Sotto voce
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2004年04月30日(金) 30年間の代償。

そらなあ、生きていくには金が必要ですよ。

ここまできたらお金にしか価値を見出せないと言うのも。


父が退職して約1ヶ月。

母は一緒に退職した父の同僚・Kさんの奥様に

「退職金は出たか」と探りを入れたらしい。

さすがにその行動に引いたKさんが、父に教えてくれたそうだ。

いずれは離婚の話も含め、直接話をしないといけないことだ。

それを突っ込めないほど、父と話をしたくないと言うことだろう。



ついに母から直接電話が来たそうだ。

真っ先に希望金額を提示してきたそうだ。

母からすれば、30年間苦労させられた代償を求めてるのだろうが

別居から1年、もうここまで割り切ってしまったんだ、と思った。

父にとって、母にとって、連れ添った30年間の値段。

果たして高いのか、安いのか・・・。


2004年04月28日(水) 素直になっても。

自分の気持ちに素直になっても

愛しい人とは一緒になれない・・・

私は一生、この場所に縛られたまま生きていくのか。








2004年04月27日(火) 涙。

とめどなく溢れる

この涙がいつか報われる日は来るのか…


2004年04月26日(月) 膨らんでいく苛立ち。

自分のやることなすことがなにもかも空回り

自分が考えたことを形にする前に

それを壊してまた1から考えなければならない効率の悪さ。



自分の中で膨れ上がっていく苛立ちを

一体どこにぶつければいいのか

人間関係とかしがらみとかそういうの一切考えないで

たとえば思うまま叫び散らし、意味もなく物に当たってぶっ壊す

「青年の主張」よろしくこのイライラの正体を具現化できるのなら

思いつくままの言葉でありのまま叫んで吐き出してしまいたい。


2004年04月25日(日) 「さよなら」

もう君のこころの中にも

君の記憶の中にも

君の瞳の中にも

もう私は映らないんだね






「さよなら。」

あなたがそれを言い出す前に

私は誰の目にも触れないように静かに消えていくから・・・。










2004年04月22日(木) 糸。

私のこころをつかさどる糸

いろんな意味でぷつりと切れた…。


2004年04月19日(月) あなたを。

いいかげんにあなたの存在を記憶から消して楽になりたい。

どうして今更あなたの存在に苦しめられないといけないのか。


自分の『引き際』に付いて語っていたあなた。

1年前も同じことを言っていた。

そのときはあなたとの唯一のつながりが切れることが怖くて、

どうかまだそこから消えないで欲しいと願ったし、本人にもそう言った。

でも今は。

誰よりも過去の『全盛期の自分』に縛られているあなた

自分が原因なのを受入ようとせず、自分の元から去った人々を

口汚くののしるしか出来ない姿をさらすくらいなら、

1日も早く私たちの目に付くところから消えて欲しい。


私も、あなたの呪縛から開放されて楽になりたい。


2004年04月18日(日) 人ごみの中。

会社の要請で、衆院補欠選挙候補者の演説会に行った。

今日は超大物政治家がお出ましになるということで、

開始1時間半前に行ったにもかかわらず人人人!

こんな感じで本番前はどうなるんだろうと若干不安を感じながら

同僚と世間話をしながら『そのとき』を待っていた。

そして、演説会開始。

まずは候補者や、県選出の国会議員らが話をする。

そして、ついにメインイベント?の大物政治家が登場。

そのとたん、後ろや横から人が押し寄せてきた。

ひとごみが苦手なのと、その時点で2時間立ちっぱなしだったこと、

最近睡眠不足だったこと等がたたって一気に気分が悪くなってしまった。

ふらついて座り込んでしまった私に、周りにいた男性社員が

私をかばうように立って、人ごみに巻き込まれないようにしてくれた。

結局会が終わるまでそのまましゃがみこんで、

その大物政治家の演説を聴くことになった。



いざ演説会が終わり、今度は会場にいた何千人もの人が、

帰り道を急ぎ一斉に移動を始める。

すると、私の隣にいた天敵・K部長が私の手を引いて歩き出した。

さすがにこれには感謝した。

気分はもう親に手を引かれる子供、でしたわ。

それにしても、宣伝かーの上に県選出の国会議員が5人いたけど、

その大物政治家1人のオーラが他の5人に勝っていたのはさすがでした。






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2004年04月17日(土) 綴。(ある意味私信)

