ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

右腕が“痛いワケ”(と、その他いろいろ) - 2002年08月31日(土)

どっちかって言うと・・・
“その他”の方が、ウエイト高いのかも・・・しれませんが。
ま、いいっか、ってコトで・・・


前回の“大笑いの”ワケです。
(何回も言ってる様な気がするケド・・・ネタにしてゴメン。M.Uさん。笑)

日勤当直の日、日勤帯が終わって休憩中・・・
何の話してたか忘れたケドも、
“何故か”M.Uさんと、“アームレスリング(腕相撲)”するハメに陥る。
何度か書いてますが・・・
M.Uさん、“空手二段”の黒帯・・・です。
(・・・くれぐれも言っておきますが、“女性です”。M.Uさんは。)
で・・・女の子同士で腕相撲してたんだケド・・・
M.Uさん、“圧倒的な強さ”で・・・(笑)
ま、“当たり前”でしょうが。

そして・・・誰かが言った。

「○○さん(フィクサーのコト)と、やってみたら・・・?」

・・・自分は、

「え〜?!負けたらど〜しよ〜・・・?!(笑)」

・・・などと、言いながらも、
“女の子に負けるワケないじゃん♪”
と、内心・・・タカをくくってた。
当然、M.Uさんも、

「勝てないですよ〜。(笑)」

・・・などと言ってたケド・・・



いざ、勝負っ!!!ってコトで・・・
主任補佐の、

「レディー・・・ゴーッッッッ!!!」

の合図で・・・
“タカをくくった”男と、“空手二段、全国大会表彰者(だっけ?)”の・・・
・・・勝負開始っ!


・・・・・・・・・・・!!!
・・・・・・・???
・・・!!!!!!
・・・・・・・・・・うごかないっっっっっ!!!(笑)

マジに。(笑)全然。ホントです。
“タカくくって気抜いてた”とは言え・・・

“全然いい勝負じゃんかよ〜っ!”(笑)

・・・全身(特に顔)から、汗が噴き出して来て・・・

“うっそ〜?!ここまでやる?!”

・・・もう、途中から必死です。
っていうのか、完全に“真剣モード”突入!

「・・・ちょっと・・・本気出さんと・・・勝たれへんみたい・・・」

と、絞り出す様な声で・・・なんとか・・・つぶやいて・・・
それでも・・・簡単には、“勝たせてくんない”。(笑)
M.Uさん、手首が完全に曲がっても・・・

“肘の部分だけで持ちこたえてるっ!!!”

・・・2〜3分そのままで、動かず・・・
で、なんとか・・・最後は・・・自分がねじ伏せて・・・
勝ったケド・・・ね。
・・・しかし、“負けたような”気がしてました。
自分の方が。(笑)
もしかしたら、M.Uさん、
“勝ちを譲って”くれたのかも・・・しれないし。(笑)

・・・そういうコトで・・・
腕痛いです。昨日はそこそこ。
今日は、“思いっきり”。(苦笑)
・・・遅れて痛みがくるんよね。
そ〜いう身体になってしまってるんですよ。
・・・“年齢って”残酷やねぇ・・・(笑)


そういうコトで・・・
そんな“身体だるだる”状態で、当直に突入。
で、そんなコトして遊ぶモンやから・・・
忙しくなるんよね・・・

通常は、内科系医1名・外科系医1名が当直につく。
それが・・・循環器内科と整形外科と小児科と・・・
なんで外科医も残ってるねんっ?!

・・・前回も書いてますが、この時、連続・一気で・・・
心電図取れやら、腹部超音波やれやら、血液検査しろやら・・・

“俺は1人しか、いてへんのってばっ!!!”

救外も大変やケド、まだ看護師さんは2名ついてるし。
・・・なんかね・・・ヘンです。
こっちは、一気に出されても・・・“同時にはできません!”



重傷部屋は満杯状態。
“あとは・・・ちょっとはラクになる・・・?”
と思ったら、“あま〜い・・・っ!”(苦笑)
手首切傷自殺企図の・・・20歳代・女性・・・がやってくる。
救急車で・・・ね。
(これは、救急車で来ても・・・仕方ない、としておこう。今回は。)

言っておきますが・・・
本当に自殺しようとしてる人は・・・

“一瞬で”

・・・逝ってしまう方法を考えるハズです。
本当に“自殺したい”のなら。
でもね・・・大抵そうじゃない。

“すぐには、逝けない方法で”

・・・やろうとする。
それは・・・

“誰かに止めて欲しい”・・・又は、

“誰かに自分を認めて(認識して)ほしい”

って・・・コト、なんだと思う。
・・・多分。

本当は、自分で自分自身を消去するのがコワイのに・・・
・・・敢えて、やってる。
なんかね・・・これも、かなしいやね。

でも・・・これも言っておきますが・・・
手首切ったとか、睡眠薬大量に飲んだくらいじゃ、

“人間はすぐには死にません。”

・・・そう思って下さい。
でないと・・・“余計なことで”救急病院が、忙しくなるんです。
“本当に死にたくない人が”死んでしまうコトだってあるんです。
“病院が空いてなくって”・・・ね。

人の命は、粗末にするモンじゃないとは思う。
でも、“どうしても”ってんなら・・・

“他人に迷惑のかからない方法で”

・・・逝って下さい。
でないと・・・“全ての人が困ります。”
そ〜いうコトで・・・

あと、病棟でope直後の患者が急変してるは、
小児科は夜中まで来るし・・・(これは本当に仕方ない。)

“他の病院、開いてないの・・・?”

・・・そんなコト・・・思った・・・当直でした。


...

心にちょっと・・・“浸みたコト” - 2002年08月30日(金)

日勤当直。
なんか・・・気が重い。
なんで?って言われても・・・なんでも、としか言えない。
自分でもよく判んない。
そんな状態で当直・・・

いつもと同じように・・・
自分は、“病院内では”振る舞ってる。
落ち込んでるコトを悟られたくないから。
公の場所は・・・プライベートとは違う。
“いつも一定に”・・・いなければならない場所。
自らの感情を、あんまり挟み込んではいけない場所。
だから・・・そうする。


日勤中・・・
この日は、“大笑い”したコトもありました。
(明日書く予定。M.Uさんゴメン。笑)
でも・・・なんか・・・ココんトコ・・・

“イヤなコトが多すぎる。”

・・・そんな気がしてる。
自分の中で・・・
勝手に・・・そう思いこんでるだけかもしれないケドも。


そんな時に・・・
ちょっとだけかもしれないケド・・・
ふと、“ココロニシミタ”ことがあった。

当直帯に入って・・・すぐにもう・・・
患者さん一杯状態。
救外、“てんてこ舞い”。
検査も当然・・・1人で、“一杯一杯”。
(この時、連続で入院患者4名。)
でも・・・“容赦なく”検査は出てくる。

入院患者さんの心電図、救外に取りに行く。
そしたら、まだ・・・日勤帯の看護師さんが残って・・・
患者さんの処置やなんやらやってた。
その残ってた看護師さんの担当の人の心電図をした。
看護師さんと2〜3言葉を交わしただけやケド・・・
その会話で・・・

「何かあったら、何でも言って下さいねっ♪」

・・・と、その看護師さんが自分に言った。(気がした、だけかも?)

自分の頭の中で・・・その言葉の意味が、始め理解できなかった。
疲れてるのもあるんだろうケド。

心電図が終わって・・・心電計を置きに来たら、
心電図の台紙の記入をしてくれてた。
その看護師さんが。
結構いつも、このお方・・・やってくれてますケド。
自分の・・・検査の仕事やのに・・・

お礼言って・・・
心電図整理して・・・
血液検査が残ってるんで、検査室に帰ってしばらくして・・・
さっきの言葉が・・・頭の中に。

・・・ちょっと・・・ココロが動いた。
泣きたい様な・・・気分になった。
うれしくて・・・ね。感動した・・・って感じか?


その看護師さんは、
“患者さんに何かあったら・・・”
ってコトで言ったんだと思う。
でも、自分、何を間違えたんだか・・・
その時は、
“自分(フィクサー)に何かあったら・・・”
みたいに思ってしまった。
(前後の会話の内容から。書いてないけど。)
・・・っていうか、思って良いの?とか・・・
ヘンな意味じゃなく・・・ね。

どっちに対して言ったのか・・・?
そんなコトはどうでもいい。
なんいしたって、そうきっぱり言える人って、好きです。
自分は。本当に。

そんな人が、“まだいてる”。
ココに。この病院に。
うれしかった。素直に、ね。

今日は・・・少し心が洗われた・・・のかも・・・?


というコトで・・・
かなり忙しかった当直内容は、明日書けたらかきますので。
ついでに・・・
“大笑いした内容”と、
“感染防止委員会”が2〜3日前にあって、
主任補佐から聞いた大まかな内容も・・・
明日、“書けたら”書きます・・・
まぁ、予定は未定・・・なんで・・・



...

医者の頭の中身って・・・“何が入ってんの?” - 2002年08月28日(水)

今回の日記は、正確には昨日の話になります。
あしからず・・・

自分がこの先週末、休んでた間に・・・
ある“一般内科部長”(一般内科は一人しかいませんが)と・・・
トラブルになってた、みたい。

一ヶ月以上も前の(確かそう)微生物の検査で・・・
それに検査追加が、あった。
(らしい。正確には不明。自分は知らなかったから。)
結核菌の検査に付いての・・・追加みたいで。

で、その結果が出た。
しかし、随分昔の依頼だったんで・・・
報告用紙がデータの処理の都合で、多少違うモノになった。
でも・・・以前にも、そういうコトがあって・・・
このドクターには、
“あらかじめその内容が判るように、資料のコピーとかして”
・・・渡しておいた・・・んよねぇ。

しかし・・・その件で・・・“文句が出た”。

「内容の解釈の仕方が判らない。説明して欲しい。」

・・・みたいなコト言われた・・・みたいで。
しかも、当直時(もしくは日直時)で、専門の担当いないときに。

“わざわざ・・・そんな時に言わなくても・・・”

ちゃんと判る人がいてるときに言えばいいのに・・・
しかも、“以前に”説明してるのに。
文章まで添えて・・・さ。

“何考えてんだか・・・”

で、その苦情受けたのが、「JUN」ちゃん。
・・・“生理検査部に所属”してるんだから・・・
“微生物検査”のややこしいコトまで・・・判るわけがない。
内科医が外科手術するようなモン・・・やね。
それでも聞きに来るってのも・・・ある意味考えモンやケド。

で・・・まぁ・・・それで、また・・・
担当のブランチラボの主任さんが・・・説明に行ってた。
ホント・・・“おつかれさま・・・です”。
なんか、かわいそ・・・(苦笑)

「JUN」ちゃんも納得いかなくって・・・
(その結果の解釈の仕方ね)
自分に聞きに来てた。
で・・・今日、「JUN」ちゃん当直明けやったんやけど・・・
(ホントは昨日したかったケド、忙しくて出来ず。)
自分の説明聞いて・・・理解してた・・・みたい。
(でも、自分も“生理検査部”の人間なんやケド・・・
なんで・・・説明出来るくらいまでになっとかなアカンのやろか・・・?
検査技師がいてないから・・・なんて理由にはならんと思うケド。)


この、“一般内科部長”のドクター・・・
以前からココで出てきてる“感染防護委員会”のトップ。
ま・・・患者さんや看護師さんからは・・・
“結構、評判が良い”ドクターなんやケド・・・
よ〜く観察してると・・・

“自分の興味のないコトには、殆ど・・・知識がない。”

・・・みたいなんよね。
微生物なんかは、“特に”。
(ちなみに専門は、内分泌内科・・・らしい。)

これもねぇ・・・
何回も言ってるケド・・・

“医者なんでしょ?!マジで?・・・だったら、興味あろうが無かろうが、
最低限度の興味示して、なんとか対処しなさいよっ!”

