Monologue

2006年08月17日(木) 恐怖!爆破予告!の巻

(前回までのあらすじ)
締日を目前に溜まりに溜まった書類を処理し、何通もの書類をポストに投函し終えた私は、ようやく会社を出て稽古場に向かったのであった・・・

さて集合時間より少し遅れて稽古場に着いたのだが、何故か他のメンバー達は稽古場の外で困惑した顔付きで立ち尽くしている。

どうしたのだろう?

何かの手違いで稽古場が使えなくなってしまったのだろうか?

・・・と、首を傾げながらメンバー達の方へ歩み寄る私に向って、


「びびさん(仮名)!大変です!稽古場に爆弾が仕掛けられてるらしいです!」

メンバーの一人が、そう言い放つ。
どうせ冗談だろうとメンバー達に「何が有ったの?」と尋ねると、

「だから言ってるじゃないですか!
稽古場に爆弾が仕掛けられてるらしいんですよ!」

「えっ・・・ウソ!本気?!(・・・と書いてマジ?!と読む)」


「ウソみたいでしょ?でも本気(・・・と書いて(以下略))なんですよ」
そう呟くメンバー達の瞳は真剣そのものであった。

本気?!


聴けば、何と!この稽古場だけで無く、近隣地区一帯の公共施設、病院等に「爆弾を仕掛けた」と云う予告電話が入ったのだそうだ。


悪戯の可能性が高いのだが、かと云って100%爆弾が仕掛けられいないと云う保証も無いので、申し訳無いが今日は稽古を中止し、早急に帰宅して欲しいとの事。


まだイマイチ実感が沸かずに呆然と立ち尽くしている私達の前に何と本物のパトカーがやって来てしまった。


こうなっては残念だが稽古は中止せざるを得ない。

主催のH先生と何人かは事後確認(と、承した飲み会)の為に居残ったが他のメンバーは何も出来ずに帰宅する羽目になってしまった。

その後、結局どの施設も爆破されずに済んだ。

だが、せっかく懸命に時間をやりくりして、皆、集まったのに、こんな事になってしまうなんて・・・


こんな悪戯をする心無い人の脳髄こそ爆弾で吹っ飛ばしてやればイイのだ!!

(・・・と珍しく過激な台詞にて今日の『日記』を締め括るワタクシなのであった)


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