オモフトコロアリ。
/ will
2001年01月31日(水) 日記開設1ヶ月。 

この1ヶ月1日も書かさず日記を付けている。
正直言って自分でも驚きである。
今までは3日坊主の典型のようだったこの私が!

この快挙には、日記をレンタルしていることが大きいだろう。
自宅からでなくても更新できるというのは便利なものである。
その点でサイトの更新は面倒である。
私は偉そうな名の日本語サイトを主宰しているのだが、
その記事を書くのに時間を食うのである。
間違ったことを載せるのは忍びないので、辞書を引き引きの作業である。
会社のPCには広辞苑を入れてあるので本当は会社でやりたいのだが、
私は打ち込みながらでしか推敲できないから、自宅でしか記事を書けない。
そうするとなかなか定期的な更新というのも難しくなる。やれやれである。

そう言うわけで、今回も更新が遅れてしまいそうだ。
(↑結局はこれを言うための言い訳)
ほぼ毎日サイトを更新されている方を見ると、
無条件に尊敬してしまう今日この頃である。

2001年01月30日(火) プレゼント。 

私は人に贈り物をするのが結構好きである。
まず「あの人には何を贈れば喜ばれるだろう」と、
考えるところからして楽しいではないか?

私のプレゼントには2つ基準がある。
1つ目は「邪魔にならない」こと。
趣味に合わないものをもらっても嬉しくないだろうし、
あまり大きなものをもらっても置き場所に困るだろうから。
2つ目は「あまり値段が張らない」こと。
高いものをもらうと、お返しを考えてしまうではないか。
それでは相手の負担になりそうでアダになりかねないから。

自分が何かもらうにもこの基準をクリアしてるものが嬉しい。
花や食べ物のように失くなってしまうものがベストである。
贈る場合も特にリクエストがなければこの2つであることが多い。

贈る場合の次点に入るのが本である。
とくに「絵本」や「写真集」など、自分の趣味を反映しつつも、
相手の邪魔にはなりにくいものを贈ることが多い。
現在もプレゼント用の本を探索中なのだが、
なかなかイメージに合うものがみつからないでいる。
贈る機会を逸しないことを願うのみである…。

2001年01月29日(月) 久しぶりに読書事情など。 

私は読書に関してはペース配分が下手である。
面白い本があると、後先考えず一気に読んでしまう。

25日に14・15冊目を読み終えた。(22日の日記を参照のこと)
私は章にあわせて二冊を交互に読む読みかたを堪能したが、
この読み方を他の人に薦めようとは思わない。
26・27日の2日間で16冊目「バーニング・シーズン」サラ・パレツキーを読了。
女探偵V・I・ウォーショースキーの活躍するシリーズである。
1作目から読み進めていくと、V・Iがだんだん老けていくのがわかる。
シリーズものの楽しさである。

そして現在。読書中断中である。
理由その1。図書館で借りた本が後1冊しか残っていないから。
理由その2。サイトの更新間近のため、参考資料をあさっているから。
次の読書事情はいつ頃発表できるだろう?

2001年01月28日(日) 映画好き。 

本日のテーマは映画である。

私のの映画好きは、子供の頃観た「スターウォーズ」に端を発する。
インパクトのあるキャラクターに壮大なスケール、
これぞエンターテインメント!と思ったものだ。
声を大にして映画好きを叫ぶ割に、
面倒くさがって映画館で見ることは少ないのだが、
劇場とビデオと両方会わせると、年40本程は観ているだろうか。
大体3週に2本ほどの割合である。
どの映画もそれなりに好さがあるから一番お奨めと言われても困るのだが、
強いて上げるならばこの1本。「七人の侍」黒澤明。これだろう。

この1本で私を時代劇の虜にした映画である。
一言で言い表すなら「骨太」な映画だと思う。
野盗から村を守るために7人の浪人ものが雇われて…と、
構図は比較的単純に見えるが、映画自体は単純なものではない。
モノクロの世界であることを最大限に利用した映像美と言い、
まさに映画の面白さを凝縮した1本である。
海外の映画に多大な影響を与えたというのもうなずける。

最近見た中でのお奨めは、「私家版」と「ブラス!」だろうか。
前者は仏映画でとても静かな復讐劇である。コピーは最悪なのだが、
そのアホなコピーに惑わされてはいけない。内容は深い。
静かに考えさせられる逸品である。
「ブラス!」は英映画。実在のブラスバンドをモデルにしている。
全編に流れる音楽のすばらしさ、そして音楽にかける情熱に圧倒される。

それから、それから…と挙げていくと本当にきりがなくなってしまう。
ああ、また映画が観たくなってきた!