・・・そう思うんやケド。
でも・・・違うみたい・・・やね。実際は。

そしてもう一つ・・・
ココの検査部の人間(特に生理検査部)は、
“生理検査以外の他の検査全てに”
・・・長けてないといけないみたいに・・・
“思われてる”ようで。

さっきも言ったけど・・・
内科医が、外科手術なんてとても出来ないでしょ?
それと同じコト。
検査も、それぞれが・・・“めちゃくちゃ奥が深くてややこしい。”
そんなのすべて・・・“判るわけがない”んよね。
現実では。

で・・・そんなのを・・・“それでも”ココでは聞きに来る。
当然・・・“満足なコト知ってるわけもないのに”・・・
・・・それを言う人だって・・・いてる。
なんかね・・・違う様な気がするんよね。
そ〜いうのは・・・
“なんでも言わなきゃ・知ってなきゃいけない”
・・・ってコトが・・・ね。
医者だって・・・知らないコト・・・“だらけ”なのに。


“もっと・・・本当に出来るコト・・・見極めないといけないんじゃないの?”

そして、最低限度でいいから・・・
興味持たなくても、知って欲しい・・・とかね。
なんでこう、ココは・・・

“なんでも検査を頼りたがるんかなぁ・・・?”

・・・保険点数だって・・・“医事課が”聞きに来るんやから・・・
自分のコトくらいは・・・自分でやってよね・・・ホンマに・・・


...

新人検査技師が・・・“来てたっ!” - 2002年08月27日(火)

・・・来てました。新人さんが。(笑)
昨日まで覚えてたのに、朝には・・・
“すっかり”忘れてました。(笑)
ま・・・頭痛かったんでそれどこじゃなかったんやケド。
確かに・・・
(鎮痛剤飲んでたし。今も飲んで押さえ込んでる。)


と、いうコトで・・・
いつもの“第一印象の”感想です。(笑)

とにかく・・・
“おとなしい”ですね。
このお方は・・・
活発でない、と見たっ!(笑)
あんまり、話をしない。
悪く言うと、“内に隠った”・・・感じがした。
素直は、“素直”・・・と思う。(だけ)
“今はネコかぶってる”って意見もありますが・・・
自分はそうじゃなく、
“今の姿が、そのまんま”
・・・なんだと思う。

で・・・かわいらしい感じ。これは変わらない。
そしてっ!自分が、これだけは特筆しておきたいっ!、てのが・・・

“化粧気がない。”

・・・これにつきるっ!
ルージュも引いてない。(様に見えるだけ?)
でもね・・・これってね・・・
”自分の最高に近い誉め言葉”ですよ。
マジで。(笑)

なんてのか・・・女の子はね・・・とにかく・・・

“化粧なんかしなくっていいのっ!”

・・・これが持論ですので。自分の。
だから・・・その部分だけは、
“得点高い”です。かなり・・・ね。(笑)

でも、性格が・・・まだ“全然わかんない”んで・・・
“ま、これから・・・徐々に見えてくるでしょ・・・”
様子見ましょうってコトで・・・腰据えて・・・ね。

ちなみに・・・この前入ってきた、
新人検査技師(男性の方)の性格が・・・
ちょっとずつですが、判ってきた・・・みたい。
また、小見出しに・・・書いていきますので・・・



今日は・・・
なんか“休み時間一切無し”だった。
昼の食事は、“3分で済ませた”。
CAGの直前に・・・ね。

午前中は、いつもの管理業務やってんだけど、
PCの調子がイマイチなんで、生理検査部のPC使ってると・・・
“どうしても生理検査で自分が”・・・使われちゃう。(笑)
心電図やって〜・・・とか、受付の電話出て〜とか。
あとは、ギリギリになって・・・
“結核の検出状況やって〜!”
とか、主任補佐に言われるし・・・
で、ついでにCAG検査が結構入ってて・・・
気づいたときが、12:45で・・・
CAGが13:00ちょうどから始まる予定で・・・

“あ、俺が(CAG)当番やったっけ・・・?”

「JUN」ちゃんに言われるまで気が付かなかった。(苦笑)
ついでに準備も何にもしてなかった・・・りなんかしちゃって。
でも、ま・・・そういうのは・・・“昔のコト”で慣れてるんよねぇ。
“以前は”毎回のごとく・・・あったから。こんなコトは。
ま、たまにこんな日もある・・・ってコトで。

そんなワケで・・・
食事は“3分”でした・・・とさ。(笑)

CAG終わって片づけして・・・たら、
いつの間にか17:00過ぎてる。
ホント・・・働き詰め、やね。
ちょい、へろへろ状態。
CAG室のモニタに、頭何回もぶつけるし・・・(苦笑)

“明日は・・・「JUN」ちゃんの持ってきた梨、食えるんやろか・・・?”

・・・くいたい・・・ぜひ・・・(笑)
果物好き・・・です。自分は・・・


...

病院の“怪談”【ショート・ノンフィクション】 - 2002年08月26日(月)

ココ数日は・・・
知り合いに会ってたり、インプレッサ車検出したり、
親戚来たり(まだ来る。この日辺りが、親父の命日。)etc・・・
それなりにいそがしい。
検査部では、今日から新人検査技師が来てるんだろ〜ケド・・・
自分は休みでわかんない。(笑)
ま、明日行けば判るコト・・・


そんなモンなんで・・・
あんまり書くコトがないので・・・
多少涼しくなってきたとは言え・・・
まだまだ暑いので・・・

“実際に今まで院内で自分が体験した”

怪奇現象の数々・・・
(“怪談じゃね〜じゃん”とか言わないように。笑)
短編ノンフィクションで・・・


其の壱・『ループ状廊下の“足音”』

検査部なんですが・・・二階にあるんですが・・・
ココの階には、夜間誰も・・・いなくなります。
検査と診療室とあとちょっとが・・・ただ・・・あるだけ。
灯りも殆ど消されて・・・かなり暗い。
病室のある病棟より・・・なお暗い。

で、そこの廊下が・・・ループになってる。
・・・一周してる・・・ってコト。
ちょうど検査部前の部分が中間点っトコか・・・?

そして・・・以前はちゃんとした検査当直室があったケド、
今は・・・“その誰もいない”二階の検査部で・・・当直してる。
ま、ベットは一杯あるし。検査用のが。
そこで仮眠できるケド・・・

そして・・・夜中・・・仮眠とってたりすると・・・

どう考えても、“足音”が聞こえる。

“コツン・・・コツン・・・”

その音が近づき・・・そして遠ざかる。
遠ざかったらそのまま・・・無くなればいいのに・・・
無くならず、“また近づいてくる”。

“コツン・・・コツン・・・コツン・・・”

警備員のじゃない。
ましてや患者さんではない。
じゃあ・・・“誰?”

・・・ループになった廊下を・・・

“ずっと何かが回ってる。”

・・・様な・・・感じ。
そんなのが・・・結構毎回あったり・・・する。
(自分以外の人も体験済み。)

その足音が・・・検査部の前に来た“瞬間”、
自分はドアを開けたりするんだけど・・・
(恐いモノ知らずです。自分は。)

“やっぱり、誰もいない。”

で、たまに足音じゃなくて・・・
車椅子の“キュルキュル・・・”ってのが、
ひたすら鳴ってる・・・時もある。
(滑らかな床をタイヤが滑るような音)

やっぱ、“そういう人”が・・・
まだ、自分が存在しなくなったのをわからなくて・・・
リハビリに来てんじゃないの・・・?とか。
(この廊下リハで使ってるんで。)


今日もまた・・・“コツン・・・コツン・・・”と・・・
響いてる・・・んかも・・・?




其の弐・『霊安室隣の“当直室”』

今じゃないケド・・・
以前は、検査部にもちゃんと当直室がありました。
自分が入ってまもない頃・・・
でもその当直室は、すぐそこが・・・
“霊安室”っていう場所に・・・あった。
で、始め自分は・・・
そこが霊安室だと“全然知らなかった”ん・・・よねぇ・・・
聞けよ・・・それくらい・・・(苦笑)

で、まぁ・・・それなりにヒマな当直で・・・
検査部から結構離れた、“その当直室”で・・・仮眠取ってた。


しばらくして・・・
ドアが開いた。静かに。
(正確には、“そんな感じがした”。)
自分は寝てたケド、目を閉じてるだけ
そして・・・

“誰かが自分の腕を掴んで引っ張ってた。”

なんか、
「早く起きてよ〜!いつまで寝てやがる!!」
みたいな感じで、“かなり強く”引っ張られた。

“るっせ〜なぁ・・・起きるってば・・・”

みたいな感じで・・・自分は“起きた”。
きっと救外の看護師さんが、仕事出来たから合い鍵もって、
起こしに来たんだと・・・その時は思った。

でも・・・起きたら・・・

“誰もいなかった。”

ドアも・・・開いてなかった。
(ちなみにカギかけてた。)
引っ張られた“手だけが”、

・・・不自然に自分の前方に・・・“上がってた。”

不信に思って・・・救外へ行く。
「誰か起こしに来てくれたの・・・?」って。
そしたら・・・

「誰も行ってないよ。でも、sterbenされた患者さんがいて・・・
“霊安室には”連れていったケド・・・」


以下、そのアトの会話内容の要約・・・

「sterbenされた患者さんが・・・
1人で“霊安室にいるのがイヤ”で、
すぐ傍にいた自分に・・・
“一緒にいてほしい”、って思って・・・
手を引っ張った・・・とか・・・」

で・・・その時初めて・・・自分は・・・そこが・・・
“霊安室”だと・・・・・
・・・知りました。




其の参・『やっぱ、“検査部室内にも・・・っ!”』

今は・・・検査室内で仮眠してる。
検査用ベットが合計5つ・・・ある。
で、ほかの検査部員も当直するんで、仮眠もするケド・・・
みんな(自分以外)は、“同じベット”で仮眠してる。
なんでか・・・?っていうと・・・
それ以外のベットだと・・・

いろいろなモンが・・・“出る”から。

上から“何かが乗ってくる”。
“抑圧感”がある。
腕とか“引っ張られる”。(これは自分だけ?)
座ってるだけでも、“後ろに引かれる”。(転けそうになる。)

で・・・自分の時だけかも知れないケド・・・
検査部のすぐ上が、“重傷部屋”なんよね・・・
その部屋で・・・患者さんがsterbenされたりすると・・・

検査室の“空気が重い”。

一晩中・・・それが続く様で・・・



まだまだあるんだけど・・・今回はこんなモンで・・・


ちなみに・・・自分は・・・
“そ〜いうたぐいのモン、一切どうでもいい人”なんで・・・
わざと、みんなと違うベットで仮眠してる。
ひねくれモン・・・ですから・・・(笑)
もし・・・“ホントに出る”んなら・・・
“目の前に”出て欲しい・・・とか思うくらい・・・
脅かされるのはイヤかも知れないけども、
実際見る分には・・・何にもないでしょ?とか思うので。

・・・ある人が言ったケド・・・

「あんた(フィクサー)は、それが出てきたら・・・
“れ〜せ〜に”観察して・・・ついでに“お茶出して”・・・
一緒になって、“雑談”してそう・・・」

他人が、近くから見てると・・・
自分が1人で壁に向かって、
「あ、そう?大変やったんやねぇ・・・お茶でもどう?」
とか言ってて・・・
で、自分の前にある湯飲みのお茶が、
“すでに無くなって”たりして・・・(笑)

ま、どこでもそうなんでしょ?
・・・“病院”って場所は・・・



【ちょっと告知】
いつも、HP「ひねくれ臨床検査室」ならびに、
この日記「ある病院検査室でのヒトリゴト」を・・・
贔屓にしていただいてる方々、

「どうもありがとうございますっ!」

で、もうひとつ・・・
多分同一人物じゃないのかと思うんですが・・・
日記の“投票”入れてる方・・・
出来るんなら・・・メールか掲示板に何か書いてやってくださいな。
一言、お礼が言いたいし・・・
どっかの“超有名サイト”ってワケでもないので・・・
“きちんと返事くらいは”書きますので・・・

ついでに投票してない方でも・・・
良かったら掲示板・・・何か書いてねっ!(笑)
・・・掲示板、いつか消えてそうでコワイんです・・・
(あまりにも使わないから・・・)
そ〜いうコトで・・・よろしく・・・(・・・礼)


...

