更新記録兼用日記。



 たびのおもひで。

2005年02月14日(月)

行ってきましたいたりや。
土曜に成田発ですが、私の旅は前日から始まりました。
金曜の夜、夜行バスに乗るために天王寺へ。バスに乗ったら、隣のおねーさんは明らかに日本人じゃなくて、後ろの女の子二人は韓国語喋ってて、まだ日本を出てもいないのにそこは日本じゃない状態でした。
通路はさんで隣の人はすごい音量で音楽聞いてるし、その隣の人は消灯になったらおもむろにパソコンを起動させるし。
なにここなにここなにここ。左右と後ろおかしい人だらけだよ。
最初っからこうで、この先どうなるんだろうと思っていたら、案の定

合流に失敗しました。

成田行きの電車内で待ち合わせる予定だったのですが、ははは…またやっちゃいましたよ。いっこ早い電車に乗ってしまい、彼女が乗る駅を通過しました。
うふふふふふ。
そして成田の駅がふたつある事に動揺しまくり。第二ターミナルでいいんだよな!?
超先行き不安でした。
なんとか合流してチェックインしたのですが、カウンターのお姉さんは新人さんだったらしく、彼女が戸惑っている間にみるみるうちに混んでいたはずのカウンターの人は減り、そして私とMさんは12時間一人旅が決定しました。
隣同士の席が取れなかったんですって。
昔、会社の人が旅行でニューヨークに行くのに、手違いで皆と違う便になっちゃって、ニューヨークまで12時間、現地集合の旅になっていた事を思い出しました。
笑えないわ…こりゃ…。
しょぼーんとしつつも出発前に両替してアイス食って、母に電話する。

「あ、お母さん? 今成田。行ってくるね。ところで、珍品ハイソックスって何。

母は私に最初、ちゃねるの5番を買ってこいと言っていたのですが、あとから「珍品ハイソックスでいいよ」というメールを入れてきていたのです。
珍品ハイソックスって、何!?
新品ハイソックスを打ち間違えたのか?
でも確認すると、珍品で良かったみたいです。
珍品ハイソックス…それは、イタリアで買うものなのか?
疑問を胸に機上の人となりました。
えー、12時間一人旅は、意外と快適だったです。じゃるを満喫しました。映画とか、スクリーンでしか見られないかと思ったら個別にテレビがあるんですもの、お素敵お素敵。
えくそしすとビギニングとかも上映してましたよ。見ましたとも。
後悔しましたけど。
だって!
機内食が出てき始めたあたりから丁度えくそしすとなシーンが始まって、カジキにフォークぶっさしたあたりでスパイダーウォーク壁登り版が……!
カジキは吹き出しそうになるわイヤホンはズレるわ隣の人は知らない人だからしがみつくわけにはいかないわで軽くパニックでしたよ?
流石だ、びぎにんぐ。
あとはタクシーN.Y.観て笑いの大学観てキューティなブロンドを3〜4回観てました。
じゃる満喫。
一度パリで乗り換えてからミラノへ。
辿り着いたホテルは、鍵の開け方の解らないホテルだった……。
疲れ切っているのに部屋に入れないってどういう事だ。いや、後で入れましたけどさ。
翌日からは観光です。二日目はミラノで最後の晩餐を鑑賞。
何もないがらんとした部屋の壁に描かれておりました。
おおこれが……。ちょっと感動しましたよ。
しかしそれよりも、入り口でポストカード売ってた人の方が印象に残ってたりして。

「じゅうマーイ、せんえーん。ニホンエンでせんえーん」

高いよ!!
十枚千円かよ!
でもしばらくしたら、
「いーちユーロいーちユーロ! じゅうまいいーちユーロ!」
値下がっとる!!
「いーちユーロいーちユーロ!」
すんごい耳に残る いーちユーロ でした。マイブームになりました。
あとミラノのドゥオモはすごかったですよ、すんごく綺麗。
すっごくすっごく綺麗でしたよ。なんだこれ、なにこれなにこれなんだこれ、と、言葉が出ないくらいに綺麗な建物でした。外観もそうですけど、中がすごい。
なにこれ、どこの世界? ってくらいでした。これを見ずにどこを見るんだ…。
昇ってもみましたよ。お高いエレベーターコースで行ったのに、何故か帰りは歩いて階段下りました。
そしてくそ寒いのに、アイス食べました。
何味だっけ。寒くて覚えてません。
しかし綺麗だった。すごい迫力だったんですよ。
その後ベネツィアに移動。

