Monologue

2004年12月19日(日) 赤報隊

知り合いのS君の出演する舞台を観に中野へフラフラ行く。

舞台のタイトルにもなっている『赤報隊(せきほうたい)』と云うのは、
幕末に『新政府』側(薩摩藩・長州藩・土佐藩を中心とした団体)の兵士として
活躍した団体だそうで、
西郷隆盛の命令により関東へ進軍し、
幕府方の諸藩を制圧し、年貢半減令を拡める事で、
それまで徳川幕府によって虐げられて来た農民を助けていたのだそうだ。

(要は「『新政府』が勝ったら年貢が半分になるから、
農民の皆様方『新政府』を応援して下さい!」と言いながら全国を廻っていたのだそうです)

しかし間も無く『新政府』のエライ人達の間で『年貢半減令』を取り下げる事になってしまった。

(『年貢半減令』を謳い文句に掲げたものの、
実際に施行したら大赤字になってしまうからと云う理由……
全くエライ人達のやり方って、昔から変わってないんだなぁ、チクショウ(涙))

だが、一度言った事を取り消すと『新政府』のイメージが悪くなってしまうと云う事から、
『新政府』は何と『赤報隊』を“偽者”として処罰してしまう事にしたのだ。
そうすれば『年貢半減令』も“偽者”が言った嘘にしてうやむやにしてしまえるから……

こうして虐げられて来た農民を救うべく、
魂の限り奔走し続けた『赤報隊』は賊軍の汚名を着せられたまま、
慶応4年(1868年)3月3日、相良総三隊長(享年30歳)を含む8名は
何一つ弁解する事も許されず処刑されてしまった。

『赤報隊』だけに限らず、
こんな風にエライ人達の勝手な都合の犠牲になった人達は沢山いらっしゃるのだそうで、
自分が平和な時代に生きていられる事はありがたい事だなぁ……としみじみ痛感した。

普段、自分が抱えている悩み事なんて、何て些細でちっぽけで愚かなのだろう。


舞台は若干話の筋や人物の詳細が判り辛い処が有ったが面白かった。

若い役者さんばかりな所為か、全体的に元気が良くてエネルギーが有るので好感が持てる。

作・演出・主演の堀口とんぼさんの指導が良いのか『殺陣』はすごく上手だった。
この方の教室には私も習いに行きたいと思っているのだが、忙しくてなかなか叶わない。

S君は相変わらず、舞台の上でも下でも元気の良い柴犬の様だ。
フリスビーを投げたら尻尾を振って取って来そうな位に可愛らしいし、
もちろん『殺陣』も格好良い!

しかも今回は身重の姉を救う為、『赤報隊』の仲間を裏切らされ、『新政府』に殺されてしまうと云う、切ない(役者としてはオイシイ)役処。

全体的に堀口さん始め、役者全員の熱が伝わって来る良い舞台だった(^^)


終演後、帰りにまたまたまた……『ラーメン』を食べてしまう。

昨夜もとおのさん(^^)ととんこつラーメンを食べたばかりなのに、しかも替玉までして……

太るのも嫌だが、体脂肪の増加は、それ以上に心配だ(なら食べるなよ)


話は変わるが、今朝から歯が痛くて堪らない。

この忙しい時期に虫歯なんて・……

一体いつ歯医者に行けると云うのだ!!


体重増加も虫歯も自分の不摂生が招いた不徳である、自分のバカバカ!!


こんな悩みなんて、本当に些細でちっぽけで愚かである(−−)


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