『トリビアの泉』で紹介されたネタの中に、 『第二次世界大戦中、 富士山をペンキで真っ赤に塗って日本軍の士気を下げる作戦が計画されていた』と云うのが有った。
「蒼く荘厳な富士の山は日本人にとって大きな心の支えである、 その富士山をペンキで真っ赤に塗ってしまえば、日本人達は意気消沈するに違いない!」と云うのだ。
確かに効果の有りそうな作戦ではあったのだが……
富士山を全部塗るのに必要な赤ペンキが約12万トン、 それを運ぶ為に必要なB29が約3万機。
そして米軍基地の有るマリアナ諸島から日本までの距離が約2500km、 これを3万機のB29が往復すると、 約200万ドル(日本円で400億円)も掛かってしまう事が判り、 「あまりにも経費が掛かり過ぎる」と云う事で実行されなかったそうだ。
米軍が本気でやろうとしていたとは到底思えない作戦のコミカルさに、 TVの前で大笑いしてしまったが、 ふと、 その後、実際に米軍が日本に対して行なった作戦を想起したら、笑えなくなってしまった。
もしかしたら『富士山赤ペンキで塗ってしまえ作戦』が実現して、 それに依って日本軍が負けていた方が良かったのかもしれない……
富士山が真っ赤になってしまうのは哀しいけれど、 大勢の人達の血が流されるよりも、 約12万トンの赤ペンキの方がまだマシだったに決まっている(と思う)
最近も、あちこちで『テロ』が起きて大勢の人達の血が流され、貴重な命が失われて行く。
敵側の士気を落す事が『テロ』の目的だと云うならば、 いっそ巨大なビルの壁面にペンキで『ニャロメ』の絵でも描けばいいのだ。
|