Monologue

2004年07月06日(火) つういん日記

今『耳鼻咽喉科』に通っている(涙)

正確には舞台本番の1週間前からだ。

市販の咳止めで抑えていた咳が、とうとう止まらなくなってしまい、
昼の仕事が終わった後、稽古場に行く前に駅前の『耳鼻咽喉科』に立ち寄った。

(とりあえず診てもらって、薬を貰おう。病院の薬の方が効くし・・・・・)位の
軽い気持ちで診察を受けた私に向かって、恰幅の良い医師はこう言った。

「『ファイバー・スコープ』(極細の管の先にカメラが付いた検査器)で喉の奥を検査します。

どんなに小さいガンが有っても、すぐ発見出来ますから安心して下さい」

それを聞いた途端、全身が総毛立った。

「まさか・・・ガ、ガンとか、ポリープとか出来てるんですか?」

「それをこれから調べるんですよ」

“検査は痛くないですからね”と、鼻と喉の奥に麻酔を塗られて、
『ファイバー・スコープ』なる検査器の細い管が左右の鼻の穴にそれぞれ差し込まれる。

「“エーッ”と言ってみて下さい」

医師に言われるまま“エーッ”と声を絞り出しながら、

(もし口頭ガンやポリープとか出来てたら手術しなきゃならないのかな? 
舞台はどうなるんだろう?降板しなきゃならないの?)・・・等と云う不安に苛まれていた。

結局、口頭ガンやポリープ等の腫瘍は出来ていなかったので一安心。

(ウチの祖父は口頭ガンで亡くなったので本気で心配だった)

だが咳が酷いのを一ヶ月も放置しておいた所為で、
鼻と喉の粘膜が炎症を起こして真っ赤に腫れ上がり、気道を塞いでいるのだと云う。

「1日おきに通って来て下さい。あと、しばらくの間、必要以上は声を出さない様に!」

え?
声を出すな?

そんな事、出来る訳無いではないか!

「困ります!私舞台に出るんですよ!」

たとえ脇役とは言え、ちゃんと台詞が有るのに・・・・・・
もちろん降板なんて絶対、絶対したくない!!

涙目で訴えると、
「それじゃ、副腎皮質系の強い薬を沢山出しておくから・・・・・・
台詞を言う時以外はマスクを着用して極力喋らない様にして下さい」

それと公演が終了したら、
真面目に通院する事を約束させられて、私は『耳鼻咽喉科』を後にした。

薬局に寄って『処方箋』を出したら、
あまりにも大量の薬を渡されたので吃驚!!(汗)

『錠剤』が4種類『粉薬』が2種類『点鼻薬』に『うがい薬』
『簡易吸入器付きの薬』(←『スケバン刑事』で喘息の男の子が使用していたヤツ・・・って
判り辛い説明でゴメンナサイ)まで貰ってしまった。

稽古場で休憩中に軽食を摂った後、大量の薬をザラザラ服む私の姿に
共演者の方々が心配そうに声を掛けて下さった。

「ななかさん(仮名)大丈夫?ムリしないでね」

本番前なのに・・・・・と皆に申し訳無く感じつつ、
稽古の合間を縫って病院にも通わせて頂いたお陰で、
本番ではきちんと声を出す事が出来た。

だが、調子に乗って台詞以外の事をベラベラベラ・・・・(以下略)と喋り過ぎてしまった所為で、また昨夜から咳が止まらなくなってしまった。

仕方無く、会社ではマスクをして大量の薬を服んで、真面目に病院に通っている。
「真面目に通えば、すぐ良くなりますからね」と云う医師の言葉を信じて、
もう少し頑張ろう(^^;)


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