The Five Senses
DiaryINDEXpastwill


2004年08月25日(水) Maritime Hotel

6時にERCとSt.Marksで待ち合わせ、ケンカと言う日本食屋で始めて食べる。
たこ焼きをつまみながら、二人でバカ話から政治など幅広く3時間以上話し、
DeepSpaceへ行こうといわれるが断り、10時に帰宅。
MRちゃんから11時頃に電話があり、日本には変な祭りがあるという話から、
途中LNDにこんな祭りがあると知っているかと電話して聞いたが、
なぜか話は行きたいところがあるから今から行こうということになり、出かけることになる。
セクシーな格好をして来いという指令に従い、30分後の2時に迎えに来る。
挨拶もせずに車に乗り、MRちゃんとずっと電話で話し続け、
ようやく目的地に着いてでんわを切る。午前2時半。

Maritime Hotelにあるラウンジ、Hiro。
LNDがハーフパンツを着ていたのでドアで返されたが、
車の中にジーンズを持っていると言うので一旦車に戻って着替えて出直す。
まるで‘千と千尋‘の様な幻想的な内装。
薄暗い通路をどこまで歩いても目的地に着かないという、
まるで本当に神隠しですか?と疑い始めた頃にドアの向こう側で音が響くスポットへたどり着く。

ドアを開けると月曜の3時なのになかなかの混みよう。
モデルばりのオネエサンがわんさか。
LNDがなぜ今までした事もない服のリクエストを言ってきたかここへ来て意味がわかった。
それにしてもセクシーな格好と言うよりは、ファンシーな格好をしてこいの間違いだろう。
DJは最悪。ひどく最悪。こんな回し方はあるんだろうか?
こんなんじゃ踊るどころじゃありません。さらにはサウンドシステムも最悪で、
来ている人たちも別に音を楽しんでいる風ではないし。
30分もいないですぐ出て、土曜日に行ったLESのSaphireへ。
しかしそこでも変な音しかなく、さらにバーでドリンクを頼もうと待っていると、
隣に座っていた人から腕をなでられてセクハラされたので気持ちが悪くて
そこも1時間もいないで出ました。
そこからイーストリバーに行き、フェンスをよじ登り、
川沿いをぶらぶら散歩して6時ごろ家に着きました。

Maritime Hotel
366 17th St.


2004年08月12日(木) Japanese Food... My Love

朝食に白いご飯を食べたいとか・・
ごく一般的な海外に住む日本人の欲求ですが・・・。
この頃常に白いご飯が食べたいです。
お店で食べるのもいいのですが、日常でも食べたいのです。日本人ですから。。

バイト先でも食べようと思えば食べれるのですが、
それは一日前のご飯であったり、すでに寿司になっていたり。

この頃何を食べていいのか全くわからず、ミソスープばかりを飲んでいます。
納豆を入れたり、わかめは安売りしていたので買ってきて入れていますが。
そしてねぎが一様に好きなので、こちらのねぎ、Scallionを入れています。
生で食べると、辛すぎてあまり多く入れられないのですが、
煮てしまうと甘すぎてこれまた自分の好みに合わないのです。
なので、
お味噌汁が出来上がる10秒前に入れるのがコツです。
そうすると、微妙な辛さと甘さのあの日本のねぎに近いものができるのです。

あぁ、これほどにまで日本食のありがたみを感じるのはいいことです。
このお味噌汁もインスタントなので、実際次回出汁から作った味噌汁を飲むときには
感動して打ちひしがれているかもしれません。冗談ではなく。
実際、この間日本から来た友達が持ってきたせんべいのあまりの味の違さに驚きました。
噛み締めるとじわ〜ッと甘さが口の中、またはその奥を攻め、そして鼻を通して溜り醤油の香ばしい匂いが脳を刺激します。
日本食は、全く奥の深い、五感に触れた食べ物だと私は思いますよ、本当に。
私は茶道を長年やっていたので、その奥深さは心得ております。

