Wakako's Diary 道すがら記

You are what you do, what you think, and what you eat. ホテル割引予約 - HotelClub

 

 

- 2004年08月31日(火)

朝から顕微鏡と画像処理。間の待ち時間に図書館で爆睡。さすがに夜も10時頃から眠くてたまらない。

自民党旧橋本派への献金の処理をめぐって問題になっているが、
自民党側のみならず、献金をして圧力をかける暖帯にも大いに問題があると思うのだが。。


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- 2004年08月30日(月)

8/29

オリンピックを締めくくる、男子マラソン。トップを独走していたブラジルのデリマ選手が突然の妨害にあってしまった。ひどい話だ。

マラソンでデリマ妨害受ける、乱入の男を逮捕

特別のメダルが贈呈されるらしいが、ホント金に値すると心情的には思う。

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双子の野良猫がいたのだが、いつの間にか片割れの茶色と白がいなくなって、黒と白しか観なくなった。暑さでやられたのかなあ。気になる。

8/30

実に7/9以来久々に大学に行き、実験する。きれいな画像が得られて良かった。

また昼寝のできない生活が始まるぅぅぅ

台風が通過中。



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プレゼントは寄付 - 2004年08月28日(土)

江角マキコ妊娠。国民年金のCMに出ていながら年金未納問題が春には表面化し、謝罪、しかしそのあとに多数の議員先生方の未納未加入が発覚。そんな騒動があったがおめでとうございます。

オリンピックサッカー銅メダル決定戦イタリア対イラク。イタリアが1−0で勝ったが、イラクよ良く頑張った。勿論、勝ってほしかったけれども。

日本のシンクロ団体デュエット共に銀メダル。
新体操もシンクロも、和がテーマでで、和の強調のし過ぎではと思わないでもない。

明日はヨン様の誕生日。公式HP上には、誕生日プレゼントは控えて下さい、気持ちを受け取りたいと思う、もしもどうしてもという場合は妙家の必要な方に回して下さい、それが私にとって良いプレゼントになります、私も写真集(文春ともめたやつ)で補償金等入って来た場合はがんばる学生のために寄付することにしています、とある。すでに1日におよそ百個のプレゼントと200通のメッセージが事務所に来ているらしく、26日までに総量二トンになっているとか。。

物理的に確かに事務所も困るのだが、寄付を呼び掛けるところ、イカす。

ジャニーズ事務所も、食べもしないチョコレートをファンからトラック何台分も受け付けるより、
「当事務所では一切ファンの皆様からのチョコレートは受け取っておりません。お気持ちを有り難く受け取らせて頂きます。どうしても、という場合は、そのお気持ちを広く助けを必要としている方に回して下さい。それが最高のバレンタインデーの贈り物です」と
公式に宣伝すれば良いのだ。
イメージアップにもなって一石三鳥だぜ?

ペ・ヨンジュン公式サイト


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お仕事ガール / 診察 - 2004年08月27日(金)



婦人公論文芸賞に「負け犬の遠吠え」

今も本屋に平積み。大ブレイクいたしました。
時々、電車で30代半ば頃の女性が熱心に読んでいるのを見かける。

しかし、負け犬市場は侮れないのよ。

この秋、30才前後の「お仕事ガール」をターゲットにした雑誌が立続けに創刊されるそうで、8月25日付けの朝日新聞によればなんとその数4誌。団塊ジュニアを含み、さらに購買意欲旺盛とくれば、市場としての旨味は大きい。

こ手の女性向け雑誌は、広告収入が非常に実入りが良いという(決して、レタスクラブとか、オレンジページとか、ましてやタマゴクラブではなく、ファッショナブルかつスタイリッシュな雑誌ね)。

なんとなんと、雑誌別の広告収入は上位から「モア」(集英社)、「With」(講談社)、「JJ」(光文社)となっており、人気の月刊誌では1号当りの雑誌収入が5億円近いというw(゜o゜)w

確かに、モアやwith、中身もだけどそれ以上に広告で雑誌が分厚いもんね(汗)。

ところで、疑問なのは、お仕事ガール向け雑誌の読者投稿欄の職業である。メーカー、製薬、教員、公務員、金融、保育士、看護師、マスコミ、派遣、大学院生、学生などいろいろ見かけるが、私見の範囲では職種に「医師」というのを見かけたことがない。

忙しくて医師は投稿なんかしてる暇はないんだろうか?読んでる暇はないんだろうか?(メンタリティーや趣味的に読まないということはないと確信するが)それとも、気が引けるので、「医療関係」と投稿するのだろうか?

