日々の戯言置き場。
**ユリ**



 劇団・・・じゃなくて激団!!

今日は友人の朋美と観劇に。
というか本当は今日まで何があるのか教えてもらえなくて
ずっとライブだと思い込んでいたら、劇だった。

「錦織激団」という名の。

これは以前朋美とライブに行った微熱だんじの
リーダーの人が中心になった激団。

ライブハウスでみんないすに座った状態で
観劇していた。9割がた女の子。
みんな微熱時代からのファンらしく
「あ〜息子の学園祭の劇を見ているお母さんみたい」とか
「つまんなかったらどうしよう、可哀想」なんて
言ったりしながらそわそわしていた。

内容は、バカバカしくて、面白かった。
涙が出るほど、あごが外れるほど笑っている女の子たちがいた。
劇団員たちに対してすごく温かい視線を送っていた。
ちょっとしたしぐさに「可愛い〜!」とか「純平〜」
なんて声をかけたりして。

こんなスタイルもありか、という感じ。

2006年11月10日(金)



 猫ちゃんと面会

猫ちゃんの里親希望とメールをしたところ
預かっているボランティアの方から返信が。

今日、仕事終わってから面会させてもらうことに。

母は正直動揺していた。

まだ、メロが死んだばかりなのに・・・・と。

それは私も承知の上。でも、
メロを引きずることは本当にメロのためになるの!?
メロはおろか、自分のためにもならないよ。

後悔している人間からすればきっと
他の猫ちゃんを探すことで、メロに対する
罪悪感を感じることだろうと私はわかってる。

だけど、だからこそ、強引にでも背中を押してくれる、
罪悪感を正当化に変えられる誰かが必要なんだよ。

それが今の母には私しかいないんだよ。



ボランティアの方を待っている間、母は
「縁がなかったんだよ」とか「もう帰ろうよ」と
気弱な様子だったけどそのたび私は喝を入れる。

ボランティアの女性の方は素敵な方だった。
すでに自宅に数匹の猫がいた。
彼女は地域猫の去勢ボランティアもあわせて
されているよう。
彼女の考えに私と母は大きくうなずいた。
世の中は狂った人間もいれば、命の重みを
わかって大切にしようとする人もいるんだ。
猫も生き物だもんね、共存が大切だ!

きっとこの人ならわかってくれる、と
母は堰を切ったようにメロの思い出を語りだす。
ボランティアの人は静かに、本当ですね、と
母を理解しながら、諭してくれていた。

合わせてもらった猫ちゃんは、まだ3ヶ月くらいで
思ったよりも小さくてびっくりした。
メロを大きなときから見ていたから、
とても小さいような気がした。

最初、びっくりしたように目をまん丸にして
シパパー!!!と逃げ回っていた。
動きがとにかく早い。
メロがいかにのんびりさんだったか。

抱っこさせてもらって、最初はプルプルと
震えていたけど、そのうちコテンと首をゆだねて
ゴロゴロと目を閉じるようになった・・・・・


想像以上に可愛い・・・・・・
そして、めちゃくちゃ温かい・・・・

でも、ボランティアさんが席を立つと
目を開けて、寂しそうに扉を見つめる。

徐々に、時間をかけて、慣れていってくれるといいなぁ。


今は虐待目的で猫をほしがる人もいるそうで、
飼育環境を見てもらってから譲渡になるそう。

なので、月曜日に多治見に来てくれることになりました!
わ〜〜い!そのときに正式に譲渡、となりました。

絶対大事にします。



2006年11月09日(木)



 面影を探して

メロが死んでから、母親が心配だった。
旅行の話をしたり、くだらない仕事の愚痴を言ったり
話を変えてみたもののどうしても
メロのことを考えてしまうから。

家の中にはまだメロがいる。
メロの餌場やトイレがそのままにしてある。

自分自身の癖も抜けていない。
玄関を開けるとき、抜け出さないようにそっと
隙間を開けてから入るとか、
隙間を開けないようにしっかり戸を閉めるとか、
お風呂から出たときに戸の外でメロを探したりとか
机の下を覗いたりとか・・・・

