不思議っ茶の日記
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| 2003年04月23日(水) |
さくちゃん〜お気に入りはこれ! |
「オルフェウスの窓」〜〜今は漫画家をやめてオペラ歌手になられた池田理代子さんの、代表作だ。
ベルバラよりは、ぐっとリアルな歴史設定がある。
私がこの作品に惹かれる理由は、登場人物が多いこと!!
それらがすべて〜〜興味深い人生を持っているのだ。 主人公でなくても〜充分お話しになるほどの人生模様なのだ。 その一つ一つの人生を出会いと別れに〜つなぎ合わせて〜みごとな構成になっている。
個性豊かに〜描かれ誰一人として、無駄もなく〜誰一人として、偏る事もなく〜〜主人公はいったい誰だっけ?というほど、脇役と主人公の差があまりない。
古い映画風の演出を思い出したりして〜〜すごい作品だ。
ご自身も「血反吐を吐きながら」と、創作活動のすざまじさを語っておられる。
今は音楽家になったけれども〜この作品に書かれている高い芸術性とは〜なにか、神の高みに登っていく演奏とは〜〜なにか。 レーゲンスブルクの豊かな自然と深い歴史観。 それらを背景にした物語に感銘を受け、その後の続きが読みたいものだと〜〜願うのだが・・・・・。
池田さんは40歳過ぎて音楽大学を受験されて、学生になって〜〜 その情熱の向かい先は〜マンガではなかったようで〜〜もう創作活動はされていないそうだが〜〜。
そんな〜作者の潔い生き方にも〜〜なにか惹かれるものがある。
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