2001年01月27日(土) はじめてのおふかい。 

今日は生まれてはじめてオフ会なるものに参加させていただいた。
主婦の方中心のWeb仲間の、首都圏近郊の方をメインにしたオフ会である。
殆どがお子さまをお持ちの方々のオフ会なので、時間は昼間。
ランチを食べて、昼間からガンガン酒を飲んで、
ダンナと子供を忘れて楽しもうという趣向だ。
首都圏近郊と言いながら、遠くは秋田・三重からの参加があった。
雪だから家を出るのが面倒くさい!等と言っては罰が当たるだろうと思い、
普段はこんな天候では絶対に上げない、
とてつもなく重い腰を上げて新宿に出てみた。

待ち合わせは不安だった。顔を知っているわけではないからだ。
それでも何となく出逢えてしまうのだから、Web上とはいえ、
しっかりコミュニケーションが取れているというのはよいことだ。
HNと実際の印象がなかなか結びつかなくて困ったが、
(↑人の名前と顔を一致させるのは元々苦手)
その結びつかなさ具合もなかなか面白い。
恐らく一番印象が違ったのは私なのではなかろうか。
言ってることはキツイのに、見た目は至極目立たないからなー。
ここのところ睡眠不足などで体調が万全でないので、
アルコールはやや控え気味にして、その分会話を楽しんできた。

帰る頃になってもまだ雪が降っていた。とてつもなく寒かった。
…それなのに、家につく頃になっても酒が抜けない。
以前はこんなことなかったのになぁ。
自分も年を取ったと思うのは、こんな瞬間である。

2001年01月26日(金) 一極集中型。 

私の物事への取組み方は一極集中である。
集中しているときは大概の人よりも仕事が速い自信がある。
声をかけられても気づかないほどに物事にのめり込むし、
出来上がりも普段よりミスが少ない。
そのうち自分の手際に酔ってくるので、
ますます仕事が進むという好循環がある。
その代わり、一度集中がとぎれるともうダメである。
ミスをしない分、置物の方がマシという体たらく。
気づくと何も考えていないまま30分近くが経っていることがある。

メリハリがあると言えば聞こえが良いのだが、
メリ(減りと書くのだ!)の方が就業時間の半分を占めていたりする。
休み時間やら何やらがあるから、
集中して仕事をする時間など全体の1/4ほどではなかろうか。
それでは仕事人としてマズイだろうと思うから、
集中力を切らさずにすむよう、仕事に面白みを探すことにしている。
複雑な計算やら作表やらに取り組んでいるときが楽しい。

それなのに…である。久しぶりに出社してきた上司が打ち合わせと称して、
一番仕事がのっている時間に喫茶店なんぞに連れ出してくれたもんだから…。
今日も残業だった。うちの上司は基本的に優しくて善い人なのだが、
こちらの機微が読めない人で困る。そう言うのは「メリ」の、
気晴らしを求めている時にして欲しいものである。ため息。

2001年01月25日(木) 幸せな顔。 

突然だが、親しい友人が口をそろえて、
その時の私が実に幸せそうな顔をしているという瞬間がある。
それはいたずらをする瞬間である。

例えば喫茶店に入った時、冷たい飲み物についてくるガムシロップ。
これがピッチャーで出てくると私の幸せ第一段が始まる。
「入れてあげようか?」と尋ねて断られればそこまでなのだが、
OKがでるととても幸せである。
「あ、そこまで」と止めるのを聞き返しながらガムシロを入れ続ける私。
その一瞬、とても嬉しそうな顔をしているらしい。
ちなみに同じことはミルクでも起こる。

例えば冬の寒い最中、冷え性の私の手が氷のように冷たいとき。
同伴者の気が何かにそれていて、
さらにその気持ちをこちらに引き戻したい瞬間が好きである。
黙って頬に触れたりすると、大概が飛び上がってくれる。

私のこんな趣味を知っている友人達はなかなか隙を見せてくれないのだが、
相手の隙をうかがうのもまた楽しいのである。←性格悪し。
こんなことばかりしていると、「…お前、いったい幾つだ。」
という声が聞こえてきそうな今日この頃である。

2001年01月24日(水) スパム拒否!断固拒否! 

今日、非公開にしているアドレスにスパムが着いた。
公開しているアドレスならスパムがくる覚悟もあるが、
非公開のプライベートアドレスの方はそうではない。
相手はi-mode利用者らしいが、わざわざ電話番号を公表してくれている辺り、
本当は抗議の電話でもほしがっているのだろうか。…Mなのか?

