Monologue

2006年10月09日(月) 碧空(『仮面ライダーカブト・36話感想)

まず、お米を研ぐ前に爪を切らせるべきなんじゃないだろうか?師匠!!

蓮華嬢が七年間『干飯』しか食べられなかったのは、
単に彼女が家事全般において才能が皆無だったからに違いない。
他の『ZECT』の訓練生は『芸能人一万円生活』みたいに自分で工夫したり、
バイトしたりして何とか普通にご飯を食べていそうだ。

彼女を観てたら、
加賀美君がいきなり優秀なバイト君に感じられてしまった。

さて、その加賀美君、
どうやら家出をして一人暮らししているらしいが、
最近は『天道家』や『サル』や『坊ちゃま家』で寝食を過ごしているらしい。

・・・と云う事は、
かつて自分が住んでいたアパートは既に引き払ってしまったのではないだろうか?

突然ふらりと誰かの家に泊まっても、
もれなく衣食住付き、
その一つは天蓋付きベッドだなんて、人徳の高さにも程が有る。
さすが、カ・ガ〜ミ♪

そのカ・ガ〜ミ♪の頼みでも「これだけは聴けない!」と、
立川に剣を振るう坊ちゃま。
彼が自分自身の正体を知る時を想うと切ない。

それにしても、天道君と加賀美君は一体いつ仲直りをしたのだ?
先週のビデオを観直しても、
「オレが加賀美とヤる時は誰にも邪魔させない」から、
特に何も進展した様子は無い。
まさか、その後、
「一対一で決着を付けた」のでは・・・・
(ちょっぴり(?)『妄想』モード(*^^*))

いずれにしても、二人が仲直りして本当に良かった。
やはりこの二人には仲良しこよし♪でいて欲しい。
二人揃って受身からダブル変身に至るシーンは、
ピッタリ呼吸が合っていたのが嬉しくて、TVの前で小躍りしてしまった♪

それにしても『カブト』と『ガタック』って、
同じ神話の登場人物の名前とは想えないのだが一体ドコの国の神様なのだ?


そして『地獄のホッパー兄弟』は一体何が目的で現れたのだろう?
さっぱり判らない。

麗華さんか三島辺りに、
「カブトとガタックを始末しろ」とヒソカに依頼されちゃってるのかもしれないが、
それならば何故トドメを刺して行かなかったのか?

あれでは単なる嫌がらせか、憂さ晴らしのリンチにしか想えない。

ところで『パンチ・ホッパー』って地味なカラーリングだなぁと想っていたら、
実はシルバー&ブロンズで、なかなか格好良かった。
「光の道を歩けない」とか、うんたらかんたら言ってないで、
もっと明るい処で活躍すべきだと想う。
でないと照明さんが困・・・(違)

影山君の「穢してやる!太陽なんて…!」と三白眼で言う台詞の言い方が、
いかにもアングラ芝居か、
パンクバンドの人っぽくて個人的に好み。

「相棒!」と呼ばれているのに「兄貴!」と答え、
コスチュームも愛しい兄貴に合わせてバッチリコーディネイトな影山君。

もし天道が『ザビー・ゼクター』を返してくれても受け取らないだろう。
かつての加賀美君同様、
「もっと大切なモノを掴んだ」のだろうから・・・
(……とか云って、ちゃっかり返して貰ったりもしそうだ(^^;))



『赤い靴』のエピソードを話すシーンの加賀美パパ、
こんな本田博太郎さんを観る度、さすが舞台俳優様だなぁと感じる。
肩をすくめる動作一つ取っても正に『本領発揮』である、素晴らしい!


そんな加賀美パパの、
「カブトとガタックも赤い靴を履いている」と云う台詞だけで、
「ワームを倒し続ける暴走スィッチの様なモノが仕掛けられているらしい」なんて、
信じ込んでしまう天道君、
『妄想』にも程がある(←お前が言うな!!)

『毒電波』(?)に苦しめられながら、
自分の意思とは無関係に立川を攻撃する天道君を必死で制止する加賀美君。

「自分を犠牲にしてでも誰かを助ける」加賀美君を
「戦士には向かないタイプ」と、
かつて天道君は言っていたが、
その加賀美君を『戦いの神ガタック』は選んでいる。

自分が傷付く事なんか、
心底どうでもイイ人なんだろうな、加賀美君は……

『ホッパー兄弟』に倒された後、
真っ先に天道君の名前を呼んで、駆け寄ってくれたのが嬉しかった。

そして碧空の下、
「腹が減ったなぁ・・・」と言い乍ら草原に寝転がっている二人の姿に胸がときめいてしまった。

この後、きっと天道君が美味しいご飯を沢山造って加賀美君に食べさせてあげるんだろうな・・・

ところで若い男の子がモリモリ沢山食べる姿って何だか色気を感じてしまう(私だけ?)



最後にラストの天道の台詞、

「約束してくれ、
オレが暴走してひよりを倒そうとしたら、お前がオレを倒せ。
但し、その逆の時はオレがお前を倒す」と差し出された天道君の掌を取らなかった加賀美君。

「お前を倒すのもお前に倒されるのも真っ平だ」と加賀美君は想っていたのではないだろうか?
特に前者は真っ平だと想っているに違いない。

でも、もしもの時、
加賀美君は天道君に止めを刺す事が出来たとしても
天道君は絶対に加賀美君に止めを刺す事が出来ないと想う。



ところで予告でカブトが振るっていた黄金の剣は『予告コント』で暴れていた
『彼』と何か関係が有るのだろうか?

今回の『予告コント』の二人は仲睦まじくて可愛かった。
この『コント』はDVDに収録されないのかなぁ?


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