患者さん・・・“疑って、ごめんなさいっ!” - 2002年08月23日(金)

まずは、ココ数日・・・係長に口止めされてた内容の放出から。
(昨日、自分が当直明けで帰ってから、アトでみんなに言ってたので。)

・・・また、ブランチ・ラボの方の検査技師がいなくなる。
この間、“室長”いなくなったばっかやのに。
また・・・手薄になるの・・・かも?
とりあえず・・・9月終わりくらいまでは、いるみたい・・・
東京へ行っちゃう・・・とか。
またまた・・・さみしくなる・・・ねぇ。

んで、そのために・・・また新たに、“新人検査技師”を、
募集してた・・・んですよ。
あの、お盆前からくらいに・・・
でも・・・お盆だったもんで・・・
そんなに人が、“集まらなかった”。
だから・・・みんな・・・
“ど〜しよう・・・?!?!?!”
状態だったんで・・・
自分が教務としていた検査技師学校の上司に・・・電話してた。
「なんか、生きのいい人いてませんか・・・?」
・・・とかね。
でも、一応・・・ブランチの主任さんから、
“非公式にっ!”ってコトだったんで・・・
あんまり大っぴらにはできなかったんよね。
そ〜いうコトで・・・
自分が電話した割には・・・なんにもならんかった。(笑)
ま、しゃ〜ない・・・ってコトで。

そして・・・8/22・・・自分の当直明けの日に・・・
なんとか集まった募集人員から・・・面接してたらしい。
でも・・・なんか始まる前から、ある程度は決まってた・・・みたいで。
そりゃね、人数来てなきゃ選ぶのはラク・・・やしね。
選択の自由は、あんまりないケドも。

・・・て、コトで・・・
いきなり、8/26(月)から来ます!
その、“新人検査技師”がっ!!!
(すいません・・・当初“9/26”と書いてしまいました。8/26が正解。)

年齢23〜24才(?どっちか)・・・
身長160cm(白衣のサイズ言ってたから。)・・・
で、“女性”・・・
(ココが“重要”らしい。言っとくケド自分が言ったんじゃないかんね。笑)
写真見た感じは・・・結構、“かわいらしい”・・・
(履歴書見たし。修正してあったら知りません。化粧もワカランし。笑)
性格は・・・“不明”。
(こればっかしは・・・判らんよねぇ・・・)

こんなトコ・・・か?今は・・・
あ、そ〜言えば・・・
な〜んと・・・M.Uさんと同じ技師学校の同級生ってのも・・・
相変わらず・・・世の中狭いよねぇ・・・ホント。

・・・あ〜やっとこさ・・・書けて・・・
せいせいした・・・(笑)



前振り長かったですが、やっとこさで・・・本題です・・・

今日は、半日日勤。
午前中のみの・・・管理業務。

朝来て・・・
生理検査部の検査予約に・・・
ABR(聴性誘発脳幹電位)の予約があった。
めずらしく、耳鼻科からの依頼。
当番は・・・「JUN」ちゃん。
何の目的・・・?っていうと・・・

「“詐聴”の精査」

・・・ってコト、みたいだった。
よ〜するに・・・

「聞こえてるクセに、聞こえてないフリしてんのとちゃうの〜?!」

・・・の確認をして欲しい・・・コト・・・で。
患者さんは・・・交通事故による頭部打撲で、
“右耳が聞こえにくく”なってる・・・というコトだったケド・・・
「JUN」ちゃん、ちょい・・・不安げな感じ。

“交通事故”で、しかも“耳聞こえない”とかやったら・・・
保険がど〜とかこ〜とか、慰謝料がなんたらかんたら、
医療費が出るの出ないの・・・・・
なんか、検査やってても文句言いまくりで、
こっちの説明なんか・・・
それこそ“聞こえへんっ!”って言われそうな・・・
それが、女の子1人で・・・検査やったら・・・
“ど〜なるか?!”
・・・判んないんで・・・ま、午後からやったんやケド・・・
“男は自分しか”いてなかったんで・・・
自分が、残らせていただきました。
エライねぇ・・・俺って・・・(自画自賛・・・誰か誉めて〜・笑)
くれぐれも言いますが・・・
“「JUN」ちゃんやから”残ったワケではありません。
(はいはい・・・ど〜せ自分が思ってるだけの・・・
お気に入りですよ・・・と、公私共平気で言う自分であった。笑)

で・・・患者さんが来て・・・ABRやってるんですが・・・
(イヤホン又はヘッドホンつけて“カチカチ”とクリック音っての
鳴らして頭頂部からの誘導で脳の微弱な電位を見る。)

20〜70dBまで・・・ほとんど反応が“無い”。
80dBで・・・やっと反応が“出るかでないか”。
90dBで・・・なんとか“出るの・・・?”っていう程度。

すいません・・・初め、完全に・・・
“聞こえるもんやと”・・・思ってました。
その患者さんが。
カルテ通りに・・・
簡単に言うと先入観だけで、
“患者さんがウソ言ってる”
・・・と思ってました。
最初の検査説明・・・ちょっと、“疑ったような”、
疑惑の入った様な・・・感じになってしまってた様な・・・
気がするんですよ・・・ホント・・・
自分の説明が・・・(ちょい泣・・・)

“すいませんでしたっ!!!これから先入観、無くします!!”

・・・言ったトコロでもう検査済んでしもてるケド・・・

やっぱし、先入観はアカンね。マジで。
いくらドクターの考えやからって、まるまる信じてはいけません。
・・・いつもなら、“信じへん”のに・・・自分は・・・
今回ばっかしは・・・なんでか・・・そうなってしまった。

以後は・・・
初心に返って・・・

“渡る世間にオニは無し”で・・・いければいいケド・・・

普段・・・“人を見たら泥棒と思え”なんで・・・自分は・・・(苦笑)


...

やっぱ、“いい加減?” - 2002年08月22日(木)

ということで・・・日が開いてますが、
休み明けで、また当直でして・・・(笑)

体調崩した「JUN」ちゃんの当直を、M.Uさんが取った為、
その当直数が、“どえりゃぁ〜”数になってしまって・・・
(元々多かったのに、また突っ込まれたので。)
自分が1日もらった。
だから、予定外の当直・・・でして。
でも、可哀相で・・・こんだけこき使われてるの見たら、ね。
検査室のお嬢さん方の“お兄さん”役・・・
(お父さんの間違い、と言われそう・・・で、実際言われるが。笑)
・・・の自分の・・・“義務”の一つ、みたいなモンか?
自分自身も、ちょい体調不良・・・だったケド。
(月曜から腹痛で火曜も止まらず休んでる。)


なんか久々の・・・日勤。
で・・・“例の”裏で進めてた一件を・・・ある人に報告し・・・
結局うまくいかなくて・・・諦めた。(謎・いずれ書くので。)
このことで、“ものすんごく久々に”ある場所に電話して・・・
ちょい緊張した。(気がする)

日勤帯の終わりに・・・
ある患者さんが他の病院に転送になる・・・ってんで、
その人のず〜っと前からfollowし続けてた・・・echo所見を、
ダビングして欲しい・・・て係長から頼まれる。

“それって・・・なんか以前も言わなかったっけ・・・?”

前回は、結局出来なかったんやケド・・・
今回は、“出来る”とかで・・・
まぁ、やらせて頂きましたが。

思うケド・・・

“なんで女性は、機械仕掛けが苦手なんやろね・・・?”

こういうコトって・・・必ず男に回ってくるんよね。
なんでか知らんケド。
別にイヤって訳じゃないケドも・・・
ついでに言うなら・・・

“なんでこんなぎりぎりの時間に・・・言ってくるの?!”

・・・まるで当直帯にでもやってくれ、って言わんばかり。
まぁ・・・言ってないケド。たしかに。
期日も・・・まだ先だけど。
でも・・・なんか・・・ね。
プレッシャーかけられてるみたいで、ね。
(もうちょっと言わせてもらえば・・・
通常のVHSとS−VHSの区別も付かないし。)

“また”前の当直みたいに・・・
あ〜だこ〜だと・・・うだうだやるのがイヤだったんで、
(前回は当直中ずっとかかりっきりになって、結局出来ず。)
なんとか日勤内で・・・ってので頑張ってみる。

・・・放射線科に行き・・・
そこの装備品使い・・・ダビングしてる。
結構・・・時間かかる。面倒。
止めたり動かしたり・・・何回も。
面倒は・・・とにかく“キライ”。
めちゃくちゃ・・・“キライ”。
仕事じゃなかったら・・・“絶対しない”。(笑)

M.Uさんが心配してか(?・みんなに言われたから?)、
わざわざ差し入れ持ってきてくれた。
みんなに言われたんかもしれないケド・・・
なんかうれしい。
ま・・・素直にそう思っておこう。(笑)

で、そこでの会話・・・
ちょっと病院機構(検査含む)のコトとか・・・
言うコトになっちゃって・・・
(って言うか、普段から思ってるコト。良い内容ではない。)

「自分の傍にいると・・・“精神汚染”されてしまうで〜!(笑)」 (フィクサー)
「・・・なんか“洗脳”されてしまいそうですぅ・・・(笑)」 (M.Uさん)

で、傍にいたレントゲン技師さんに、
「そうですよね?!」
って自分が言ったら、
「そのと〜りですっ!」
と答えてくれる。(笑)
あとで・・・
「○○さん(フィクサー)って・・・面白いですねぇ・・・」
って、“こそっと”M.Uさんに言うし。
(こっちまで聞こえてるケド。)
・・・そ〜いうツッコミ、自分は“大好きなので。”(笑)
(会話の内容は、日記で常に言ってるコトなので割愛。)

ま、なんとか、当直に入るまでには・・・ダビング終了。


しかし・・・
当直入るちょっと前から・・・

自分の“嫌いな”脳外科のドクターからアホほど、輸血オーダー来るし、
(自分の好き嫌いで判断はしたらアカンのやケド・・・)
おまけに、“また腎センターから”、訳の判らん輸血のオーダー入ってくるし、
誤針事故の検体、こんな時間に持ってくるし・・・
(ついでに検査オーダー間違ってるは、カルテ番号いい加減やら。)

“なめてんのか・・・?こいつらは・・・?”

輸血は、“夜間は極力避けましょう”のハズやのに。
腎センターへ、患者の貧血の連絡したのは“午前中”やのに。
カルテ番号確認の電話しても、“いつまでも連絡無い”し。
(おまけに、医事処理もされてないコトが多い。)
・・・なめすぎてるんか?
自分自身さえ良ければ、“それでいい”ってのが・・・
・・・“はっきり”見えてくる。

でも・・・
夜間輸血原則禁止の件は、“誰が各科に言ってるの?”
患者のデータ変動は、誰が最終的に“ドクターに言ってるの?”
誤針事故のマニュアルは、“誰が回してるの?”