三日目は、サンマルコ寺院!
サンマルコ広場!
ていうか寒!
ゴンドラクルーズに行ったのですが、寒くてそれどころじゃなかったです。
わかった。水の都なのはわかった。もう十分だ。死ぬ…。
カーニバルの時期じゃないと思っていたのですが、丁度合っていたらしく、怪しい仮装をした人に観光客観光客観光客。
そしてずらずらと並ぶ仮面。いらはいいらはい仮面。ていうか仮面とか仮面のミニチュアとかマントとか魔女ッ子帽子とか仮面とか仮面しか売ってない。
一個買いましたよ。そして顔にメイクもしてもらいました。メイクしてくれたお姉さん、可愛かったー。
さかんに鼻をすすっていたので可哀相で、紙コップのコーヒーでもあったら差し入れたかったのですが、あるのはやっぱり仮面の露天ばかり。温かい飲み物なんて売ってやしない!
Mさんは寒さに負けて魔女ッ子帽子買ってました。やたらと似合ってました。ツアーの人達も似合う似合うと言っていたので、誰の目から見ても似合っていたようです。魔女ッ子め★
ハラヘリでもあったので、広場の古い喫茶店に行ってみました。ヨーロッパで(イタリアで?)一番古い喫茶店とかなんとか。
ホットミルクを頼んだのですが、やたらとヌルい。
ていうかヌルい。
あー…添乗員さんが、こっちの飲み物はすぐ飲めるようにヌルいって言ってはいましたが、ここまでヌルいとは。
おいしかったですけど、ヌルい。そして高い…。
高いといえばベネツィア、水が高い。お昼の飲み物精算の時に、メニュー表が手元になかったので、同じテーブルの方達が「何ユーロだ??」というので「5ユーロですよ」って言ったら、ありえないとかそれはワインの値段だとか聞き間違えてるとか言われたのですが、本当に5ユーロ、正確には5ユーロ50セントでした。
高!
1ユーロ140円としても、770円。瓶の底に金箔でも沈んでなきゃ納得できない。
高いよー。
そういえばベネツィアングラスも高かったです。ちょっと欲しかったけど、半端なく高かったです。
安かったとしても、あのデザインのグラスをどこで使うのか困るので買わなかったでしょうけど…。私の命にかんぱーい、とかでもしなきゃならないような杯でしたよ。
午後からは移動して、フィレンツェです。
宿、ユニットバスなのにカーテンなくてビックリでしたよ…。しゃがみ込んで、洗髪。
微妙に惨めな感じでちょっぴり笑えた。