いなくなって存在の大きさを知ったって母は言うけど
それは当然だよね。
大げさに言えば、あって当然な空気がなくなったら
苦しいじゃん。


いなくなった命は、天命を全うしたと思いたい。
引きずっていてもそれはメロのためじゃない。
自分を責めすぎた結果、母自身がやんでしまったら
私こそ後悔する。

そう思って里親募集のサイトを見てみた。

メロそっくりな猫がいっぱいいた。

メロが一番可愛いと思っていたけど
みんな本当に可愛いね。

こんなにたくさんの命が待っているんだから
次の命を大切にしたほうが前に進める。

そう思って一件の猫ちゃんに里親希望のメールをした。

返事、来るといいな。

2006年11月08日(水)



 火葬

メロを庭に埋めることも母は考えた。
でも、それではいつまでもしこりが残る。

先に死んでいったクマも火葬だったから
火葬をすることにした。

遺体を抱き上げ、ごめんねごめんねと泣き続ける母を
見ていられなくて、私はメロから目を離した。

メロの体の組織はもう崩れつつあった。


焼き場に持っていって簡易葬式を行う。
母と私と二人で。

焼き釜に職員さんによってそっとメロが
中に入れられた。釜の奥にはゴロゴロと
他の動物が入っているらしき籠や箱があった。

メロは一匹で行くわけじゃなかった。


釜の中は高温で燃え盛り、
すぐに原形をとどめなくなった。
煙突から、黒い煙が昇っていく。
ちらりちらりと舞いながら落ちてくる小さな灰を
メロのかけらかと思い握り締めた。

メロの体は、風と一緒になった。
残った小さな骨のかけらも、
土と一緒になった。

もう、苦しい思いもつらい思いも
ストレスも何も感じない世界に行った。

メロにとっては喜ばしいことだと考えたい。

動物は元来、死に抗うこともなく
自然に自分の命をまっとうしようとする。

メロもきっとそうだ。

風をきっと大きく吸えば、きっとメロが
入ってくるかもしれない、なんて思って
大きく深呼吸をする。

メロ、さよならだね。

2006年11月06日(月)



 メロの死

可愛がっていた実家の猫が死にました。

糖尿病だったようでした。

全然知らなくて、母からの朝のメールに驚き、
会社を早退することにしました。

実家に帰ったら、ダンボールでできた棺の箱に
横たわっていました。今にも起きそうな感じで
毛並みはつやつやでした。
でも、触ってみるとひんやりしていました。

母は号泣していました。


生き物が死ぬと、残された身としてはとにかく
後悔ばかりが残ってしまう。
自分を責めて責めて、追い詰めてしまう。

特に私は2年は一緒に暮らしていたけど
その後は一緒にいなかった。
母はずっと一緒にいて、メロも母にだけなついていたから
母の悲しみは相当だろうと思う。

悔やんでも悔やみきれない。

夜も、ずっとずっと泣いていた。

2006年11月05日(日)



 初めての中国語

国際担当になって、初めて今日中国語を使いました。

もともと、外国の人からのお問い合わせも多く
英語でかかってくることはよくありました。
なので、英語担当の方はすごく忙しいと思いますし
複数で毎日待機しています。

でも、中国や韓国の人からの問い合わせも多いけど
割とみんな日本語が話せちゃうんですよね。
だから私も日本人との応対と同じように応対していました。

でも今日は違いました。
もちろん日本語で最初、「中国語はなせる人はいますか?」
とかかってきましたが、あいにくそのときは中国語を
話せる担当がお休みでした。
「今いないんです。日本語は話せませんか?」と
聞いたところ、おそらく通じなかったのか
「英語は話せません」といわれました。

日本語無理なのかな、と察し、私のつたない中国語で
「今中国語を話せる人がいません。」と
いってみたら、日本語でその通りに復唱され、
通じたようで、電話は終わりました。

あ〜ちゃんと連絡先とか聞いておくべきだったな・・・と
後悔。今度かかってきたときはちゃんと受け応えができるように
なりたいけど、中国語担当として応対するのは無理だ。
だって2人今中国語(中国人)担当がいるもんね。

西洋の人って、外国に行っても何とか英語で
やりとりしよう!と日本語はまったくだめな人がいるけど
中国や韓国フィリピンの人々は何とか日本語を話そうと
してくれるからありがたい。

まえ、ブラジルの人で、英語もだめ、日本語もだめ、
ポルトガル語のみ!!!っていってかけてきた人がいたけど
(しかも最初から全く日本語は出てこない。ポルトガル語で
まくし立ててきて、勢いで何とか通じたって感じで)
ポルトガル語担当っていないんだよね。
ようやく「じゃあスペイン語もいけるぜ!!」と
言い始めたが、スペイン語担当の人に相談すると
「ポルトガル系のスペイン語って、似ているけど
実は全然違うから意味が通じないことが多いのよ。」
といわれた。変わってもらったけど、もちろん
通じなかったらしい。

ブラジル人って強〜!