医師も、女性であればお仕事ガールに違いないと思うのですが。

ん?そんな軽く扱わないで、聖職だから、ってこと?

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薬を処方してもらうために行っているようなものだが、二ヵ月ぶりに診察を受けた。「どうしてますか」という質問に「のんびりしてます」などと答え、そのあと、ニ、三話をした。自分で困るなあと思うのは、少し気分がめげた時に、ものすごく落ち込んでいなくても「死にたい」と自動的に思ってしまうことだ、というと、「やめたい、ってことかな?それは時代の言葉なのかな」と言われた。つまり、「生きてる」という実感がそもそもないから、「死にたい」という言葉も切羽詰まったものでなく、「やめたい」という程度のことが多いらしい。
あと、過食について尋ねられたが、(今はしないけど)昔、7ー5年前(はや!もうそんな前なんだ)2年ほどひどかったですよ、と答えた。むしゃくしゃして食べるというのもあったけれど、そもそも食生活、ひいては生活自体が乱れてたなあ、と思う、と付け加えた。

そう、今振り返れば、診察室でニコニコして笑ってはなしていた。
過食のことを。

ほんと、文系学生なんてやっていると、よほど意志を持って自律しない限り、朝も昼も夜も区別が付きにくくなったりする。むしろ、朝8時に起きて朝の連続TV小説なんか観ていたら早起きだって白い目で見られたりする。ほんと不健康なシステムだ。もっと学生を朝夕と学校にこさせて、タイムカードで管理の上、清掃でもさせれば学生にかかる医療費も、大学が負担すべき人件費もすくなくて済むかも知れない。

食べ過ぎて暫く食べるのを控えるがお腹が空いてまたドカッと食べる。
体重計がお友達で、何をしていたのだろう、食べては食べ過ぎたと思い、メリハリのない毎日。論文もはかどらない。出版社に行くようになってやっとその悪の連鎖が無事に断ち切れたように思う。

食べ過ぎてしまっていることが多いので、友人達と食事の約束をするのは怖く、同時に、誰かと一緒に食事をすることでリズムを取り戻したかった。

朝があって昼があって夜がある。それが当たり前のサイクルとして過ごせる。穏やかな初秋の空の下、ああ、有り難いなあ、と思った。

今も、ぼんやり過ごしてしまうことは多いし、過ぎてしまった(青春を過ごせるはずだった)日々は還って来ない。ぼんやり無駄に過ごす時間も多くあるように思うが、それでも、今、こうして朝と昼と夜があることを、とても幸せに感じられる。







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叫ぶ / 映画「誰も知らない」 - 2004年08月26日(木)

夜、寒くて夏以降始めて目が覚めた。

夢の中で他所のお宅にお邪魔してて、6人ほどいた。1人は22歳くらいの女性(大学の同級生)、1人はきれいな40過ぎの女性。1人はオジサマで有名人だったが、誰か忘れてしまった。あと二人はお家の人とわたし。

食事をしたりで楽しんだあと、私は途中で帰ることにし、夜11時過ぎだったか、他の人はタクシー?と思いながら、帰ります、といった。皆自分の楽しみに夢中で、あまり関心をもたれていないようで、出る時、私は玄関のドアに掴まって
「私のこと嫌いにならないで!」と叫んでいた。玄関近くの部屋では二人が寝そべってコンピューターの画面に夢中になっていて、特に反応はなかった。しかし、お家の二人のうち1人が外に見送りに出て来てくれた。

私は不完全燃焼で、さよならの挨拶をしたあともマンションの柵とチェーン越しにあれこれと喋り続けた。

しかし見送りに来た方は中に入ろうとするので、私は思わず
「○○さん、冷たい!」と叫んでいた。

したらば、○○さんは「私は冷たさでは金メダルだって言ったでしょ」と返した。私も我が身を振り返り「私も金メダルです」と返した。

二三回、似たようなやり取りをして引っ張ったあと、○○さんは中に入り、その辺りで目が覚めたような。。

叫んで疲れた目覚めだった。

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レイトショーで映画「誰も知らない」を観て来た。

主演の柳楽優弥が14歳にして
史上最小年齢でカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞したので、
話題になったが、私が観てみたいなと思い始めたのは、
母が良い映画だと話していたため興味を持った。