四日め、フィレンツェ。
すごい町並みがフィレンツェー、って感じでした。規定でもあるのか、屋根は殆ど茶色。ミケランジェロ広場から見えるドゥモに大興奮。
待ってろメディチ!(無理)
まずはウフィッツ美術館。添乗員さんが何か話してくれているのですが、ちょっと遠くて聞こえない。自分勝手にきょろきょろしてました。ヴィーナスの誕生から春、そんでもってミケランジェロの聖家族と幼児洗礼者ヨハネ。
ぎゃー!
ぎゃー! なにこれー!
ジェロやりすぎ! ジェロー!
すごかった、です。
なにあれ。すごすぎ。
色遣いとかもすごかったんだけど、なにがすごいって、線。
腕の線、美しすぎ。なんっっだあれ。思いだしても大興奮です。
あぁすげぇ……。
いや美術館そのものにもときめいてましたよ。メディチメディチと呟き、鐘楼を見てはパッツィパッツィと呟く。
あーもうもう。(ウザ)
御飯の後は自由行動でした。とりあえずドゥモに戻り……たかった。
あっちだ、とお互い指さした方向が違うのにはもう慣れました。あぁ…方向音痴を直す薬とかないのか。悪い悪い。でもほら、道は繋がってるよ! 大丈夫大丈夫。私を信じろ、ついてこーい。
…これ、毎日自由行動だったら絶対喧嘩だ…。
マッジョーレ(だっけ?)教会でジェロのお墓を眺めて、写真撮って、ノーフラッシュと言われたにもかかわらずフラッシュが光ってしまった事にビビり、行きたかったお店を目指しました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。お素敵薬草石鹸を売っている店です。東京に支店があるらしいですが、そこは知らなかったふりをして、目指す、というより途中までMさんに連れて行ってもらって到着。
すごくいい匂いがしてお素敵な予感がしたのですが、あはは、店員の態度にビックリ★
私が店長ならにっこり笑って肩を叩きます。
海外でああいう日本人に出会うと凹むなー…。
一応買いましたけど、ラッシュでいいかな、なんて。
途中カフェで休んでからウフィッツ美術館までとりあえず戻りました。
美術館の横を通って川へと行く道にワインのお店があるのですが、店員さん(店主?)が日本の方で、すっごくいい方でした。話もおもしろくて親切で、さっきの薬局で凹んだ心を髄分癒していただきました。
スーパーの位置も教えてもらって、ちょっとの間だけどすごく楽しかったですよ。
ええと、ウフィッツ美術館に行かれた際にはどうぞ(笑) お店の名前を覚えていないのですが、美術館から歩いてすぐの所ですよ。
あとは歩いて宿まで帰りました。
すごく疲れたのですが、やっぱり自由行動は楽しかったですよー。
…もうちょっと、方向感覚が良ければなぁ。
この日は同じホテルに二連泊。お湯が出ないんじゃないかと、怖くて頭を洗えませんでした。ひい。

五日目。この日は移動してローマへ。朝集合時間を間違えて大あわて…。お昼は韓国料理。おいしかったです。米が食べられて(笑)
それからバチカン市国へ!
国境線……単なる柵とロープだ!! しかも柵、手で移動させられる!
何もかも許してくれるのか、神の国…。
ぼでーちぇっくを受けた後で寺院内へ。
って、ピエタはすぐそこかよ…!
もっと奥とかに厳重に保管されてるのかと思いきや、入ってすぐ右手にありました。
ぐあーピエタ。
お美しかったです。
なにあれなにあれ。
なにあの美しさ。
あんなのに、金槌もって殴りかかれやしない。
お美しかったですよー。
売店でピエタのポストカード買っちゃいました。おつり間違われました。あやうく1.5倍でお買いあげでした。
時間があったら上に昇りたかったけど…、Mさんが無理だ(笑)
それからコロッセオに行きました。というか、近づくにつれ遺跡まみれになり、何を見ていいのか、何に驚いていいのかわかりませんでしたよ。あっちむいてもこっち向いても遺跡・遺跡。
すごいなー。
ゴルゴダの丘がすぐ側でびっくりでした。
コロッセオでは野獣と野獣、野獣と奴隷、奴隷と奴隷が戦うそうです。
野獣と野獣…野獣と奴隷……。
……なんか、萌。
それからトレヴィの泉。泉について解散を告げられた瞬間、ジェラート屋へまっしぐら。
寒いけど、おいしい!
サッカーの中田選手にちなんで中田スペシャルというアイスがあって、日本人観光客にはソレを勧めてくるらしいです。
言われましたよ。
「ナカター? ナカター?」
いらないっす。チョコとチェリーでヨロ。でも言われたのは私だけっぽいんですけど。そんなに中田好きそうでしたか。
このあたりからMさんの具合が悪くなってゆきました。
ローマは、排気ガスすごいですよ。おえ、ってくらい。
ローマの三越に連れてゆかれたのですが、ちょっと見てからは懲りずに近くのスーパーへ。土産物屋よりかなり安い…。ちょっとだけローマのオペラ座も見ました。外観だけ。
夜はローマのホテルへ。風呂、カーテンの長さが足りないよ! これじゃ、床に水はねまくりだ。
この日もいじめられっ子みたいにしゃがみ込んで入浴。

