nomiの思考

ご意見・ご感想
チラ見せ上手
2005年02月28日(月)

「見せない」地味女(ジミータ) になりたいですか?
それとも「見せすぎ」尻軽コムスメになりたいですか?
そう! モテる30 オンナは「チラ見せ」上手

今朝、通勤電車の中で見た女性誌「NIKITA」の中吊り広告のコピーにハッとした。気がつけば「恋愛適齢期」のダイアン・キートン状態の私。寒い冬にはタートルネックが欠かせない。

基本、異性を意識してこそ女はお洒落するものだと思うのね。外資系企業の荒波に揉まれすっかり忘れていたけれど。女であることを、忘れるにはまだ早い。

因みに。メディア・データによると、読者ターゲットは30〜35 歳の可処分所得の高い大人の女性らしい。「目的遂行に必要な手段としての消費」を理論的に説き、流行にとらわれない高級な実用誌を目指す、だって。興味(←チラ見せ) とお金のある方は是非。*主婦友の回し者ではありません。



遅寝早起
2005年02月20日(日)

必要に迫られ毎日料理をするようになってから。料理が大好きになってしまった。キーワードはやっぱり「健康」。手の込んだ料理を作るわけじゃないけれど、体に優しい、野菜をたっぷり使った料理の研究にはまっている。特に料理が好きなわけでもなかったし。気が向いた時に料理をする程度だったのに、苦手な早起きまでして朝食の準備。そのうち、お弁当まで作っちゃうかも。いやぁ、人間って変わるもんだ。何はともあれ「楽しい」と思えるようになったのは、嬉しいこと。

               ◇

観たい映画も読みたい本も山積みで。
今まで以上に、音楽を愛す。聴くだけじゃなくて。久し振りにピアノも弾きたい。もう何年も弾いていないから、指が動くか心配だけど。中学生の頃、合唱コンクールで伴奏した「大地賛賞」とかむちゃくちゃ懐かしい。母な〜ある♪大地ぃの〜♪って知ってる?ちょっと長めの聴かせる間奏がまた良いんだよね。ピアノ、引越しの時に捨てなければ良かったなぁ。

1 日が48 時間あればいいのに、とか。
10 分程度で6 時間分の睡眠がとれる「睡眠ボックス」があればいいのに、とか。アホなことを考えてみる。

そういえば小さい頃も、同じこと考えていたなぁ。遊んでも遊んでも遊び足りなくて。

やりたいことがたくさんあって。
次の日が辛いと分かっていながらも、ついつい夜更かしをしてしまう。まるで子供だ。

               ◇

遅寝早起。

よく、「心」と「体」の健康は比例しているっていうじゃない? でもこれって間違いなく。

反比例ですから〜。残念!!!

せめて、日曜の夜だけは早く寝ようと思うんだけど、ね。



母を
2005年02月12日(土)

今日、母親が入院した。

小さい頃。母親はよく私を抱きしめ、耳元でこう言った。

「1 番大切なものは、思いやりよ。人の心の痛みの分かる人間になりなさい」と。

いつも自分のことは後回しで。クラシック音楽と読書が好きで。花を心から愛していて。ほんのささやかな幸せを手に、家族のために走り続けてきた美しい人。やさしい人。

               ◇

「あなたまで倒れないように。ちゃんとご飯だけは食べなさい」

すっかり痩せてしまったその体で。娘の体を心配している。手足は氷のように冷たいのに。瞳はめちゃくちゃ温かい。

点滴を外して。母を助けて。



29歳 の手に握力を
2005年02月05日(土)

昨年末辺りから病気と怪我を繰返し、「健康」について考え始めた今日のこの頃。ふと思い立ち、遅れ馳せながら、東京国際フォーラムで開催中の「人体の不思議展」に行ってきた。

耳に残るは、胎児や臓器の標本をみて、安易に「かわいそう」とか、「きゃー、きもーい」ということばを連発するコギャルの声。

人間の、自分の体のしくみを知り、ほんの少しでも生命の尊さを感じたのなら、そんなことばは出てこない。

飾られた、創られたことばを並べてみても、どれだけ長い沈黙を守っても。無意識にポロリと零れたことばや仕草から、その人の価値が計られる。

これって、ホントに恐いこと。

それでも、「一体、何を見ているの? 」なんて、彼女たちを否定したりする気はない。
今の彼女たちの目に見えなかったように、同じ年の頃の私にも見えなかったのだから。その先には、まだ限りない可能性がある。ただ、価値ある生き方を必死で探して歩けばそれでいいんだと思う。

20 代最後のこの年は、実践の伴わないことばやきれい事、心の弱さを軽々しく口にするのはやめようと心に決めた。この手には、ささやかだけど、大切なものがある。落としてしまわぬように、しっかり握力をつけるんだ。

今、あなたの手には何がありますか。


虹のチカラ
2005年02月04日(金)



























仕事で。某プロダクションへ向かう途中、約束の時間まで少し時間があったので、近くにある公園でお散歩していたら虹を発見。この瞬間を残したくて珍しく携帯電話のカメラを使用。その噴水に架かった虹は、公園の片隅にあって誰も気がついていない様子。

周りを見渡せば、哀愁漂うサラリーマンが、両手を背広のポケットに入れ、遥か遠く虹とは反対の方を見ているじゃあないですか。

「後ろに虹がありますよ」と教えてあげたい気分だったけど、余計なお世話と思いやめておいた。

寒い寒い冬の日に。ふと公園に訪れるのには理由がある。時間を潰すだけなら、喫茶店に入って温かいコーヒーでも飲んでいれば良いわけだし。

人が、何かを求めて公園にやってきたとして。
偶然、虹を見つけたら?虹のチカラを想像してみて。

小さな小さな虹。
誰の目にも留まらないこの虹は、私にとって最高に価値がある。

ねぇ、最近いつ虹みた?
いつか、オーロラが見たいなぁ。




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