ストーリーは父親が別々の4人の子どもが、
母親が出て行ったあと4人でアパートの一室で生活をしていくというもので、
この、子どもたちに愛情は注ぐけれど無邪気すぎる母親を演じるYOUがまた
ふわふわした感じを良く出していてハマり役だった。

何より、柳楽くんをはじめ、子どもたちの演技がすごく良い。
微妙な心情のブレを、リアリティーを持たせてよく表現している。

母親からの送金も途絶えがちで電気も水道もガスもとめられる中、
公園で水を汲み、コンビニの残り物を貰って子どもたちはなんとか
肩を寄せあって生きて行こうとする。

切なく心を打たれた。

多分、スラム街の子どもたちってこんな生活をしているのだろうなあ。

個人的には、マイケル・ムーアの「華氏911」よりクラクラした。

オススメです。

なお、元になった事件はこちら。

巣鴨子供置き去り事件

事実の方が、少年らによる虐待死もあり、悲惨です。1988年の事件だそうですが、今も起こって不思議ではないです。

(後半、おしゃべり系MLへの投稿とほぼ同一)



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夏の日ざしはどこへ行った - 2004年08月25日(水)

今日が夏休み最後の晴、と天気予報では言っているが、空は曇り。
夏の強烈なじりじり照りつける日ざしと熱気はどこへ行ったかなあ。

定年後の専門医、へき地で再就職

厚生労働省は定年を迎えた専門医に一般診療の研修を4週間施し、地域還流を狙う事業を来年から始めるらしい。年に約3000人ほどが職場を離れるらしいが、厚生労働省は20〜30人の再就職を想定しているとのこと。

面白い試みだと思う。どう出るかな?

少し前の記事だが、

【イラク情勢】
 フセイン氏、冷房きいた独房で読書 中庭で園芸も


むうう、大量破壊兵器がなかったことが公式に認められたので、アメリカが尋問する訳にも行かないだろう。フロリダに移住、引退か、と思ったが、すでに悠々お過ごし?のようで。。



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- 2004年08月24日(火)

今年は雨が良く降る。

京都は晴れている時もあるが、割に雲が多い気がする。
初めて越して来た年、住んでいた場所が吉田山と東山のはざまだった。余計、山陰(やまかげ)で、湿度がこもり、雲がかかっていた印象がある。天気も、薄暗くてぱっとしないことが多かったなあ。

桑田圭介のTsunamiの歌詞じゃないけど、記憶はいつも雨、ならぬ曇り、というか。

今日も、雨に降られた。

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先日朝寝してる時見た夢。
友人が2泊3日でオーストラリアに行くという。航空券が3万だかで、ツアーで6万五千円、行かないかと誘う。

オーストラリアは興味を余持ったことはないが、行ってみようか、と案に乗ってみた。空港行きのリムジンに乗ってチケットなど確認している時、友人がいきなり、「ごめん、3泊四日だった」と言う。え、じゃあ学校始まっちゃっうし止めるよ、と言いかけたところで、目が覚めた。

友人に伝えると、リアルだ、ただし私はオーストラリアにはいかんぞ!と言っていた。





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- 2004年08月23日(月)

雨が良く降る。

最近動静を聞かなくなったウサマ・ビンラディンについて、友人が「10年後くらいに”あの人は今”に出てくるんではないか?」言うので、何をしているだろうかと考えていた。故郷で飲食店か?と友人に言ってみると、友人は「アフガンで葡萄園経営中。奥様子孫とハイチーズ」だそうな。

むむ。それなら既にありそうかも。

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少し片付いたかと思った部屋がまた荒れて来ている。
姿勢が悪かったりなんやらで肩が凝るし。。

部屋を片付けて環境改善を。。




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- 2004年08月22日(日)

8/21 フェルメールの「画家のアトリエ」を目玉にした、「栄光のオランダ・フランドル絵画展」を神戸市立博物館まで見に行く。以前、同館で開催されていた「大英博物館展」が閉館まじかの時間だったにもかかわらず、人の垣根が二重にも三重にもできており、相当覚悟して出かけたのだが、意外に意外、夜間開館だったからかも知れないのだが、結構空いていて、快適に見ることができた。

