ちょうちょうの気持ち
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2006年08月27日(日) 親が先にたのしむ。

今日はいよいよ草太ちゃんとのお別れの日。
昨夜は友人宅でお別れパーティー?をしていただき、
今朝は早起きして(草太は24時間テレビを見ながらほぼ
徹夜したらしい。最後までおばか・・・)ヤツを羽田まで
送りつつ、ちょっとだけ東京見物をすることにした。
目的は岡本太郎の壁画「明日の神話」
思ったより早く羽田に着いて、先に買っていて航空券の解約をしたり
お土産(彼は友達に頼まれたからとひよこを買って行った。)を買ったり
してもまだ小1時間ほどあったので空港で別れてわたしたちは新橋へ。
ステージ前で壁画を見るには並ばなければならず、行列ギライのハナは
こんなものみたくもないのに・・・とぶつぶつ。
しかし、いざとなったらしっかり見入っていました。
テレビでは骸骨の部分が印象的だったけど、細部までじっくり見ることが
出来て良かった。とりあえず父ちゃんは満足。まだ早かったので、次は
長年の憧れ、目黒の寄生虫博物館へ。今日いけるとは思っていなかったので
下調べもしないで行ったんで、交番で聞いたりしながら行きました。
あわよくば、夏休みの自由研究に・・・という母の思惑は外れたけど
2人はずいぶん長いこと資料用の本に読みふけっていました。
めぐに寄生虫Tシャツを買って(本人も着る♪と言っていた。高いので
ちゃんと意志確認しましたとも)草太にも買ってやろうと思ってメールしたら
思いきり拒絶され、まあ、とにかく私はだいまんぞくです。
寄生虫博物館、思ったよりこぢんまりとしていたけど、カップルとか
親子連れとかで賑わってました。入場料、とってもいいのに・・・

というわけで、こんな楽しい寄生虫博物館にめぐもさぞかし大喜びだろうと
思ったら「寄生虫のイヤな思い出だけで帰りたくない!どこか楽しいところに
連れて行って!!」とわめくではないか。
ひどいわぁ。
楽しいところって言われても、お台場は混んでいるというし、出来ればそん
なに遅くならずに帰りたいし・・・私とハナは買物でいいけどメグ&オットには
耐えられないだろうし、具体的にどんなところに行きたいってのもないし
困ったなぁ〜と思って友人にメールしたら、彼女も夏休み最後の日曜日なんだ
けど、煮詰まっていたとゆって、車で迎えに来てくれて、城南島とやらいう
公園に連れて行ってくれました。羽田近くの人口浜とかキャンプ場とかある
公園で、飛行機がすぐそばに見てて、しかもひっきりなしで、むこうには
お台場も見えて、なんとも不可思議な空間でした。そして、小学生の子供たち
4名は磯遊び・・・というのでもないけど、なんか水遊びで盛り上がってました。
お初の2才の双子ちゃんは、面白かった。体力使うとぼやいてたけど母はエライ
よほんと。びしょ濡れになったり走りまわったりひとしきり遊んで、ちょっと
涼しい風が吹いてきたところでお別れ。子供たちはかなり楽しかったらしい。
親も、人ごみで疲れることもなく、金も遣わず、面白いところに連れて行って
もらって感謝ですぅ。
それから羽田まで送ってもらって(車で移動したくないので羽田に置きっぱなし
にしていた)3000円も駐車料金払って帰路、アクアラインに乗りそびれて
川崎方面の高速に乗ってしまい、600円払って降りて、反対方向の首都高に
乗りなおしてまた600円払って、やっとアクアラインに乗って・・・・と、
交通費スゴイです。バスで行ってもかわらなかったかもしれん。
で、風呂まで入って、我が家としてはかなり贅沢な一日でした。
それにしても東京って近いなぁ〜
今朝はずっと高速使ったけど1時間ちょっとで羽田に着いちゃったわよん。
まあ、距離的には当然で、北海道なら一般道でもそれくらいで着くだろうって
とこなんでしょうけど。



2006年08月25日(金) 夏がゆく。

もうすぐ草太が帰るので、なにを食べたいか・・・と聞いたら
いろいろ考えた末、「ハラがいっぱいになるもの=こぶたのトンカツ」
ということに相成った。草太はこぶたを知らないんだけど、量が多い
と言ったらあっさり決定。絶対イタリアンに行きたがるだろうと、
密かに期待していたのに・・・・。館山にはイタリアンのお店が
案外多くて、行ってみたいと思いつつ、まだ未知の場所なのだ。