それを“全て”もしかしたら・・・
“検査部がしないと”いけないんですか?
そんな命令は一切無いのに。
でも、そう言わんばかりの・・・態度の人もいるし。

検査が絡んだら、“全て検査の仕事”なんですか?
じゃあ、人が絡んだら“全て人事課”でいいんですか?
患者への処置は、“全部ドクターが”やってくれるんですか?
みんなね・・・都合の良いコトばっかり言ってないで・・・

“各科・各自の仕事くらい、きちんやれよ〜っっ!!!”

・・・ばかばっかし・・・やね。ホンマに・・・


・・・ほとんどの・・・どこの部署のエライ人も・・・
“良い内容を言う”が、“実戦できない”。
その上、“しようと努力もしない”。
“初めから出来ない”ってのも・・・あるし。
・・・何回も言ってるケドさ・・・
都合の良いコトばっかし言って・・・
周囲の者に押しつける。

これじゃあね・・・ココには、“人が残らない”。
誰も、“ココにいたいとは思わない”。
“努力しよう”・・・と思っても・・・“潰されて”いくばかり。
だって、誰も認めてはくれないし、努力の結果も出てこない。
何を、仕事場で求めたらいいんだろう・・・?
生活していく、“金”の確保だけ・・・考えればいいの?

検査技師ってね・・・
看護師とか放射線技師や薬剤師みたく、就職先が“ない”んよね。
本当に。
(だから何が言いたいのか・・・?は、これ読んだ人各自が考えましょう。)


人が入れ替わって、若い新人さんが来るのは・・・
“病院にとっては経営上”良いんだろうケド。
給料、安くて済むからね・・・
でも、残された人は・・・“たまったモンじゃない。”



もっと・・・
ほんとうに・・・

“全ての人のコト”を・・・

考えて下さいよ。
“エライ人”達は・・・

“下っ端でも・・・これだけ考えられるんだから・・・”



...

人間関係・・・“入り乱れ” - 2002年08月19日(月)

この3日間・・・offやったんですが・・・
自分で予定に入れたoff日で・・・
主に、“法事の為”に組まれた・・・お休み、でした。


長々とこの日記や“違う場所のHP”見てる人にはわかるでしょうが、
自分の父親は、随分昔に逝ってしまってる。
飲んだくれのどうしようもない・・・オヤジ、だった。
自分にとっては。
それが、今年十三回忌。
それなりのコト・・・まぁ、世間ではやらんといけない・・・らしい。
自分は・・・“したくはない”んやケド。

そんなので・・・この休みは・・・
“かなり”気が重い。ホントに。



一つの理由に・・・
親父が逝って13年になるのにもかかわらず・・・
その時の、財産分与がなされてない。
誰が・・・後ろで糸引いてるかっていうと・・・“実の母親”。

13年前、葬式の日、実質上の喪主を自分がこなし、
母親はただ・・・“何もせず”座っていただけ。
記憶に残ってるのは・・・“金勘定してた”ってコトだけ。
(葬式代や、病院の入院費用、保険料の計算etc・・・)
でも、勘定してただけで、その全ての手続きは・・・自分がやった。
周囲の人は・・・

「ショック受けてる(母親が)んやから、それくらいやってあげれば・・・?」

・・・そう言ってた。“無責任に”。
しかし、自分には・・・そうは・・・“思えなかった”。

そして・・・
母親が言った。

「とりあえず、全部のお金はこっちで、“保管しておく”から。
きちんと計算できたら・・・“ちゃんと教える”から。」



そう言ってから・・・
“12年が過ぎた”。




それまでに何回も・・・自分は聞こうとした。
が、その都度、“ごまかされた”。
自分は思う。

“母親だからって、ごまかしていいのか?!”

そうやってその12年目・・・

「通帳の預金が降ろせないから、(自分の)承諾書が欲しい。」

・・・とか言ってた。
母親の通帳ではない。自分の通帳・・でもない。
“一体、誰の・・・?”
って思ったら・・・“親父の通帳”・・・だった。
自分の承諾が無ければ・・・そこに書いてある金額は使えない・・・から。
(母親、兄妹etcの全員の承諾が必要。)

「じゃあ、保険金とか他のお金はどうしたん・・・?」 (自分)
「・・・新しい家を買うのに使った。」  (母親)

一戸建ての家を買うのに使った・・・んだそうだ。
“母親と妹で住むために”。
なんか・・・他人事のように書いてるケドも。

自分も今は一戸建ての家を建ててる。
ローンは、“山になってる”ケドね。(苦笑)
それでも、母親は・・・“他に”家を買った。

“自分の取り分の、財産分与の金を全部使ってまで”・・・
・・・家を建てた。

“・・・もう・・・いい・・・・・”

自分は、それで全てを終わらせてしまいたかった。
当然、何も聞く気になれなかった。


「自分は、遺産全部放棄したって構わない。だから一切の縁を切る!」

そう・・・言った。自分は。母親に対して。




でも・・・何故か納得しない。母親が。

自分自身で勝手にやったのにもかかわらず。
要は・・・“自分(フィクサー)が便利”なんだろう・・・ってコト。
言葉の端々に・・・そういう考えが見える。
“いれば、何かに使える。”
そう思ってるんだろう・・・母親は。
“肉親として”言っているんではない。
“役に立つ”から・・・なんだと思う。

結局は・・・
今は、出せない。無い袖は振れない・・・ってコトで。
“分割で払う”・・・とかいう・・・またあやふやな・・・
逃げを打ってきて・・・



そして今年・・・
十三回忌の法要。
親戚は・・・どこからか、“沸いて出てくる”。
自分が、“遺産を放棄した”っていうウワサに連れられて・・・
その、おこぼれに預かろうと・・・して・・・
(何故それが判る?と思ったこれを読んだ人もいるでしょうが、
ちゃんとその話を聞いたから。自分が。)

“何が一体・・・親戚なんやろ・・・?”

お金に“だけ”執着してる・・・人達。
なんか・・・かなしい。


今まで、“何もこの件では言わなかった”母親が・・・
来月に、初めて・・・分割での遺産分与を入れる・・・
・・・と言った。
“福沢諭吉”が約100人分・・・とか。

“どっから、沸いてきたん?その人数分???”

ま、“あるトコ”には、“ある”・・・ってコトやね。(謎)
(出所はなんとなく・・・判る。)
しかし・・・この母親の感情のない・・・言い方・・・
自分の、“いつもの言い方”そのもの・・・だ。

“血は争えない・・・んよねぇ・・・・・”



今は・・・その新しく建てた家に母親・妹親子で住んでる。
これからは・・・
“口やかましく、いろんなこと言ってこないやろ〜ね・・・”
とか・・・思ってるかもしれない。
母親は・・・

もう、こっちも糖尿病(母親がそう)で、くどくど・・・
言わなくて・・・済むのか・・・とかね。
それが良いコトなのか・・・悪いコトなのか・・・
自分には、もう・・・“判らない”。
本当に・・・
そして、正直言って・・・

“・・・これ以上は・・・付き合いたくないっ!!!”

本気で・・・そう思う。



こんな時でも・・・
ちょっとだけかもしれないけども・・・
気が抜ける“一瞬”がある。
そんな時間・・・大事にしないと。
それがないと・・・精神までボロボロになってしまう。



明日からまた・・・病院勤務。
この3日間、違う時間を・・・過ごしていたみたいで。
でも明日には、いつもの・・・“時空”に・・・戻される。
な〜んか・・・身体壊してしまいそうでコワイ。(苦笑)

“がんばれ〜・・・「自分自身っ!!!」”

・・・誰も言ってくれないんで・・・言ってみました。
ちょっと卑屈になってる・・・かも・・・?



...

それでも・・・“医者なんですか?” - 2002年08月16日(金)

2日間書いてないと・・・
なんか異常に、日記さぼった感覚に襲われてますケド。
書いてないと、禁断症状出たりして。(笑)


2日前・・・
日勤してた。
休んでた非常勤の人、復活。
んで・・・「JUN」ちゃんも来てた。
でも・・・まだ全然、風邪(?)良くなってない。
この日、当直だってのに。
診察受けて・点滴やって・検査して・・・
CRP4.0近いデータが出てた。ついでに結構な脱水状態。
“えらいこっちゃで〜!”
・・・って、みんなが気を使って・・・
この日の当直は、M.Uさんがやるコトになった。
今月、大忙し。M.Uさん。(笑)
ちょい、かわいそうかも?
ま、でも、体力あるんだし(関係ないが、空手二段の強者・笑)・・・
頑張ってもらいましょう。

それなりに・・・その日は過ぎていき・・・


次の日(1日前)、日勤当直の日。
いつものように・・・午前中はデータ管理。
で、午後は生理機能検査やってる。

午後、感染防護委員会のトップのドクターが・・・
“自分を”訪ねて来てた。
わざわざ検査室まで来て。
“なんやろ?一体・・・?”
とか、思ってると、やっぱ・・・
院内感染の件で相談・・・なのか?・・・これって・・・?

来週だか、来来週だかに委員会が行われる。
・・・院内感染対策のね。
それについての情報収集・・・みたいに感じた。
自分には。
“周囲の意見でも聞いといて・・・有利に(会議を)進めたい・・・”
みたいな、トコか?
ま、どうせ自分は委員じゃないから出ないケドさ・・・
・・・なんか、ひねくれた・・・考え方だけど。
(しゃあないでしょ・・・?自分は根っから“ひねくれモン”やし。笑)

・・・話の中に・・・この間・・・
とある患者さんの、“ある”検体から、“ある”細菌が出てた。
(書けないトコから推測してください。)
それについての・・・意見求めてた。
そのドクターが。

「どうして、もっと徹底して手技操作etc出来ないんでしょうね?」 (フィクサー)
「手指の洗浄だけでも・・・出来たらいいが・・・」 (ドクター)
「なら、それだけでも良いですから、出来ないモンなんですか・・・?」 (フィクサー)
「・・・それがむずかしい・・・」 (ドクター)

ま、なんか水掛け論みたいなんやケド・・・

ついでに・・・
このドクターが言ってたケド・・・
“まともに細菌の名前すら知らない”んよね。
おまけに、どういう細菌かも・・・知らない。
結構有名な食中毒起縁菌やのに。
(バチラス属のある菌について聞かれた。)
ちなみに炭疽菌ですら、学名で言われると・・・
気が付かない・・・みたいだった。(あの反応見る限り。)

感染防護委員の“トップ”で、しかも“ドクター”やのに。
・・・なんかねぇ・・・なさけなくなった。
ちょっとは、出来るかと思ったのに。
興味ないモノには・・・“全然”知識がない。
“生理検査”部のたかだか、“臨床検査技師”の、
範囲の違う“微生物の知識に”・・・負けるんやから。
(ついでに言うなら、自分の知識は、
10年以上前の知識。教務時代の。)

“あんたね・・・それでも医者か・・・?”

いくら、興味がなくっても・・・
ちゃんとそれ、勉強したんでしょ?
医者になるために。
臨床検査技師なんかよりも、“ずっと長い時間かけて”ね。
それでも・・・“医者になれるんですか・・・?”
実際のトコ・・・どうなんやろ・・・ね?


感染対策についても・・・

“出来ること、まずやったらどうなん・・・?”

出来もしないコト、分厚いマニュアルにしたって・・・
何の役にも立たない。
(現状の感染防御マニュアル、隅から隅まで読ませてもらいました。)
そんなので・・・“この2年間”何の疑問も持たずに・・・
ほったらかしにしてた。
アホちゃうの・・・?それって?