私のブクマに「インターネットのゴミ箱」というコンテンツがある。(注:現在閉鎖済)
そちらはいかにも怪しげなスパムやら何やらを集めておられるところで、
なかなか面白いし、為になるのだ。
そのせいか最近はスパムがネタに見えて密かにほくそ笑んでいたのだが、
今回送られてきたのは去年夏頃から流れている、
スパムというよりデマのメールである。

そう言うものを転送してくれと書いてあるからと言って、
普通ひょいひょい転送するものだろうか?あまりに非常識である。
このメールを止めると莫大な請求金額がかかるとか、祟りがあるとか。
本気で信じて回しているのならその人は精神科に行くべきだし、
おもしろ半分に回しているのなら警察に出頭するべきだ。
(悪くて脅迫、場合によっては威力業務妨害などに問うてくれるだろう)
何とも不愉快な話である。

先日もネットゲームと称するねずみ講から初の逮捕者が出た。
大いに結構である。これでアホなスパマーが少しは減るだろう。
一番驚いたのは、アレに参加者が400人以上もいた事だったが…。

2001年01月23日(火) 時は金なり。 

唐突だが、私はつまらない話が大嫌いである。
特に金を払って聞く話がつまらないのには我慢がならない。
話し手には払った金に見合うだけの話をして欲しいものである。

例えば大学の講義。
毎年同じノートを見ながら同じ講義を繰り返す教授。恥ずかしくないのか。
歴史や文法なら毎年変わる訳ではないから仕方なかろうが、政治や経済の、
ダイレクトに社会に通じている講座がそんなことで良いものなのか?

例えば企業研修。
説明する側は自分がわかっているものだから、用語やら何やら、
初心者にとって肝心なところをいとも簡単に飛ばして行く。
また理論ではなく、感覚的説明をしようとする講師がいたりとか。
それでも講師か!
さらに口にする説明と言えば、
渡されたテキストを読めば足りるような話ばかり。
そんな講師は不要である!

…で、なぜこんな話をしているかと言うと、
本日私が受けてきた講習がまさにソレだったのである。
余りに暇なので、落書きか枝毛を探すくらいしかやることがない。
隣の同僚はスウスウ気持ちよさそうに寝息をたてていた。
金と時間の無駄であることよ。

2001年01月22日(月) 時間差攻撃の謎。 

昨日は腕だけだった筋肉痛が、今日は下半身に来た。
この時間差攻撃はなぜに?下半身の方が老けてると言うことだろうか…。
肘に棚が降ってきたおかげで二の腕も腫れているし、
肘から下は筋肉痛を通り越して腱鞘炎になったけど。
ここのところ私が災厄続きなのを見て、
同僚が真剣な顔で「お払いしてもらった方がいいのでは?」と言いだした。
だんだん自分でもそんな気がしてきている。

さて、本日の読書記録。
今朝方13冊目「まどろみ消去」森博嗣を読み終えた。
現在は14・15冊目「幻惑の死と使途」「夏のレプリカ」
共に森博嗣を同時進行で読み進めている。
なぜわざわざ同時進行で読んでいるかと言えば、
「幻惑の死と使途」には奇数章だけが、
「夏のレプリカ」には偶数章だけが納められているからだ。
扱われているのは時系列が重なるだけの全く別の事件である。
別々に読んでも良いものらしいのだが、
どうも私は性格的に順番に読まないと気が済まないのだ。
別の内容だからと言って、筋を追えなくなる心配はしていない。
私は最大4冊を同時進行で読んでいたことがあるのだ。
2冊くらいなら朝飯前。まるで読書版聖徳太子である。

そんな訳で今は1章毎に本を取り替えて、大変な思いをしながら読んでいる。
通勤時には向かない本の読み方である。

2001年01月21日(日) 雪かき。 

昨夜から今朝にかけて埼玉は雪だった。
今日は早くから雪かきなんぞにかり出されたのである。
早速だが、結論。私は雪国には住めない。
1時間ほどの除雪作業ですっかり筋肉痛である。(弱)

それにしてもこういう作業の時、人間が見えるものだとつくづく思う。
私の住まいは団地なのだが、
自分の所さえ雪をどければいいと思っている人がいる。
そういう人は余所の階段や車の前に雪をどけて平然としている。
人が雪かきをしているそばで、子供のビデオを撮っている親がいる。
どいて欲しいとか、手伝って欲しい、とか言うと悪態をつく。
他にも殆ど終わった頃に出てきて、
ホンの形だけやって一番大げさなことを言うとか。
自分は雪かきなど全くしないくせに、
雪のどけ方が悪いだの、この辺がまだ残っているだのと文句を言うとか。
やる事をやっていればまだしも、ともかくイヤな話である。

そんな人間にはなりたくないものだ。しみじみ。

2001年01月20日(土) 珈琲と紅茶、どちらが好きか? 

