Monologue

2006年11月26日(日) いきなり勝手に次回予告(ラブラブ編・『カブト』ネタです)

(40話ネタです。
 先々週の『予告コント』or『NG編』として書こうと想っていたのですが
ちょいと時期を外してしまいました(^^;))


『ビストロ・サル』にて・・・・・・

グイ!と加賀美の腕を掴んで強引に自分の方へ引き寄せながら
岬は剣に向って冷たく言い放つ。


「アタシ達、と〜ってもラ・ブ・ラ・ブ・・・なのぉv」


「そ、そうなんだ!俺達、と〜っても!ラ・ブ・ラ・ブ・・・なんだぜv」


イヤそうに頬をぴくぴく引き攣らせながら加賀美が相槌を打つと、

「おい、加賀美!」と、
一人離れて壁際に佇んでいた天道が、
突然ズカズカとこちらへ歩み寄って来た。


「さっきから気になっていたんだが、
 お前のその『LOVE』の発音は何だ?まるでなってないぞ!」

ピシャリ!と叩き付けるかの様に厳しく投げ付けられた天道のダメ出しに、瞳をパチクリさせている加賀美の鼻先に
天道はビシッ!と人差し指を突き付ける。

「いいか?ちゃんと正しく発音してみろ!LO・VE・LO・VE!」

「え?え〜と・・・ラ・ブ・ラ・ブ?」

「バカ!『L』を巻舌で言うヤツがあるか!?
日本人はとかく『L』を『R』と混同しがちだが、舌の使い方が全く違うんだ!

こう・・・唇の間から軽く舌を突き出して・・・LO・VE・LO・VE!
やってみろ!」

「え〜と?こう舌を突き出して?・・・ラ?ラ・ブ・ラ・・ブ?」

「NO!Repeat after me! LO・VE・LO・VE!!」

岬と剣とサルの客の存在など全く無視して、
正しい発音を教える行為に没頭する天道の舌の動きを真似しながら、
「ラ・ブ・ラ・ブv」と加賀美は延々と繰り返し続ける・・・

だが彼の発音に納得出来ないらしい天道は、
渋い顔のまま溜息をフゥ・・・と吐いた。


「全く・・・大体お前は舌の動きが硬過ぎる!もっと鍛錬したらどうだ?」


「え?舌の動かし方なら、ちゃんと毎日練習してるぜ?
こないだお前にキス下手だって言われてからサクランボの枝使って・・・

・・・!Σ( ̄□ ̄|||)ハッ!!」



(次週もお楽しみに♪)


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