今度の感染防護委員会に・・・
自分が書いた、
「MRSA・院内感染について100(行かなかった)の疑問点と問題点」
が、ほぼそのまま・・・持って行かれる。
(らしい。そう主任補佐が言った。)
それについての対策は・・・
自分の書いたモノに、主任補佐が書き加えて・・・
(自分もまた加筆してる。)
それも、持っていく・・・らしい。
(自分は、前から、「もう抗生剤やめて、濃い緑茶飲ませたら?」とか
言ってて、それも・・・持っていってもらう。カテキンが効くらしい。
文献もあるケド、でも、その効果の度合いが・・・判らない。悲しい。)


で・・・当直業務に入る。
あとからあとから・・・
お盆休みってのに・・・患者さんは来る。
“しょ〜もないのが”ほとんどやねんケド・・・(苦笑)

U○J、3割以上、人来るのが減ったと言いますが・・・
それでも、患者は来ます。
バッ○・ト○・ザ・フュー○ャーライド乗って気分悪いとか・・・

“もし・・・そ〜いうの、キライなんやったら・・・乗らないでね・・・”

2日前くらいにも、
U○J来る前に、ウニ・イクラ山のように食べ、
当日、腹痛があるにもかかわらず・・・U○J来て、“腹痛で”来院。
(腹部echo、自分がさせて頂きました。)

“アンタもね・・・間違ってるっ!!!”

・・・痛いなら、“遊びに行くな!”
自分の具合くらい・・・“自分で判っとけ!”
もっと辛いのが、子供が具合悪いのにかかわらず・・・
薬飲ませてでも、U○Jに来る・・・“親”。

“あんね・・・オニですか?アンタらは・・・?!”

ホント・・・“コンビニ救急”(開いてて良かった♪)は辛いです。
マジで。(苦笑)


それに、忙しいのにかかわらず・・・
針刺し事故の一ヶ月後followとか、
ope長引いて、検査も遅れて出るとか・・・
輸血の払い出しとかも・・・
(これ、夜は原則的に禁止って、この前の輸血委員会で言ってたのに。)

“夜中、検査技師・・・1人しかいてないの・・・知ってるやろっ!!!”


・・・“なんにも知らん人”と付き合うのは・・・
公的にも私的にも・・・“しんどずぎ・・・”(苦笑)




・・・おまけ・・・

今回、当直一緒にさせてもらった、救外看護師さんへ。
自分が、“普通の考え方、してますよ。”って言ってくれて・・・

“てれてました・・・うれしいんですが・・・お礼、言えなくて・・・
「すいませんっ!」”

つまらんコトで、嫌われるよりも・・・みんなが信頼持てるように・・・
・・・なればいいケドも・・・(謎)



...

仕事が遅い理由なんて・・・“あるの?” - 2002年08月13日(火)

前半、タイトルとあんまり・・・かんけ〜無い内容です。
ご了承のほどを・・・


え〜・・・現在、世間“一般では”お盆休みです。
でも、救急病院は・・・開いてます。
・・・当たり前なんやケド。

そ〜いうワケで・・・こんな日でも・・・
日勤やってますが・・・


昨日に引き続き・・・
2名欠勤。非常勤のお人と、「JUN」ちゃんと。
「JUN」ちゃんは・・・この一週間ほど風邪引いてた。
声がヘン・・・だった。
もう1人の人は・・・なんでかは聞いてない。
自分は下っ端だし・・・ま、そういうコトで。

技師人数はいてないが・・・
昨日にこれも引き続き・・・“患者さん少ない”。
お盆で、大阪から脱出してる人が多いからか?
毎年、これも・・・こんなモン。
万一のコトもあるので、血液検査の方の主任さんに、
“もしかしたら生理検査手伝いにいくかも?”
・・・とか言っておく。
でも・・・そこまで言わなくて良かった・・・みたい。

自分の方は、結構いそがしい(?)けども、
生理検査室は・・・それなりに回ってたみたい。
今年の超音波医学会の演題やることになってる・・・
M.Kちゃんの手伝いを、Y.Mさんがやってたみたいだし。
ま、それほど・・・時間があったってコトやね。

自分も、血液検査の管理終わってから、
M.Kちゃんが発表する演題のスライドの・・・手直し。
パワーポイント(スライドを作るソフトみたいなモン)を・・・
なんとなく・・・使えるようになってる自分がコワイ。
誰にも教えてもらってないのに。(苦笑)

ついでにほんの少し前は、エクセルを・・・
主任補佐や、血液検査にいるTさんに、
“なんとなく”教えてもらい・・・これも、“なんとなく”理解・・・
・・・してるみたいで。
(この間、係長に言われて、尚かつ忘れてて・・・
提出遅れたデータの整理で。)
これから自分が・・・“いろんなコト”言われて使われそうで・・・
そっちのが、“コワイ”・・・ケド。(苦笑)


・・・ここから、タイトルの内容です・・・


・・・2ヶ月以上前(たぶん)、
外来での輸血マニュアルのコトで・・・
ある看護師さんにお願いして、
自分の書いたアウトラインを渡し、マニュアル作るってコトで・・・
んで、3週間ほど前に聞いたら・・・

「今、師長に渡して見てもらってます。」

とか言ってて・・・
んで、それから・・・“なんにも音沙汰無し”。
・・・時間かかりすぎ。
どう考えても。
いくら忙しくても。
なに・・・やってんだか・・・

“もう・・・このまま、ほっといたろか・・・?”

自分は、そう思ってた。かなり本気で。
もし、何かトラブったら・・・
“俺はもう、知らんもんね〜♪”
とか、やったろか・・・?とか。
ま・・・でも、
“これが最後・・・”
とか思って・・・救急外来へ。
そしたら・・・

もう、師長には見てもらって、OKサインもらってて・・・
そのまま・・・にしてた・・・みたいな。
(そう思える。)

「プリンタが壊れてて打ち出せなかった。」

とか言ってたケド・・・
どうなんだろう?
ちょっと・・・今は信じられない。悪いケド。

「以前、出してもらった内容に準じていいんですね?!」

・・・そう自分が言えば・・・
向こうも後には引けないだろうケド。
結局、以前もらった文章を、こっちで流用して・・・
検査部のみんなに見てもらう。
・・・な〜んかねぇ・・・ヘンなんよね・・・
ココまで来るのに・・・

「マニュアル作りましょう!」と言っておいて、
で・・・出来たのが、約2ヶ月以上あと。
本人が、草案作ったぽいが・・・
その内容を、文書化し、PCで打っていたのは、
別の看護師さん。
本人は、“やってはいない”。
「PC、使ったことがないんです。」
・・・と本人は言っていたケドね。

使ったことがなくっても・・・
“使えるようになればいい”じゃない?
“教えてもらえばいい”んじゃないの?
・・・休日出勤や当直業務で、
普段の日勤来れない看護師さんに頼むんじゃなく、
“自分自身でやればいいじゃない?”
自分が・・・「やりましょう!」って言ったんでしょ?!
一番最初に・・・
それくらいの・・・“やる気”、見せて欲しい。実際に。
そう思うケド。

以前、この看護師さん、結構いい病院にいたらしい。
(どういう意味っていうと、“世間一般で言う大きな病院”。)
だからって・・・“それで出来る人とは自分は思わない”。
・・・“誰かは”・・・思ってるみたいやケド。
(誰とは言わない。ココでは。)
そんなので・・・人の内面の判断は“絶対に出来ません”。
そういうので・・・“判断する人も、自分は好きじゃない”し。

PC使えない人でも・・・
あるope室付きの看護師さんは・・・
(自分よりもかなり年配のお人)
それでも、“本人の手で”・・・
判らないなりに・・・
他人に使い方、聞いてでも・・・
当直の時間、開いてる時に・・・
“一生懸命に”やっていた。
不器用に、一文字一文字・・・ゆっくりと。

・・・そいうの見ると、自分はすぐに感動しちゃって・・・
手伝ってしまうケドも・・・

PC判る看護師さんが、“やります!”って・・・
言ってたんかもしれないケド・・・
それでも、やっぱ、まだ来て“数ヶ月”なんでしょ?
この看護師さんは・・・?
・・・自分でやんなさいよ。それくらい。
いくら、自分が年上でも、経験があったにしてもね。

・・・そ〜いうコトで・・・
自分は、“この”看護師さん、これからは・・・
“正面からは”信じません。
“斜めからなら”、信じてあげる。
そんなモン・・・です。
自分の考え方は・・・



...

輸血委員会の“真実” - 2002年08月12日(月)

タイトル通り・・・輸血委員会なるものに出席しました。
・・・オブザーバーだけど。
単に、“出てみた”だけ・・・なんやケド。
っていうか、今日は午後ヒマだったので、
(実際は自分以外の人達が。自分はCAGやってた。)
CAG終わってすぐに・・・係長に、
「・・・行ってみる?」
って言われて行ってみた・・・様なモノ。
で、そこで見たモノは・・・
・・・・・後半につづく。(笑)
(真ん中見たくない人は、飛ばして最後の方見ましょう。)

しかし、なんかね・・・係長も、これ(日記)見てたりして・・・(笑)


今日は・・・
人が結構いたはずが・・・
なんかみんな休んでて・・・
(体調不良とかで。)
“いそがしくなる・・・?”
と思ったら、そうでもない。
お盆休みやしねぇ。
患者さんも・・・来ないんよね。(笑)
当然、echo予約もほとんどなく・・・

CAGも入ってなかったケド、昨日の当直時に入った人の、
準緊急CAGみたいなモノを・・・午後にやった。
で、午前中はいつもの血液検査の管理やって・・・
午後はCAGに入ってた。
ホントは・・・そんなに緊急でやらなくても・・・
よかったんかもしんない。
あるドクターが明日から、“長期休暇”に入るから・・・
なんて話で。
で、今日やった。
もし、本当に緊急性があるんなら・・・
当直時、CAGやってるだろう。
・・・ちょっと・・・いい加減・・かもしんない。

CAGも終わり・・・
予約検査も入ってないんで・・・
検査室のお掃除やってた。
(床掃除ね。あんまりしないから・・・)
そしたら、急に係長が自分に冒頭のコト言って・・・
行かせていただきました。
“輸血委員会”ってモノに。

PM4時から・・・ってのに、4時過ぎても誰も来ない。
10分過ぎて・・・やっと議長の麻酔科ドクターやってきて・・・
もう5分ほど過ぎて・・・他に、“3人の”ドクターが・・・来ただけ。

検査部からは、“3人”(係長・主任補佐、で自分)。
でも合計、“7人しか来ない”。

“なんや・・・この会議は・・・”

それが一番最初の印象。自分の。
なんか気が抜ける。
始まる前から・・・“内容がすでに見えてる”。
そんな・・・気がした。

委員会が始まる直前に・・・
資料を作ってた係長(大元のデータは自分が作った)から、
議長のドクターに・・・内容を説明してる。
あらかじめ、説明があったのかもしれないが・・・
見た感じ、“今初めて”説明受けてる、様に聞こえた。
自分には・・・ね。

そう言ってる内に・・・委員会が始まり・・・

今回で、“2回目”だそうだ。正式には。
この輸血委員会って。

“もっと前から、やってんじゃなかったの・・・?”