本日のテーマである。

こう問われれば、私はためらいなく珈琲と答える。
大概一日に5杯ほどは珈琲を飲む。寝る前にも平気で飲む。
こうしてこの日記を打ち込んでいる今も、実を言うと飲んでいる。
以前のアルバイトの関係上、某大手珈琲メーカーで、
美味しい珈琲の入れ方の研修を受けたことまである。
しかし、その割に入れることに関しては紅茶の方が好きだし、得意なのだ。
ある意味で矛盾である。恐らく飲むときの気分に違いがあるのだろう。

私にとって珈琲はのどの渇いたときに飲む、一般的飲み物であって、
紅茶はくつろぎタイムにわざわざ入れて飲む特別な飲み物なのだ。
珈琲を飲むなら手軽な分インスタントの方がよいくらいである。
実際、ある程度名の知れたブレンドなら、
どこのメーカーの何という製品なのか分かるくらい、
インスタント珈琲には世話になっていたりする。

さて話は変わって、本日の読書記録。
8・9冊目「セキララ結婚生活」「7年目のセキララ結婚生活」けらえいこ
10−12冊目「鬼平犯科帳十三〜十五」池波正太郎
と計5冊を一気読みしてしまった。
10冊しか借りてないのに、1日で半分読んでしまってどうするのだろう?
だって面白かったし…。後先を考えずに馬鹿をしでかしたものであるよ。

2001年01月19日(金) 今日も痛すぎる。 

今日はとうとう生○痛でダウン。
月に1度の法定休暇を取る羽目になった。
夕刻になれば少しはマシになるのだが、
朝方などは貧血で枕から頭が上げられない重症である。
こうまで日常生活に差し障りがあるというのに、
薬に保険が利かんとは…ブツブツ。

昨日の話を繰り返してもしようがないので、久しぶりに読書記録をば。
先週末なるべく本を読まずにいたおかげで、
6冊目「名探偵は密航中」若竹七海が月曜一日保った。
そこから読み本のない日々が始まる。
読み返しをしたい気分でもなく、パラパラ漫画などをめくっていたのだが、
昨日とうとう読み物のない生活に耐えきれなくなり、
書棚の奥から持ってはいたけど読んだことのない本を探し出した。
7冊目「一握の砂・悲しき玩具」石川啄木である。

名前は知っていても読んだことのある人は少ないだろう。
一言で言って「暗い」歌風だ。
もう一言付け加えるとしたら「重い」だろうか。
赤貧の生活に疲れ、生きることに厭いた歌だ。
それでも自己愛に満ちている。正直言うと楽しい読み物ではなかった。
太宰治の人間失格を読んだときと同じ様な後味の悪さが残る。
歌集を読むならおおらかな万葉集や、
素直に詠われた古今集の方が私にはあっているようだ。
せいぜい百人一首くらいまでだろうか。

明日は少々身体がきつくても図書館に行って来よう。
一日床について読むものもなしというのは、私にとっては拷問にも等しい。
口中に残る苦みを消し去ってくれる、楽しい本に会いたいものである。

2001年01月18日(木) 痛〜い。 

私は大概において標準をかなり下回った位置で健康を維持している。
どこもここも人より弱いのだが、大病する事もなく、
総じて健康と言える範囲に辛うじてぶら下がっている。
人より丈夫なところといえば、肝臓と骨密度位のものだ。
あとは目が悪い分、聴覚や嗅覚が発達しているとか。
まるで犬である…。

閑話休題

生物学上♀である私は婦人科系もご多分に漏れず弱い。
そういう時期にはヒドク痛むのである。実を言うと今も痛い。
腹痛腰痛は毎度の事で、頭痛・目眩・吐き気がその時々に組み合わされる。
フルコースで来たりした日には目も当てられない。
半病人状態で会社も当然ながらお休みである。
無理に家を出ようものなら途中で行き倒れ間違いなし。

ここからが本日のお題である。ピルの話だ。
現在低容量ピルには保険が利かない。
ピルには生理痛を軽減する働きもあるのだが、
そう言った治療目的の場合においても、である。
かく言う私も使いたくても余りの高値に手が出ないでいる。
これは異なことと言わざるを得ない。
もともとの目的が避妊薬だからと言う理由らしいが、
そもそも避妊の何が悪いと言うのだろう。
避妊は罪だろうか?答は否である。
刑法を紐解いて見るといい。堕胎罪は在っても、避妊罪というものはない。
現実を見てみるといい。欲しくなかったのに出来たと言うので、
赤ん坊を殺したり、虐待したりと言う忌まわしい事件が、
どれほど巷にあふれている事か。
出来あがった一つの命を奪う事と、避妊とどちらが悪いかは明白である。
保険の可否の認定はどこか焦点が狂っていると思わざるを得ない。

夫婦別姓の問題についてもそうだ。
「夫婦が別姓であると家族の一体感を損なう」
と言うのが国会の多数意見だそうだが、
そう思う夫婦は別姓にしなければ良いだけであって、
選択的夫婦別姓の妨げになるものではない。
そのための選択性ではないか?
それとも議員の皆々方はたったそれくらいの判断が出来ないと思う程、
国民を馬鹿にしていると言うことだろうか。

