| 2002年07月12日(金) |
『愛なんていらねえよ・夏』 |
……も面白かった(^^) あんまり面白かったばっかり言っていると節操無しみたいでイヤなのだが、 本当に面白かったのだから仕方無い。
堤監督の撮り方はイイvvと思う。 この人の作品を観ていると『映像も芝居するんや』としみじみ感じる。 自分には専門的な事は判らないが、 画面の作り方や見せ方が上手い人だなと常々思っている(^^)
東京は新宿歌舞伎町のホスト・レイジ(渡部篤郎さん)は金しか信じない男。 (誰かさんみたい〜vvと既にドリーム・モードのワタクシ)
自分の客への横領教唆罪で逮捕されて、 半年後出所した時は何と7億円の借金が残っていた。 2ヶ月以内に返済しないと注射一本で殺されて内臓を売り捌かれてしまう(らしい) (この借金取りを演じているのが森本レオさん。 一見温和そうな人がこう云う役をやると本気で怖いと思う)
レイジに唯一残されたのは、自分が面倒を見ていたホストの後輩、 礼慈(レイジの逮捕後、交通事故で死亡)の為に借りていたボロ・アパートの一室のみ。 そこへ弁護士が、礼慈の生き別れの妹亜子(広末涼子さん)が10億の遺産を相続し、 その妹に逢う様にと礼慈を尋ねて来る。
レイジは礼慈の妹を騙して遺産を奪おうと画策する……のだが、 盲目の亜子は逢いに来たレイジを杖で傷付けて、こう言い放つ。
「愛なんていらない!」
「氷の様に冷たいその声は、 何も見ていないその瞳は、 何処かオレに似ている様な気がした」
金しか信じない男と愛を信じない少女がどうなって行くのか、 二人の関係の変化が今後とても楽しみ(^^)
ちょっと『レオ×クラ』っぽいしvvv(←『妄想』はいいから、ちっとは『更新』しろよ!!)
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