フェルメールは一点のみだが、その他の絵画も質が高く、満足できる内容だッた。

猿が賭博をしたりしている絵の前にいた時、近くにいた女性が、音声ガイドを差し出して、「一緒に聞きませんか?」と声をかけて下さった。
おかげで面白い解説も聞けたし、素敵な気遣いだなあと心が暖かくなった。

ミュージアムショップのエコバッグが良いなあと思ったのだが、手持ちのお金がなくて断念。欲しいなあ。

8/22 昨日落としたと落ち込み、また新たに払うはめになった切符が鞄のそこから出て来た。あったのかあ。。。ううう。

今日はブラジル現代美術の「body nostalgia」を岡崎に見に行く。こちらにナニカを突き付けるような作品群だった。

その後、食事をしたり本屋に行ったりしてから念願の映画「華氏911」を見に行く。同じムーア監督のポップでハイテンションな「ボーリング・フォー・コロンバイン」にくらべればテンションは低い。友人に言わせると、怒りがこもっている分暗くなったのでは、という解釈。

40分前に並んでくれと言うことだったので、立ち見も嫌だし行列についていたのだが、実質は終わるのが10時近い上映だったこともあり、直前でも座れた。あ〜急いで行列しなくても良かったかも。

甲子園の高校野球は決勝戦が行なわれ、密かに応援していた済美高校は惜しくも3点差で破れた。残念。それを見てたせいで待ち合わせに10分遅れ、友だちに小嫌味を言われる。

それにしてもお互い強打ですなあ。計23点得点が入ったものねえ。決勝戦では史上最多の点らしいです。
また甲子園に出て来てね。済美高校。


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歯を削られる - 2004年08月20日(金)

夏休みに入ってからと言うもの、治療なんだか美白なんだか、医療保険が効くということは治療なんだろうけど、平均して一週間に一度は歯医者さんに通っている。毎回歯を磨かれて、汚れを取られていたのだけれど、今日はついに以前ヤブ医者に神経を抜かれてしまった歯の治療に突入。

神経が抜かれてしまうと、血が通わなくなり、歯の色も悪くなるのだという。その歯を、白くかぶせ物をします、ということだった。

私は簡単に上から何かをコーティングするだけだと思っていたのだが、今日は上下の歯形を取られ(怪し気なゼリーみたいなので歯形を取られるのだ)、、それだけのみならず、件のやぶに神経を抜かれた歯を、虫歯でもないのにガンガン削られたのだ。

説明によれば小さめに削って、そこに白いものをかぶせるということなのだが。。

悪くもなってないのに削られて、私は悲しかった。

そして、一週間後に歯形ができるからと、今日は仮にかぶせてあるのだった。。

歯磨きに時間はかけていても、うまく力が抜けてなかったり当たりが悪かったりして、汚れが十分にとれてないようだ。しかし、歯への当たりが悪いという柔らかい歯ブラシや堅い歯ブラシはならば売るのをやめてほしいよう。磨く人間に、無駄な労力をかけさせるから。

++

夜、近所のお寺の横の駐車場で、観客が2、30人集まり、笛太鼓を披露していた。
その看板が、「田中村六斎念仏」となっていた。

「田中村」。そうなんだよな。今はここは区だけれど、数十年前は京都市ですらなく、家はわずかで、田畑が広がっていて、村だったんだよな。

今日、笛太鼓を披露していた人たちが土着の村民かは分からないし、集まっていた方もそうか分からないけれど、ふと数十年前に思いを馳せた瞬間だった。


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- 2004年08月19日(木)

高校野球の済美対中京大中京の試合は、実力が伯仲していて、質的にもすごく良い仕上がりの試合だった。

雨、台風が通過して行った。

薬理、もうちょっとすぱすぱ進めなきゃ。それも覚えつつ。抗生物質のところでちまちま止まっていても仕方ない。


▼補助金「3.2兆円廃止」を決定 全国知事会
http://www.asahi.com/politics/update/0819/003.html

非常に危惧。


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- 2004年08月18日(水)

アナおそろしや、今年は局所の集中豪雨と水難の事故がとても多い。また大雨が起こって、避難施設の中まで水が入り込んで攫われてしまった方がおられるようだ。

四国で豪雨、2人死亡・3人不明…高知では宿泊客孤立

また、せっかくの避難勧告も効果的に伝えられていないようだ。実際、私自身、もしも災害が起きたとして、避難勧告が受け取れるか怪しい気がする。

避難勧告、6割が知らず 福井豪雨で浸水世帯を調査

関西電力の原子力発電所で管が破裂する痛ましい事故があった。
電力が足りなくなるかもしれないと、使っていなかった火力発電所を使ったり、中部電力などに余った電力を融通してもらったりするようだ。
発電所の安全性を確保することが何よりも大事だが、同時によりクリーンな地上にある太陽光や風力のエネルギーを利用し、また省エネを志すことも必要ではないだろうか。