人にはいろんな考え、解釈があるとはいえ。

ここでは少なくとも相手に負の感情を与えるような

気持ちの整理の仕方、綴り方しか出来ない自分。

自分の気持ちを吐き出したくて綴っているこの日記。

こうやって誰もが閲覧できるような環境で綴るべきじゃないのは

冷静に考えればわかることなのに。

それでもここで感情を吐露することがやめられないんだ…。


2004年04月16日(金) 春。

春は、何かを狂わせる。

体調とか、時間とか。

人と人とのつながりとか。




そして、心、とか。

久しぶりに『彼』の夢を見た。

そこにいた『彼』はありえないくらい優しかった。

心のどこかで、私はまだ『彼』に囚われている。






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2004年04月14日(水) 消えてしまいたいこと(優しすぎるあなたへの返事)

消えてしまいたいこと。

しょっちゅうありますよ私も。

むしろ今までの人生の中で
そういう考えを持たない日々の方が少ないかも。

だけど往生際の悪い私はどうしても

みんなの前から「消える」ことが出来ずにいるだけ。


2004年04月13日(火) 脳梗塞。

「おまえらみんな脳梗塞だ!」

「お前らの仕事は流れが悪くて固まってる」


…お言葉ですが、せっかく流れ出そう動き出そうとしてるものを、

流れ止めてさらにややこしくして

どうしようもなくしてるのは社長、あなた自身なのに。


2004年04月11日(日) うらやましい。

[いつも恋愛第一で生きている私は、
恋愛が上手くいかないと体を壊すのがめちゃ早い。」

…サークル時代の知人の言葉である。

そう堂々と言える人をはじめて見たような気がする。

彼女は私よりもかなり年上だ。

正直、その言動は良くも悪くも年相応ではないように感じる。

私からしてみれば夢みたいなことを言ってるなーって思う。

自分の世界だけに没頭できる環境なんだろうなって思う。

彼女を見ていると、甘ったるい可愛い声としゃべり方、

ゆったりのんびりした話し方と考え方。

他人に甘えることも、他人を甘えさせることも

計算ではなく自然に出来る女性のように感じる。

そういう、「ふわふわした」感じの女の人を、

世の男性は「いい」と思うんだろうな。


2004年04月09日(金) たとえ世間では間違っていることでも。

『たとえ世間では間違っていることでも、この会社ではそれが常識だから』

上司がよく使う言葉。

自分たちの非常識を必死に正当化している言葉のようにも思える。

それとも、建設業界ではどこの会社でもよくあることで、

そういう理屈がまかり通るのだろうか。




今日は社長の虫の居所が悪かった。とにかく悪かった。

たまたまその場面に遭遇した私と同僚T氏などは

書類や机のものを投げつけられた上に辞表を書けと来たもんだ。

自分に非があることなら黙ってその言葉を受け止めるしかないが、

あからさまにとばっちりや感情に任せた八つ当たりじゃ

我慢するにも限界があるってもんである。

しかも、社長の指示したとおりにやったことなのにそれをすっかり忘れて、

やりかたがまずいと切れられちゃたまったもんじゃない。

そうかと思えば、どこぞの役所の偉いさんの息子(入社2ヶ月目)には

私たちに見せるものとは正反対の態度。

いつか彼にも化けの皮がはがれるんだろうが、

それを見ていると、怒りを通り越してあきれるしかない。


2004年04月08日(木) 更新する気力があるだけまだましってことか。

最近、どうにもこうにも頭が創作モードになってくれない。

知人のところで展開中のリレー小説に参加したはいいが、

自分ではまったくキャラを動かせず(=文章書けず)、

他の作家の皆さんが私が設定した以上に

私のキャラを自由自在に動かしてくださっているという感じ。


この日記はもともと裏サイト付属の日記だったが、

そのサイトも休止してすでに一年半近く経つ。

表サイトも月に1度更新すればいい方。

このままでは、表サイトまで休止しかねない勢い。

まあ、月一度でも更新しようって気力がまだ残ってるだけでも

今はよしとするしかないのだけど…。


2004年04月03日(土) 回想。

ある人の日記を読んでいて、

同じようなことを1年前に経験したことを思い出している。

そのことは過去日記でつづったりしているから、

以下の文はその繰り返しになると思うので、

ぴんときた方は無視するなり読み飛ばすなりしてください(笑)

