nomiの思考

ご意見・ご感想
Way of life
2005年05月28日(土)

新聞、雑誌、CM、交通広告。最近どれも似たような広告表現が多く目に留まり、ふと寂しさを感じる。心の中をじっと睨みつけられているような「重いメッセージ」のなんと少ないことだろう。あまりにも手法が似ているので、企業に対する不信感さえ生まれてしまう。これは、大変なことだ。

制作者と広告主。お互いの立場も考えたりしなくちゃならないから、自然とメッセージも臆病になってしまうのだろう。でもそれは、きっと平気で「嘘」をついているのと変わりない。

費やした「時間」は無駄なもの。
費やした「お金」に価値はない。

「寂しさ」以外に何も生まれない浅はかなものなら、いっそ迷わず捨ててしまえ。

日本に「沈黙は金」ということばがあるように。口に出さなくていいことは山ほどある。欧米で「沈黙は変」というように。主張しなくちゃ、伝えらないことがたくさんある。ここにある一篇の詩のように。余計なことばは一つもない。剃刀のように鋭い感性で必要なことばだけを放つ。情熱、勇気、体力のある生き方をしている人々との出会いが、私に大切なことを気づかせてくれる。

そういう生き方をしている人はいつだって。正直で、誠実で、真剣で。何より強い「意志(=Way of life )」を持っていたし、お互いに成長できる関係だった。

今、ひとつのturning point を迎えて思う。
浅はかなものは、何もいらない。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇ 

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

【自分の感受性くらい/茨木のりこ】





Always…
2005年05月25日(水)




























同じ空の下で。今日も、それぞれの人生を
がんばって生きている友に心から一言。

I Always Love You.

いくつものかけがえのない出会いの瞬間を
胸に刻んで。やさしい思い出に包まれて。
私も、精一杯生きてるよ。




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