で、こぶたのトンカツ、草太大満足でした。^^


ちばコンは1次予選の後、草太が帰ってきて、メグの心を乱しまくった
上に、北海道からお友達が来て、もちろん遊びまくったりなどして、
とりあえず維持、的な練習しかしていなかったんだろうな、今になって
思えば。それで、2次、全く心配していなかったツェルニーで
けつまづいてアウト、でした。(>_<)どうってことない演奏だけど
ノーミスだった子が通っていたので、メグ、ミスさえしなければ・・・
と悔やまれるけど、ただ一度の演奏でパーフェクトに弾ける、という
のも実力のうち。ちょっと甘かったなぁーと思ってまた、つらつら
思い浮かぶに、今までも1次で満足して本選に向けての練習が足りな
かったかも・・・
来年に向けての大いなる課題です。かなりストイックな夏を過ごさねば
ならないってことよねぇ。2次落ちでも、十分燃え尽きちゃって?
宿題とか手付かずなんですけど・・・(^_^;)

そんなこんなで夏休みもあと1週間。
草太は深夜にVIP板とか動画サイトを見て暮らす人だし、メグハナは
一日中ケンカして過ごしているし、剣道の合宿以外は友達と遊ぶという
こともなく、兄妹3人でまったりうるさく過ごしていたもよう。
毎日仕事から帰ると家の中荒れ放題で、そんなところに宅急便とか
怪しい英会話スクールの宣伝の兄さんとか、エホ○の証人のひととか
来て、恥ずかしいです。
クーラーと扇風機フル回転で、電気代の請求がオソロシイ。







2006年08月04日(金) とりあえず、一段落

きのう、やっとこの夏の一大イベントが終わりました。
ちば音楽コンクールの1次予選。
例によってまた、えらく早く着いてしまいました。
ふつうに行けば1時間程度で着くんだけど、夏休みだし
渋滞しているかも!?と思うと気が気じゃないのだ。
まあ、遅刻よりはいいけれど、今回はなんと!ハナの足台を
忘れてしまって、高速に乗ってから気付いて、先生に電話
したけどもう出発されたあと・・・どうせペダルを踏むべき
箇所で忘れることが多いし会場でペダルの無い足台なら
借りられる、と思いつつ、ちょっと幸先悪いなあ〜と。
実は、朝、メグが5時に起きてきてピアノを弾いて「お♪
さすがに今日は気になるか」と思っていたら、さっぱり指が
動かず、まあ、寝起きだから当然と言えば当然なんだけど、
みるみる機嫌が悪くなり、その後オットがグランドピアノの
ホールへ連れて行ったけれども、しばらくしてますます不機嫌に
なって帰ってきた。その間、ハナは家のピアノで調子よく
弾いてご機嫌だったんだけど、メグの機嫌の悪いことをハナが
面白がってからかうものだからメグがぶっちぎれて大喧嘩!!
本人も収拾がつかなくなったようで、もう行かないっっと
泣き叫ぶのを最後は怒鳴り付けて無理矢理車に乗せました。
殺し文句は「エントリーするのにいくら払ったと思ってるの!」
です。子どもといえども金の話には弱いのね・・・・

もちろん会場には一番乗り♪やるきまんまん?
なにしろ初めてのコンクールで、先生からレベルが高いと聞いて
いたので、一体、北海道の片田舎ではそこそこ弾けていた、という
程度の子供たちが通用するのか、千葉の中でもおそらくは
都市部のレベルと、安房郡のレベルは多少違うのではないか、
だとしたらどれくらい?子どもたちのピアノはその中でどうなんだ
ろうかと、気になるところ。
コンクール自体は、控室も無いし、最初に5人、舞台袖に入ったら
あとは1人ステージに出る毎に次の子が勝手に行く、というアバウト
さで、そうそう、入場料もタダだし、観客少ないし、驚いたことに
平服の子が結構いました。ちょっとこぎれいな普段着の子、全く
普通に着古したポロシャツに短パンで、おやじみたいな子(この子
予選通過してました・・・)まで居て毎コンとはかなり違います。
まあ、毎コンでも、ジーンズの子が最優秀とった、という伝説が
あるらしいので、やはり実力の世界なんでしょうが、それでいいの
か、って気もしないでもない。1次予選だから、なのかなぁ。
ありがたかったのは、出場者全員が、部門終了毎に審査員の先生から
ワンポイントアドヴァイスをいただけること。これにも驚いたんだけど
一つの部門が終わると、先生方がロビーにお出ましで、子供たちは
番号順に振り分けられた先生の前に並んで、お話を聞くのです。
毎コンは小さい子のみ、郵送でアドヴァイスがもらえたけど、
そんなもんじゃなくてとても丁寧なアドヴァイスをいただけました。

