Monologue

2006年09月18日(月) まぢなひ

“『夢』と云うヤツは呪いに似ている。
呪いを解くには『夢』を叶えるしかない。
だから『夢』を叶える事が出来ずに挫折した者は一生呪われたままなのだ”

これは、
あるドラマの中の台詞なのだが、
この台詞を聴いて、
未だに『夢』を叶える事が出来ない自分も呪われているのではないか?と想ってしまった。

大した才能も無い癖に分不相応な『夢』を抱いて、
だから『夢』を叶える為の稽古はいつも大変で苦しくて、
(好きな事の筈なのに何でこんなに辛いんだろう?)と、常々疑問だったのだが、
呪いと同義語(?)なのだと聴いたら、何だか素直に納得出来てしまった。

だが、どうやら呪われているらしい自分の身上を『不幸』だとは全然想えない。
(才能が無いのは不幸だと想うが・・・)
どんなに稽古が苦しくても辛くてもジレンマに陥っても・・・
そんな事を想いながら観続けていたら、
そのドラマの中に、
“『夢』は麻薬みたいなモンだ”と云う台詞が有って、

何だ、
やっぱりそう云う事なのか・・・・・・と自覚した。


 < BACK  INDEX  NEXT>


ななか [HOMEPAGE]