あの日、私はイギリスにいました。 放課後、ホストマザーと映画を観に行く約束をしていたので、 すごくワクワクしながら家に戻ったのを覚えています。
家に戻って来るなり、リビングで流れるBBC NEWSが流れていました。 (BBC NEWSは、24時間のBBC系列のニュース番組です) その光景に、私は最初ぱっとしなかったことを覚えています。 2階の自室に戻って、荷物を置いて、映画を観に行く準備をしてリビングに戻ると、 ホストマザーが、ポツリとこう言ったのです。
「ニューヨークに、2機の飛行機が衝突したの」
ホストマザーの言葉の後、皆さんご存知の、あの2機目が衝突する瞬間の映像が流れました。 それを見た時、私の中では、やはり何が起こったのか分かりませんでした。 ホストマザーの言っていることは確かだし、ブラウン管から流れる映像も現実のもの。 ニュースキャスターが言うことも、ビルから立ち込める煙も、すべて本物。 嘘偽りも何もない、「事実」でした。
その日は、予定通り映画を観には行きました。 しかし家に戻ってから、私はずっとテレビにしがみつきました。 次第に自分の心の中で整理がつき、ちょっとだけ落ち着きを取り戻した時、 「戦争する」という言葉を聞きました。
ちょっと、待ってよ。 そりゃ、確かにこのテロは史上最悪だよ。 恨みたい気持ちもよく分かるし、誰だって「復讐」したいと思うよ。 けどだからと言って、無罪の人を巻き込むのはどうして? みんながみんな、悪いわけではないのに……。
これが、私の率直な感想でした。
私が真剣にチャリティーやフォスタープランのことを考えるようになったのは、確かこの時からだと思います。 フォスタープランのHPに毎日通いました。 意見広告まで行きませんが、世界共通のアンケートにも答えました。
ここで少し、当時の日記のことを書いてみることにしましょう。 しかしこれは、あくまでも私の考えなのでご了承下さい。
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☆9月11日
今日は、本当に大変な日だった。と言うか、信じられないことが起こってしまった。 ニューヨークの高層ビルが、テロリストによってハイジャックされた飛行機にやられた。正式に言えば、アメリカへ向かっていたジェット機がハイジャックされ、それがニューヨークの高層ビルに追突したのだ。それが何と3機も落ちて、さらにホワイトハウスの近くにも落ちたのだ。そのせいで何千という人が亡くなってしまい、今も救出活動が続いている。それどころか、次に何の攻撃が来るのか、今もビクビクしている状態である。周りの人間は、これは「2nd Parl Harver」と読んでいる。方法が、日本がやった特攻に似ているからである。 BBCのスタッフは2機目のジェット機が衝突されるシーンをちょうど撮っており、それを見ただけでもゾッとするほどだった。どうしてこんなことになってしまったのか、本当に考えさせられてしまう。
☆9月12日(THU)
昨日のテロ事件が、全世界で話題を読んでいる。私の知っている限りでは、SUGIちゃんのHPとGLAYのHPでは、この件に関する数々のカキコを発見した。それをみるなり、私自身が無力だなぁって思い知らされてしまった。 GLAYのHPでは、TAKUROさんがもうすでにメッセージを残している。そして、彼は言った。 「かつてない怒りを覚えている」と。なぜかその言葉に、強く胸を打たれた。 ただでさえ辛いことがあったばかりなのに、そして「ひとひらの自由」が発売される前なのに、その前に起きたこの事件。何だか今の彼の心境が、すごくダイレクトに感じられた。 (中略) ブッシュ大統領は、「自由」を取り戻すために戦争を起こすようなことを言っているし、イギリスのブレアさん(首相だけど)もそれを手伝うって言っていた。じゃ、日本はどうするんだろうと思うけど、私としては戦争をして欲しくない。それで、余計に犠牲者を出したくない。戦争1つ起きることで、無罪の人が命を落とすことになってしまう。そうなったら、きっとその復讐心が高まって、また新たなテロが起こってしまう。そうなってしまったらまた犠牲者が増えるだけで、何も解決なんてしない。そんな無駄なことしないで、ちゃんとお互いにいい方へと進むようにして欲しい。 話し合いで解決するなんて思っていない。むしろ、何がしらの争いがあった方がいいのかもしれない。だとしても、これ以上の被害は避けて欲しい。私は心底からそう思った。
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今日、またテロを起こすという報道がありました。 そのためアメリカは、今すごくシビアな状況になっています。
どうして人は、憎しみ合わなければならないのでしょうか。 どうして人は、一緒に手を繋ぐことが出来ないのでしょうか。 どうして人は、こんなに簡単に、同じ哺乳類を殺そうと考えるのでしょうか。
どうして人は、同じ人に幸せになって欲しいと、願わないのでしょうか。
書きたいことは山ほどあります。 けどそれは、また来年にしましょう。
このテロと戦争で犠牲になった人達に、深くご冥福をお祈りします。
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