クリーンエネルギーの地域内時給推進へ補助金 経産省

よいのでは。記事中に取り上げてある八戸市の試みは面白いと思う。


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- 2004年08月17日(火)

夕方から雨。自転車で買い物にいけないよう。。

▼働く既婚女性多い地域ほど出生率高い…政府調査で判明
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040817i104.htm

働くことと出生率は関係しているのかなあ。
もうちょっとこれには多くの関数がからんでいるような気がするがどうなんだろう?

「細木数子の人生ダメだし道場2」を見ている。
人生は健康、心の充足、社会のルールを知ること、財産(人脈や信頼も含めて)、社会に尽くすこと、この五つが大切だと言う。なるほどねえ。




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- 2004年08月16日(月)

8/15 涼しくて良く眠った。

8/16 大文字五山の送り火を見る。友人のマンションの屋上だったので、涼風がふいて、人込みもなく、ゆったりとした気分で納涼できた。大の字が浮かび上がる様がきれいだった。


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映画「スチームボーイ」 - 2004年08月14日(土)

スチームボーイ 公式サイト念願の映画「スチームボーイ」を観にいく。
舞台は産業革命を終えた頃のイギリス,高圧状態を閉じ込めることに成功したスチームボールをめぐり,架空の科学技術を使った戦いがロンドン博覧会の行われているときに勃発する。

確かに9年間かけたなりの作りだと思うが,破壊シーンが多くて,観客はわけのわからない状態で主人公の少年レイと同じ目線で父と祖父,そして米国のオハラ財団とイギリスとの争いに巻き込まれていく。レイはわけもわからず動き始めざるを得ないのだが,彼が判断基準にし始めるのは,「このままでは市民やスチーム城や博覧会場の人々の犠牲が大きくなる。とめなければ。」ということと「おじいちゃん,お父さんが危ない」という,素朴で直感的ながらも最も大切だと思われることである。

それ以外に,父と祖父の科学観(科学は人の幸せに使うものという父に対して,科学は真理の探究に仕えるべきものと考える祖父の科学観の対立)が一つの筋となっているのだが,これは私たち観客に十分に説明されているとは思えない。これがもっとしっかりと描かれていれば,マシンによる破壊シーンの連続によるアクションが主体のアニメから抜け出せたと思う。

「科学は生れたばかりなんだ。」と最後にレイは口にして,希望的に幕は閉じる。

どうやら,エンディングを見ると,レイはそのあと飛行機で空を飛んだりしているようで,夢のあるこれからの科学の時代を羽ばたいていくようである。

やはりここは,周りの大人や国家の科学観の対立や,それにレイがどのように関わっていくかを丹念に描くことで,単なるアクションに終わらせないでほしかった。丁寧に描けば,きっと,宮崎駿のナウシカ並に思想が伝わりやすい大作ができたと思うと,惜しまれてならない。

ともあれ,続編が2,3年以内に作られそうなので,期待している。

スチームボーイ 公式サイト

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がらんどうの町に,ふと胸に巣食う寂寥感。


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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観にいく - 2004年08月13日(金)

友人と映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観に行く。撮影は凝って増すねえ。むう,あの舞台装置をそのままテーマパークにしてくれないだろうかと願わずにはいられない。

話の筋のほうは,肝心のアズカバンの囚人であり脱走者であるシリウス・ブラックとハリーの両親との関係,そしてなぜ彼が無実であったのか,なぜ最後ハリーが彼を救おうとしたのか,その関係がうっすらとしかわからず十分に描かれていない。原作を読めということか。

その不十分さを抜きにしても,豪華な舞台装置で十分楽しめる。

秋に公開の「ハウルの動く城」を今から期待している。


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秋風吹く - 2004年08月12日(木)