・・・そうじゃない、みたい。(苦笑)
これから定期的にやっていこう・・・とか言ってた。
2ヶ月に一回くらいとか。

“・・・なんか・・・責任感etc・・・ない・・・よねぇ・・・コレって・・・”

形骸化してる“委員会”の、最先端を行く・・・んじゃないの?
この委員会って・・・?
やってる意味なんてあるんか・・・?ホンマに・・・

この日のために、“何日もかけて”係長がデータを、
“見やすいように”ってまとめてた。
でも・・・その努力って・・・“一体何やったん・・・?”って、
第三者の自分が見ても、“そう思う”。
本人の苦労が・・・報われてない。

議長のドクターが・・・
“ありきたりの判りきった”内容の・・・
輸血(主に業務)についての問題点を言う。
でも・・・“言うだけ”。
それをどうしていこう、とかの具体的な指示は少ない。
(ほんのちょっとは、ある。)
今まで決まっていたコトの再確認・・・みたいなモン。
わざわざ、こんな会議やってまで・・・ってものがない。
何故そうなったのか?みたいな追求もない。
(やったら、誰に矛先が向くことやら・・・苦笑)
会議が始まる前から・・・“雰囲気で”判ってたケドね。
こんなコト・・・やろ〜ね、って。

20分程の内容で・・・
話は終わり。
新しく来た、消化器内科の部長が・・・多少質問してた。
この部長先生・・・自分の、印象だけど・・・
“結構いい”かもしんない・・・とか、思ってる。
もし、はずれてたら・・・また、その時書きますので。(笑)

会議が終わり・・・
片づけしもって・・・

“・・・・・・・・・・・・・”

・・・・・言葉にならないヘンな感じで・・・

“予想通りってのも・・・なんだかねぇ・・・”

どうにもならないんでしょう。
こういうのは・・・ね。
で、やっぱり自分は・・・

“管理職には・・・なりたくないっっっっ・・・ですっ!”

・・・以上、おしまい。


...

これから、“どうするか?”(と、6/30からの「…死闘っ!」【後編・一部】) - 2002年08月11日(日)

本当に・・・
“誰かのコト”考えて、行動してる人は・・・“非常に”少ない。

「“第三者”のコトなんてどうでもいい。
自分の欲求が満たされれば、それでいい。」
少しでも面倒なコトは、したくない。」

ほとんどそうだ。
・・・“上層部は”特に。
プライベートならいいかもしれないが、
公の場所でまで・・・

決められていても、それが出来ない。
決して出来ないのではなく、“しない。”
もう一つ言えば、出来もしないコトをエラそうに言い、
決めるクセに、本人は“出来ない”。
そして周囲に、“押しつける”。
自分自身が出来もしないのに。

“体裁だけ”って言うのなら、それでもいい。
なら、初めから・・・そう言えばいい。
どうせ・・・“出来もしない”コトなんだから。



何かの委員会で、“誰かが”、資料やグラフを作ってた。
何時間もかけて、“同じ内容”と・・・にらめっこして。

「見やすいのを作らないと、“誰も見ない”。」

と、そう言ってた。
でも、何かが違う。

見やすい・見にくいなんて関係ない。
たとえ見にくいモノだろうが、
それについて見て、そして検討しなければならない・・・
・・・のが、“委員会”。
何故見ない?
偉かったら見なくていいのか?
それとも、その委員会も、“体裁だけ”なのか?
・・・なら、それでも構わないが。



でも・・・・・病院って、そんな場所なんですか?
一般企業じゃなく、人の命を預かるコトを目的にしてる・・・
そ〜いう・・・場所なんですよ。
(一般企業でも良くはないですが。)
少なくとも、“命の重さが判る”人がいる場所の・・・はず。
でも・・・そうじゃない。
人の命なんて・・・“二の次・三の次”。
利益優先・プライド優先・権力優先・・・
そして、“自分勝手・自己中”が、“最優先”・・・

何にも知らない患者さんや、新しく来る職員が・・・
“かわいそう。”
そして、今・・・ココにいる“一般職員”が・・・すごく“惨め”。
“表面だけ”、きれい事並べてるような・・こんな場所では。


もう、“そんな人”の為に・・・何かをしたくない。
自分は院内にいる、“患者さんの為に”・・・何かをしたい。
だから・・・今、自分に課せられたコトに対して、“bestを尽くす”。
“患者さんの為になる”・・・と思うコトを。


6月の終わりの係長との面談で・・・

「もう、そろそろ“自分の世界”を作ったら?」 (係長)
(得意とするモノを作って、それに打ち込む?みたいな意味らしい。)

「自分の今やってる仕事すら、自分自身が満足に出来ていないのに、
そんなのをやっても、意味がありません。」 (フィクサー)

たとえ・・・下っ端仕事でも・・・
“患者さんの役に”立てるのなら、それでいい。
別に、そんなので、“エラそうにしたくはない”。
本当に・・・納得できる仕事がしたいだけ。
自分は、誉めて欲しくて・・・やってるワケじゃないんだから。
・・・誰かさんみたく・・・ね。
患者さんには・・・感謝されると、とっても“うれしい”ケド・・・
院内の人に・・・誉められても、うれしくない・・・んよね。
・・・“ひねくれてる”んで。自分が・・・

・・・ちなみに・・・何年か前にも・・・同じコトを係長に言った。
でも、係長は・・・覚えてはいないみたいだったケド。
そんなもんやね。

そして・・・こんどはこっちから・・・
「自分が、(他の管理職に対して)勝手に対等に話していいんですか?」
との質問に、
「・・・(内容)報告してくれれば・・・」
とか、いうような・・・お言葉を頂く。
実質・・・“思ったコト、何言ってもいいっ!”ってコトとは思うが・・・
それについての責任は・・・“?”ってトコだろう。
でも実際は・・・
“相手に嫌なコト”言うのが自分の仕事になりそうで・・・
呈の良い、“憎まれ役”、もしくは“悪役”ってトコロか。
ま、良いケドさ。
“憎まれ役”って・・・自分の“はまり役”みたいだし。



話がそれたケド・・・

“本当に・・・ココって・・・感情がいらない・・・場所なんやねぇ・・・”

あきれた・・・を通り越して・・・“ど〜でもいい”・・・です・・・



【閑話休題】
「4000人目」、現状で誰も名乗り無しです。
そ〜いうコトで・・・
今回のワインは・・・“ある人に”あげました。
“その人に”・・・いつも愚痴言わしてもらってるので・・・
(それに赤ワイン、好きじゃないんよねぇ。ドライな白が好き。)
次、「5000人目」です。
(4444は縁起が悪いので。)
でも・・・また、“お流れ”の可能性、強そうですが。(苦笑)



...

献血しても・・・“血の気の多さは変わらない!” - 2002年08月08日(木)

昨日の続きみたくなるケド・・・

結局、ドクターは細菌のコトなんて殆ど判ってない。
キツイ抗生物質いきなり連続して、何日も使うコトに対して、
あんまり抵抗感無かったり・・・
便からMRSA出ても、
「ビオフェルミン飲ませたら治った。」
とか、ワケわかんないコト言ったり・・・

(この場合、原発が消化管にあるのではない。
一般的には、MRSAは鼻咽頭にいてるのであって、
それを嚥下するから便に出る。
ビオフェルミン飲ませて出なくなるのは、乳酸桿菌が多くなって、
見かけ上、出てこなくなってるだけ。)

一般論すら・・・通らない。
なんか悲しい。

バクトロバン(MRSAに対する抗生物質の軟膏)使うのも・・・
“やっとで”・・・やめる方向で動いてる。(らしい。決定ではない。)


思うケド、

“何のために今まで・・・感染防護委員会って存在してたんやろねぇ?”

たかだか、一介の微生物検査専門でもない、生理検査室の人間が、
たった“数日”その辺からかき集めた資料の内容に・・・
負けてるんやから。
2年間も・・・なんでほったらかしなん?
検査部が今回、発表しなかったら・・・
永遠にやり続けてたんか・・・?
規則を決めるだけでなく、それを管理するのも委員会の仕事ちゃうの?
何回も言ってるケドさ。
毎月、何のために・・・
MRSAの感染状況、まとめてたんか判ってんの?!
全然、内容見てないってコトやん?それって???

まぁ・・・この委員会だけじゃない(たぶん)だろうから・・・
“形骸だけで、中身のほとんどない”組織なんてさ。


なんかね・・・
今回の件やってて・・・
“やればやるほど”、絶望感が強くなる。
もっと、考えたら出来るはず。
なのにそれをせずに、殆ど“見てるだけ”。
やろうとしても、“資金がない”とかの一点張り。
(それしか理由がない、って言っても過言ではない。)
真剣じゃないんよね・・・

権力があって、プライドもあるから・・・
他人が言ったくらいじゃ動かない。
尚かつ、“自分が言ってることが、一番正しい”・・・
・・・みたいに思ってる人が、沢山いてるから・・・
その上、間違ってても・・・訂正なんてしないし、
少なくとも、“間違いを認めようとはしない”んよね。
なんでそうなってしまうんやろ・・・?
日本の病院のエライ人は・・・?
(他の国は、“まだマシ”らしい。)


あんまり、気が乗らないまま・・・
日勤やって・・・
ついでに昨日、係長から言われてた仕事、
“すっかり”忘れてて・・・
“自分自身が”イヤになってた。

なんとか、それはこなして・・・


半日日勤なんで・・・献血行った。
なんか・・・自分の“頭に血が昇ってる”状態の時に・・・
ココんトコ、献血に行ってる・・・様に思う。
偶然なんだろ〜ケド。

成分献血するのに・・・
“ものすごく・念入りに消毒”するんよね。
血液センターで、献血するときって。
・・・ウチの病院でも見習わせたい。
そう思った。消毒操作を見ていて。

“健常人の消毒ですら”、そこまでやるのがホントは普通なんだろう。
じゃあ、“病人の採血や点滴etc”するときの消毒って・・・

“どうやったらいいんやろ〜ね???”

考えなくても、判りそうなもの・・・やケド。
ちなみに血液センターでは、アルコール綿で“何回も”、
綿自体を変えて消毒し(数えたら4回変えてた。)、
その上で、イソジンで中心から円を描くように、
“非常に模範的な”やり方で消毒し、
そして・・・自然に乾燥させてから・・・
(風を送ったりして乾かすと、その分空中の細菌が付きやすくなる。)
やっとで、針を刺す。(イソジンは乾かさないと消毒力が落ちる。)
病院で時間がないときに・・・“それをやれ!”とは言わんケド・・・
もっと、やり方考えなきゃ・・・とかね。


で・・・
あんまりこれからは・・・
いろんなコトに首つっこむの・・・どうしようか?と・・・
やっても、結局は意味無しじゃあねぇ・・・


“あ〜〜〜・・・アルコール・・・飲みに行きたいっっっ!!!!!”

暴れるかも・・・しれないケド。(苦笑)


...

病院は、“「悪の秘密結社」以下なのか?” - 2002年08月07日(水)

ふと思う。
院内には、玄関入ったトコに、この病院の“標語もどき”が、
“アホみたくでっかく”掲げてある・・・んやケドね。
で、以前に言ったケド、“毎朝”それを“覚えてしまうほど”に、
繰り返し・・・唱えてる。
良い内容、言ってるんよね。確かに。
でもね・・・それが伴ってるんか?って言われると・・・

“答えは「×」です。”

きっぱり言えます。これだけは。マジで。

院内の職員に・・・
その“標語もどき”を実戦するように言っておきながら、
実際、それを考えた人間達が、“出来ていない”。
それなのに・・・それでも、“それを宣伝文句に”利用する。
なんか・・・汚いんよね。

“まず第一に、患者さんのコトを・・・”
・・・と言いながら、
実際には、一番大事なのは、“病院の経営”。
必ず損得勘定がでてくる。
患者さんの為になるコトなら、ある程度お金を度外視してでも・・・
やってんなら良いケドも。
全然、“やってない”。
(ついでに言うと、“職員の要求を予測し”という言葉も入ってるが、
当然・・・予測などしてないし、予測しても“何もしない”。)

“病院を安全で清潔で楽しく・・・”
・・・ここまで、MRSAが蔓延ってる場所も珍しいんでないの?
ついでに緑膿菌も異常に多いし。
なんで、早急に対策しない?
ホントはずっと前から、判ってたんでしょ?特にMRSAは・・・
何処が安全で清潔なん・・・?

