* 世界一ついてない日常
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2006年01月01日(日) おみくじ公開

今年引いたおみくじは、中吉であった。

総合運――
 「他人にまでも災いが及び心を痛めることがありますが
  何事にも耐え忍んで御神意に任せて身を清め信仰すれば
  若松の岩に根を張り栄えるように楽しい時期が到来します
  諸事控えること」

訳:あほなことをして人に迷惑かけて困ったなあと思うけど
  なるようになるか、とお風呂に入って神頼みをし、
  松が岩に生えるのはムリなように楽しい時期はムリだから
  とりあえず今年もがまんせい

願望――神様にお願いし ご加護を受けなさい 叶う
訳:ちゃんと金出してお祓いに来ないと叶えてあげません

待人――遅れても来ます
訳:来るけど遅れます

恋愛――常に新鮮な心で人に接し誠をつくしておれば成就する
訳:常に新しいプレゼントを持っていかないと捨てられます

縁談――御護りの神様のお恵みで良い縁を授かります
訳:だから↑でがんばってた彼女とは縁がないでしょう

お産――体を大切にしお祈りしましょう 安産です
訳:やれるもんならやってみろ

進学――遊びに走るな失敗する
訳:お前は遊びに走るから必ず失敗する

病気――心引き締め祈れば癒ります
訳:ぐうたらせずにさっさと出勤しなさい

旅行――旅立ちよし 体に注意
訳:逃亡するのもテですが、その後職場でひどい目にあわされます

事業――金運に甘え遊ぶと災いあり
訳:お前は金運ないから災いなし

訴訟――お守りを授かり勝ちます
訳:過労で倒れても裁判で勝てます

転居――急ぐ方がよい
訳:その家はつぶれる

失物――遅れるが出てきます
訳:出てきても遅い

…。中吉であった。


2006年01月11日(水) 事実は小説よりも奇なり

道端に、もずくが落ちていた。


2006年01月13日(金) ストーブと私

ストーブにくっつきすぎて服こげた。


2006年01月14日(土) コロッケと私

冷蔵庫に何もなかったので、今日の昼飯はコロッケ三個と決まった。

コロッケ。
大好物である。

私はこの世に生まれ落ちてから
少なくとも500個はコロッケを食べていると思う。

「中はふかふか、外はぱりっと。」

私の大好物たる用件をまちがいなく満たしている。
他の例をあげれば、カキフライ。PINO(アイス商品名)。
ただこれでいくと雪見大福は中も外もふかふかであるが、
これはこの際例外として認識していただく。

話がとてもずれた。

コロッケ。

なぜ三個なのか。

一個では当然腹持ちがわるい。昼食なのだ。
成人男子の必要カロリーから考えれば、これでは不足している。
二個でも物足りない。
一個目を食べるときから「次で最後だ」と落ち着いて味わえない。
かといって四個だと、
二個食べても半分残っており、貴重さが薄れる。

三個。コロッケはやはり三個でなくてはいけない。
一個目は「ああコロッケだ、俺はコロッケを食べてる」と感動を味わい、
二個目は「コロッケはうまいなあ」と純粋にコロッケの味を楽しみ、
三個目は「これで最後か…さよならコロッケ」と余韻を味わう。
このコロッケドラマ。コロッケ小宇宙。

それだけで話は終わらない。

私はこのコロッケ定食を食卓に運ぶ際、
ソース・マヨネーズ・からし・ケチャップも共に運ばねばならなかった。

すなわち、
ソースはコロッケのこげた色を隠し、
マヨネーズはコロッケのこげた苦さをまろやかに包み込み、
からしはコロッケのこげた匂いを惑わし、
ケチャップはコロッケのこげた風味をトマトの香りに摩り替える。

つまり不幸にもコロッケ三個はちょっと焦げてしまったのだ。

いや驚くにはあたらない。毎回のことだ。
私はパリパリ感を好むゆえに、
焦げるぎりぎり手前のところが大好きなのだ。
フニャにするくらいなら、ちょっとくらい焦げたってかまわない。
焦げを食べて胃ガンで命を落としても悔いはないと思っている。

コロッケの揚げ方だけは一向にうまくならない。
これだけはコロッケの神様に祈ってもしょうがない気がする。


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