というわけで、本番です。
ハナはA部門の7番目。
けっこう上がらないはずのハナが、舞台袖に行く頃にはかなり不安げで
普通に楽しく弾いておいで、と送り出してから会場に戻ると、みんな
椅子が近くて、ハナに椅子の位置を確認するよう念を押し忘れたけど
舞いあがって近いまま弾いたらどうしようかと心配になる。
そうこうしているうちにハナの番。なんと、緊張しているのか表情が
暗い・・・つか、伏目がちに来てお辞儀。足台は先生が持ってきて
下さっていたので貸していただけました。(すみません)
椅子も下げているしああ、良かったよかった。
で、メヌエットは練習どおり弾けたと思う。進歩はちょっとどたばた
したうえに弾きなおししてしまった。ペダルはちゃんと踏めました。
さすがに本人もこりゃだめだと思ったらしく、ますます浮かないかおで
お辞儀して引っ込んだ。
すぐに戻ってきて一緒に次の子の演奏を聞く。ハナの同級生で、すごく
上手だとハナから聞いていたんだけど、他の子とは全然違う!ハナが
「ケーキの上のクリームみたい・・・・・・」とつぶやくので「?」と
思ったら「なめらか、すごい、音がなめらかだ」と感動していた。
ハナでも感じるところがあったんだろうな、良い目標が出来たと思い
たい。
1分アドヴァイス(というなまえだったような)では「もっとにっこり
してから弾くと、演奏にも余裕が出るわよ」ということと、"進歩"の最初
、右手と左手がずれていた、というのを指摘されました。
こりはもう、致命的。
でも、よく歌っていたと言ってもらえたし、私もそう思った。

ハナたちの演奏中、いびきをかいて周りの人々の大顰蹙をかってしまった
メグ、B部門の2番目です。
相変わらずヘンな歩き方でよろよろっと入ってきてゆら〜っとお辞儀して
(なんかやる気なさそう・・・・)今年はちゃんと椅子の位置もよく確認
して、まずツェルニー。これはなんとかソツなく弾き終わりました。
さて、バッハ。うーーん、イイ、イイ♪と思ったら終盤でやっちゃった。
これもちょっとミスタッチ程度ではないのでだめでしょう、というわけで
本人もどんより。アドヴァイスでは、ツェルニーは最初ののぼっていく
ところ、ただ楽譜通りに弾くのではなく、自分の気持ちも一緒に向かって
いくように弾きましょうって。えーー、そんなのもわかっちゃうんですね!
「いつもはもっと良く弾けるのかな?」と聞かれて、
メグ「気分の良いときは弾けます」
「あら〜、じゃあ、今日は気分が悪かったのかしら?」
「はい、朝、妹と大喧嘩してしまったので、気分が悪かった・・・」
「まあー、そんなときは演奏に影響するわね、先生もそういう経験がある
けど、大切な日は出来るだけ人と会わないようにしたり、気持ちを整えて
おかないと」
「・・・・ハイ」
というわけで、バッハの細かいアクセントのことやリズムのことなども
アドヴァイスしていただきました。メグの先生は楽譜を見て(先生の書き
こみを確認するらしい)いろいろ話してくださったのですが我々じつは
手ぶらで、前の子が話を聞いているときにあわくって取りに行きました・・・

それにしてもバッハの解釈はさまざまで、みんな弾き方が違いました。
といっても、旋律がよく流れていること、左手が美しくうたっていること
などなど上手な子の演奏は違います。
そんな中で、うちの子ども達の演奏は音楽的にはかなり良かったのでは
ないかと、ほとんど親の欲目だけど、思いました。バッハはかなり良かった
と思う。この弾き方はまあ、どの子も先生によるところが大きいのだと
思うけど、2人ともよく歌ってましたねぇ。よく教えていただいている、
ということでしょう。ありがとうございます。
とにもかくにも、千葉県デビューとなったわけですが、とってもたちうち
出来ないというレベルではないなとは思いました。
でも、コンクールの場でノーミスで弾くというのも実力のうちだから、
今回はまあ仕方ないかーって感じですかね。

さて、結果発表は一応翌日の千葉日報誌上と、ハガキによる通知のみって
ことで、当日はわかりません・・・千葉日報はコンビニでは扱っていない
というので、仕事の帰りにでも買ってこようと思っていたら、早朝、オット
が駅まで買いに行きました。だーめだだめだと言いながら、期待していた
のかしらんねぇ(・∀・)道が空いていたのか意外にも早く戻ってきて
「見たけど載ってないぞ」って。舐めるように探してやっとほんの片隅に
小さく載っているのをみつけました。なんとメグが予選通過しているでは
ありませんか!!びつくり。そこそこ弾いた子が4人、ミスったけどまあ
上手かった子が2人いたので無理と思っていたんだけど。とりあえず17人
中5名の中に入ることが出来ました。
めぐをたたき起こして教え、つぎにハナ、自分が落ちたことを知って、号泣。
その悔しさと友達のクリームみたいな演奏をバネにがんばってくれい。

そしてメグ、最高に良い気分でレッスンに行ったら、先生が花束と小さな
プレゼントを2人に下さいました。それなのに、メグはあくびばっかり。
今日は沢山練習するぞ♪と、朝は言っていたくせに午後からかにたのおば
さんたちと海水浴に行っちゃったんだって・・・・・・

2次予選は1週間後。明後日には札幌のお友達が来ます。さて・・・








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