六日目、は、Mさん死にかけていました。今日も同じ宿だったので、一日寝てた方がいいかもしれなかったのですが…今日はメインのポンペイだったので、結構強引に連れて行きました。ご、ごめ。
ポンペイ!
生で見るベスビオ火山、ポンペイの町。
埋もれてくれてありがとう! と、不謹慎な事を思いつつ見学しました。
すごいなぁ、すごい。綺麗に残っていました。
公衆浴場も綺麗に残ってましたよ。コロッセオから大通りに戻る途中の通りなんて、もうちょっと壁を直して屋根をつけたら、そのまま使えますよ。石畳も綺麗。
何年か前に行ったポンペイ展を思い出しながらほくほくと歩いていました。
あ〜ポンペイ。
まさか自分が行けるなんて。
もうちょっと好きにウロウロできたらもっと楽しかったのですが、道に迷いそう。
しかしMさん、せっかくのポンペイが具合悪そうで可哀相でしたよ。
ツアーの人達がすごく親切で、飴をくれたりマスクをくれたりしました。人の優しさって素晴らしいね……。
昼食を食べてからは、対岸へ。
山の上の方までずらっと建物が…。ずらっていうかみつしり。やりすぎ! やりすぎ! 別荘地すぎ! イタリアはどこもかしこもやりすぎです。
火山を背に写真をとって、新鮮な空気吸って、またローマに戻りました。

最終日。
本当はツアーになかったのですが、飛行機の時間まで余裕が出来たのでコモ湖へ。綺麗でしたよ。ちらっとスイスが見えました。ハイジー。
1時間ほど自由をもらったので、町をぶらぶらしてついでに昼食。
変な時間だったのでどこにも行けず、結局マックへ。
マック、ツアー客いっぱい。
イタリア最後の食事はマックだったよ……!
といったら、親子参加のツアーの方が、「そういえばカナダ行った時も最後はマックだった…」と。
せつ、ね…。
帰りの飛行機はなんとかお隣同士で帰りました。でもやっぱりじゃる満喫。
セルラーとまたキューティなブロンドとあとなんかすごい映画を1本観ました。ミステリーかと思いきやお笑い映画、みたいな。タイトル忘れましたが、びっくりした。特にラスト近く、女刑事と主人公が会うシーン。
「!?」
顎が外れそうになりました。
無事成田に到着したら、最後のオチが待っていました。
スーツケースを受け取りに行ったのですが、待っても待っても出てこやしない。最後だったらどうしようあはははーとか言っていたのですが、Mさんの荷物は出てきたのに私の荷物はいつまでたっても出てこない。
近くにいた女子がスーツケースが開いちゃってて、でもベルトのおかげで中身をぶちまけずにすんでいたようなので、良かったなぁでも可哀相に…と見ていたら、

自分のスーツケースはそれ以上にばっかんばっかんに開いていたようで、ベルトをしていたはずなのにおもいっきり外れていて、中身が見えかかっていて、じゃるのこ汚い箱に入れられてウィーンとターンテーブルにご登場しやがりました。

!?
開く。おもいっきり開くよ! 中身取りたい放題だよ、これ!
じゃじゃじゃじゃるの職員に謝られてしまいました。
でも元々ちょっと開きやすいケースだったので仕方がなかったですよ。今度は新しいの買おう…。
そこからちょっとだけおつきあいしていただいて帰りは国内線に乗って帰りました。国内線、国際線のビジネスクラスと同じ椅子だったよ!
めちゃ快適。椅子も倒したい放題。でも1時間しか乗らなかったのであんまり遊べなかった…。残念。
帰ったらお煎餅食べてお茶漬け食べてお風呂に入りましたよー。
風呂。なんて気持ちいいんだ風呂。水も硬水なんかじゃないよ。髪を洗ってもごわごわしない。水もかわなくていい。食べ物もしょっからくない。びば日本。
でもおもしろかったー。色々見れたし歩けたし。飛行機12時間も、全然平気でしたよ。時差はちょっときつかったですけど。でも次はアジアくらいにしておきたいです(笑)
喉を痛めたMさんもおつかり。ちょっと可哀相なくらいでしたが、帰りの飛行機の中で徐々に回復しているようだったので、やっぱり空気のせいか…。
いたりやにもラッシュがあったりミリオネラやってたりとかびっくりでしたよ。今度ヨーロッパに行くとしたらフランスかイギリスか……ポーランド。ポーランドは丸一日某所に行かせてくれさえすればそれでいいです。
でもとりあえず、アジアで。極楽ツアーで!

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芥 螢 [MAIL]

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