うちの近所でご飯が食べられるのは、おなじみのJamaican Foodの店で、
大抵頼むのはジャマイカンチキンカリー、カリー・チキンであります。
もちろんチャイニーズのテイクアウトもありますが、どうもあそこ系列の古い油の匂いが嫌で入れません。

あぁ、一般で食べられている、というか、我が家の日本食、恋しきや。


2004年08月09日(月) 718 Sessions by Danny Krivit

久しぶりに行ってまいりました。
いつものクラブではなく、Avalonという教会の中を改装してクラブにしたもの。
HipHop中心の場所らしい。
ベンチが置いてある中庭に出られるのはいいんだけど、やっぱりいつも会場のほうがいい。
なぜならほかのフロアではゲイパーティーがあったり、
Danny Krivitのパーティーが終わったあともほかのパーティーがあるらしく、
ギャーギャーとうるさいLAから来たような(偏見ですが)ギャルやその連れたちが
11時を過ぎた頃から流れてきて、最後のほうごちゃごちゃしてわけがわからなくなっていたから。
でも来月もそこでやるんだよなぁ。

パーティーはどうだったかというと、
Loveに満ちたパーティーでした、本当に。なんていったって、みんな笑顔ですから。
6時から始まり12時でお開きになる月に一度日曜に開かれるこのパーティーに、
8時半に着き、11時半に出た。ぶっ続けで踊り、全くいいストレス解消。
コートチェックがどこだかわからなかったので、
みんなやっているようにバッグをそこら辺の端っこのほうにおいていたが、
何も盗まれることはない。
一回休憩しに中庭に出て汗を乾かし、Jのタバコを一服もらい、また中に戻る。
ヒールを履いていくんじゃなかったとつくづく後悔。
帰る頃には足の裏がひりひりして、ひざまで痛くなる始末。
次回は絶対スニーカーで。

Danny Krivit,彼のチョイスは悪くはないのだが私には少しハードすぎる。
テクノが入っているので何じゃこりゃ?と言う曲もあり、体が止まる時もあった。
個人的には水曜のLouie Vega主催のパーティーのほうが
チョイスがもう少しオーガニックな感じがする。
次の718Sessionsは私のBdayらしいです。逃せません。

******
Avalon
W20th St. On the corner of 6th Ave.


2004年08月06日(金) Magnolia Bakery

ウェストヴィレッジにあるかの有名なMagnolia Bakely.
小さいが、常に店の外にまで列を成している有名なベーカリー。

W.VillageのMark Jacobsに行き、その帰りにたまたまそこの前を通ると、今日はいつもの列がない!
ということで、あまり甘いものを食べたい気分ではなかったが、入ってみることにした。

カフェスペースもない小ぢんまりとした店内で、フルでこの小さい場所を使っているのがわかる。
カウンターの向こうではキャッシャーの隣で女の子が何かを煉りまわし、
反対側では女の子が二人、カップケーキのデコレーションをしていて楽しそう。
店全体、小さいころお母さんのお菓子作りの手伝いをする女の子のイメージが湧いてくる、ノスタルジックな雰囲気。

窓際においてあるセルフサービスのカップケーキを3つ自分でとり、
そしてラズベリーチーズケーキをカウンターのお兄さんに取ってもらう。
カップケーキは作りたてて、アイシングがまだ固まっていなくて箱に詰めるのに一苦労。
すみれ色に白い花がちょこんと乗ったトッピングや、カップケーキはとにかくトッピングがかわいい。

家に帰ってさっそくチーズケーキを食べてみる。
うぅむ。
あの列がなぞに思えてくる。

なぜに人々は列を作ってまであそこのケーキを食べたいのか??
このチーズケーキだったら、East Villageにあるイタリアンのケーキ屋のほうがずっとおいしい。

カップケーキを味見してみて、その列のなぞにまたまた頭をひねることになる。。
あまい、甘すぎる。
これだったら39丁目にあるあのベーカリーのカップケーキのほうがよっぽどおいしいし、
デコレーションもすばらしく凝っている。

