だれかの日記


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2003年06月09日(月)    レポート地獄

10年後の私

10年後の私はきっと、アイドルになっていると思います。
それは、私の今の夢がアイドルだからです。
小さい頃からアイドルになりたかったからです。
どうしてアイドルになりたかったかというと、小さい頃に見たアニメに、アイドル伝説えり子というアニメがあったからです。
私の同じ名前のえり子ちゃんは、きらびやかなステージで、毎日大好きな歌を歌っていました。
ただ、小さい頃に両親を亡くしていて、親戚の人に育ててもらっていました。そして、色々な困難に耐えながらも、アイドルという日々を過ごしていました。
私もお父さんがいないので、妙に親近感がありました。
そして、妙に目立ちたがり屋の私だったので、煌びやかなステージで、色々な観客に騒がれているえり子ちゃんが羨ましかったのです。
舞台に立てば、私も目立つことが出来る。
そう、思ったのです。
大きくなるにつれ、アイドルという夢は薄れていきました。
なれるわけない、そう思ったからです。
しかし、高校に入った私に転機が訪れました。
同じ部活の友達に、小さい頃の将来の夢を聞かれたときに、アイドルになりたい、と答えてしまったのです。
普通ならあり得ない答えに、友人は「えりちゃんならなれるよ」と言ってくれたのです。
「じゃあ、今日からえりちゃんはアイドルね」とまで言ってくれたのです。
それ以来、友人を始め、部活の友人達に「アイドル」と呼ばれることになりました。
私はアイドルになったのです。
しかし、それはアイドルとは呼べるモノではありませんでした。
なにせCDを出したり、写真集を出したりというアイドルらしい仕事はおろか、憧れたステージに立ってもいないからです。
それでも、みんなからアイドルと呼ばれる快感には勝てませんでした。
ただ、小さい頃からの夢が叶ってしまった私には、本当の将来の夢、就職に関しての希望がありませんでした。
なので、学校の先生との面談の時に、アイドルになりたい、そう言ってしまったのです。
先生は呆れるか、笑うかと心配したのですが「一体、どういうアイドルになりたいのだい?」そう、私に聞いてくれたのです。
ああ、私はアイドルになってもいいんだ。
それ以来、私の夢はアイドルです。
大学に入っても、その夢は変わりません。
きっと、大きくなっても、その夢は変わらないと思います。
どんなに困難でも、絶望を感じたときでも、私はその夢だけは貫きたいと思います。
私は、一生アイドルでいたいのです。

死ぬまで、一生アイドルします!!!!!





「10年後の私」
実際に大学で出されたレポートの課題である。
悩んで壊れて書いた文章だが、今の小学生でもここまでは書かないだろうね。
というか、明日の私すら浮かばないのに、10年後って・・・


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