“礼儀正しく友好的で優しい態度で・・・”
・・・どれだけ、それが出来る人がいてるんやろね?
(自分自身は“礼儀正しく”、は出来てるが、
“友好的”ではない場合がある。結構・・・反抗的なんで・・・苦笑)

言ってたらキリがない・・・
いくらでも・・・書けてしまう。


「ウチの病院は、“患者さんを第一に”、
そういうトコまで気にして・・・やる病院。
だから、職員である以上・・・それに努めるのが義務である。」

・・・でも、やってるコトは・・・
“ただの金儲けの手段”
・・・でしかない。

確かに病院が、儲からなければ・・・
自分たちの生活だって成り立たない。
でも・・・“あまりにも”かけ離れてないの・・・?
その内容は・・・


職員集めるのに、それなりに宣伝する。
その時にだって、この“標語もどきは”でてくる。
そして、それを見た・聞いた就職希望の人は、

“なんて良い病院・・・!”

とか、思うだろう。
で・・・選んでしまう人もいる・・・かもしれない。
でも・・・中身は、“違う”。
そのギャップに・・・泣かされるコトになる。
入ってから・・・あとの祭り状態やね。
ウソ言って・・・やってるのと同じ。
出来もしないコトを・・・宣伝文句にしてる。

で・・・話がちょっと変わって・・・

悪の秘密結社は・・・きっと、
(もし、あればの話)

“世界征服の手伝いしたい人、募集!手段を選ばない人、歓迎!!”

・・・ってので、一般戦闘員とか募集してる・・・と思う。
(一部強制、ヘッドハンティングってのはあるだろ〜ケド。)
だから・・・みんな、“のびのびと一生懸命・疑問も持たず”、
・・・“悪事を働ける”ワケ。
初めから、“全て承知の上”のコトなんだから。

でも・・・ココは違う。
表面上、言ってるコトと・・・実際にやってるコトが・・・
“違いすぎる”。
そう思う。自分は。


今日、感染防御委員会の“エライ”ドクターに・・・
今までの、検査部での検討した内容を・・・ちょっと言う。
(主任補佐メイン。自分はタダの付き人。結構自分も口出ししたケド。)
バクトロバンに変えて・・・他の薬剤とか使えないか?とかの話で、

「バクトロバン以外(のMRSA薬剤)は保険点数が、“取れない”。」

・・・だから・・・“使えない”・・・んだそうだ。

もし、“患者さんのコトを第一に”考えるんなら・・・
それくらいの損、病院がやったって良いじゃない?
もっと他の場所・部署で節約したり、利益をあげればいいじゃない?
それをやってこその・・・“標語もどき”なんじゃないの?

肩書きの付く・・・“エライ人”ならば・・・

「それくらい、なんとかしましょう!」

の一言くらい出てこないの・・・?
(来ない、っていうか、出しにくいんでしょうが・・・)
それくらいのコト、言ってくれるような・・・
“エライ人”の元で・・・自分は仕事してみたい。
そしたら・・・仕事上のコトなら、

“この人の言うことやったら、信用できるっ!”

とか言って・・・着いていくのに。


なんかね・・・
気が抜けました。
何やっても、結局は・・・

“何も変わらない”。

・・・そ〜なんじゃないのか?って。
“エライ人”が全て・・・決めればいいんでしょ・・・?


でもそうなら・・・

“最初から・・・きちんと・・・どういう病院なのか?・・・説明すべきですっ!”

せめて、“出来もしない”標語は・・・やめましょうよ。
思ってるのは・・・自分だけなんかも・・・しれないケドも・・・


...

プレちゃんの“反乱・・・かも?” - 2002年08月05日(月)

今回は、医療系抜き。
お休みなので・・・


off日で・・・
1日ず〜っと、寝てるつもりだったのが・・・
ウチにいるペット、“プレーリードック”のチャッピーに・・・
してやられました。(笑)

朝・・・
“いつものように”、早くから目が覚めて・・・
うだうだしてるんやケド・・・
なんか引きずるような音と、
ムチでしばきまわす音の小さいバージョンが・・・
耳にな〜んかついてまわり・・・
気になるんで、その音のする場所にいってみる。
そこは・・・

・・・ウチには、動物さんが代々・・・
何匹か住んでいまして、一時に何匹も・・・いたりしました。
現在は、一匹だケド。
以前は、ワンこ(シベリアンハスキー・ヨークシャーテリア)、
ネコさん(日本ネコ・雑種いっぱい)、
鳥さん(セキセイインコ・文鳥・十姉妹・キエリボウシインコ・小桜インコetc)、
ハムスター、ハツカネズミetc・・・いてましたが。

で・・・そこにいたものは・・・
・・・プレちゃん。題名のとおりに。(笑)

かごから脱走し、その辺走り回り・・・
ひとしきり周囲を見て回った後(と思われる)、
とにかく、その部屋の、“コード”と名が付くもの殆ど全部・・・
噛みつくしておりました。

一番酷かったのは、電話線。
“おみごと”と・・・誉めてあげたいくらいの・・・ズタボロ感。(笑)
休みじゃなかったら・・・もっと酷かったやろ〜ね。
・・・ホントに。

プレちゃんは・・・
(チャッピーという名は付けてるが、
その名で呼ぶことはまれ。なんでかは・・・本人も“不明”・笑)
自分を見つけて・・・一瞬・・・ひるんで(?)・・・
でも、プレは、“本人の”かわいらしさを最大限に利用し、
てけてけ寄って着て・・・
自分の足元で“すっくと”後ろ足で立ち上がり、
“ごはん、まだなん・・・?”
と、両手(前足やケド)でお願いのポーズして、
まるで、“自分は無実でぃすっ!”と訴えているように・・・見える。

“あ〜もう・・・しゃ〜ないねぇ・・・”

プレちゃん抱き上げ、とりあえず・・・ご飯あげて・・・
コードの修復に取りかかる。

・・・めんどう・・・ホントに・・・

ま、年に一回くらいは・・・こんなコトもある、ってコトで。
・・・納得しとく。
だって、プレちゃんには罪はないし。
カギが緩んでただけやから・・・

そ〜いうコトで・・・
ちょい疲れる・・・連休一日目・・・でした、とさ。(笑)


【用語説明】(医学用語じゃないケド)
“プレーリードック”
初めて聞く人は、
「それ、どんな“犬”なん?」
と、絶対にそう言う。(笑)
犬ではなく、でっかい“リス”です。
北アメリカのプレーリーっていう、草原と砂漠が混じった場所に住む、
“地リス(地面に穴掘って住んでる)。”
自分のプレちゃんは、現在体長30cmくらい。
7年目のメス。
(5〜10年生きるらしいが・・・15年とか書いてるのもある。)
詳しくは、HP、自分の撮った写真あるトコの最後のページ参照。


...

フィクサーの“いちにち”(休日勤務編) - 2002年08月04日(日)

不定期な休みのせいかは知らんケド・・・
朝は、休みだろ〜が、なんだろ〜が・・・
よっぽど“カラダがヘンでない限り”、am5時くらいには・・・
・・・目が覚める。
ま、うだうだしてるケド・・・
完全に意識が無い、ってワケじゃない。
とにかく、いつでも・・・臨戦態勢。(笑)
病気で、頭痛くっても・・・その時間には起きてるし。
ヘンなヤツです。ホント・・・
単に、年寄りになりつつある・・・ってだけ?(笑)

朝ご飯は、“抜き”。
いつもそう。仕事の時は。
仕事じゃないときは・・・食べるときも、たまにあるかな?
・・・っていう程度。
慣れてしまった。この状態に。

で・・・出勤して・・・
大阪の“東の端っこ”から、ほぼ“西の端っこ”まで・・・
・・・通勤です。
めんどう。とっても。
できるなら・・・あんまり遠くへは通勤したくないケド。

病院に着き、タイムカード押して・・・
地下二階まで降りて、更衣室で白衣(薄青)着替えて・・・
・・・二階の検査室へ。

今日の当直明けは、M.K“ちゃん”(感じが幼い)。
通勤途中に、M.Kちゃん用に買った、
朝ご飯(おにぎりetc)渡して・・・
・・・申し送りを聞く。
そんなに大したことなかったみたいで・・・


で、ここから・・・
“自分一人っきりの”休日勤務。

いつもだと・・・
U○Jから、“ものすんごく”攻撃されますが・・・
ココ最近は、「食い物期限切れ事件」や・・・
「工業用水ゲストに飲ませ事件」
「火薬・アホみたいに使いすぎ事件」
「レジオネラ出たんとちゃうの?事件」
(ちなみのコレは、去年の話。今年は出なかったらしいケド。)
・・・あとつっつきゃ、もっとあるんでしょうが・・・
そ〜いうことのためか、
あんまりゲストや職員の病院急襲は無くなってる。
でも、今日は・・・“外人さん”2名、御来院。

1人は、ホテルで走り回って転けた子供ちゃん。
もう1人は、“二〜三日前から”お腹痛い・・・のかも?
っていう17歳のおね〜さん。

ま・・・そんな、たいしたコトもなく・・・
な〜んて言ってると・・・

CPAOAの方がやってきて・・・

整形外科の部長は、それを聞いて・・・
“早々に退散”。

“この人・・・挿管とかの救命処置、できへんのちゃうの・・・?”

そ〜いう疑問も出てくるけども・・・
今はそんなコト言ってらんない。

患者さん到着する前に・・・
いろんな準備を・・・

モニタチェック、挿管チューブetcの用意、
心電計、ルートの準備・・・

「患者さん来たら、心電図おねがいね〜!」
「・・・はーい。」

・・・って、看護師さんの声に自分は言うケド、心の中では・・・
“心拍復帰したらね・・・”
なんて・・・・・・かなり・・・冷めてるのかも・・・しれない。
(ココんトコ、心身とも・・・調子悪いんよね・・・)

そして・・・患者さんがやってきて・・・

心マ(心臓マッサージの略)しもって、口こじ開けて、
挿管チューブ突っ込んで、アンビューバックで空気を送り、
電極貼っつけ、モニタでECGの確認し、
正中静脈にルートをキープし・・・

一連の作業を黙々とこなす。
この時だけは・・・やっぱチームワーク命、やねぇ。

でも・・・これも何回も書いてるケド・・・
たかが検査技師が、アンビューで酸素送ったり、心マしたり・・・
“医療行為”やってもいいんか・・・?
・・・ってコト。
人が足りない、って言うのなら・・・
“なんで人を増やさない?”
経営に響く、てのなら・・・
“人の命は、金次第なのか?”
ってコトになるし。
・・・他の病院でも、そういうコトはあるらしいが・・・
“検査技師が”やってるトコって・・・あるんか・・・?