久々に,夜ひんやりしてきて,窓を空けてるとちょっと肌寒さを覚えた。秋の空気が登場したようだった。

翌朝,気象情報によると,京都市の6時現在の気温は22度2分,久々に熱帯夜ではなかった。

そろそろ,寝冷えに注意する季節になったようだ。

相変わらず日中の気温は高いが,それでもからっとしていてすごしやすい。

素敵な季節の始まりだ。


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流しのパイプ詰まりと格闘する - 2004年08月11日(水)

昨晩からのしつこいパイプ詰まり。
昨晩は、食器洗い後にさらにパイプの汚れを分解してくれるというので、「緑の魔女」という名前のドイツ生まれの食器洗い用洗剤を初めて使って、一晩流しを放置してみた。

期待に胸を膨らませて朝一番に覗くと、まだまだ昨晩と変わらない状態で水がたまっているではないか。

愕然としながら、パイプを一旦はなしてみるかと流しの下に手を突っ込んで接続部分を弱めてみた後、再度閉めて角度をがたんがたんと変えてみると、おお、スムーズに水が引き込まれていった。

水が流れていくのをみながら、初めはがっかりした「緑の魔女」に「さすが」と敬意を表した。

実際、つけておくだけで汚れが分解されてさっぱりつるつるしてくるようだ。

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その後、安心して2時間たらず朝寝をしていたら夢に冬のソナタが出てきた。
冬のソナタに感動して人生が変わったという女性が登場していて、変だなあと思って起きてみたら、TVで冬のソナタの特集をしていた。

「(現実の中で)夢は沢山持っていきた方がいい」(ユン・ソクホ)

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下着メーカーのトリンプの募集した下着川柳入選作は面白いぞ!

「冬ソナを 勝負下着で 見てる母」〜 お母さん、勝負下着で見ても何も出てきませんぜ?
分ってるけどそれでも時めいているお母さんがお茶目。

「冬ソナを 勝負下着で……」 トリンプ下着川柳入選作


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所感 - 2004年08月10日(火)

☆先日、一世を風靡した元アイドルにして
現カーレーサーのマッチこと近藤真彦(40)が
「お兄さんが助けてあげる」と
和歌山県の白浜で波に流されていた小学生を助けるというお手柄を挙げた。
500メートルほど向こうから小学生が浮かんでいるのを見つけて
水上ボートで駆け付け、救助して、名乗らず立ち去ったらしい。

良い話だなあと思いながら、同時に、
「あ、今は40歳も”おにいさん”でいいんだ」と
改めて感じたのは私だけだろうか。

☆今日先ほどの夕方のニュースで、
「不登校の小学生中学生が二年連続で減少した」と文部省が発表したと言っていた。
前年度に比して5000人も減ったらしい。

総数は今も12万6000人以上、子どもの数が減ったから実施卯が減ったんじゃな
いの、と思ってみれば、児童生徒全体に占める割合も、0・03ポイント減の1・1
5%と2年続けて減ったらしい。めでたい。
(しかし、統計学的に意味が有る減少なんだろうか?)

しかし、電話をかけたり面談をしたりなどの学校の指導で再び登校するようになった
ケースが27%といっていたが、残りの73%はどうなっているのだろう。
学校が子どもにとってそんなに天国とはいわないけれど、ふと気になった。

☆朝日新聞社の週刊誌、アエラを読んでおられる方、ってどのくらいいるのだろう。
私はちょくちょく読む方である。

今週号も”日韓新時代「冬ソナ」越えて生きる
ドラマに魅せられた女性が踏み出す一歩
若い才能は軽々と国境を越えて”などという見出しが踊っているが、
「冬のソナタ」の地上波放送が始まった4月から、
「(ヨン様などの)様男」だの「(ヨン様などの)メガネ男子」だの、
「冬ソナと東大女子」(ヒロインの髪型がエリート女子に流行っているとか、
冬ソナは親子で安心して見れるだとか)だの、
「冬ソナ」関連の文字が誌面に踊らないことの方が少ない気がする。

アエラの戦略なのだとしたら御立派だと思うが、
メガネ男子ブームなんて(ファンの方には申し訳ないけれど)
ヨン様以前に、安くて早くメガネを作れるチェーン店が
4、5年前から登場して洋服みたいにメガネが扱われるようになり、
「メガネッ子」がニッチを築いていた土台が
あったこそからだし、余りに思い入れたっぷりな文章に、
記者さんたちがハマっているように見えてならない。

