうなるって思ってたけど
実際はなかなか恥ずかしくて
でもいつのまにか彼氏になってた


職場から彼氏が消え、親友が消え
ひとりぼっちになったあたしは
可哀想な子じゃなかった
それくらいあたしは一人でいても大丈夫になってた
バカ男(今となっては通称デブ)と一緒だったら
できなかったこと


毎日ひとりでひとりじゃなかった
自分と大事なものが揺るがなくなって
強くなってたいつのまにかだった




もしかしたら
彼女として彼氏から指輪を貰うの
人生で最後になるかもしれない
って思って
誕生日にねだってみたら



プラチナは錆びなくて
ダイヤモンドはこの世の何より硬くて
諦めて忘れてたこと思い出した
現代日本は物に溢れてて
あたしと彼の好みが多少違ったって
二人が気に入るものなんて見つかるでしょ
東京なら新宿なら充分でしょ


うれしいことだけど
自然なことで
特別だけど
特別じゃないこと



だって今あたしが手に入れた幸せが
あたしの人生そのものな気がするんだ
だから心地よいけど馴染むんだ

ちゃんと刺激と安らぎがあるのかな


risa |MAIL