・・・結局・・・そのまま心拍戻ることもなく・・・
(正確にはVF“心室粗動”にはなってたケド・・・そのまんま。)


あいてる時間に、先日やってた・・・
「MRSA・100の疑問(仮題)」を、
ちょっと継ぎ足す。
ココ数日・・・
テレビ・報道でもMRSAのコトが、ちょい・・・タイムリー。
で、テレビで一般の人が言ってたケド、

「院内感染が起こっているにもかかわらず、診療し入院させる、
という病院の体質は、“おかしくないのか?”」

・・・と言ってたのに・・・
なんとなく、“納得”。
その旨も・・・また記載しておく。

で、その対策も伏せて書くように・・・って言われてたんで・・・
ちゃっと考えて・・・“自分なりに・・・”

“病院で現在は、院内感染のない病院なんて、まずない。
なら逆に、それを公表し、尚かつそれについて・・・
「他の病院よりも、ココまで、対策をやっている!」ってのを、
余すところ無く訴えて・・・逆に宣伝にしてしまう。”

・・・難しいけどね。(苦笑)
ま、書いてみた。
読んでどう思うかは・・・その人次第やし。


明日は休み・・・頭痛いし・・・

“たぶん・・・1日・・・寝てるんやろ〜ね・・・(笑)”


それから・・・
またですが・・・
「4000人目」いませんか・・・?
自分でワイン飲むの・・・飽きました。(笑)
今回・・・
「カベルネ・ソーヴィニオン2000・ミレニアム限定醸造」
(フランス産・赤)
用意してたんですが・・・(でも安い。笑)
いなかったら・・・

“自分の好きに・・・するかんねっ♪”



...

“急転直下”・・・のコト - 2002年08月03日(土)

日勤当直ですが・・・
何の前振りもなく・・・
いきなり・・・
係長に・・・
“ある出来事”を言われ・・・
ちょっと茫然自失。
(態度や表情には、出さないようにしたケド。)

一言で言うと、

“また・・・やね。こういう時はそ〜いうのが連続するモンやね・・・”

って感じで。

口止めされてるんで・・
いつかは、ばれるものやケド・・・
ここでも、もうちょっとの間・・・書くのをひかえます。
すいませんが・・・
まぁ、見てる人もいてますんで・・・

それのコトで・・・
またまた、いろいろもめてる。
どうなるコトやら。見当も付かないケド。
なんかねぇ・・・そんなのばっかやねぇ・・・ココんトコ。
(いづれ書きます。)

でも、できるなら、
“本人から”聞きたかったかもしれないね・・・


日勤ルーチンやりもって、この前言ってたココの病院内の、

「MRSA・院内感染、“100の”疑問・問題点」
(仮の題名・実際は違う)

・・・の作成に取りかかる。

“絶対意地でも、100個あげてやる・・・っ!”

と意気込んでたケドも・・・
まず1日目、50個ほどあげたトコでくじける。(笑)
類似内容が重なってくるし、そういうのをまとめると・・・
そうなってしまう。
細分化したら、もっとあるんだろ〜ケドも。

ま、でもそれを・・・とりあえず、ワードで文章に起こして、
打ち出しかけておく。
A4で5枚分ぎっちり。結構な量。
たった1日で・・・
“なかなか、やるじゃん・・・”と、自画自賛。(笑)
まぁ、未完成のプロトタイプ(?)だけどね。

しばらく主任補佐に会う機会がないんで、
(月・火は自分が休みになる。希望入れてないんやケド。)
検査部の人に、渡してもらうように頼んでおく。
(ちなみに、明日、日曜も・・・自分は出勤。)
“早めに”って言ってたし。
そういう仕事、貯めておくのが自分はキライなんよね。
とっとと・・・やってしまうに限る。
そ〜いうのは・・・



当直は・・・
まぁ、“それなり”でした。
敢えて言うなら・・・

“なんでこの辺の人達は、常識・モラルがないんやろね?”

ってコトで・・・

通常診療時間が終わってるのに・・・“やってくる”。
緊急性があるとか、通常の時間に来れない、ってなら判る。
そうじゃなくって、“わざわざ”この時間を選んで・・・
・・・“やってくる”・・・のがねぇ・・・

頭がイタイ、お腹がイタイ、何かしんどい、目眩がする・・・

「じゃあ、それはいつからですか・・・?」
・・・と質問すると、その答えが・・・

「“朝から”なんです。」
・・・とかね。

“なんで、その時に病院来られへんねんっっっ!!!”

・・・とかは、こっちは言わないケド、
そ〜いうニュアンスで質問してみると・・・

「昼間は暑いし、行くのがおっくうだし・・・」

“・・・なめとんのか・・・っ!この人達はっっ・・・!!!”

要は、朝からイタイetcあっても、
そんなに、我慢できないほどのモンではないほどの・・・
“暑い”とかで行きたくなくなるくらいの・・・痛みなんやね?
この人達の痛み、ってのは???

・・・というコトで・・・
pmの時間帯には・・・“歩いて”やって来る患者さんは、
“一杯”いてましたが・・・
amの時間になってからは・・・“殆ど来ない”のよね。
で、またam7時ごろになったら、“やってくる”。

“救急病院の“意味”、判ってるのか・・・?”

でも・・・
そんな中にも、本当に病状悪い人達はいて・・・

“とにかく、そ〜いう一般人に対しての教育も・・・
必要なんかも・・・?”

病気とか怪我に対しての知識や、その緊急性とか、
救急病院の意味とか、いろんなコトを・・・
情報として発信するのも・・・
“地域医療”になるんちゃうの?・・・とか。
(ココの病院は、そ〜いうコトえらそ〜に言うだけで、
あんまし、実際にやることについては、
ほとんど・・・力入れないんよねぇ・・・マッタク・・・)

“ちゃんと自分自身で・・・自分のことくらいは・・・
ある程度、判断出来ないといけないんじゃない・・・?”

そ〜いう気はする。



ついでに・・・
来なかったケド、夜中、こんな問い合わせがあったらしい。

「手足や口の中に発疹が出来てるんやけど、これって、
“手足口病”ですか?その検査すぐ出来ますか?」

あんね・・・
夜中にそんなの出来る病院なんて・・・
まず99.999999・・・%、“ありませんっ!”

とにかく・・・そんなコトで人は死にません。
それで熱が出たとか、症状があるならともかく、
その程度で・・・”夜中に来ようとするんじゃね〜っ!”
なんで・・・診療時間中に来たり、問い合わせしない???
常識ってモンはないのか・・・?
そういう人には・・・?????

・・・いろんなコトありすぎて・・・“疲れるんよね・・・”


【用語説明】
“手足口病”
なめてるような名前やケド、実際にちゃんと名前が通った病名。
上記のごとく、手足(全身?)口などの粘膜に発疹ができる。
エンテロウイルスetcとか、数種類のウイルスが起こす病気。
検査は、そのウイルス抗体価を測る免疫反応による方法が一般。
(よ〜するに面倒な検査。)
今まで何度か流行を繰り返してて・・・
1970年、あの“アポロ13号”が事故を起こした前後に、
アメリカでも流行し、“アポロ病”と名前が付いたのは・・・
結構有名なお話。
(13日の金曜日に事故を起こし、ついでに変な病気を宇宙から、
持ってきた・・・とか一部では言われた、らしい。)
まぁ、それで“生死を分ける病気”ではないコトは確かやケド。
子供が罹患しやすい。子供の時は、ちょい重ためかも・・・?


...

今日もいつもと・・・“同じ様に” - 2002年08月01日(木)

朝、来て・・・
地下二階の更衣室で着替えて・・・
結構重たい“ウイスキーの瓶”(カナディアン・クラブ)抱えて・・・
検査室のドアを開ける。
んで・・・

・・・やっぱ最初の声が出にくい。(苦笑)
でも、なんとか・・・手渡して・・・
なんだか・・・感慨深いんよね。
こういう時って。

周囲にみんながいてるから、あんまりハデにってワケにもいかないし。
他人行儀・・・って感じもしないでもない・・・ケド。
ま、いいか。喜んでくれたんだし。(笑)

ワインを辞めて、カナディアン・クラブってウイスキーにしたワケは・・・
この人の体格の良さと、やっぱね〜・・・温厚な感じが・・・

“やさしそうな木こりの叔父様”

・・・なんですよ。
カナディアン〜って雰囲気が木こり・・・ってワケじゃないけども、
でも・・・銘柄見てそう思ったんで。自分が。

普段は、やさしい顔してるのに・・・
一端、斧持って木を切り倒す時は、凛とした表情になる。
そういうイメージのお方・・・なので。

最初に来たときは・・・ハッキリ言って・・・

“技師でもないのに・・・”

と思ってた。悪いんですが・・・
でも、それも・・・日々一緒に仕事してると、
そんな考えがすぐに無くなってきてたし。
杞憂やったんよね・・・ホント。
だから余計に、なんだか・・・思い入れが強い、のかも?

自分は、下っ端とはいえ・・・
ある意味“お客様の”病院側の人間。
たかが下っ端に・・・気を遣わせてしまってた。
(この人は係長クラスか?“室長”と呼ばれてた。)
自分も・・・なんかそれに甘えてた・・・トコもある。
でも、だからこそ・・・
いろんなコトが言えて、話せた・・・んだとも思う。
どうもすいませんでした・・・“下っ端”相手に・・・

“またいつか・・・世話になるときが、「きっと・必ず」きます。
その時・・・また・・・よろしくお願いしますっ!”




で・・・いつもの“感染症”のコトですが・・・

ある出来事で・・・感染防護委員会が動き出そうと・・・してる。
(・・・のだろうか・・・?)
ちょっとだけ・・・きな臭くなってきた。
自分が、感染防護委員会のドクターに・・・
“すこ〜し・・・ちょっかい”出した(?)から・・・
(とも限らない。・・・なんか・・・
煮え切らない言い方ですいません。いろいろあるんです。)

少しの間、休んでたりした主任補佐に・・・
その件とかを報告し・・・結構気にしてるみたい・・・なんやケド。

「今までに、この件の事で疑問や改善点があれば、
それをあげて下さい。防護委員会の方へ持っていきます。」

・・・とのコト。
多少は・・・やっぱ、動き始めてる・・・?
でも、思うケド・・・

“何を今更・・・もう遅い・・・何故もっと早く気づかない?”

・・・って気持ちもある。
しかし・・・事実・・・“そうなんだから”。


仕事が落ち着いてから・・・
自分といっしょに組んでる“例のお方”が、
「どんな事が、あげられます・・・?」
みたいに聞いてきた。

ここから・・・もう、自分の“独壇場”。

「なんでバクトロバンを、3日間・二回もやるんでしょうね?
二回目はハッキリ言って、耐性作るばっかやないですか・・・?」

「わざわざMRSAの透析患者を連れて行ってまで、
腎センターで透析するのは何のメリットがあるんでしょう?
菌運んでるだけやないですか?」
(ちなみにその部屋には、透析装置がにもかかわらず。)

「ココは・・・なんか動脈採血、意味もなく多い感じがしませんか?
そんなんじゃ・・・血液感染の機会、増やすだけですよ。
動脈採血やのに、ちゃんとした消毒もしない・・・事もあったりして。」
(ココの人は、他の病院を知らない人が殆ど・・・だけど。)

「どうして、まともに医療スタッフの教育しないんでしょうね?
(院内感染・日和見感染の)基本が全くないのに・・・」
(誰が監督してるんだろう・・・?)

まだまだ続くケド・・・

主任補佐が・・・
“100個疑問があれば、100あげて下さい。”
(あるいはもっと、みたいなニュアンス)
と言ったケド・・・
ヘタすると、本当に100ある。
自分は・・・“100(以上)あげようと思ってる”トコが・・・
コワかったりする。自分で。

その“例のお方”は・・・声もない。
このお方・・・そういうデータを持って、
“何を意味するのか?”みたいな推察や論評するのが、
ニガテなんだと思う。
だから・・・ちょい“ずれる”んだと。

結局は・・・話は途中で・・・おしまい。
時間切れ。

“本当に・・・今までの責任、誰がとるんだろう?
取らないまでも・・・これから・・・どうなるんやろね・・・?”


なんか・・・先行き・・・暗い・・・かも?
(かも?・・・じゃなく・・・疑問符付かないのか?!)



...




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