お上のどこかズレた判断のおかげで、
国民の生活が便利になるはずの法案が通らないと言うのは、
納得のいかない事態である。

2001年01月17日(水) 私の知らない世界。 

私の机にはどうもブラックホールがあるらしい。
モノが失くなること、失くなること!!
「あのファイルに入ってるはずなのに?」とか、
「とりあえずここに置いとけば大丈夫だろう…と思ったのに?」等、
不可思議な出来事がたくさん起こるのである。

思うにブラックホールの仕業に違いない。
決して私の始末が悪いからなどではナイ!断じてナイ!
その証拠に思いもかけないところにホワイトホールがあいている。
上司の机の上に逃げ込んでいたり、
入れた覚えのないファイルの中に隠れていたり、
ヒドイものになるとディスプレイの影から這い出して来たりするのだ!
常識的に考えてそんなところにわざわざ書類を隠しておく訳がない。
従って自他共に認める常識人である私がそんなことをする訳はないのだ。
何とも不可思議な話ではないか。

ソレなのに普通この話を他人に聞かせると、
「お前の始末が悪いのが悪い」で済まされてしまう。
全く遺憾なことである。

2001年01月16日(火) 運とはなんぞや。 

昨日はあの後もついていない一日だった。
駅につけば乗りたかった電車の発車を見送る羽目になり、
トイレに入れば紙がないとか。とうとう読み本が尽きたとか。
ついていない時には悪いことが重なるものである。(T-T)
昨日おきた良かったことと言ったら、
私の厄日ぶりを心配した恋人が迎えに来てくれたことくらいなものだ。

運(運命と言い換えても良い)と言う言葉を嫌う人がいる。
自分の人生は自分が選び取るのだから、
運などと言うものに左右されたくないと言うのだ。
しかし、確実に運は選択と並んで人生を左右するものだ。
例えばたまたまいつもより一本早い電車に乗ったところ、
その電車が大規模な事故を起こして亡くなったとする。
その遺族に「それはその人が選択した人生の終焉だ」と言えるだろうか?
恐らく「運がなかった」と言うに違いない。
例は極端だがつまりはそう言う話である。

私は「運」=本人にはどうすることも出来ない外部要因だと思っている。
人生を自分の選択だけでどうこうできると思うのは思いあがりだろう。
…そういって、いろいろと自分を納得させてきたりしている。

ちなみに、昨日の災厄の半分程は注意すれば自分で防げた類のものである。
だからこそ今日まで納得いかないでいたりするのだが。

2001年01月15日(月) 本日は厄日。 

思い返せば、今日は朝からついていなかった。

電車に乗れば手をかざす間もなくタバコ臭いダウンに顔を押しつけられ、
街を歩けばこの寒いのに水撒きをしてくれた、
どこかのアホ店舗のおかげで凍った路面に足を取られ、
銀行に行けばスイスイ進んで行く個人対応窓口(4つ)を横目に、
たった一つしかない法人取引窓口で40分も待たされた。
おかげで余裕を持って出たはずなのに研修に遅刻しそうになるわ、
その余裕分外で取るつもりの昼休みは犠牲になるわで散々だったのである。

極め付きは研修の合間に飲もうと思って買ったミルクティーである。
良く振った割にどうも乳成分が固形化して舌に残るのだ。
どうもおかしいと思って確かめると、
賞味期限が去年の5月だった…。

おおぉ、そんなもんおいとくなぁぁぁっっ!!

いくら自販機とはいえ、余りにヒドイこの仕打ち。
私に何の恨みがあるんだ!?
…先程から何やら気分の悪かったりもする。

2001年01月14日(日) てぶくろをかいに。 

ここ何年か愛用していた手袋に、穴が空きかけている。
私は愛着のあるものは大事に使う性分なので、
直せるものなら大概直して使うようにしているのだが、
広い範囲で繊維が弱っているようなので、
繕って使うのも難しそうである。
大体繕った痕がゴワゴワするのもイヤなので、
今日は新しい手袋を買いに出た。

しかしである。なかなか気に入ったものがない。
あるものは色が、他のものは素材が、別のものは値段が、
それぞれ気に入らないのだ。私はものを大事にするには、
気に入ったものを納得のいく値段で買うのが一番だと思っているから、
当然買い物するときは気に入ったものが見つかるまで、
何件でも店を回る羽目になる。
結局買わないで済ませてしまう事も多いのだが、
(傘などは買うまでに4ヶ月かけたことがある)
今回は幸いにして眼鏡にかなうものがあったので購入できた。
ヤレヤレである。

ところで、今日の日記タイトルと同名の絵本がある。
新見南吉(だったと思う)の書いた、仔狐が手袋を買いに行く話である。
子供の頃大変好きだった絵本を懐かしく思い出しつつ、
これを書いている。
そのうち絵本の話題などもここで触れてみよう。