***********************************************************
ある事件がきっかけで、私を含め周囲の友人知人が、

とある男性から一方的に友好関係を断ち切られた。

一度敵とみなした人物に対しては、徹底的に罵倒し

その人物がいかにひどい人物であるかをまくし立て、自分は被害者だと主張する

彼の思考回路の一部に疑問というか、理解できない点を感じてはいたが、

それを除けば彼はよき夫よき父親、社会人として常識ある人だというのが

我々の彼に対する評価だった。

ところが、自分が彼にとって(彼が言うところの)『裏切り者』となったことで

その評価を覆さざるを得なくなってしまった。



彼は常々、私のことを『大切な友達』だと言っていた。

今ならわかるが、私を妹のように大切に扱ってくれてもいた。

なのに、ふとしたことで彼と対立した女性とのことで、中立の立場にあった私が

二人の間に生じた亀裂を何とか繕おうとした私の言動が、

どうやら自分の味方についてくれるものではないと判断したのか、

手のひら返したように、私まで裏切り者呼ばわりするようになった。

もともと彼女と知り合ったのが彼を介したチャットがきっかけ。

二人の、仲のよい姉弟のような会話や雰囲気が楽しくて、

そんな二人が対立しているのが耐えられなくて、なんとかとりもとうとした

私の態度が彼の逆鱗に触れたようだ。




自分の人間性に問題があるのがそもそもの原因だと思うのだが、

私はなかなか他人と友好関係を築きにくい人間だった。

高校生のときの出会いがきっかけで多少は改善されたと思うが、

やはり自分から積極的に他人と接すると言うのは苦手だ。



それまで同性の友達ばかりだった私にとって、

彼は初めてできた男友達の一人だった。

最初の印象こそ最悪だったが、そのうち私は彼を兄のように慕うようになる。

そうしているうちに、8年。

一時期距離をおいていたころもあったが、お互いにネットをはじめたことで、

彼との距離は一気に縮まり、最終的には彼の口から『大切な友達』という

評価を与えられるまでになっていた。

彼は私と同じように詩を書く人で、とても魅力的な言葉を綴るから、

ネット上でかなりファンが多かった。

彼のサイトにはそういう人たちが集い、掲示板もにぎわっていた。

その中で私は彼のプライベートの友達であると言う、一種の優越感を味わっていた。

そんな中、突然の決別宣言。

今思い返しても、自分に彼から切られるような非礼なことはしたと思っていない。

それくらい、あのころの彼の思考回路はある意味非常識に傾いていたから。

今なら笑ってはなすこともできるが、彼に関係を切られた直後はショックで、

自分のどこが悪かったんだろうと必要以上に悩んだり、

表面上は笑っているものの、誰もいないところでは泣いてしまうような、

そんな不安定な状態がずっとずっと続いていた。

子供のころはいじめられようが、大切な人に一方的にそっぽ向かれようが、

自分が悪くない、と言う信念があれば、

たとえ大勢の中で孤立していても平気だったし、

その孤独を楽しむ強さや余裕さえもあったように思う。



人は大人になれば弱くなるのか。

それとも、友好関係を築いていた8年と言う年月は、

突然の裏切りに平然と対処できないほどの長さだったのか。






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今でも彼とは冷戦状態が続いている。

彼は彼で忘れたころに彼を『裏切った』私たちのことを暗に批判するような

恨み節めいた言葉をネット上で綴ることがある。

今はそんなことをされても、私と言う存在を信じてくれている人がいるから

彼の子供じみた悪口を目にしたって一年前のように悩み泣き暮らすこともない。

*********************************************************************

自分の腹黒い主張、私の裏表の顔を目の当たりにしても、

それでもこの日記を気にとめてくれたり、

私自身を励ましてくれる人々のおかげで、

私は何とか心身のバランスを保っていられるのかもしれない。

もしもこの日記の存在がなかったら、

あまりにも至らない私を支えてくれる人々の存在がなかったら、

今ごろ私はどうなっていたのだろう。


安積 紗月 |MAILHomePage

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