だれかの日記


BACK INDEX NEXT

2003年11月07日(金)    馴れ合いの結末。

最初から好きだったわけじゃない
気づいたら好きになっていた

特に理由なんてないけれど
ただ一緒にいたいと思った

いつも貴方の隣にいたいって思った

小声でも聞こえる距離で
手を伸ばせば触れられる距離で

いつも貴方を見つめていたかった

-------------------------------------------

やっと手に入れた
そう難しいことでは無かったように思える

案外欲しいものは
容易く手に入るものだと錯覚するくらい

こうも容易いと
本当に欲しかったのかと疑問に思う

ずっと求めてたからじゃなくって
近くにあったから手にしたのかもしれない

-------------------------------------------

だけど
失ったって実感したら

途端に欲しくなった

いつの間にか
隣にいるのが当たり前になってて

手に入れる前の感情を忘れてしまっていた

「私、あの人のこと好きだったんだ」

失って気づく
再認識

けれど本当に好きだったのかはわからない

最初は好きじゃなかった
いつの間にか好きになっていた
その後は?

隣にいるのが当たり前すぎて
刺激も感じないから飽きてしまっていたのかも

いつも隣にいるから
前は見えなかった汚い部分が見えて
実は嫌いだったのかも

-------------------------------------------

特になんとも思っていなかった対象が
途端にいなくなるととても淋しいもの

気づけば馴れ合いすぎてて
もっと愛し合えばよかったと後悔するの

でもね
この未練の感情は
『貴方』がいなくなったからじゃなくて
隣にあったものが無くなったからってだけかもしれない

だってそうでしょ
部屋の片隅で邪魔だって思うもの
例えば数回しか着なかった服だったり
普段は邪険に扱ってる置物だったり
小学生の頃の絵だったり

いつ捨てても構わないって思ってても
いざ捨てるとなったら容易く捨てられる?

どうしても未練が残ってしまうもの
そこに在るのが当たり前だったから

-------------------------------------------

いっそのこと
忘れてしまえれば楽なのに

けれど
忘れられないから
離れてしまうしかないの
いつまでもしがみ付いてられないじゃない

だから少しだけ手を離すの
いつでも掴めるくらいの距離

そのままずっと離してしまっても
もう一度だけしがみ付いても
前よりは進んだ気がするでしょ

そしてもう一度手を離すの
そうしてだんだん離れていけばいい

そうしたら
今まで両手で必死にしがみついていたのに
両手が自由になるでしょ

そのまま自由にしてても良いけど
違うものを掴んだって良いじゃない
これから何でも出来るようになった

これで
前とは違うけど
前の貴方との距離になった

-------------------------------------------

最初は好きじゃなかったんだから
貴方のことを好きじゃないって思える距離に
いまでもたどり着けるはず




ただ

どうしても後ろを振り返ってしまうけど。

MAIL HOME BBS





Design by shie*DeliEro
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for HTML→CHIPS!