2006年11月03日(金)



 メイド喫茶ならぬ魔女っ子カフェに潜入だ!

メイド喫茶なんてもう古い古い
(メイド喫茶にまだ行ったことないくせに)
時代はもう魔女っ子カフェなのさ

というわけで魔女っ子カフェに潜入してきました
魔女っ子カフェとは?
魔法学校の生徒(店員)が先輩(客)に接客をするという設定。
友達と待ち合わせて、いざ、カフェへ。

エレベーターを降りると、すごい雰囲気。
いきなり店員さん(後輩)が、「センパイ〜〜いらっしゃいませ」と登場。
女二人してめちゃくちゃ動揺。何せこの世界は初めてなので・・・

制服が、ミニスカートにひざ上のハイソックス
大きな襟にギューっと締めたウェスト。


こ・・・これが噂の・・・・・



店員さん(後輩)は化粧は濃いが、アイドル並みに可愛かった。
まず店のシステムについて教えてくれる。
カード(学生証みたいな)を作る(300円)と、飲み放題にできる(料金は1900円、女は1300円)。
ただし飲み放題は1時間限定。
毎回通うとひとつコインをもらえる。
コインを集めると特典が(店員さんと写真を撮ったり、特別料理を出してもらったり)。
みたいな。


私はこの日、お腹が痛かったので、飲み放題にはせず、
「キルトのセンパイ」として
入店することにした。カードも買わず。キルトの意味はよくわからない。

でも、とりあえずカードを持ってる人はいい席で、キルトの人はそうでもない席に案内されるらしい。

でも見た感じそんな違いはないような気が・・・。
あと、説明の中で、カードがある人は魔法が使えるけど、
キルトの人は店内で魔法が使えないとか・・・・。


よくわかんない・・・・。


ポカーンとアホ面で女二人聞いていた。


難しい。でも店員さんはとりあえず可愛い。
カードの説明を受けているときにカードの写真を撮ったら注意されました。
こういうお店は写真撮っちゃいけないんだって。
あ〜ぁ


でも、ご飯を撮るには店員さんに断ればいいんだって。
やったぁ


中に案内されると結構にぎわっていた。
男ばっかだ・・・・しかも選りすぐりの。みんな常連か?
でも、飲み放題も1900円するし、しかも1時間だけだし・・・
みんなお金あるね・・・。

店員さんは可愛くて、「センパイセンパイ♪」と他のお客さんにも
よく話しかけたりしていた。雑談もしていた。
男たちは嬉しそうだった。

だって店員さんアイドル並みに可愛いもんなぁ。


私たち二人は、パスタを頼んだ。
出てくるのに結構時間がかかった・・・・
美味しいとはいえなかった・・・・・
結構高かった・・・・
1000円でした・・・・

でも、まぁ店の雰囲気を楽しむものだから仕方ないのかな
周りの客層も面白いし、店員さんの様子とか周りのい人たちの様子が
面白いのでよしとする。これも経験だ

とにかく店員さんが、ルックスも可愛く、スタイルもよく、
足も超細く、一人で来ているお客さんに対して話しかけたり
楽しませようとしている様子で、接客は普通のレストランよりもよかったと思う。笑顔だし。

1時間たったので、店員さんに、「そろそろお時間ですぅ」といわれ、
店を出る。

エレベーター前までお見送りをしてくれた。
「今日はいかがでしたかぁ?」と、上目遣いで言われてしまい、
私女なのに・・・主婦なのに・・・鼻血が出そうになってしまいましたっ
くぉ〜〜〜女の私でもこれだから、男の人はもうこれは
イッてしまいそうだな。


帰り、私たち二人呆然とした状態で、「すごいね、すごいね」と
店内のことを回想していた。それしか言いようがない。


でも、ぼんやりした頭で二人とも考えていたことがある。
「次は、秋葉原でメイドカフェめぐりをしよう」、と。



友達と別れてから、一人で妄想しながらの帰り道、
なんと、電車を家と逆のほうに乗ってしまい、あせりました
相当ぼ〜っとしていたんだろうと思います。時間ロスした。

次にまた東京に行ったときは、絶対メイドカフェめぐりをするぞ、
今度こそ!!



あぁはまってしまったらどうしよう、おそろしぃ〜〜



2006年11月02日(木)
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