夜の11時過ぎに店の前を通り過ぎたことがあったが、列が店の角までできているのを見た。
この異常なまでの人気は店の雰囲気とそこで働く人たちも含まれているからだろうか?
Magnolia Bakeryというと、誰もがあぁ、あそこはいつも列ができて入れないよねぇ、とうなずくほどのカリスマ的ベーカリー。

Magnolia Bakeryに纏わるなぞができてしまった木曜の夕方。


***
Magnolia Bakely
401 Bleecker St
New York, NY 10014-2452


2004年08月02日(月) Louie Vega's resident party, Roots

ぐぎぎぎぎ
朝からジムへ。2週間ぶりで走るともやもやがさっぱりと消え去る。
気持ちがいいですね。

今朝もDWTが来たが、2人ともあまりいい雰囲気ではない中、車で学校まで送ってくれた。
それにしても、窓が開いていてUsherがかかっている車に乗るのはとても恥ずかしい。


さて、Louie Vegaのレジデントパーティー、Rootsへ行ってきた。
4月から始まったパーティーだったが、一度も行ったことがなく今回が初めて。
感想を言いますと、まぁ言うまでもないくらい、すばらしい!の一言。
バイトが終ってから行ったのであまりテンションもあがっていなかったから
どうなるかと思っていたが、なんてことはない、2時間ほとんどぶっ続けで踊り、アドレナリン分泌も最高潮に。
音楽が最高にすばらしい。
JとERKは仕事があるので2時にはお開きになったが、名残惜しみながらキャブを拾ってパーティーをあとにする。

こんなすばらしいパーティーを今まで逃していたなんて!

しかしJやLNDも言っている通り、このクラブがあるエリアのせいか、
スノッブな人が多く、音楽やダンスを楽しむためにきているひとが半分、
そのほかの半分はただ突っ立って飲んで踊りくるっている人たちを眺めている。
シェルターやディープはダンス天国だが、このクラブはいい音楽を提供しながらも、
地域的、客層からいってほかのダンス天国のようにはならないでしょうね。


2004年08月01日(日) Italian

土曜は抜き打ちでDWTが早朝訪れる。
電話をしたらしいが、全然気づかなかった。
朝6時、ノックの音で目を覚ます。
2時間後にはけんかをし、ワイングラスを割る。
色々説得させられたが、どうも納得がいかないものもありながらも、
相手を完全に怒らせたらしかったので、下出に出て仲直り。

4時からSOとLESでカブトのストリートバージョンを少し撮影し、
非常に湿度が高い中歩き回ったくせに、あまりいい人にめぐり合えず、
10人を目標にしていたが結局3人撮って打ち切り。
汗で体中がべたべたする。

Lower East SideのCafe Luigeでディナー。
ナスにリコッタチーズをサンドしてグリルした前菜、
上に乗っていたミントと香草の組み合わせがおもしろい。
メインにツナのステーキわさび何とかソース、ブラウンライス。味が少し濃い。
SOの食べていた、グリルドサーモンのマンゴサルサソースのほうがおいしかった。
食後にコーヒー、クランベリーとチェリーのプディング。
7時くらいに店に入り、10時のパーティーまで2時間半そこでねばる。
その後SOの友達のパーティーへ。
なんともくどいビルディング。入り口は趣味の悪いアートで目が回り、
エレベータの中は魚で埋もれている。。。なんて趣味が悪いオーナーなんだろう。。
パーティーはイタリアーノだらけ。
ビバ、イターリア!
ワインがうまい。

撮影があったので、らくちんなフリップフロップをはいて、
ものすごいラフな格好で行ったら来ていた人たちから浮いていました。
それにしてもこの頃酔っ払うとものすごいおしゃべりになる傾向にあります。
そして社会について熱く語ってしまうので、相手に申し訳ないとあとから反省するのです。


ai |MAIL