Monologue

2004年10月17日(日) くすくす日記

某都立図書館にて、
浦沢直樹さんの本を借りられなかった代わり・・・・・・と云う訳では無いが、
知り合いの方が読んでいらして気になっていた池田あきこさんの本を何冊か借りてみた。

池田あきこさんが描かれる猫のダヤンと仲間達が住む
『わちふぃーるど』の世界に惹かれる方は多く、私の周囲にもファンが沢山いたのだが、
数年前の私は今よりもずっと天邪鬼なヒネクレ者だったので、
いかにも万人受けしそうな流行りモノや可愛らしいキャラクターを
わざと避ける傾向が有った所為か、ほとんど興味を抱かなかった。

(最近は多くの人の支持を受けられる物は、
やはりそれだけの引力を秘めているのだと云う事が判って、
なるべく触れる様にしている・・・・・・って偉そうだなぁ、スミマセン)

知り合いの方が読んでいらしたのは、
池田あきこさん自身がモロッコに行かれた時の『旅行記』

「『クスクス』と云う料理が紹介されているにも関わらず、
肝心の『クスクス』の正体が一体何なのかイマイチ良く判らない」と、
云う知り合いの方のコメントに興味を抱いた。

なかなか面白そうである。

だが私が行った図書館には池田さんの『旅行記』は無く、
同じ区内の他館からの取り寄せになると云う。
『旅行記』の取り寄せを頼んだ後、
この図書館内に置いてある池田さんの本を探す。

この方の本は絵本ばかりなのだろうと云う先入観を抱いていたのだが、
何と文章がメインになっている長編シリーズを『一般書』のコーナーで発見した。

ためしに借りて読んでみたら、物凄く面白かった。

何よりも池田あきこさんの巧みな文章力に驚かされてしまった。
文章だけでも童話作家として名を馳せられそうなのに、
あんな素敵なイラストも描けるなんて、スゴイ!!

『ダヤンわちふぃーるどへ』『ダヤンとジタン』『ダヤンとタシルの王子』の三冊を借りたのだが、
想像上の国『わちふぃーるど』の世界観が細かく創り上げられていて、
グイグイ引き込まれてしまう。

地理はもちろん(地図がカワイイ)
ちゃんと歴史が有って、壮大な物語になっているのには驚かされた。

もっと何の悩みも哀しみも苦しみも無い世界観なのかと思っていた自分を深く反省。

猫のダヤンが住んでいる『わちふぃーるど』のタシル村が昔は王国で、
仲良し猫のジタンは昔そこの王子だったが、
どうやら不老不死になる『命の泉』の水を飲んで死ねない身体になってしまったらしい、とか、久しぶりにわくわくドキドキさせられた物語だった。

(個人的にはジタンの妹姫の白猫バニラと使い魔キメイラの関係に心惹かれた。
 やはり自分は不器用な恋が好きらしい)

『旅行記』も早く読んでみたい(^^)


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