2001年01月13日(土) 帽子が好き。 

今日はこの冬一番の寒波だとか。やはり寒い。
何日か前にも書いた通り、私は寒いのは苦手なのだ。
ここのところの懐の寒さとも相まって、
風の冷たさがますます身に染みる今日この頃である。

寒さ対策に意外に有効なのが帽子である。
街中で帽子をかぶっている人はあまり見かけないが、
結構あなどれない威力があるのだ。
嘘だと思うなら試して見るとよい。

かく言う私は帽子好きである。
当然同世代の人々一般より数を持っている、と思う。
中でも一番のお気に入りはロシア人がかぶるような、
毛皮でできて尻尾のついたアレである。
私のは本物の毛皮でできているわけではないのだが、
その暖かさは何物にも代え難い。
デザイン上これで外を歩くとやたら目立つとしても、だ。
例え道行く人が振り返ろうと、子供に囃し立てられようと、
手放すわけには行かないのである。
かくして、今日も帽子をかぶって外出するのであった。

2001年01月12日(金) 猫が歩くパソコン。 

現在私のPCのデスクトップでは、猫が歩き回っている。
Web上で見つけたプログラムで、
気が向くと起動させては楽しんでいる。
私は鳥好きだが、犬も猫も好きである。

こう言うとたまに驚く人がいる。
鳥好き=猫嫌いという図式を描くらしい。
私が愛鳥を猫に襲われたことがないのも幸いしていると思うのだが、
別に鳥好きが猫好きでもイイではないか。
良く聞かれる質問に「犬派?猫派?」っていうのがある。
この質問は困る。私はどちらも同じくらい好きだから。
それで確実に犬・猫より好きだといえる「鳥派!!」と答えるのだが、
そうすると大概鼻白んで、その話はそこまでになってしまう。
下らない事を聞くからである。
話しのきっかけが欲しければもう少し実のある質問をよこしてもらいたい。

ところで最近の読書事情だが、
昨日から今朝まで5冊目の「涙はふくな、凍るまで」大沢在昌を読んでいた。
これは前作に比べると今イチとの評価を聞いてはいたが、同意見である。
さて10日はどうしていたかというと、
4冊目の「弧剣―用心棒日月抄」藤沢周平にはまっていたのである。
なぜか今年4冊目が2冊あるのだが、
…結局「殺人鬼」は読みつづける気になれず、リタイヤしたのである。
当然続編にも手をつける気にはならず、そのままにしてある。
図書館で借りた本は残り1冊。
週末はまた図書館に行かねばならないかな。

2001年01月11日(木) 気がつけば春風邪。 

風邪をひいたらしい。
のどが痛くて、頭が重い。
先日来の愛鳥の通院生活が昨日一段落ついたので、
ほっとしたせいだろう。
もともと呼吸器系が弱いので、風邪をひきやすい性質なのだが、
気が抜けると途端にコレである。
そのくせ記憶にある限りインフルエンザにはかかったことがないらしい。
流行嫌いがこんなところにまで反映されている。

会社でも現在風邪が蔓延中である。
今日も3人ほどお休みが出た。
会社自体が小さいので、3人というと結構な割合になる。
うち2人が私のいる部署である。
総勢5人の部署で2人の休みは大きいのだ。
しかも上司が次々に新しい風邪をひきこんでくれるから、
なかなか仕事が進まなかったりしている。
それが3人になったりした日には大変なことになる。
ここのところの残業続きからするとここで休む訳にも行かないのだが、
さて明日はどうなることやら

2001年01月10日(水) 財布がピンチ。 

ピンチ―そんな甘っちょろい言葉で表していいのかどうか。
現在私の財布の中には94円しか入っていないのである。
小学生じゃないんだから…。

それもこれも先日以来の愛鳥の通院生活のせいなのだ。
初診時は3100円の出費だったが、
その後も注射2本と診療費で毎回2000円がかかる。
車で1〜2時間かかるところにあるから、当然ガソリン代もかかる。
この分で通院を続けると、出費が6桁に乗ってしまうかもしれない。
親には通院を頼んでいるから、出費の肩代わりまではさせられない。
動物に保険がかからないというのは、かくも財布に痛い出来事なのである。
嗚呼、我が愛鳥よ、早く元気になってくれぃ。私のためにも。(爆)

かくして私は愛鳥と自分の食い扶持を稼ぐために、
残業の日々を過ごさざるを得ない身分と相成った。
今日もこれから残業である。(泣)

2001年01月09日(火) 読書ペース。 

私は読書のペースが早い方である。
6日の夜に読み始めた「時計館…」は7日中には読み終え、
8日で今年3冊目の「黒猫館の殺人」綾辻行人を読了、
今朝から4冊目「殺人鬼」やはり綾辻行人を読み始めたのだが、
これが失敗だった。
私の苦手なスプラッタ系なのである。
朝方の混んだ電車で読むのに向いている本とは思えない。
案の定電車を降りる頃には気分が悪くなってしまった。

