Monologue

2007年09月14日(金) リピイト




親愛なる友人Aちゃんが出演すると云う『ハープ&フルートの演奏会』を聴きに行く。

実はAちゃんでは無く彼女の先生(?)の演奏会だったのだが、
久し振りにAちゃんに会えたし、綺麗な旋律に身も心も癒されたので大満足。

演奏会の後、Aちゃんのハープの自主練習を知人のボマーな貴婦人Hさんと一緒に見学させて頂く。
ハープは大変高価な楽器だそうで、練習用のミニ・ハープさえ最低10万以上はするのだそうだ。
まだ自宅にハープが無いあきちゃんは、わざわざ楽器付きのスタジオを借りて自主練習しているのだそうで、
しかもスタジオも、かなり混み合っていて、なかなか予約が取れないと云う。

そんな貴重な練習時間を邪魔しては申し訳無いと、何度か退室しようとしたのだが、
Aちゃん曰く、
「人前で演奏する緊張感に慣れたいから二人とも最後まで居てちょうだい!」

彼女の願いを聴き、瞳のやり場に迷いながらもスタジオに居続けるお邪魔蟲二匹(^^ゞ
(結局、最後までは居ませんでしたが・・・)

単調な旋律を時々間違えつつも、ひたすら何度も何度も何度も繰り返すAちゃんの細い指先を見つめながら、
私は、普段やっているアクションの基本の素振りや朗読の基礎発声を想起した。

基礎練習の繰り返しは単調でありながら、最も難しく、そして最も大切だ。

彼女の姿に、
「私も自主練習を、もっと頑張らなければ!」と改めて想った。


一途に努力する人の姿は美しく、誰かを励まし、夢に向かう勇気を与える。


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