Monologue

2006年12月22日(金) 半神(『仮面ライダー・カブト』45話感想)

ひよりを傷付けた後、
泣き叫び狂いながら彷徨する2号君の前に現れる乃木3号&4号。
(数合ってる?)

二人は2号に向かって、

「追いて来い!もうすぐアルマゲドンがあるまげどん!」


冗談はさておき、
乃木3号&4号を攻撃する2号君に、
「キミはまだ産まれたばかりの子供と同じだ」と言う二人。

やっぱり2号君は天道君と同一の遺伝子から造られた人間では無いか?
(クローン以上に本人に近い他人)と、想うのだが、
三島の玩具・・・ぢゃなかった実験体にされる前は、
おそらく自我が無い状態だったのでは無いだろうか?

たとえば受精卵のまま凍結されていたとか、
身体は生育してても培養液に漬けられていたとか・・・

ひよりや両親の記憶等、必要最低限な知識だけが
後から作為的に植え付けられたのでは無いだろうか?

ちゃんとした躾や教育はされていない様な気はするが、
成長する過程の何処かで誰かに優しく愛された記憶は少しだけ有る様だ。

個人的に2号君が大好きなので、つい語り口が熱くなってしまった。
(閑話休題)

さて、2号君に倒されたひよりを目撃した途端、
それまで仲睦まじく肩を組んでいた加賀美君を突き飛ばすのは
幾ら何でも非道いと想うぞ、天道君。

そして今回初登場の根岸氏を差し置いて堂々と
『社長椅子』に座る天道君。

そんな彼を、
「いやぁ・・・『噂』通りの人だ」とか、
「『噂』通り面白い人だ」とコメントする根岸氏。

一体どんな『噂』なのか、非常に気になるワタクシ・・・

「今度指令官になった天道総司と云うヤツは大層な別嬪さん
(・・・って今時、誰も言わねェか)
とってもカワイコちゃんで、
以前、チョッピリだけ『シャドウ』の隊長を務めた
天道寺総司郎と瓜二つのイイケツをしてる。
あ、ケツだから瓜ぢゃなくて桃二つ・・・」・・・なんて
噂では絶対に無いだろう。


個人的には根岸氏よりも
映画版の大和鉄騎さんに新キャラとして登場して欲しかった。

あんな渋くて格好良い方が天道君に、
「キミのFANになっても良いか?」とか言って迫ったり、
土下座とかしちゃったりしたら、
その瞬間、私は鼻血で失血死してしまうだろう。
(根岸氏FANの方、申し訳有りません)


さて話は変わるが、
前回ミサキーヌを庇って負傷して入院中の坊ちゃま。

この病院の検査では坊ちゃまが『ワーム』だと判明しないのだろうか?
もしかして、
以前登場した若林医師が擬態ワームと共に切り盛りしていた名残で
『ワーム』が居てもスルッとスルーしてしまうのだろうか?

そして、じいやが坊ちゃまに造った料理は
どう見てもコレステロール値が高過ぎる。
あれは病人はおろか、
健常人に食べさせるのもかなり問題が有るのでは無いだろうか?
そしてそれをツッ込まないミサキーヌも良い奥さんにはなれなさそうだ。

そう云えば彼女もかけそばばっかり食べているし・・・って、
ワタクシもそんな偉そうな事が言える程
立派な食生活はしていないのだった、スミマセン(^^;)
(酒とタバコを一切やらない位かな?)

そして何故、天道君も坊ちゃまの正体に全く気付かないのだ?
加賀美君の悩みに気付いてやれよ!
呑気にスカウトなんかしてる場合ぢゃないぞ!

さて、その呑気な天道君にスカウトされて即、隊長に就任した坊ちゃま。

そう云えば『カブト』である天道君は司令官に任命されたし、
坊ちゃまもしかり・・・
な・の・に!
も、もしかして加賀美君は未だに『見習い』のままなのだろうか?
『ガタック』は『ZECT』最強のライダーの筈なのに・・・何故?
やっぱり以前、天道君に『カブトエクステンダー』をあっさり盗まれたり、
無断で『ZECT』のPC持ち出したりした事が原因だろうか?

まあ、坊ちゃまもすぐに隊員達に愛想を尽かされ逃げられてしまったが・・・

そもそも『レンタル・ビデオ』は、
ショップ閉店後は店頭のポストに翌朝までに返却すれば
延滞料金は取られない事を知らない辺り、
まだまだショ・ミーンの生活とは程遠い坊ちゃまである。
一般庶民(?)である『ZECT』の隊員達との価値観の相違を埋めるのは困難を極めそうだ。

だが、冷たい河の中に入ってミサキーヌ姫の靴を拾い上げた剣王子は、
見事姫とクリスマス・デートをする権利を勝ち得た。

途中で眠ってしまった坊ちゃまの代わりに、
ミサキーヌへのクリスマス・プレゼントを編みながら、
「どうか坊ちゃまの幸せがいつまでも続きます様に・・・」と
祈る様に呟くじいや。
だがフカフカのコートを着てピカピカの愛をミサキーヌに届けに走る
坊ちゃまは、
乃木に浴びせられた怪光線に依って、
『サソリ・ワーム』の自我を制御出来なくなってしまう。

坊ちゃまの幸せは即ちじいやの幸せなのに・・・・・・


最後に・・・
『鎖でがんじがらめの兄弟』って、やっぱ凄いよ!凄過ぎるよ!!

見た瞬間、
新たな必殺技『大リーグボール』を養成するのかと想ってしまった。
(古い人間なので(^^;))

二人をスカウトに来た天道君が、
「一瞬でも奴等を当てにしたオレがバカだった!」と吐き捨てるシーンは、
TVの前で転げ廻って大爆笑してしまった。


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