元々私は映画にしろ乗り物にしろ、怖いのは苦手である。読み物とて同様。
昨年読んだトマス・ハリスの「ハンニバル」も、読了までに1ヶ月かかった。
ページ数から行けば上下巻合わせて通常なら5日程度の分量のものだ。
内容が内容だけに、「読むぞ〜!これから読むぞ〜!さぁ読むぞ〜!」と、
気合いを入れなければ読み始められないのである。
今回の本もその口に入りそうだ。
ただ「ハンニバル」が妹のものだったのに対し、
「殺人鬼」は図書館のものである。当然期限付き。
今年最初のリタイヤ本になってしまうかも知れない。

2001年01月08日(月) 雪国に住めない人種。 

目が覚めると、一面の銀世界だった。
木々に降り積もった雪が、幻想的なまでに美しい。
…が、いかんせん寒い!寒すぎる!
愛鳥をこの寒さにさらす気になれず、また車で出るにも足場が悪いので、
今日の病院行きは取りやめにした。
本鳥が思いの外元気そうなことに加え、
昨日の注射後のショック状態が気にかかっているせいもある。

寒さが苦手なのは愛鳥だけではない。何を隠そう私も寒いのは苦手なのだ。
黒い衣装を好んだことから、
その着膨れた姿に付いたあだ名が「黒い雪だるま」。
こんな日に外へ出るのは正直言って億劫である。
それでも今日はかねてからの予定もあって、新年会に行って来た。
コートに帽子・手袋・マフラーと完全防寒体制である。
おかげで寒さは問題なかった。問題になったのは足場である。
シャーベット状になった雪に足を取られるのだ。
とくに帰りは自転車であったため、大変である。
車道からよけられた雪が歩道に山になっているため、歩道は走れない。
車道自体も歩道よりにはかなりの量の雪が溜まっており、
スリップは必至の状態である。これは怖い。かなり怖い。
普通に走っているつもりでも、雪にハンドルを取られて蛇行する。
停まろうとするとタイヤを取られてスリップする。
イヤになって、自動車が少ないのを幸い、車道の真中を走って帰ってきた。

雪を喜んだ子供時代は遠い昔。
現在の私にとって雪は仇のようなものである。
こんな事を言っていると、
雪国の人に怒られてしまうかもしれない。(タイトルに戻る)

2001年01月07日(日) 愛鳥のこと。 

私には愛しい愛しい息仔がいる。
セキセイインコのサラダ、通称サラ助である。
もう目の中に入れても痛くないほどかわいがっている。
(その割に顔に乗られたりした日には悲鳴を上げて追い払っているのだが)

そのサラ助が病気になった。
鳥の病気は大変である。身体が小さいので進行も速いからだ。
外出先に自宅から連絡があって、
様子がおかしいので病院に連れて行けとのお達し。
あわてて帰ってみると、意外に元気そうなのに拍子抜けしたが、
病院での診断は「そのう炎です」とのこと。
注射を2本も打たれ、悲鳴を上げる様にこちらまで泣きそうである。

注射が余程ショックだったらしく、しばらくは止まり木にも止まれず。
普段は決して触らせてくれないのに、頬をなでてくれとねだったりする。
このまま死んだらどうしよう…と、動揺したものだったが、
落ち着いたら途端に元気回復、ご機嫌におしゃべりする姿に一安心。
あゝ、良かった!明日からしばらく通院だそう。
なのに明日は雪。本当に行けるのか?

2001年01月06日(土) 本を買わない人種。 

私は余り自分で本を買わない人種である。
と、いうより読むペースが尋常でないから買い始めるとキリがないので、
読み返しても面白いと思える本しか買わないことにしているのだ。
そんな私にとって強い味方が図書館である。

本日、年明け最初の図書館行で2週間分7冊の本を借りた。
うち4冊が綾辻行人である。
私は作家で本を読む口なので、なかなか新たな世界を開拓できないのだが、
昨年は読書関係の掲示板に参加させていただいたおかげで、
新たに何人かお気に入りの作家に出会うことができた。
綾辻氏もその一人である。
と、言うより、去年であった作家の中ではダントツの評価をしている。
何を隠そう昨年最後に読んだ本も綾辻氏の「フリークス」だった。

さぁ〜、読むぞっ!…と、いいつつ、
最近は会社の行き帰りにしか本を読んでいなかったりする。
2往復で文庫本を1と1/4冊程度のペース。
今年一年で何冊の本を読むだろう?
昨日一昨日で既に1冊読んでるから、今年2冊目の本を手に取った。

