It's my Life
My life is still going...

2006年08月10日(木) また、この話です

私には、第2の祖国と言ってもいい場所があります。
最初からこの日記を読んでいただければ、その場所が分かります。

話の発端は、母のある一言でした。
すごく短い言葉なのに、内容はものすごく濃くて、
めったに見ることのないNHKの9時のニュースを見てしまいました。


「イギリスでテロ予告があって、実行犯が逮捕された」
これだけの文章で、私は思わず叫んでしまいました。


私にとって、「テロ」という言葉はとても大きいです。
NYの自爆テロを毎日のように見て、
当時、アメリカへ戻る予定だったTerryの安全を本気で心配したぐらいです。

でも、理由はそれだけじゃありません。
日本ではあまり知らされていないことかもしれませんが、
ロンドンのアンダーグラウンドで、この時、爆破騒ぎがあったからです。


今、ヒースローは厳重態勢に入っていて、何便かは結構も決まっているようです。
機内持込は一切禁止。パスポート類は、すべてビニール袋に入れて、
誰もが確認出来る状態で持ち歩くこと。
もとからセキュリティーに関して厳しかった場所が、
それ以上の厳しさで、周りを監視しています。

実行犯の方は、日本時間PM9:00の時点で、
すでに21人逮捕しているのだそうです。
警察は自宅にまで入り込み、念入りに取り調べをしているのだとか。
実行犯を見つける速さと、爆発物の摘発。
何1つ取っても、日本にないほどの素早さに、思わず感心してしまうほどです。

さらに言うと、爆破物を設置しようとしていた飛行機は、
すべてイギリス→アメリカへ向かうものだったそうで、
その途中で空中爆破させるのが目的だったそうです。
こうまでなると、これはイギリスだけの問題ではなくなってきます。
それだけ大きなことを、実行犯達は犯そうとしていたのです。


もう、こんなことになって欲しくない。
何度も思い、何度も願い、何度も考えさせられました。
カンタベリー大聖堂で書いた、あの願いを、
私は忘れたことはありません。
忘れるはずはありません。




みなさんは、どう、お考えになられましたか?


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紫月 華 [HOMEPAGE]