イレコミ音楽
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2002年02月07日(木) 『アイノウタ』大塚まさじ

大塚まさじさんの『アイノウタ』というアルバムに出会わなければ、人生が変わっていたかもしれない、いやいや、言い過ぎではないのですよ。

まさじさんの音楽に最初に出会ったのは私がまだ12、3才の頃、5つ上の兄が『遠い昔、ぼくは・・・』のアルバムを聞いていて、その影響で、まさじさんの世界を知りました。高校生でバンド活動している時、知りあった先輩が、東京のまさじさんの連絡先“ムーンライトクラブ”を教えてくれたのに、受験・就職で音楽と無縁の生活の中、すっかり忘れてておりました。だけど不思議『アイノウタ』のアルバムを手にした時、再び“ムーンライトクラブ”の存在を知る事となり、すかざずファンクラブに入会することに・・・これも何かの縁なのでしょうね。

そして、まさじさんのエッセイやライブ活動など書かれた“ムーンライトニュース”が季節毎に届くようになりました。その後数年・・・『風のがっこう』や『一輪の花』や『昼の月・夜の魚』のアルバムを聞きながら、まさじさんファンを続けている私です。

先日、“ムーンライトニュース”と共に「ライブへおいで まさじ」と書かれたメモが一緒に届いて驚きました。ファンひとりひとりに言葉をかけてくれたまさじさんに感動ひとしおなのでした。実はもう何十年もファンでありながら、一度もライブへ出向いたことのない私ゆえ、申し訳なく思うばかり・・・(涙目)まさじさん、ありがとうございます!今年は是非ライブへ参ります!

この『アイノウタ』という思い出深いアルバムに収められている「シャバダバBaby」という曲があります、好きなんだな〜。繊細で、ちょっと明るく、スマートな感じなのですが、これ、歌詞が友部正人さん。軽快なリズムとハーモニー♪聞いてるだけで「ごきげんよう」な気分です。それと、ちょっとセンチな明るさの『五月』にイレコミました。好みなんですよね〜。なぜ、好きか?うーん、なんでだろぅ。空間が澄んでいるんですよ〜、なのに歌詞は青年のようにセンチでね。こういう感覚が好きなんだ、哀愁ある軽快さ、かな(^-^)何度も繰り返し聞いた思入れの1曲です。そしてスタンダードジャズの名曲「Star Dast」も入ってるんですが、まさじさんの日本語でやさしく唄われていて、これもいいですよ。

大塚まさじさんのアルバム『アイノウタ』は、やさしく風が吹くように、語りかける感じです。私の中の“自然に対するピアな気持ち”の部分が騒ぐんですよね。

『風のがっこう』や他のアルバムについてはまた今度話しましょう。
大塚まさじさんへのイレコミはまだまだあるので、第2段へと続く・・・。

〈参考アルバム〉
大塚まさじ「アイノウタ」ML-001(1991)


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