ちなみに、昨年度の「アエラ's マイブーム」は
酒井順子著「負け犬の遠吠え」および
「負け犬論争」で、3回ほど特集が組まれた他、
「負け犬男子」さらに「負け犬の父」という記事まで登場していた。

なお、NHKのアナウンサーに高橋美鈴アナがいる。現在朝の番組を担当しているが、
皆さんご存知だろうか。もう退社したが、看板アナといわれていた
クボジュンこと久保純子と高橋アナは同級である。彼女のキャリアを二倍に聞かす落ち着いた
アナウンスは、結構わたくしは好きである。

おそらく彼女は週刊誌をスキャンダルでも可愛いアナと言うことでも
騒がしたこともないだろうし、落ち着いて地味な印象があった。

それが、冬のソナタの地上波進出と時を重ねて、単なる偶然かも知れないが、
髪型といい、洋服といい、いささか愛らしくなった。
そう、ヘアスタイルはワタクシの見るところ、
「冬のソナタ」のヒロイン、チェ・ジウ演じる”ユジン”みたいにみえるのだ。
ユジンを意識しているんだろうか?

ちなみに、このところ、朝のNHKの7時のニュースの女性アナウンサーが
島津有理子アナその他になっているが、彼女のアナウンスは
まだまだ小鳥がさえずっているように聞こえ、
どこか高校の友人がTVに出ているのをドキドキと見守っている気にさせるので、
早く高橋アナを拝みたいと思っている。
しかし、こんなことを考えているのは、それこそ私だけかも知れない。

(以上は、おしゃべり系MLへの投稿とほぼ同一)

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それにしても、設計ミスかと思えるほど流しがつまりやすくて困る!
しょっちゅう詰まる。腹が立つ!

排水溝が小さすぎるのも要因だと思う。


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- 2004年08月08日(日)

8/7  お肌の美白 / 「ペパーミントキャンディー」

美白をかねたお肌の手入れにポンズダブルホワイトを使い始めて一ヶ月近く。ファンデーションいらず、と謳っているように、確かにお肌の状態が良くなったような。久々に、ファンデーションなしでも調子が良くなってきたような。資生堂の新製品white lucentを試供品で手に入れて6月に使ってみたけど、それはほとんど効果が感じられなかったのに対して、ポンズダブルホワイトは使った瞬間から違うぞ!と感じられた。ちなみに資生堂のは、百貨店専用ブランドと言うことで、特に気になる部分に付けるものはお値段がお高く、一つチューブ入りのもの30グラムで壱萬円するのですが、全く効果を感じませんでした。

このように、このポンズダブルホワイトは、使いやすい。
ただ、余りに即効性を感じる(ただ感じているだけかも)ので、漂白剤が入っているのではないかと不安にならないでもない。

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映画シルミドの主演俳優ソル・ギョングの初主演映画である「ペパー・ミントキャンディー」をビデオで見た。尋問の場面など、野蛮さにつらくなる。よって、おすすめとは私は言わない(そういう尋問が行われていたのが事実ならば、その現実は心に留めるべきだと思うが)。あと、男尊女卑だなあってこと。現実はかくありなん??
ただ、ラストシーンで、二十歳の時の主人公に戻った時のソル・ギョングのはにかんだようなまぶしい笑顔、そして二十年後に彼がひかれることになる線路をいささか不安そうに見上げるわずかな笑顔、これらは非常にうまく演じられていたように思う。


8/8  歯医者でまた歯を磨いてもらう。今日するはずだった歯の美白は(以前、ヤブ医者に神経を抜かれてしまったので、血が通わなくなり、歯の色が悪くなっているとのこと)お盆明けにまわることに。
夏休みになってから頻繁に歯医者さんに言ってるなあ。。
歯科専売のフッ素入り歯磨き粉が気になる。

その他バイト二つ。一つは新しい案件。数三の積分で面積体積を扱ってほしいということ。化学数学に関しては、家庭教師や個別指導のおかげで、入試の時より今の方が理解が進んだと思う。


8/9 古代オリンピックの歴史考証番組を見ている。賄賂や時間無制限のボクシングなど、決して古代オリンピックはスポーツマンシップに彩られていた訳でないことがよくわかる。

エッジをノートパソコンにつなぐ機器を落札。



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- 2004年08月05日(木)

まず但し書きです。
先日の蛇は夢ではなく,本当に見たものです。
近所のどぶ川から上がってきたものと思われます。

昼寝の最中にもよく私は夢を見ますが,
朝寝をしているとき,今日は
数字を偶数と奇数に分けて,
さらに分けられた数字の規則性を探り当てるという
問題を(ゲーム?)といているという夢を見ました。

