Monologue

2002年10月17日(木) ああ たまらない

ふと財布を覗いたら105円だけしか入っていなかった。

でも105円有れば菓子パン位は買えるなぁと思いながら、
退社後、空きっ腹を抱えてロ○ソンに寄った。

税込み105円のツナパンをレジに持って行き、
「温めますか?」と云うレジのお兄さんの言葉に「はい」と肯く。

「パンの袋、少し開けますね……」と言いながら、
お兄さんはパンの袋の口を破いて、レンジに入れてスイッチを押し、
「105円です」と言った。

財布を開けて、小銭を数える……と、何と!95円しか入っていないでは無いか!!

そんなバカな……と思いつつ数え直してみたがやはり足りない。

どうやら、数え間違えてしまった様だ。

う〜ん……マズイ!もう1杯!!(←違)

どうしよう?

買うのを止め様にも、
袋の口を開けて、レンジに入れられてしまったパンはもう返品不可だろうし……

どうして自分はレジにパンを持って行く前に、財布のお金を再確認しなかったんだろう?と
悔やみながら、
仕方無く『ロ○ソン』内のATMに行き、
キャッシュカードを入れて『お引き出し』のボタンを押した。

もう既に6時を過ぎていたから、手数料は210円掛かってしまう。
たった10円足りなかっただけなのに、随分高く付いてしまったが仕方が無い……と、
その時、ふと或る事に気付いた。

『ロ○ソン』のレジは『J−Debit』に対応している。
つまりキャッシュカードで支払いが可能なのだ。

だが、それに気付いたのは、もう既に操作を終えた後だった。

105円のパン代をキャッシュカードで支払うのは恥ずかしいかもしれないが、
もっと早く気付いていれば、
105円のパンを買うのに315円も掛けなくて済んだ筈だったのに(><)


世の中は便利になっているのだから、もう少し冷静になって対応しろよ、自分……と、
深く反省しながら、
お兄さんに温めて貰ったパンを齧りつつ、駅に向かってトボトボ歩く。


自分がお金を貯められない理由を改めて痛感した今日の出来事(涙)


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