1冊目「日本語の誤用・慣用辞典<続>」
2冊目「時計館の殺人」綾辻行人

2001年01月05日(金) つけ。 

うちの会社は本日が年頭式。
仕事始めは昨日のはずなのに、なぜなのだ。

それはともかく、
私は「年頭式が終わったら解散」と何の根拠もなく信じていたのだが、
それどころかいきなり残業ペース。
これも昨日早く帰ってしまったツケか。(泣)
何で仕事納め後にこんなに口座が動いているんだ〜?!
まぁ、銀行が動いている以上仕方がないのだが。

税金の振込も行かねばならないのに、行けなかった…。
これで連休明けは銀行で行列につかまること確定。
年明け早々面倒なことになったものである。
って、自業自得か。

2001年01月04日(木) 仕事始め。 

世間の習慣と同じく、うちの会社も本日から仕事始め。

なぜか休み明けだというのに疲労性蕁麻疹の出た足を引きずりつつ、
1時間強をかけて出勤。
…が、出社は自由ということになってるので殆ど人が来ない!
もともと総勢20名強という小さな会社なのだが、今日は5人しかいない。
みんな有休使っても休む気だな?

で、私はと言うと、残り少ない有休の使い道がほぼ決まっているので、
こんなところで使ってられなかったという。情けない話である。
人数も少ないし、やることもそれほどはないので、
14時には帰社してしまった。

…さて、私は何のために出社したのだろう?

2001年01月03日(水) コレクター気質の人。 

最近チョコエッグにはまっている。
卵の形(大きさも鶏卵程度)のチョコの中に動物の模型が入っている。
これがなかなかどうして良く出来ているのだ。
集め始めると全タイプが欲しくなる。それがコレクターというもの。
だから当然買い捲る羽目になる。

ところで、私はチョコレートそのものはそれほど好きではない。
中にナッツやら何やらが入っていれば結構行けるのだが、
チョコレートだけの場合は殆ど食べない。
そうするとチョコレートが余るのだ。
ちりも積もればなんとやら、結構な量になってしまった。
そこでお菓子にしてしまうことにした。
私は意外なことにケーキ作りが趣味だったるするのだ。
そこに活用すれば一石二鳥ではないか。
そんなこんなで今夜もクラシックショコラなるケーキを作ってみた。
その前はガトーショコラ、その前はブラウニー…。
え〜い、たまにはチョコレート以外の菓子を作りたいわ!!

…そう思いながらも、
今日も新たにチョコエッグを買ってしまう自分がいたりするのだが。

2001年01月02日(火) 宴会・宴会・宴会 

我が家は兄弟が多い。姉・兄・妹を揃えた今時珍しい4人兄弟である。
弟だけいなかったのだが、このたび待望の弟が出来ることになった。
弟といっても勿論、義弟であるのだが。

その義弟が今日挨拶に来たのだ。
両親などは見栄を張って上寿司を10人前も頼んでいる。
彼は刺身は嫌いなのに!
その割に日本酒は5合瓶1本だけしか買ってないし。
結局途中で買い足しに良く羽目になった。
もう少し違うところに見栄を張って欲しい。

宴会は和やかに進んだ。
兄とのご対面もつつがなく終え、宴が終わろうとしていたとき、
姪っ子達があやとりをはじめた。
妹はあやとりの相手をしてやろうとしたのだが…出来ない。
口惜しいらしく何度も挑戦するが、やはり出来ない。
そう、彼女は極め付きの不器用なのだ。
彼に教わりつつようやくできたときの喜び様といったら、
姪っ子(4歳)とあまり変わらない。
本当にこの子を嫁にやってイイものだろうかと少し不安になった。
ま、彼の方はそれを面白がって見ていたから、
百も承知でイイんだろうな、きっと。
所詮他人の嫁さんである。

2001年01月01日(月) 眠い…。 

一念発起して本日より日記を書き始めることに。
いつまで続くかはお楽しみである。

さて、私は異常なまでに夜に弱い。
いい年をして23時を超えると眠くて仕様がないのである。

それでも大晦日はしとしとと雨の降る中、
寒さにもめげずに八景島のカウントダウンイベントに参加していた為、
がんばっておきていたのである。3時まで!
これは私としては快挙なのだ。ただしそれが限界でもある。
行きは鼻歌交じりに運転してきた片道100kmも、
帰りは運転なんて以ての外だ。
ナビをしながら、(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZもうだめ、と眠り込む始末。
う〜む、情けない。

結局途中で車を停めて眠り込む始末となった。
そして今朝、目覚めると快晴。
どうせ車で寝こけていたのなら、海から上る初日の出を見てくるのだった!
そう、昨夜が雨だったので、
どうせ初日の出なぞ見られまいとたかをくくって帰ってきたのである。
口惜しや〜!

やっとのことで自宅にたどり着くと、そこには家事手伝いが待っていた!
あぁ、眠りの国はまだ遠くにあるらしい。

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