どうやら,大学でK先生が監督していて,
試験のようでもあります。

ただ,時間がたくさん与えらているためか,
途中まで真剣に取り組んでいたのに
途中からだれてきて,自分でもあららなどと思いました。

そのあともハリーポッターの映画に出てくるような
古めかしく誇りっぽく時々キラキラとしたものがある,半ばバザールのような
雑踏を歩いたりなど続きがあったように思いますが,
はっきりと覚えていません。

おきてから試験対策のスケジュールを組んで
本を開いて一日ノルマ分ずつ(7月にちょっとやったようなだらだら形式ではなく)
負担のない量ずつ勉強をはじめたので,
そろそろ勉強はじめとかなきゃあ(9月を地獄にしないため)という夢だったのかなあと自分では思っています。

++

NHKのご近所の底力で猛暑撃退,自然の力で涼しくなろう,という趣旨の放映がありました。
私自身,エアコンは嫌い,できる限り自然の力で涼しくなりたい,という人間なので,食い入るように見ていました。

そのうち,番組を見ての感想を,日記にも載せるかもしれません。


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黄色い蛇 - 2004年08月04日(水)

白昼,堂々と道路を横切る蛇を見てしまいました。黄色かった。
思わず悲鳴。
隣の家の庭に入っていったけど,まだこの辺りにいるってこと??


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「夢うな」 - 2004年08月03日(火)

セミナーに出かけたりして,しばらく日記を中断していました。

ぼちぼち書き起こしたいと思います。

8/2 家庭教師先で生徒さんの教材を見ていたら「夢うな」と書いてあってびっくり!
というのも,春先からワタクシ,妹に「うな」と呼ばれたりしているもので。。

なぜ「うな」がここにも登場したのか!と慌てました。

生徒さんに「なにこれ?」と動揺を抑えながら聞くと
「夢に出てきてうなされるまでやりなさい」という問題が「夢うな」なのだそうです(ほっ)。

ちなみにワタクシの「うな」の語源は・・ヒミツ。

8/3 エアエッジでネットにつなげるようになりたいので,ソフマップまで接続機器を買いに行きました。さっぱりどれがどれだかわからないので店員さんから説明を受けたところ,「スリッター」というのがいるらしいとのこと。むう,税込みで一万円以上の値段です。その場では即断せず,帰宅。
帰ってからネットでみると,ネットで購入すると7000円ちょっとで買えるみたいでした。注文しようかなあ,と今も少々考え中。


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心身医学セミナー - 2004年08月01日(日)

妹のところに泊まりこんで,5日間,心身医学セミナーに参加してきました。
自分と似たような志の人たちに会えたことは,とても刺激になり,また励まされました。
表立って宣伝していないようで,参加者は各日とも20数名で,心理の方も3分の一から4分の一おられました。

セミナーは、心療内科の医局(今は教室というのがよいらしい)が開催しており、
心身症を中心に講議が20コマありました。
1日4コマ、質問しまくるぞ〜〜と思っていたものの、
1日目から4コマ目修了後は集中力が切れ、朦朧とする授業もあったりしました


以前は、心療内科の患者さんが少なかったらしく、
1人の患者さんに45分50分とかけて
医師がカウンセリングを行なうこともあったらしいですが、
今は分業化で、カウンセリングは心理職に任せるようです。
(まあ、当のその教室では診療科に心理職をおいていないようですが。。)

時間効率および効果の面から、今は認知行動療法が医師には流行りだとか。

++

京都に戻ってくると、
部屋は(出かけるまえにひっくり返した通り)荒れてるしf^^;
水道の蛇口からは熱水が出るし、
パソコンを開けばスパムメールが100通以上は来てるし、
で、留守にしてたんだなあと感慨にふけりました。

東京では,文学部時代の同級生で集まったり,
おしゃべり系のメーリングリストの仲間たちと集まったりしました。

日頃勉強とバイトであたふたしているとはいえ、
やはり学生は時間がゆったりしていて摩擦も少ない生活を送っています。
社会人として働いている皆様から刺激を頂くのは貴重な機会です。

職場での摩擦の話などを聞きながら,
無事私は社会復帰できるのかなあなどと思ったりしたしだいです。



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